楽曲作成プロセスの話や文章だと「詞先(しせん?しさき?)」というワードがよく出てきますがでも、おそらく、おそらくですよ、
近代ポップミュージックに於いて9割以上の楽曲は「曲先」で作られてると思います。
まぁこの「近代」も「ポップミュージック」も、定義は曖昧ではあるけど。
なのに「詞先」というワードが目につくのは、逆に言えば「曲先」は通常のやり方なので殊更言うことでもない、ということなのでしょう。
とまぁ、前口上を述べたところで。
正確な数字は判らないというか覚えてないけど、自分がこれまでに作った曲は多分45曲前後だと思います。
30年ちょいで45曲だから、大した数ではないけど。
その中で詞先なのは2曲だけです。
しかもその詞も友人(別の二人)に書いてもらったもの。
そらそうだ、「作詞が嫌いだ苦手だ」と言ってる奴が詞先で曲を作る訳がないw
残念ながらYouTubeに上げてる中で詞先の曲は無いんですけどね(もう一つのアカウントというかチャンネルには上がってる)。
とまぁ、前口上その2を述べたところで。
詞は別として、あくまで純粋に「(メロディのある)曲」としての自曲の構造解析というか成り立ちを。
Youtubeに上げてる中ではこの2曲が典型的な俺のやり方で出来た曲です。
講座 その0.5に書いてますが一部抜粋(そのまんまコピペ)しますと、
・ギターでジャカジャカ弾いてコード進行を作る
(ここで何となくテンポやギターリフなんかも決まる)
↓
・大雑把なリズム(ドラム)パターンを打ち込む
↓
・他の楽器も打ち込む
↓
・オケがほぼ完成してからメロディを考える
概ねこのやり方です。
もちろんメロディを考える時にアレンジに変更を加えることもあります。
いいメロを思いついたけどよく聴くとベースのフレーズがそれだったとか、メロをハメたらそれに呼応するようなフレーズが欲しくなった、とかね。
「Satine」のエレピとかはそんな感じですね。
最初は普通にコードだけでしたが、メロを考えてから細々とした音をハメました。
ドラムのフィルインも、細かいところはメロが出来てから詰めることが多いかな。
この2曲はコード進行とメロディを同時に作ってます。
まぁ、真っ当な作曲方法なのでしょう。
とはいえ幾分コード進行の方が先というか、先のコードを考えてからメロを作ると言った感じでしょうか。
「Overcome」のストリングス(特にDパート)は、完全にメロディありきなアレンジですね。
歌モノではない2曲。
これは半分コード進行&メロディ同時というか、パート毎にコード進行を決めつつメロディを作って出来たらその先…という感じで作りましたね。
最初から「ギターインストを作ろう」と思って作り始めてるので、メロディありき(というかコードと同時)なのは至極真っ当、なのかな。
一応メロディのある2コードインストですが、これもメロは後からです。
「Coast」は白玉で何となくコード弾いて大雑把にリズム打ち込み、「Asajj」はシンセベースのフレーズ考えてからループっぽいリズム作って、でどっちの曲もその後でメロディですね。
どちらも珍しく鍵盤で作った曲。
あ、インストと歌モノについて言うと、自分には特にその区別はないです。
どっちに重心を乗せてるとかもないしモードを変えてるつもりもないし。
ただ、曲を作るにあたって出来上がるまで歌モノにするかインストにするか決まってないということは無いです、基本。
作る時点で歌orインストは決まってます。
というか、インストものは「インスト作ろう」と思って作りますね。
「一応」メロディがあるとも言えなくもない2曲ですが、まぁサントラなのでメロというよりはフレーズとして音を入れたって感じですかね。
この2曲聴くと如何にメロディが後回しなのか判りますねw
特に「who are you?」は「意識としては歌モノだけど、歌を入れるわけでもないのでメロディを作るにまでは至ってない」というか「メロディを考える前段階」て感じですね。
ここからメロディを考えるのが、典型的な自分の曲の作り方です。