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菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

お久しぶりです。

他SNSでも書きましたが十数年ぶりに野球をやってきまして、一塁まで転ばずに走れたこと、何よりピッチャーマウンドにまた立てたことが嬉しい野球電鉄です。

最近の軟式ボールはハート型の凹凸が。


これから来る身体(特に左腕)の軋み痛みが何日間続くのか、ビクビクしながら過ごしていきたいと思います。



それでは指だけ使えばできるコチラをやっていきましょう。




まずは久しぶりの加瀬さんシリーズ、1枚目。

線路の下をくぐる道。

肝心の線路は、複々線(4本)はありそう。

その長い架線柱の奥にも一段上がった橋があり、そこも線路っぽい。新幹線か?それにしては架線柱が貧弱そうだが…


とにかく首都圏の重要幹線区間だろう。



まず思いついたのは東海道新幹線と横須賀線が並走する、東急大井町線の下神明駅付近のアンダーパス。

新幹線で通るたびに目に入っていたここが令和になって開通した区間だと知っていたから、まず見てみよう。


↓↓

残念!

線路脇の建物が違うし、そもそもこの区間の横須賀線は複線だった。。



ちなみにこの都道420号。

鮫洲大山線(さめずおおやません)と言い、途中では中野通りという通称もある道路なんですが、まだ整備計画どおりに開通していない区間がたくさんあります。

私の母方の実家付近もこのとおり工事中。

だいぶ道のシルエットが見えてきてますね。こういう作りかけの道や途中でプッツリ途切れる幅広道路を見るのも大好きです。

(土地を持っている人からしたら冗談じゃないって話ですが)



余談ついでに世田谷区にあったプッツリ道路(2017年撮影)↓


先日通ったらこうなってて驚きました↓

(同じクルマが止まっているのがポイント)



閑話休題。

それ以降特段の進展を見せぬまま数ヶ月放置。



最近になって千葉県の柏市・我孫子市に立て続けに行く機会があり、その流れで愛読しているサイト(鉄道・地理系が異様に充実した書き込みサイト)で常磐線の記事を読んでいた時のこと。

↓↓

この部分に引っかかりました。



常磐線は北千住から取手まで複々線。

金町駅あたりは高架になっている。



そして何より加瀬さんはこの地域の写真を何枚も送りつけてきている。

いざ金町駅近くのトンネル探しへ。

ここが怪しい。

常磐線の複々線より一段高い橋は、新金(しんきん)貨物線=総武線の小岩と常磐線の町を結ぶ貨物線の橋だったか。



では問題の写真↓


あのトンネルの写真↓

左側の建物が完全一致。


JR常磐線・金町駅付近のトンネル、何気ない日常の気づきから確保!!!


我ながらよくあんな一文だけで閃いたもんだ!






次の1枚。

のぞき込んだ感満載の写真の奥には、線路の上を越えようとする線路。


こういう鉄道同志の立体交差、嫌いじゃないどころか大好物です。


この写真ではお互いの線路の角度もポイント。

直交しているわけではない。

越えた後に下りていって並走するのか?



手前のデカいコンクリートが気になるけど、、何かの施設があるのか?




まず思いつくのは神奈川県の鶴見。

東海道線・京浜東北線を越える鶴見線という構図がありますが、、しかしあそこの鶴見線の橋はトラス橋(鉄骨で覆われている)だったような…

やはりトラス橋だった。かかっていない所も、色が青ではない。



先ほどの問題と連続して取り掛かっているので、常磐線のほうも捜索したものの当たりなし。



下に通る線路は複々線かな、最低4本は見える。

上に通ってるのは複線(2本)か。



首都圏で複々線以上の線路が伸びているのは、東海道・中央・総武・東北・常磐のいわゆる5方面。

山手線西側も埼京線などと並行しているから複々線区間と言えるけど、渋谷新宿池袋を擁するエリアにこんな広い空間(しかもビルが見えない)があるとは考えづらい。



そのなかで地平を複々線で走っていて、複線が乗り越えてくる区間……どうも東海道線沿いっぽい雰囲気なんだよな……




…横浜線!!!



子供のころ横浜線沿いに住んでいて、横浜駅へ出る時に東海道線の上をガガンゴゴンと轟音を響かせながら越えていくのを思い出したっ!



懐かしい思い出とともに現地へ。

角度も良い。

ほう、すぐ脇に京急の子安駅があるな……?


ここだ。絶対にここの金網の穴から撮ったに違いない。



では問題の写真↓


探し出した写真↓

これ以上近づけん!絶対あそこの金網なんだけど!



謎のコンクリートは線路の南北を繋ぐ地下道の構造物である事はわかった!



さらに写真を探し出し。

近所のビルからの景色発見。

撮ったのはあそこだっ!!!



というわけで京急・子安駅の脇から見たJR東海道線(・横須賀線)を横浜線が越えてくる地点、確保!!




池袋付近のJR&西武池袋線、日暮里付近のJR&京成電鉄、新宿付近の山手線&中央線……挙げていけばキリがないほど魅惑の立体交差は多いなかでドツポにはまらなくて良かった!






さあ今回ラストはヒザイさんからの1枚。

緑に埋もれる線路。傍らに咲く可憐な花。


これを「風景」と呼んでいいものか?



簡単に手を出すと危険そうな写真だと感じ、しばらく熟成(放置)させた後、意を決して捜索開始。


古びた柱の向こうに、緑に埋もれたホームと駅名標。

線路の数は3、4本はありそう。



直感的に向かったのは千葉県の房総半島。ローカル線のいすみ鉄道と小湊鉄道が出会う終着駅・上総中野。


両側からやってくるローカル線の終点だから、線路が複数あってもおかしくない。



どうだ??

いい範囲気だ!



