Hanuman Templeとモンキーパンチ
Hanuman Temple(Monkey temple)には是非行きたいと言う旅仲間チャーリーのリクエストで、歩いていくことにした。炎天下に日陰もなく歩くのは本当にキツイ・・・この三十路プラス1の体に突き刺さる日差し。1時間ちょっと歩いて、ようやくたどり着いたと思ったら、Hanuman templeまでは約600段の階段が待ち伏せていた。もぉ、いい加減にして!と思いながらも、踏ん張って上まで登ると、そこには今までには見たことのないような景色が広がっていた。どこまでも続く石山と緑の絨毯のように広がる田んぼたち。この広大な景色に浸っていると、たくさんのゲストがお出迎え。自然の中にいると、人間が本当にポツンと小さく見える。自然がどれだけ偉大なのか、肌で感じて、心から「ありがとう」って地球に感謝ができる。インドに来るまでHampiという町を知らなかった自分。こんなに広大で神聖な場所に辿り着けて幸せいっぱい!!!でも、ここ、今のHampiの町は遺跡発掘調査のため、すべてが壊され、ここに住んでいる人たちは移動を余儀なくされてしまう。あたしたちが泊まっていたゲストハウスのオーナーさんが悲しそうにこう話してくれた。「あたしはここで25年もゲストハウスを経営しているのに、政府の遺跡調査のために山奥に住まわされることになったのよ。この家もビジネスも奪われるのに、あたしたちに支払われるのはたったの60,000ルピー(約12万円)。また自分たちで仕事を探さなくちゃいけない」この遺跡が発見されてからだいぶ時が経ってるのに、せっかくビジネスを始めて生計を立ててる人たちの仕事を今更奪っちゃうのかよ・・・・どこの国でもやっぱり政府への不満はたくさんあるんだと実感した瞬間だった。ポチッとお願いします☆にほんブログ村