【DTM】その2 自作曲『Relationship』(半インスト) | Do or Do not, There is no try.

Do or Do not, There is no try.

ギターや音楽(含むDTM)絡みが多いかな

 

ニコやつべや音雲にオリジナル曲を上げてるわけですが、

先日のデフ・レパードのカバーのようにちょこちょこっと整理みたいなことしてまして。

 

んでまぁ、再生回数の少ないものをチョコチョコっとこっちの方で上げてみようかな、と。

 

とはいえ、ニコとそれ以外では再生数に大きな違いがあってね。

具体的に言うと、つべや音雲はオリジナルよりカバー曲の方が再生回数が全然

多いです。

ニコは逆にオリジナルの方が多い。

まぁ多いったって所詮「底辺P」なので知れてますがw

 

その辺の見極めと言うか、どれを残してどれを消すかってのは今考えてる最中ですが、

とりあえずまず1曲。

 

比較的新しめな方だけど、それでももう6年前の曲です。

 

再掲(とはちょっと違うけど)するにあたって、元のMIDIファイルをリミックスして

歌もかなり修正しました。

ま、元のは上げないので聞く人には関係ないけどねw

 

シャカタク高中正義みたいに、サビだけ歌(というかコーラス)が入る

フュージョンテイストの曲です。

 

オケは全てYAMAHA MU500。

歌ってるUTAUライブラリに関しては秘密ってことでw

まぁでも、重音(かさね)テト波音(なみね)リツ(wikiないのでこっちは

ニコニコ大百科)みたいな著名どころではないです。

今は配布もしてないし。

 

この曲のドラムは、俺の友人(ベースリペアの奴ね)が叩くドラムに限りなく近いですw

というか、ヤツのドラムを想定して打ち込んでます。

ヤツと、ヤツの超上位互換である神保彰のテイストをね。

 

ベースが妙にブライトなのは、8弦ベースとして打ち込んでるからです。

こんなのね↓

Tuneのサイトより拝借) 

これはナルチョのトレモロ付きですけど。

 

8弦と言ったってギターの12弦みたいにそういう音色があるわけじゃない

(今どきのはどうか知らんけどね)。

なので、オクターブ上の音も打ち込む、というやり方です。

 

歌を作る段階で1音下げにしてローD(ローBもかな)の音が入るカタチに

なってしまったので、実際は8弦と言うより10弦ベースということになるね。

 

こんなの(やはりTuneのサイトより)。

 

歌詞は、

 

Don't forget, Our journey has just begun.
 Life has its ups and downs.
 We're gonna live together,
 And we're gonna love together, 
 In sickness and in health.

 Maybe it's gonna be a long journey.
 Life has its ups and downs.
 We're gonna have so much fun,
 And we're gonna have a little pain,
 In sickness and in health.


 忘れないで、私たちの旅は始まったばかり
 きっと良い事も悪い事もあるわ

 共に暮らし、愛しあう

 病める時も健やかなる時も
 

 きっと長い旅になるでしょうね

 良い事も悪い事もあるでしょう
 たくさん楽しんで、少しだけ哀しむの
 病める時も健やかなる時も

 

てな、まぁ、結婚の歌ですね。

海外ドラマ「BONES」のなかでとても印象的なセリフがあったので、

それを引用&ちょい弄って前後も考えて足して歌詞にしました。

 

内容はどうでも良かったのよ。

ただ、サビだけなのでコンパクトなストーリーというか散文的な感じ、

もしくは4行詩っぽい感じでいこうと考えてて。

尚且つ「英語」。

別に英語である必要はないけど、でも、こういう曲ってやっぱ日本語じゃないんだよな。

 

で、悩んでたところに「半年以上前に結婚してました」って、とある友人の年賀状が来て。

「いやいやいや、君ら、その籍入れた後に何回か俺と会ってるやんか!てか、明後日会うだろ!」

てな、身内的に結構衝撃的な報告がありましてw

 

んで、まあ、じゃぁそういうテーマで歌詞書いてみっかと相成ったわけです。

取っ掛かりが無いよりは楽よ。

0じゃなく1から膨らませばいいしね。

 

ただ、英語の歌をUTAUで作るのは超めんどくさいです。

UTAUは元々「人力ボカロ支援ソフト」として開発されたものなので、基本全部

ひらがな音声(50音+α)。

それらをつなぎ合わせて歌にするので元々英語は想定されてないんです

(英語のライブラリもあるけどね)。

 

だから、いわゆる「カタカナ英語」で歌を作って、それをちゃんと英語っぽく聴こえるように

調声しないといけない。

調声は普通に日本語の歌でもやらなきゃいけないけど、労力が段違い。

 

一応UTAUを軽く説明しますと、

 

パッと見はDTMソフトのピアノロール画面で、基本中の基本もDTMソフトと

大して変わりありません。

メロディ(のノート)を打ち込んでいくんですが、それに「あ」とか「ぎ」とか「しゅ」とか、

各種の「声」がついてます。

この声に、色んなライブラリがある。

 

先にノートを打ち込んでいって後から音声を変えてってもいいし、

入れながら声を設定してもいい。

俺の場合は、オケを作る時にメロディも作って、そのMIDIデータ(のメロトラック)を

UTAUに読み込ませるので、後から歌詞(声)を嵌めてく感じですね。

 

動画内の左上、歌のところに出てくる3つのトラック、2本のピンクと1本のレイトンブルー

(懐かしいw)が歌メロのデータです。

 

で、この状態ではオートチューンやボコーダーも真っ青な直角ピッチ変化状態w

なので、そのピッチの変化を滑らかにしたり各音の音量を揃えたりして、自然に

「歌わせる」ようにするのが「調声」。

 

この画面のままではそれがやりづらいし変化も判らないので、左下にある「~」をクリックして、

 

こういう画面にします。

これはもう出来上がった状態ですけど。

 

右下にある「+」「-」で拡大すると、

 

こんな感じ。

 

「おまかせ」というモードというかやり方もあって、全部打ち込んだ後にそれで調声すれば、

全部まとめて一応それなりに歌ってくれます。

実際俺も最初の段階では「おまかせ」で、そこから個々に気に入らないとこを直していきます。

 

英語はさ、日本語と歌詞の乗せ方が違うのよ。

日本語は基本「1音符1音」だけど、英語(や他の外国語)は「1音符1語(ワード)」なの。

「ド、ミ、ソ」というメロディがあって、日本語だと「わ、た、し」みたいな感じだけど、

英語だと「I、love、you」みたいになる。

尚且つ、単語の最後の方、「~st」とか「~s」って部分は音符に乗らない。

この辺が、メロディに歌詞を嵌めるにあたってめんどくさい。

 

歌い始めは低いとこから、歌い終わりは低い方へピッチを変化させたほうが本物っぽいです。

大抵、歌い出しって意識してなくても下から上がってくし、歌い終わりって下がってるからね。

 

これはノートの音の形状というか、アタックや減衰やピークの図形。

同じ音でも前後の音やピッチの状態でこれは変わってくる。

これはでも「おまかせ」では基本的な変化しかしてくれないので、個々でやらないとならない。

 

ピッチの形状。

これも「おまかせ」で問題なければそのままでもいいんだけど、やっぱ気に入らないと

弄ることになるw

 

UTAUで歌を作るのは、こんな感じです。

 

音雲版。