しかし構内をさんざん見て回っても、緑むしたホームは見つからず。



とはいえ房総半島が怪しいのは間違いない。



今までもたびたび「房総半島かそうでないか」に執着してきましたが(ルーツがあるわけでもないしそんなに行ってもない。原因不明)、しかし今回も房総アンテナがバリバリ立っております。



まずは小湊鉄道の、線路が多そうな拠点駅をざっと捜索。

養老渓谷駅。

非常に良い雰囲気だけど、草むしたホームが見つからず!



小湊鉄道を終えいすみ鉄道へ。こちらは配線略図大先生のデータベースにある。

線路が多い大多喜駅は車庫もあって沿線随一の拠点駅であり、草むしたホームとは無関係。



その後、おとなりのJRローカル久留里線に足を伸ばすもSUKA。



うーむ。

それでも房総半島にこだわりたいんだよな…



そう思う最大の理由は、以前N会長から貰ったこの写真の残像。

これはまさに房総半島の小湊鉄道・月崎駅。

何となくだけど、線路の感じとか似てるんだよな…

(この時は「ぼんぼり」等のおかしな検索に躍起になっていたものでした)



ただこの駅舎の柱は四角だし、草ボーボーで線路はなさそう…いや見に行ってみよう。問題写真でも線路は草に半分覆われていた。引っかかるものを感じるなら行くべきだ!



いざ月崎駅へ。

あっ!!

草むしたホームと駅名標!!!

↓↓

まさにここっぽいぞ!しかしホームの柱は四角……もう少し遠目から撮ったのか?



隅々まで写真を精査した結果、

駅からほんの少し離れた⭐️印のあたりで撮ったらしいのは分かったんだけど、あんな所にストリートビューはない。ここからどうすべきか。



奥の手YouTube検索。


素晴らしい動画を発見。

動画を見てわかったのが、駅に併設された旧い建物(かつての保線作業員の詰所)が、森の中のアート作品「森ラジオ ステーション」として生まれ変わったということ。


ヒザイさんはアート好き。ここを訪れたに違いない。



引き続き、より近い写真を探そう。

イルミネーションもやってるのか。いろいろすごい駅だな!

季節によって桜とかアジサイとか、全く表情の変わる駅のようだし!



では問題の写真↓


探し出した写真↓

結局これ以上の写真は見つからず!


ただし写真を撮った地点は仕留めました↓

あそこのベンチあたりから、丸い柱ごしに撮ったに決まってる!



というわけで小湊鉄道・月崎駅のとなりにある森ラジオステーションからの写真だと回答!!




ヒザイさんから送られてきた写真↓

森ラジオステーション内部。

レールや保線作業員が使っていた道具がズラリ。素晴らしいですねえ。初めて行っても懐かしい匂いがしそう。



そしてもう1枚送られてきた写真は、


N会長のと瓜二つ↓

お見事。これにて一件落着!



雰囲気が近いとは思っていたけど、まさか本当に同じ駅だったとは。



なんだか行ってみたくなりますね。

かねがね小湊鉄道→いすみ鉄道の乗り鉄をしたいと思いながら未だ行動せずの屋内型鉄オタですが。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



次回こそカナダ西部の写真を解きたいところですが、、他にも手ごわい写真が続々と揃い出しているので(ありがとうございます)また気持ちを奮い立たせて取り組んでまいります。




ではまた!


こんにちは。どこ野鉄夫です。



今月は2週続けて伊豆へ行き、今回は自分が出ない映像製作のドライバー兼アシスタントとして、連日朝から晩まで下働きをしてまいりました。


海と富士山。心が洗われる。


まだ5月だと油断してたら時計焼け。



そんなわけで、この期間中に繰り広げたリアルどこ鉄も含めてお送りしていきます。





まずはお初の方。

伊豆のコンクリート仕事関連で知り合った、爽やかなコンサル社長・翼さんから「どこ鉄挑戦していいですか?」と写真を頂いたのは、盛大な飲み会が佳境に入り十分に酩酊が進んでいる最中でした。


綺麗な花壇。

…十分に酩酊した頭では、JR東日本の複々線区間で緩行線(各駅停車)のみホームがある駅と考えるのが精一杯。



翼さんはたしか千葉県の船橋のほうだったから、総武線か?……いや総武線の複々線区間には、このような地面より駅が低い「堀割構造」の駅は無かったはずだ……



リアルどこ鉄(だいたい飲み会)にありがちな「写真に悩みながら、出題者と話しながらさらに酒が進み現在進行形で能力が低下する」という罠に陥りつつあるなか、脳内で5%だけ正常に動いている部分から閃きが。



「………駒込!わかりました、駒込!!」




翼さんにいたく感激していただき、この後さらに会話もお酒も進んだのは言うまでもありません。

ふぅー何とか正解できてよかった!



では問題の写真↓


当時は口頭だけだったので、改めて駒込駅の写真↓

素晴らしいツツジの花壇!


反対側も↓


念のため↓

何故わかったのか説明するのが難しいですが、

右側にある茶色いビル、15年以上前に時間堂の舞台「三人姉妹」(作:チェーホフ)の稽古でお世話になっていたビル。

懐かしい記憶が残像として残っていたかも知れません。



さらに言うとこの駒込駅、発車メロディは「さくら」です。ソメイヨシノ発祥の地ということで。

東京の中心・山手線の駅なので、写真を見てすぐに分かった方もいるかも知れませんね。






続きましては、中山さんからの1枚。

一年前に頂戴してから、しばらく頭を悩ませたこちら。

ひどい画角。



さっきの写真と比べて風情もへったくれも無さすぎ!



