● 思春期の子どもは、閉鎖的になっても、それは「普通」
こんにちは 三浦真弓です。
以前、coachAの集合プログラム
「コーチとして開放的であるとは」
を、オンラインで受講しました
コーチングのスキルを磨く日もあれば、
コーチとしての「あり方」を学ぶ日もあるということで~
今回は
「コーチとして開放的であるとは」
開放的と言う言葉を考えながら
「閉鎖的」についても考えたのですが…
思春期の子どもって、閉鎖的になるんですよね。
これまでも、その時期のお子様について、書いてきました。
思春期・反抗期は、自分のココロを閉ざしていく時期もありますね。
サナギだと思うと、わかりやすいなとおもって
いつも、このイラストを載せています。
成長の途中として、
必要があってサナギになっています。
「ヒト」も、大人に向かうにあたり、
うまく自分を、考え方を表現できないと思っていたり
どうしたらよいかわからなかったり
実際に、コミュニケーションに困ったり、悩んだりして
「閉鎖的」になるのが、思春期・反抗期の時期。
決して、悪いことじゃないんだよね…
文字のイメージは「開放的」が明るくて
「閉鎖的」は暗い印象があるかもしれないけど。
コーチングのワークをしながら、
そんなことを思い出していたら、
シェアの場面でも、
「自分で意識して、閉鎖的にすることもある」
「自分のいろいろなコンディションが整っていないときは
開放的に出来ないから、閉鎖的にする」
なんていう意見も出てきました。
コーチのあり方として、
自分の意志で、開放的にしたり、閉鎖的になることができる。
親子関係ではどうかな
子どもが、自分の意志で閉鎖的にしているときに
「あぁ、今、サナギタイムね」
と、信頼して見ていられるでしょうか?
それとも、
心配になって、あれやこれや色々な手段で
わが子の今の気持ちや考え方を知りたいと探ってしまい、
そんなことをされたくない子どもから、
「ウザい」
なんて言われることもあるんじゃないかな…
思春期の子どもは、閉鎖的になることがあっても
それは、成長の過程で「普通」ですから。
もちろん、
「色々な辛いことがあっても、親に心配をかけたくないから黙っている…」
そういうことには、ちゃんと対応をしていきたいですが。
その確認のコミュニケーションがとれていたら
あとは、自分から出てくるのを
静かに見守りたいですね。
「どんなタイミングで見守ったら良いの?」
「実際、閉鎖的すぎて困っている」
なんていうことは
こちらで、ご相談いただけます。
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基本を学びたい方は、こちらをどうぞ。
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