うちの子は、反抗期がないけど、大丈夫かしら? | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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● うちの子は、反抗期がないけど、大丈夫かしら?

こんにちは! 三浦真弓です。

個別に相談をお受けしたり、学校で子育てのお話をさせていただくと、ときどき、次のような質問をされることがあります。

「うちの子は、反抗期がないけど、大丈夫かしら?」

この「反抗期がない」というのにも2パターンあるように思います。

その1

小学校も高学年になれば、こういう態度をするよね~と思っていらして、わざわざ「わが子に反抗期が来た!」と意識されていない場合。

自分も中学生のとき、先生に文句を言った記憶があるなぁなんて思っていたりすると、お子様が同じようなことをしているのをみても、それほど気にならないということもあるようです。

でも、お子様の側からすると、

「今、反抗期中ですけどね!」

という場合もあるのではないでしょうか。

その2

本当に大人や、社会に対して、反抗していない場合。

反抗していないというか、素直に自分の周りに起きていることを受け入れて、疑問を持っていない場合とでもいいましょうか。

反抗しないので、親も対応は楽でしょう。

しかも、家の壁にも穴は開かないことでしょう(笑)

ただ、私自身は、人の成長において「反抗期」は大切なものだと思っています。

結局、今の状況を受け入れるにしても、いったん

「どうなの? これ!」

と疑問に感じて、抵抗することには抵抗してみて、そのうえで自分で考えてみて、受け入れて欲しいと思うんですね。

周りの様子を素直に受け入れて、それを模倣した行動がとれるのは、年齢が一桁の間くらいのものだと思っています。

なので

「反抗期を作らないように育てた」

なんていう話にはびっくり!

普通に育てていて「反抗期がない」のではなくて「反抗期を作らないように育てた」ですからね!

私自身は、反抗期は、チョウで言えばサナギの時期だと思っています。

そうか~

サナギにならなくても、チョウになれちゃうの!?

もし、この方にお会いする機会があったら、竹山さんみたいに、反論しちゃうような気がしています。

お子様に、たくさん本を読ませるようにしてきたというのは、よいことだとは思いますけどね。

どのような子育てをされてきたのか、本でも読んでみようかなぁ。

「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方/KADOKAWA/角川書店

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受験は母親が9割 灘→東大理Ⅲに3兄弟が合格!/朝日新聞出版

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って、商売の作戦にはまってる?!(笑)

子育ての最終目標が、きっと違うんだろうなぁ

この方とは…

親が何か子どもにググッとアプローチするのではなくて、子どもがその子らしく成長するためのかかわり方を知りたい方は、こちらでお待ちしています。