とは言え、だいたいアタリはついています。

渋谷駅のどこかだろう。



東京近辺にお住まい、じゃなくても渋谷駅が目下大規模工事中である事はご存知の方が多いでしょう。

写真最上部に写っているホームが仮設であり、駅の下に道路が走っている点も、渋谷と考えるには十分な要素。



しかし。

この複雑で大きな渋谷駅の、いったいどこを撮ったんだろう?

しかも工事は日進月歩で進んでいる。

早く解かないと、あの画角がなくなってしまう可能性もある。



たまに渋谷駅を通りかかった時、ちらほらと探したものでした↓

道路はいい感じだけど、離れすぎか。。



放置から数ヶ月、改めて写真を隅まで眺め回すと。

成田エクスプレスの乗車位置案内。



そうか…ということは山手線ではない、埼京線や湘南新宿ラインが停まるほうのホームをこの角度で見られる場所に絞って探せばいいだけだった。

このあたりに違いないんだけど。


ストリートビューもこれが精一杯。これでは仕留めた事にならない。



仕方ないな、、



では問題の写真↓


わざわざ現地に行って仕留めた写真↓

ちょうど成田エクスプレスが停まってくれてご満悦!!!



というわけで旧東横線ホームがあった地点から見たJR渋谷駅、年月の移ろいを感じながら確保!


この場所、なかなか特徴的な壁があるんですが、


昔ここにあった東急東横線の渋谷駅をオマージュしてるんですね。



中山さんもそうですが、僕も小さい頃から東横線によく乗っていたので、少しばかりノスタルジックになる問題でした。画角はひどいもんだったけど。



そして今やここには渋谷スクランブルスクエアや渋谷ストリームなど幾つもの高層ビルが建って……実際写真の地点へ向かう時、どこを通ればいいか分からず道に迷いました。渋谷こわい。





さあ続きまして、てっしーさんからの1枚。

どこかの田舎の踏切。

屋根に雪が乗ってるから北のほうか?

単線の電化路線。



てっしーさんの写真は手ごわいものが多く、北というだけでは捜索に出られないな、などと思いしばらく放置したのち、恐る恐る拡大。

ありゃ。踏切の名前が書いてあるよ。



遠慮なく検索。

磐越西線の踏切が出てきたっ!



「さかしたかいどう」だと思ってたけど「ばんげかいどう」なんだな!

(ここ会津盆地にある会津坂下町が「あいづばんげ」町なのは只見線の駅名で知っている)



というわけで問題の写真↓


上記サイトのお陰で探し出した写真↓

完璧。


JR磐越西線・会津若松〜堂島間の坂下街道踏切、あっさり確保。




てっしーさんからもう1枚。

さらに北のほうの写真か。


北海道、東北など頭に浮かべながら写真を拡大すると。

あヤバい。これ全然日本じゃない。



恐ろしい海外の写真に手を出してしまった!



なお現在カナダの東側という所までは絞れてきたんですが、それでも広大な捜索範囲で何度か行き倒れたので(こんな森の中にある小さな踏切なんだもん)、次回以降に突き止めたいと思います!

広大なカナダでこのレベルのチマチマ捜索ですからね!そりゃ倒れますよ!





気を取り直して、今回ラスト問題はゆきさんからの1枚。

こちらも伊豆での長い一日を終え疲れ切った飲み会の終盤に投入されました。

これ以上頭を使いたくないのに!



それでも捜索に出なければならないのがリアルどこ鉄のつらいところ。


さてJRの幹線、右側に貨物ターミナル・背後に山。


まずは東海道本線の平塚付近にある貨物ターミナルをチラリと。

線路の数が多すぎか。それにこの区間は複々線だった。



疲れと酩酊に加えて写真に苦しめられてウンウンうなっている僕を不憫に思ったのか、ゆきさんは別角度をもう1枚くれました。

山がさらに近い。東海道よりは山陽本線沿いか?



もうHPが残りわずかだと自覚しつつ拡大。

遮断機に「押して出てください」の文字。


検索。

結果のなかで気になったのがJR西日本。



気になっただけで確固たる根拠があるわけではないけど、やはりJR西日本の山陽本線沿いを捜索しよう。


なんとなく、こっち側には海がある気がするんだよな…2枚目の写真の山の感じも、瀬戸内海沿岸っぽいし……



山陽本線の、両側から海と山が迫ってくる地域で貨物ターミナルのある場所。


加えてドーピング的な情報、ゆきさんは先日山口県のほうに出張されていた事は仕事の共有板で把握している。


ここまで、ストリートビューは一度も発動していない。

それは、必殺技だから。



家でシラフで捜索している分にはいくらでも発動できるけど、残りHPが少ない中では命取りになる事もある。



上記赤印をひとつひとつ慎重にチェック。

ここは海側に貨物駅があるのか……

一瞬落胆しかけたものの。


左上のこっち側にもコンテナが置いてある!!



よし、あの踏切へ行ってみよう。

ここで今回最初のストリートビュー発動。

よっしゃ一発で仕留めたっっ!!絶対ここだ!!!


問題の写真↓


念のため静止画像でもう一度↓


というわけでJR山陽本線・大竹駅付近にある踏切、体力切れ寸前になんとか確保!



なおこの捜索30分間が命取りとなり、翌朝私は寝坊することとなりました。。(ディレクター奥川さんの電話で叩き起こされ3分で出発)



やはりリアルは身体への負担が大きい!



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



今回は以上です。




まだカナダの広大な平原をうろつき回って地味な踏切を見つけないといけない、と思うと気が思いですが、見つけた時の達成感のためだけにがんばりたいと思います。あと1.2回は倒れるだろうけど。



最後までお読みくださりありがとうございました。



ではまた!



