社員と顧客と経営者の幸福 -23ページ目

ソリューション・カフェ紹介

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。

ソリューション・カフェ・プロジェクトのご案内ページです。


ソリューション・カフェとは

 コミュニケーションの不足が社会のさまざまな問題を引き起こしているとの想いから、コミュニケーションを通じて人々を支援することを目的につくられたコミュニティです。


 NPO法人日本ソリューショントーク協会に事務局を設置しています。


ミッション(使命)

私たちは、人々のコミュニケーション能力を向上し、豊かな人間関係の構築を支援します。


ビジョン

人々が高いコミュニケーション能力を身につけ、
お互いのソリューション(夢や希望の実現)に向けて
助け合う社会を実現する。


提供するサービス

コーチング

カウンセリング

キャリア・コンサルティング

ソリューション・フォーカス流コミュニケーション全般

組織コンサルティング

研修、セミナー、ワークショップ


メンバー紹介

橋本文隆 
ソリューション・カフェ代表(当ブログのオーナー)
強みを伸ばすマネジメント! 解決思考コーチング


コミュニケーション心理学研究所



遠藤正信(愛称:ZABEE ざびぃ)

TFT(経絡タッピング)&SFA(カウンセリング)でトラウマの解消と心身の解決についてお手伝いしています★

ざびぃ★こころの羅針盤ホームページ


ざびぃ★こころの羅針盤ブログ  



田尻健二

心理カウンセリングの部屋

各種カウンセリング・スーパービジョン・カウンセリングの練習・傾聴講座のご案内と、心理療法・心の病についての考察を掲載



夢占い・夢診断・夢分析の部屋

夢診断・夢分析のご案内と、夢占い(夢の心理学的な意味)・私自身のセルフ夢分析を掲載


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Q&A 質問と回答



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役に立たない震災復興会議

こんにちは、ようやく復調してきた 
心のソムリエ 橋本文隆です。

震災復興会議がようやく議論をまとめていますが、
私はこの会議は役に立たないと見ています。

先日、某番組に会議のトップが出演していました。

番組では被災地の市長が、「今一番必要なのは仕事だ
と訴えていました。

そこで復興会議のトップは、「リスクを恐れずやる
と断言しました。

「どんなリスクを取るのですか?」

と聞かれたときの答えが、
財源をどうするか、増税か国債か、逃げずに議論する
です。

みなさん愕然(がくぜん)とされていました。


はっきり言って、そんなことどうでもいいです。
仕事が欲しいという被災者と、問題意識がかけ離れています。


財源などは、国民(国民から選ばれた政治家)が決めることで
恣意的に選ばれた会議のメンバーが決めることではありません。


復興会議に望むのは、規制や法律、省庁間の壁、既得権益などにしばられずに、批判を恐れず、未来の構図(ソリューション)を描くことです。

その案を実行するのは政府であり、財源を考えるのも政府の仕事です。

権限もなく、財政や経済の専門家でない復興会議のメンバーが検討するのは筋が違います。

「復興会議が増税と決めたから増税します」と菅総理が
言っても、国民は納得しないでしょう。

(ちなみに増税しなくても財源はあります。)

