【DTM】その3 自作曲『Satine』(アシッドジャズ風) | Do or Do not, There is no try.

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ギターや音楽(含むDTM)絡みが多いかな

 

 

前に上げた記事にも書いたけど、リミックス前のオリジナルを(ココで)公表してるわけでは

無いのでわざわざそう書く必要は無いんだろうけどね、自分としてはかなりガッツリ

リミックスしてるのでやはりそう書かざるを得ないというかねw

 

アシッドジャズ的なアプローチ、です。

 

オリジナルの方のファイルを見ると作成が「2011.2.26」となってましたので、

前回の曲より1年くらい前の曲ですかね。

311の2週間ほど前か。

 

いつも通り全パートMU500で、歌は前回の曲と同じUTAUライブラリの別バージョン。

 

このライブラリは「超低」「低」「標準下」「標準上」「高」「超高」みたいな感じに、

向いてる音域に合わせた各音声が6種類くらい入ってて、それを組み合わせて

自然な感じに調声することが出来るんだけど、これが結構めんどくさい。

 

作りながらあれこれ入れ替えしないと実際ちゃんとしてるかどうか判らんからね、

まぁ単純に手間が6倍かかるよねw

 

各音域を単体で使う事も出来て、サビのコーラスはそうしてます(「低」を使ったんだっけかな)。

 

サビの歌詞の出し方がWindowsムービーメーカーだと対応出来ないので、今回から

AviUtlにしました。

このソフトに於いてはまだまだ初心者ですので、生暖かい目で御覧ください。

(あれだな、アマレココで予め上下を余分にしたサイズでキャプればAviUtlでトリミングして

「AM4V」のロゴ消せるな。次からそうしよ)

 

で、編集ソフトを変えて何かしてみたかったので、間奏でエレピソロの(MidiTrail)映像を

差し込んでみたけど、別に鍵盤弾いてないからね?w

俺の曲で鍵盤モノのアドリブっぽいソロとかあっても、全部脳内手癖ですからw

何となく歌ったフレーズを打ち込んで、それを更に「弾いてる」っぽく修正してますよ。

 

ベースはフレットレスです。

 

 

動画内にも入ってるけど、一応歌詞を載せときます。

 

貴方との不思議な出会いが
 私の全てを変えたの

 夜が目を覚ますまで
 誰も気付かないから

 Ah 時間(とき)を止めて二人

 夜に溶けてゆくの
 (たとえ明日世界が終わったとしても)

 

 突然上がった幕を
 貴方は「裏切り」と言うでしょう

 いつか気づいてほしい
 それが偽りだと

 これは真実の愛
 誰も止められないから

 Ah 時間(とき)の狭間に漂い
 二人溶けてゆくの
 
(We could steal time just for one day)

 Ah 時間(とき)を止めて私
 夜に溶けてゆくの

 (たとえ明日世界が終わったとしても)
 」

歌詞だけだとちょっと意味が判らないかも知れませんが、動画の最後の方に
「Lylic Inspired by the Motion Picture [MOULIN ROUGE!]」とあるように、映画

ムーラン・ルージュ」にインスパイアされて書いた詞なんですね。

 

「ムーラン・ルージュ」は、ザックリ簡単に説明すると「椿姫」とか「金色夜叉」みたいな話の

ミュージカル映画です。

ま、詳しいストーリーはリンク先のウィキ読んでもらえれば。

 

予告動画。

予告は割とシリアス一辺倒な感じだし、ストーリー自体も基本的には悲恋で

決してハッピーエンドでは無いけれど、本編にはユーモラスなシーンもたくさんあります。

 

まぁ、ニコール・キッドマン演じるサティーンの目線でこの話を歌詞にした、てとこですね。

 

 

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…この映画はねぇ、ストーリーと衣装以外の「デタラメさ加減」が絶妙なのよ。

「デタラメさ加減」というか「メインストリームじゃない感」というか「あえてのB級感」というか。

使われる楽曲、映像、演出…色んなことをあえて「ハズして」絶妙な感じに仕上げてる。

 

個人的には、ニコール・キッドマンが一番キレイで可愛く映ってる映画だと思う。

 

好き嫌いは分かれるだろうけど、俺の好きな映画ではTOP5に入るね。

(*勿論スター・ウォーズを除くw入れたらTOP5以上に埋まっちゃうからねw)

 

ムーラン・ルージュというのはパリに実在するキャバレー。

 

(画像はウィキより)

 

俺がムーラン・ルージュを知ったのは、河惣益巳の「ツーリング・エクスプレス」だったな。

あの頃の「花とゆめ」は面白かったなぁ…

 

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閑話休題

 

2番のサビに「We could steal time just for one day」というコーラスが入ってますが、

これは映画の中で使われてる歌詞を拝借したものです。

 

このメドレーの2:03辺りから始まる「Heroes」(元曲はデビッド・ボウイ)の一節(2:43辺り)です。

 

元曲にはこの歌詞は無いんですけどね。

 

元曲。

 

この曲に限りませんが、既存の曲の歌詞はストーリーに合わせて処々変えてあります。

特にこのメドレーは、

「愛してる」

『バカ言わないで』

「愛してるってばよ」

『愛なんてしょーもな』

「愛こそが全て」

『しつこい』

等々…

といって最後サティーンがデレるまでを歌に乗せてるシーンなので、

会話的なやり取りになるようアチコチ変えてあります。

 

 

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そういやTVアニメ「STAR WARS クローン・ウォーズ」で、映画ではユアン・マクレガーが

演じてるところのオビ=ワン・ケノービと浅からぬ縁のマンダロアの女公爵の名前が

「サティーン」なのは、偶然なのかはたまた狙ってのことなのか…

 

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閑話休題

 

チョイと曲の方の構造解析をしてみますと、

ギターでチャカチャカ弾いててこんな感じの進行が出来まして。

まぁ二回りの最後のコードが変わるだけですけどね。

 

4つ目のコードがコード名出てませんが、

コレですね。

一応ギターコード指板図くんの「作ろう! マイコードブック」で嵌めてみても

コード名出ないのよね。

3度が抜けてるからだと思うけど、その割には「omit3」と出るときもあるし上のように

5度抜けでもちゃんと表記してることもあるんだよなぁ。

 

んで、コレを16のカッティング用に

ルート外しの1~3弦にしました。

 

そしてココが肝なんですが、

 

A,B,サビ全て、ギターはこのカタチです。

ルート音だけ変わって行ってるんですね。

 

ベース(ルート音)は

 

 A :D#-D#-C#-A#- 

    D#-D#-C#-G#-

 B :F#-F#-A#-A#-

     F#-G#-A#-C#-

サビ:G#-G#-C#-A#- ×2 

 

という進行です。

 

ま、ルートが変わって構成要素が変わるので当然メジャーマイナーや

テンション・ノートも変わったりしますけどね。

エレピはそれを踏まえてそういう構成音にしたんだっけかな。

 

音雲版。

 

 

 

次はインストモノでも上げてみっかなぁ。