こんにちは。


最近はだいたい働いて晩酌してという毎日ですが、フライパンを新調したことでギョーザと卵焼きがガッツリ焦げ付いて持ってかれるストレスから解放され非常に気分が良いどこ野鉄夫です。




今回も楽しい写真が揃いましたので、早速やっていきましょう。



まずはおなじみ日下さんから「たまには難問を!」と1枚。

ほうほう。

森の近くにある駅、保線用の車両。



拡大。

盛保技第135号………



岡の線区にある車両としか考えられない。



右側の車両には「建工業」って書いてあるし、どうしたって消せない東北地方の匂いがプンプン。



このように答えておいて、まずは森や山が近くにありそうな東北(盛岡)地域の電化路線を脳内検索。


まず代表的な東北本線は、、盛岡までの間にはこんな区間は無さそう(ずっと広大な北上盆地内を走る)。

盛岡を越えて青森方面へ行くと山に入っていくけど、その区間は東北新幹線が八戸まで延びた時に、第三セクターの「IGRいわて銀河鉄道」「青い森鉄道」に移管されている。


(乗換路線図アプリより)


仙建工業のホームページをチラッと調べると、やはりJR東日本の東北地区の保線業務を受け持つ会社とのこと。

第三セクター区間は一旦除外しておこう。



そうなってくると自然と目が行くのが田沢湖線(秋田新幹線)。

新幹線と言っても実際は在来線に乗り入れている格好で、秋田へ向けて奥羽山脈を越える山深い区間も通ります。


ここから調べよう。


駅構造は、島式のホームが1面。


配線略図大先生召喚。

島式ホーム1面だけなのは、たった1駅。



赤渕駅へ接近。

駅に保線用車両らしきものを発見。背後には森。


間違いなし。




では問題の写真↓


探し出した写真↓

完璧。


JR田沢湖線・赤渕駅、難問どころか実質3分で確保!



楽しいです!





続きまして、お久しぶりの岡山の恵理さんから2枚の新作、まずはこちら。

美しい新緑の山を走る単線電化路線。


大きな2つの特徴。

・線路の幅が広い

・勾配がかなりきつい



うむ、だいたい絞れた。



まずは箱根登山鉄道。

しかし、架線柱の形状が違うか。



次は、京都の叡山電鉄。

ここも末端区間では山登りになる標準軌(幅の広い1435mm)の観光路線ですね。



それに問題写真にはカエデの木がわんさか写っていた。カエデ→紅葉と言えば京都じゃないか?(安直なイメージ)



いざ京都へ出発。

山深いところだからストリートビューがあるか心配しながら捜索していると。

ほう、もみじのトンネル。

こんな線路の途中に画像が付けられてるなんて有難い事この上なし。


潜入。

あっ!!!!


あの右側の写真、ズバリこの場所じゃないか??



ここから前面展望動画などを駆使し、該当地点を丹念に捜索。



では問題の写真↓


探し出した写真↓

素晴らしい景色。

普通に駅のホームだったか。

叡山電鉄・貴船口(きぶねぐち)駅、カエデが色づき始めた季節に確保!



中学と高校の修学旅行以来行っていませんが、京都って大人になってから訪れるほうが絶対に何十倍も楽しいところですよね多分。





さあ2枚目。

一転して大きな駅。

写真手前のホームから分かれた線路がいくつもの分岐器を経て右側の線路に合流していくところが萌えポイントですね。



さておき、とある要素からJR西日本と推定。

写真を拡大。

ほう、高速道路が見える。

そして貨物列車の向こう、あの段差はなんだ?一段上に別の線路がありそうな……



大きな駅のそばに高速道路という事は、首都高や都市高速のある大都市なんだろう。



まず思いつくのは大阪駅。

大阪環状線だけ別な方向へ行くから、あのような段差もあるんじゃないか?

しかし、大阪駅から高速道路側を見ようとすると、どうしたって赤い観覧車が視界に入ってくる。



他のJR西日本の大都市駅を調べてもヒットせず。



うーむ、とある要素の推理が間違ってたという事か?

九州にも小倉(北九州)・福岡に都市高速が走ってるから、あり得るかも知れない。そのためには要素を照合させないと。



小倉駅の隣、西小倉駅で要素を探してみよう。

(小倉みたいな巨大駅だと探したい要素以外の情報が多すぎるので)

要素が合致!目論見どおり!



小倉駅付近に高速がまたぐ地点は無かったので、福岡(博多)へ。

ウムウム。

駅から見て、実にほどよい場所に高速が通っている。

問題写真の段差の向こうは新幹線だったという事か……博多駅は在来線も高架化されているから、それほど大きな段差ではなかったんだな。



では問題の写真↓

(分かった後でも高架駅とは思えない)


探し出した写真↓

夜で見えづらいけど。


問題写真でなんか塗りつぶしてあったのはラーメン屋だったか!

そりゃ消しますよね!



いちおう高速道路の看板も仕留めておきます↓

並びヨシ。


というわけでJR博多駅、大都市ならではの要素をもとに確保!



回答後、恵理さんから送られてきた写真↓

JR九州にはインパクトの強い車両が多くて楽しいですね。

↑こちら「或る列車」のHP







さて今回ラストはお初の方、JACROW闇将軍シリーズでもお世話になった、照明家でアーティストのサトちゃんから「なるべくヒントが写らないように頑張りました!」と1枚。ありがとうございます!

気が引き締まる海外編。頑張った甲斐を感じる画角。



東武特急のりょうもうに似てる(そんな訳はない)

参考↓



まずは文字を探そう。

一番下は英語だけど、その上は見慣れない文字だな…

英語で書いてあるとおり「(ホームと列車の)隙間に注意」という意味なんだろう。



とりあえず「LANGKAH」を調べたところインドネシアが引っかかってきたので、検索。

わー!!

東急田園都市線8500系に東横線8000系、そしてJRの205系!