菅総理は、会議ばかり作っていると批判されていますが、
会議の目的、テーマ、求める成果物、期限などを明確にし、
意思決定と実行のシステムを確立することが大切です。

このようなマネジメント・システムをつくることも、
コミュニケーションの重要な役割です。


恐るべき東電のコミュニケーション

こんにちは、昨日より少し体調がマシな 
心のソムリエ 橋本文隆です。

原発の海水注入が実は中断されていなかったとわかり、
愕然(がくぜん)とされた方も多いことでしょう。

社内のコミュニケーションがよくないのは、多くの企業で
見られることですが、さすがに、ここまでひどい会社も
珍しいのではないでしょうか。

事実を正確に把握し、結論を明確に述べるという、
ビジネスコミュニケーションの基本ができていません。

海水注入を中止したと発表していた時間は、実際には
TV会議で中止しようと決めた時間です。

会議で決定した時間 = 実行した時間

と考えること自体異常です。

ビジネスの基本は、
PLAN - DO - SEE(計画-実行-確認)
です。

<PLAN = DO>
計画されたことは、すなわち実行されたことと考えている組織に、SEE(確認)というフェーズはありません。

説明が二転三転するのも当然です。

思考と行動は異なるからこそ、確認が必要になるわけです。

ソリューション・フォーカス(解決志向)コミュニケーションでは、
フィードバックというコミュニケーションを、最も重視します。

なぜなら、常にギャップが生じるのがコミュニケーションの本質であり、それを理解したうえで効果的なコミュニケーションを実現する鍵はフィードバックにあるからです。

東電や政府関係者にも、ぜひ、ソリューション・フォーカス(解決志向)のコミュニケーションを学んでいただきたい。


2,000円のつもりが55,000円の出費

こんにちは、体調を崩して戻らない 
心のソムリエ 橋本文隆です。


ブログのテーマに全然関係ない個人的な話です。

最近、Webカメラは、200万画素で2,000円くらいで
手に入ることを知りました。

ネットでも最近動画が多いし、それくらいならと思い、Webカメラを手に入れることにしました。

お店に行くと、HD(ハイビジョン)対応というのがありました。
同じ200万画素でも、カメラによって画質が全然違うそうです。

調べてみると、最高級のWebカメラ ロジクールのC910 が
フルHDで6800円くらいです。
オートフォーカス、ステレオマイク、光学レンズがついていますが、ビデオカメラに比べれば安いし、この際と思いそれにしました。

ところが、高画質で録画すると、動きがカクカクします。
一番低い解像度で撮らないと、スムーズに動かないのです。

必要スペックは、1GHzのCPU、512MBのメモリとなっていますが、それでは力不足のようです。

「それならそうと書いておけよ」と思いましたが、一応HDで撮れているので、ウソは書いてありません。

(このレベルのパソコンだと、HDでスムーズに動かないのは、知っている人には常識みたいです)

これだと高機能Webカメラを買った意味がないので、フルHDでスムーズに撮れるパソコンを買うことにしました。

ノートパソコンは、CPUが

Pentium レベルだと 30,000円(メモリ2GB)
Core i3 レベルだと 40,000円(メモリ2GB)
Core i5 レベルだと 50,000円(メモリ4GB)

くらいでありました。

Windows7 だと、メモリ2GBでギリギリという話もあったので、
いろいろ悩みましたが、標準で4GB搭載している
Core i5 のマシンにしました、

Lenovo G570 433449J \48,335

結局カメラとパソコンで 55,000円ほどかかりました。
(ビデオカメラの方が安かったみたい)