いずれも東京でよく利用していた、馴染み深い車両たちです。向こうで頑張ってるんだな……エモいっ!!



しかしインドネシアは鉄道網も発達した大きな国。

もう少し絞ってからでないと捜索のしようがない。



ホームの文字全部を入力してみよう。


もしかしません。



なんで急に徳島!



惑わされる事なく前進。

あれだ!


Facebookに進むと、KTMという鉄道会社のよう。



検索を続けると。

マレーシアの鉄道か!

(カツミ模型店にも興味をそそられる)



(Wikipediaより)


数年前ありぴーさんからの写真に手こずった時にも、この鉄道を調べたな…懐かしい。



それにしても出てくるのは黄色を主体とした車両ばかり。


問題写真↓

こんな赤い電車は、どこに走ってるんだろう?



「KTMコミューター 赤」などで調べてもうまくヒットせず。

やぶれかぶれで「KTM りょうもう」検索。

カツミ模型のりょうもうが出てきてしまった…そりゃそうだ。

しかも旧型の1800系。素敵!




さて。

とりあえずクアラルンプール駅に行ってみるか。


「クアラルンプール」という駅があるか分からないけど、まずはマレーシアの首都の中心駅を見てみれば何かヒントがつながるんじゃないか?



出発。

上空に着いたら、路線図機能をオン。

うむうむ。

ラインの太いところに中心駅があるに違いない。

よし見つけた。


駅構内画像へ潜入。

おっ!赤い車両発見!!


よし、この車両を突き止めてやれば、、、ん?このホームの感じ、菱形……


ズバリここじゃないか?



よーし、運良く一発で辿り着いたぞ!!



ここからは執着心を発揮。

駅構内の全く同じ地点を探し出してやる。


幸運にも駅構内にストリートビュー。さすが首都の中心駅。


さあ、どのへんだ?


車両の向こうにうっすら丸い窓が見えるから、この方向で合ってる。

さらに【C D】と書いてあるってことは、3両目・4両目と考えることができる。

もう少しホームの右のほうだな。


ムムッ!

窓上の壁、色が変わっている箇所を発見!

あれだ。あれが正面に見えるところが問題の地点だ。



最終的微調整を重ねて。



では問題の写真↓


丹念に探し出した地点↓

屋根についた構造物。赤いケーブル。壁の色。床の表記。

Perfect。


マレーシア・マレー鉄道のクアラルンプール駅、中心駅ということで思ったよりスムーズに確保!!



解答後サトちゃんから送られてきた写真↓

うむ、場所が完璧だったな。

それにしても電車のデザインが尖ってる!



なお、駅構内の画像を探している時に、

おもしろおじさんの写真を見つけたので「解いた後にこれを送りつけてドヤってやろう」と思って保存しておいたのですが、送り忘れました(笑)




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。




嬉しいことにまだ25枚以上の手ごわい写真がありますので(お待たせしてすみません)、また気合いを入れて解いていこうと思います。




ではまた!


お久しぶりのどこ野鉄夫です。

すっかり新年度になりましたね。



ここ1ヶ月は労働に没頭していたので更新が滞りましたが、気持ちも新たにやっていきましょう。



まずは伊豆の工藤さんから、飲み会の最中に投入された1枚。

JR東日本の新幹線、それも東北あるいは上越新幹線である事は間違いない。


何故そうなるのかと訊かれても長年の勘としか答えられませんが。

最大の特徴は線路の数が多いこと。5本か、見えない部分も含めたら6本はあるかも知れない。



さらに写真を凝視。

新幹線の線路の向こうに、架線柱が見える。

すなわち在来線の駅と併設された駅だということ。



6本でまず思いつくのは大宮駅と高崎駅ですが、両方とも駅前に大きなビルが密集しているので違うだろう。


駅の向こうはなだらかな丘状になっている。

郊外のほうの駅か?でも線路が多いからそれなりに拠点の駅じゃないかな…?



福島などいくつか思い当たる駅を見ても該当なし。仙台や盛岡などの重要駅は4線しかない(通過列車がない=通過線を設ける必要がない)事も知っているから手出しはせず。



ん、通過列車……?そうか、発想が真逆だったんだ……

このまま酔いどれの闇雲捜索を続けても全く効率が上がらないので、素直に配線略図大先生をお呼び。

通過列車のある駅は、古川や一ノ関のようにホームに面した線路2線とその間に上下通過線がある(計4線)のが一般的だけど、白石蔵王と北上は片方が島式ホームになっているため5線ある。


白石蔵王駅は新幹線単独駅であり、北上(きたかみ)駅は在来線の駅も併設されている。



では問題の写真↓


探し出した写真↓


念のため問題左端のマンションも仕留めておきます↓

東北新幹線(&東北本線・北上線)北上駅、線路が多い理由に惑わされながらも確保!




やっぱりシラフの時に解いたほうがいいな!飲み会だと酔っている上に早く解いてみせたい自己顕示欲が出てきて邪魔!





続きましては日下さんから「気持ちの良いところに来てます」シリーズ、まず1枚目。

なるほど気持ちの良いところですね。

青い空に白い雲、そして正面に聳える山に目を奪われます。


線路は1本に収束している。単線の電化路線。

背後に聳える山はかなりの高さがありそう(房総半島ではない)。


そして毎度の事ながらとある要素でJR東日本確定

線路の感じはややローカル、電化方式は直流交流の判別が難しい。



左側の建物。

イオンかと思ったけど、イオンのロゴってこの線からはみ出すくらいには大きくなかったかな?



ともかくJR東日本の単線電化路線で山のあるところを走る路線を脳内検索。



まずは福島県の磐越西線(ばんえつさいせん)。

写真に写っているのは磐梯山ではないだろうけど、沿線には他にもデーンと山がありそうなイメージ。

大先生召喚。

写真から、2面3線ホームに側線もありそうな駅を探したものの、該当なし。



長野県の山岳地帯を走る篠ノ井線は?

配線的にはよかった両駅も、カーブやトンネルがあって問題写真のような構図は見られず。



次は、、吾妻線行こう。

群馬県の山あいを走り草津温泉などの観光地アクセスにも利用される路線で、どこ鉄でもたびたび難問で登場する路線ですね。

2面3線で側線もある駅は……ひとつだけ。



では問題の写真↓


見つけ出した写真↓

完璧。

JR吾妻線・中之条駅、超気持ちよく確保!


イオンかと思った建物は病院でした!




シリーズ2枚目。

こちらも単線の電化路線。


最大の特徴は、

海。


こちらもとある要素からJR東日本の路線確定。



海沿いを走るJR東日本の単線電化路線で、島式1面2線の駅。


まずは仙台近郊の仙石線

以前に島式1面2線の駅を探して絶望的な闘いを繰り広げた思い出深い路線。


↓↓

島式の宝庫であるものの、該当なし。

というか仙石線には跨線橋のある駅がほとんど無かった。



写真に戻って。



待てよ、これ房総半島の可能性もあるな…房総半島には屋根のない跨線橋が山ほどあるし、何より日下さんから過去、君津や久留里をはじめとして房総半島の写真を5枚以上頂戴している。



そんな事を考えながら写真を凝視。

丘の上に観音様発見。


少し迷ったものの、捜索のために開き直って入力。

ほう、東京湾大観音というのが真っ白な56メートルもある観音様だと。



接近。

ほうほう。

下の方にある駅から、海や山の方向がバッチリ合っている気がしますな!



では問題の写真↓


探し出した写真↓

ウム。

JR内房線・上総湊(かずさみなと)駅、観音様のお導きにより確保!

ありがとうございます!!!





お次はちょっと番外編的な、コンクリート仕事まさつぐ師匠からの問題。


相変わらずのひどい画角ですが。


この写真をくれた日は僕が千葉県柏市、他のメンバーも山口県や九州でそれぞれの現場に立ち会っていた日で、まさつぐ師匠も熊本県玉名市での現場の様子を共有メッセンジャーに続々投稿していました。



というわけで。

この踏切から撮ったんだろう。問題写真で線路の分岐が見られるから駅の近くだろうと思ったらその通り。残念ながらストリートビューはない。

逆方向もこれが精一杯。とにかくJR鹿児島本線の玉名駅近くの踏切に間違いなし。


回答後のやりとり↓

普段師匠にはいろいろ知見を頂いてありがたい限りなんですが、鉄道の話となるとオラついてしまいます。



ちなみ先日、僕も玉名駅を通りかかる機会がありましたが、乗り継ぎ時間の関係であの踏切までは行けませんでした(笑)

せっかくどこ鉄Tシャツを着てたのに。

(駅前の味噌ラーメン屋、美味しかったです)





さて今回ラストは、しっしーさんからの海外編。

小田急かな?という気も一瞬しましたが、小田急にこんな派手な駅はありませんね(笑)



「出口」と書かれている事から、漢字圏の国だろう。中国よりは台湾かな?日本人が旅行に行くなら中国より台湾のほうが行きやすいイメージ。

そして駅の感じから地下鉄だろうと推測。


検索。

ズバリ出たっ!

青いラインが特徴の車両。



台湾の都市といえばまずは台北。

よし、青いラインの駅を探してみよう。



まずは中心駅から。

お、East iみたいな車両が停まってるな…


(参考↓)

JR東日本のドクターイエロー的存在ですね。やっぱり似てる。



さておき、都心部の青ライン駅を捜索。

ここはホームドアがフルスクリーンタイプか…車両はいい感じ。



よりによって青いラインはX状に2路線あり、思ってたより路線が長大で捜索に難儀。

途中、写真に戻っていろいろ眺めていると。

あれ?

電車と屋根の隙間に茶色いビルみたいなのが見える?

……地下区間じゃないという事か??



地上・高架区間を探し出す作業に切り替え。

地下鉄の定石=高架区間は郊外にあり。

郊外を細かく探して高架駅発見!



どうだ…??

↓↓↓

あれ、思ってたのと全然違うな。


探していくうちに、駅より車両の窓上ラインが気になってきます。

問題写真の車両は窓上にラインは無さそうだし、青いラインを探してたのに紫だし…?



思い浮かぶのは東急5000系列の車両。


この系列は窓下に東急コーポレートカラーである赤帯を巻き、窓上にはそれぞれの路線カラーを巻いているのが特徴。(緑=田園都市線、ピンク=東横線)



もしかすると台湾の地下鉄も、青帯はコーポレートカラーなだけじゃないか?



とりあえず地下鉄全体の検索に戻り、この地下鉄は「MRT」と呼ばれている事を確認、路線を絞らず高架駅で検索すると。


あっ、赤い駅……!


問題写真↓

これは………赤い路線のどこかの駅という事ではないか?


にわかに車両の帯から駅構内のカラーリングに話が変わったけど、、どこ鉄ではよくある事!


赤い路線に目をつけよう。


都心部から適当に北上していって高架駅発見。

読めないけど、ここはどんな感じだ?

↓↓↓

あっ!

屋根の形が同じ!!!



すかさず駅構内をつぶさに徘徊、また近くの駅も念のため確認。

こちらは同じ赤ラインの駅でも、屋根の形が違う。


やっぱりあそこだな。



では問題の写真↓



ようやく探し出した写真↓


しいて言えば↓この茶色いビルが問題写真に浮かび上がったビルだという事!