早速撮ってみると、HDでもスムーズに撮れます。

Office2000は、未対応とのことですが、順調に動いています。
Outlook2003 も順調。

誤算は、
OSが Windows7(64ビット)しか搭載していないこと。
32ビットでしか動かないソフトがあります。

Adobe Flash は64ビット未対応ですが、
32ビットのブラウザを使うと動きます。

フルHD(1080P)で撮ると、動画ファイルを作成するのに時間がかかります。

1時間撮影した場合、ファイル作成時間が30分くらいです。

HD(720P)で撮ると瞬時にファイルが作られるので不思議です。

これからしばらく使って、いろいろ調べてみます。



宮本算数教室強育論~モーニングバード

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。


羽鳥さんのモーニングバードに宮本哲也氏の
算数教室が取り上げられていました。

教えない、質問にも答えないという異色のスタイルです。

有名中学合格率にはあまり興味がありませんが、
二つ見るべき点がありました。

ひとつは、教えないという考え方。
すぐに答を求める人を、大人でも子どもでもよく見かけます。

まずは自分で考えるという姿勢が大事です。

宮本算数教室では、自分が答を見つけるまで、何度でもやり直させます。

ポイントは、興味を持ってチャレンジし続けられるようなテーマ(教材)を与えるというところでしょう。

ふたつめは、強育という考え方。

強く育てるというのは大切です。
軟弱に育てては、結局後で困ります。

最近は癒しが流行っていますが、強さにも目を向けるべきでしょう。


宮本算数教室について詳しくは知りませんが、おそらく、
この方式に合う子どもと合わない子供がいるはずです。

チャレンジし続ける子どもと、すぐに「や~めた」と言う子どもがいると想像します。

だからこの方式を絶対視する必要はないのですが、

興味が持てる内容にする

徹底して自らの頭で考える 

強い知力と精神を育てる

ということは、教育の基本として抑えておいて損はないでしょう。



自民党の菅批判がダメなのは

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。


国会では、自民党が菅批判を強めていますが、
あまりにも下手すぎます。

菅総理が海水注入をストップさせたとか追究していますが、「そんなこと言っていない」と言われたら、それで終わりです。

これでは国民の共感は得られないでしょう。

単なる言い合いではなく、多くの人の支持を得るためには、
大義が必要です。
この時期にこの問題を追究する必要があるということを、
示す必要があります。

そうでなければ、そんなことより、先にやるべきことがあるだろう、と思われてしまいます。

菅おろしをしたいのなら、菅総理が続くとどんな未来があるのか、変わると何が変わるのか、具体的にイメージできるように、未来像(ソリューション・イメージ)を提示することが大切です。

ところが、そういったものは何も提示されないので、
同レベルの争いに見えてしまいます。

戦術的にも、追究するところが違っているように思えます。

今回も、海水注入していたのに、菅さんが「俺は聞いていない」と言って止めさせた、ということで批判が始まっています。

しかしどう聞いても、そんな事実はなさそうです。

官邸は混乱していて、対応はたしかに不味かったのですが、
追究するところがずれているのです。

今の政府の一番の問題は、コミュニケーション力です。

これは情報公開と情報共有の、両面でガタガタになっています。
結果として、各省庁の壁を越えて、統合的に対策を打つことが
出来ないでいます。

そのようなことを無視して、「言った」「言っていない」と言い合っているのは不毛です。

菅総理だけでなく、野党も、プレゼンテーションや交渉術、ディベートなどのコミュニケーション能力が欠けているようです。


原発安全洗脳教育

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。


文部科学省、資源エネルギー庁が主催する、原子力ポスターコンクールが今年は見送りになったそうです。

昨年まで「原子力は地球を守る」とか、「原発との共生」などがありました。

反原発のポスターは入選しません。

ポスターをつくることで、原発に親しみをもってもらうことが目的ですからそれは当然。

子どもたちは、喜んでこのようなポスターをつくるうちに、
原発推進へとなっていくわけです。

広い意味でのマインドコントロールと言えるでしょう。

私たちのまわりは、このようなマインドコントロールにあふれているので、気づかないうちに、ある方向に思考が向けられています。


スポーツライターの玉木正之さんは、某電力会社から新聞一面広告にのるインタビューの依頼があったそうです。
ギャラは、500万円と提示されたそうです。

内容の打合せで、原発の危険性を主張すると、依頼はキャンセルになったそうです。

電力会社からすれば、500万円で文化人に原発推進のコメントをもらえれば、安いものなのでしょう。


東京電力は、普及開発関係費という名目で、広告宣伝費に
250億円かけているそうです。
地域独占企業が、何にお金を使っているのか。

マスコミには、広告費という形でお金が流れます。

新聞は、営業と記者が明確に異なるので、コントロールすることは難しいでしょうが、TVやラジオのスポンサーになると、その番組では、反スポンサー的なことは、非常に言い難くなります。