というわけで、台湾MRTの赤ライン・剣潭駅、確保!!!


……なんて読むんだ?

ジァンタン駅、とかいうのかな?

↑↑漢字で「剣潭」と入力するのも苦労しましたよ!



どうやらここは士林夜市という市場の最寄り駅らしいですね。

これは楽しそうだ。



人生で一度しか海外に行ったことのないワタクシは、マレーシアの離島で市場に行った時(こんな大規模じゃなかったけど)、「食べ物はともかく変な色した甘い水は絶対に買うな(腹壊す)」とガイドさんに言われた事を数十年ぶりに思い出しました。




このたびの台湾地震、復興が少しずつでも確実に進むことを祈念しております。

もちろん能登もです。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



今回は以上です。



お読みくださりありがとうございました。




ではまた!

そろそろ、どうやったって解けなそうな写真たちのヒントをもらいに行こうかと思っておりますw




こんにちは。どこ野鉄夫です。



今回も大作ならぬ長作となりましたので、単刀直入にお送りしていきます。




まずは静岡のひさえさんから「お願いします!」と元気に1枚。

また変なのが来た。



ふつう写真を撮る時って「何を撮りたいか」だと思うんですがね。

「何を撮りたくないか」そんな写真ばかり頂戴するのがどこ鉄であります。

そしてお願いされたからには、解くしかないのです。



さて夜の高架線路にブレブレの車両、その下に交差点と歯科医院。奥にはぼんやりと三角屋根の寺院風建物。



ブレブレ車両を拡大。

黄色い帯に白い顔。


真っ先に思い浮かぶのは中央・総武線各駅停車のE231系。

(JR東日本ホームページより)


この車両が走る高架区間を探すわけですが、

高架橋が複線分しかないかな?


中央・総武線各駅停車はその名のとおり中央・総武線の快速線と並行していて、ほぼ全線が複々線(線路が4本ある)区間。複々線区間なら、橋はもっと幅広くなるだろう。


数少ない単独(複線)区間の両国〜御茶ノ水間は、

都心部なのでビルが多く、高架橋の形も違う。



念のため、この車両が営業する終点・三鷹より先の複線高架区間も捜索。

こちらも全区間無事終了。



…車両の推理が違ったか?

他に黄色い帯の車両……運転席横に窓がありそうだな……


そうだ、南武線のE233系は?


これだ。

南武線といえば黄色+茶色っぽい帯というイメージがあったから、窓上の帯が黄色一本と気づくのが遅れてしまった。

しかし運転席横の窓もバッチリ。



ちなみ先に浮かんだ中央総武E231は、

運転席横に窓なし。


南武線の高架区間を捜索開始。

郊外の多摩地区方面から探していって、、

交差点の脇に特徴的な屋根を発見。


では元の写真↓



探し出した地点↓

完璧。

南武線・武蔵中原〜武蔵新城間の交差点、10分足らずで確保!



ちなみにこの交差点で視線を左にずらすと、

南武線の車庫。

非常に良い地点ですな!



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お次は伊豆の工藤さんからの1枚。

青空の下に広い構内、線路がたくさんある駅。

工藤さんからは最近サウジアラビア・福岡県と手ごわい写真を頂いてましたが、この写真はとある設備からJR東海であると推定。



写真内徘徊開始。

おや、左のほうの線路が土手に分かれていってる…

分岐駅という事か?面白い。



分岐駅好きとしては手をスリスリしたくなる問題。

まず地元・三島駅は伊豆箱根鉄道が分岐するものの土手を上って行く風景ではないことは熟知。


またホーム先端の舗装がワイルドになっている事から、大都市よりは郊外の駅だろう。



隣の沼津(御殿場線が分岐)は、

車庫があるため、むしろ御殿場線のほうが線路が多い。



さらに進んで富士駅(身延線が分岐)は?

左側に貨物ターミナル。



そうだ、名古屋の向こうのほうに、貨物線がひっそり土手で分岐するところがあったような……

しかし駅がない。



大人しく配線略図大先生をお招き。


武豊線が分岐する大府駅。

線路もたくさんある……



では元の写真↓


見つけ出した場所↓

これだけではよく分からないので、線路脇に立っている建物も仕留めておきます↓

これでよし。

JR東海道本線・大府駅、安定の確保!




この大府駅。

(乗換路線図アプリより)

単純に武豊線と左右に分かれていると思ったら、

東海道線の左から土手を上り、オーバークロスして右側へ分かれて行くんですね。

分岐駅好きとして非常に高い萌えポイントです。



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さあ今回ラストは、フェロモンさんからの超難問。


去年のお花見の時にもらって以来、1年間頭を悩ませ続けている写真です。



おそらくどこかの貨物線だろう。

ゆるやかにカーブを描く線路、その風合い。工場の敷地と全く区切られていないのが旅客線としては不自然。

背景に山が見えるから、東京都心部・沿岸部ではないはず。



と言いつつ、最初に見たのは横須賀線の末端・久里浜駅の先でした。

ここは終着駅からさらに少しだけ線路が延びているので、もしやと思ったんだけど!



次に思いついたのは、栃木県の小山市のほうに工場へ延びる専用の貨物線があること。


ここでこっそり分かれた線路が工場のほうへ向かっているのを知ってるんだからな!


どうだ?

非電化だったか!



そう、問題の線路は電化されている。

これが今後も悩みの種に。



次は千葉県の貨物線へ。

やはり非電化。



うーむ……貨物だけが走る線路なんて全国に無数にあるだろうけど、路線図には載ってないしGoogleマップでは先ほどのとおり非常に判別が難しいし、そこが電化か非電化かなんてデータ化されているとも思えないし、どうやって探せばいいものか……




「貨物線 電化」で調べたって非電化も一緒にくっついて来るし。



ここで少し思考を切り替えて、工場のそばを走る電化ローカル私鉄に着目。


有名なのが静岡県富士市を走る岳南電車。

ここはあまりに工場の中を走るので、工場の夜景を楽しむ電車まで走らせているほどです。(前にも紹介した気が)


ワンチャンあるんじゃないか……?

↓↓

架線柱が違う…線路もしっかりしているか。。



同じ着想から埼玉の秩父鉄道貨物線へ。

ここもJR高崎線からひっそり分かれて秩父鉄道の線路へ向かうのは知ってないと判別が難しいところ!


どうだ?

単線で工場に近い地点はこれが精一杯。



うーむ、他に何か手掛かりはないか?

改めて写真を凝視。

この看板、一番下が消されてるな……重要な情報が書いてあるんだろう。


何かのお店の看板が見えるが、、調べようがないか。


踏切脇に止まっているトラック。

このロゴから探せないか?


検索。

トラックをリアルにドライビングできるシミュレーションゲームに完全引っ掛かり。



その後も様々な貨物線をポツリポツリと捜索したものの一向に当たる気配はなく、他にも手ごわい写真がズラズラ届くなかで1年が経とうとしておりました。




貨物線だろう、以外に何の手掛かりも見えないこの写真。



どうしても今年のお花見までには解かねばならない。



花粉症に苦しみ始めたこの時期、そう遠くなく花見のシーズンがやってくることは身体に危機感として刻み込まれている。そしてその場でフェロモンさんに「まだ解けてないんだ…」と申し訳なさそうな顔をした時点で僕の酔い具合もどこ野鉄夫としての矜持も地に堕ちるだろう事は想像に難くない。



そんなのは絶対に嫌だ!

気合いを入れ直して捜索開始。



まずは前回の失敗から「real driving 運送会社」で検索。

前回に比べてリアルなトラックが出てきた!


トラックの塗り分けは窓の後ろから3本のライン。

これを探し出せないか?


深く潜れば潜るほどかけ離れていく検索結果に無念の断念。



なんで「どこ鉄」なのにトラックの塗り分けを探さなきゃいけないんだ!

それに例え見つけたとして、その会社とトラックが止まっている場所に必ずしも関連性があるとも限らない。長距離トラックだとしたら結局全国を探さなきゃいけなくなる。そんなのはまっぴらごめん!



もうこの検索でいくしかないか。。


ずっと「貨物線」と書いてきましたが、より厳密にいうと工場からJR幹線とを繋ぐまでの、その工場(会社)専用の線、これを片っ端から当たってやろうという作戦です。




北海道から捜索開始。

王子製紙の工事へ延びてるんだな。

非電化。撤退。


青森・岩手と東北地方を南下し、宮城県へ。

こちらも非電化。


そこから山形、福島、茨城、群馬、埼玉、(千葉東京神奈川はスルーし)新潟、富山、山梨、長野、静岡とSUKAを大量生産。

Wikipediaのデータがあっても、実際どこに線路があるか探すのは至難の連続。



…鹿児島に着くころにはガイコツになっているんじゃないか、そんな予感も帯びてきた愛知県。

おや?

そうか、鉄道車両を作る会社にも専用線があるよな……!



新たな着想に予感を持ちながら現地へ。

違ったーーー!

でも電化されているっ!!!



今までの専用線はほとんどが非電化。

貨物や資材は積み下ろしがあるから、架線があるとフォークリフトや重機が使えないので必然、非電化になる。

車両メーカーはどうだ?電車はそのまま線路を走る(積み下ろしがない)から、架線が張られているのではないか?機関車の付け替え(専用線ディーゼル→JR電機)はいらなくなるし、なんなら電車はそのまま走れるし!



↑この推理に完全な事実の確証はないけど、

とにかく車両メーカーに絞って捜索してみよう。



ここで思い着くのは一気に西へ飛んだ山口県下松市。

ここには日立製作所の車両製造工場があります。東京では例えば東武・西武・東京メトロの車両の多くがここで製造されて、はるばる山陽本線・東海道本線を走って(機関車に引かれて)東京へやってくるんですね。



関西地方にも近畿車両・川崎重工というメーカーはありますが、立地的にもまず日立から確かめたい。



いざ下松へ。

巨大な車両メーカー工場の間を縫うように、専用線が通っている…………



祈る気持ちでストリートビュー。

架線柱がちが………ん?


↓↓↓

あーーーーっ!!!!!!


謎の看板が一致!!!!!!!



ようやく、ようやく見つけたつつつつっ!!!!



では大変お待たせ致しました、問題の写真↓


ついに辿り着いた場所↓

よっしゃーーーっ!!!

トラックも完璧!!!



反対側も↓


きっちり仕留めて満面の笑み。


というわけで山口県・日立製作所笠戸事業所付近の専用線、確保ッッ!!!!!!



いやー大変な問題だった!

さんざん苦労したけど、最終的に車両メーカーの専用線に絞れたのは我ながらよくやったと言ってあげたい!



なお問題写真で消されていた部分は、

そりゃそうだ。

こんなの読んだら一瞬でわかっちゃうもんね。



わずか1行消すだけで鉄夫を奈落の底へ落とし入れる、恐ろしい問題でした。



さらにこの写真、フェロモンさんの「叔父様が撮ってくれた」そうですが、↓


自発的にこんな写真を!


世の中にはまだ恐ろしい写真を送ってくれる人がゴロゴロいるのかも知れませんね……


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



今回は以上です。



長々とお読みくださり、ありがとうございました。



やっぱり鬼写真が解けると気持ちが晴れますね。



おかげさまで沢山届いている写真たちにも、また張り切って取り組んでいきたいと思います。




ではまた!

次の写真で会おう。