このように、さまざま形で情報をコントロールし、人々を自分たちに都合のいいように教育していきます。

もちろんこれは電力会社だけでなく、他の企業も
政府も省庁も行っています。

仏教にある「正見・正思」とは、まさに、このような状況を正確に見て、正しく考えることを意味しています。

心しないと、すぐに「邪見・邪思」におちいってしまいます。


ミラクル・クエスチョン5 失敗するパターン

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。


ミラクル・クエスチョン

今晩あなたが眠っていている間に奇跡が起こったとします。あなたがここへ来られることになった問題が解決するという奇跡です。

でもあなたは眠っていたので奇跡が起こったことを知りません。
明日の朝目がさめたときに、どんな違いから奇跡が起こって問題が解決したとわかるでしょうか。


ミラクル・クエスチョンが失敗するとき

クライアントが問題の解決を、自分のことではなく、他人事としている場合、ミラクル・クエスチョンはうまくいきません。

例えば、

「宝くじが当たる」
とか
「旦那が手をついて私に謝る」

というような奇跡は、本人がコントロールできないので、
あまり効果的ではありません。

そういう相手に対する方法は、2つあります。

1.ひとつめの方法は、

「問題を解決するには、自分が何かやらなければいけない。何かやってみよう。」と相手が思うまで話を進め、それからミラクル・クエスチョンに入ります。

相手がそういう状態にならなければ、無理にミラクル・クエスチョンに入りません。

これは無難な進め方です。

2.ふたつめの方法は、

他人事とする相手の発言を受けて、そこから自分事として考えるように話を展開させます。

相手が、「旦那が手をついて私に謝る」と言ったら、

そのとき、あなたはどんな感じがしますか?
そのとき旦那さんはどんな気持ちだと思いますか?
あなたは旦那さんにどのように声をかけられますか?
もしそれですべての問題が解決したとするなら、あなたはどのような行動をしていますか?

など、意識が自分に向くような問いかけをします。

ミラクル・クエスチョンに限りませんが、ソリューション・フォーカス(解決志向)コミュニケーションは、自分に意識を向け、自分事として考えていただくことが基本になります。



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東電に逆らえない政治家や官僚

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。


東京電力は抜群の力を持っています。
少なくとも今までは、誰もさからないほど強大でした。

官僚は天下り先や子息の優良就職先として東電を守ります。

村田成二事務次官のように、東電の意向に反して発電と送電を推進しようとした官僚は、左遷されてしまいました。


自民党は電気事業連合会の支援を受けています。

民主党は電力総連の支援を受けています。
電力総連は、230組合 21万人の組合員をかかえ、抜群の政治力を持っています。

原発反対の議員をつぶしてきたのも電力総連です。

青山繁晴氏も、昔民主党の会合で原発の危険性を訴えたら、
「原発は安全だ。いいかげんなことを言うな。」と、組合の支援をうけている議員からクレームがあったそうです。


電力会社の経営者も労働者も、その支援を受けた自民党も民主党も、原発には反対できなかったわけです。

大学は、研究費のスポンサーや学生の就職先として東電には逆らえません。

東電を止めるものは誰もいなかったのです。

原子力という国家の重要施策を一民間企業に任せ、まともにマネジメントしてこなかった政治や行政(官僚)の責任大きいでしょう。


政治家からは、発電送電の分離、保安委員会の経済産業省からの分離など、いくつか前向きな発言がでるようになってきました。

実質官僚にコントロールされていると思われる政府が、どこまで出来るか。

国民からの批判をかわすために、形だけ変えるということは避けていただきたい。


苦をなくす方法

こんにちは、心のソムリエ 橋本文隆です。

苦を無くす方法は、流派によっていろいろです。

カウンセリング系では

ロジャース風なら、相手の話しを傾聴しながら、感情に寄り添い、共感することにより、苦をなくすかもしれません。

認知療法なら、苦と思っている思考を段階的に変化させることにより、苦をなくすかもしれません。

幼少期の体験を見つめ直す方法もあるでしょう。

スピリチュアルに、前世を見る方法もあります。

未来の成功イメージを見ることで、苦から離れる方法もあります。


宗教系では、

神や仏を信じることにより、苦をなくす方法もあるでしょう。

教祖を信じることにより、苦をなくす方法もあるでしょう。


ブッダの方法は、いわゆる宗教系とは異なります。

ブッダは、世の中の根本的な存在のあり方を、正しく見ることによって苦から離れました。

執着を離れる正しい修行をすることにより、苦から離れることを発見しました。

個別の問題への対処というより、人生の根本的な問題をテーマに、苦を滅する道を見つけたのです。

次回の仏教心理学講座では、そのようなブッダの思想を体系的にお話します。