朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~ -42ページ目

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

193P

水野「強いほど、他人を受け容れて許せるようになるでしょう」

東京湾臨海署安積班シリーズの短編集。

安積係長は、国際犯罪対策課、水上安全課、盗犯係、暴力犯係、強行犯第二係など、いろいろな人たちとの協同に力を惜しまない。

外国人同士がもめているという通報があり現場に駆けつけると、複数の外国人が罵声を上げて揉み合っていた。ナイフで相手を刺して怪我を負わせた一人を確保し送検するも、彼らの対立はこれでは終わらなかった(略奪より)

安積係長をはじめ、村雨、須田、水野、黒木、相楽係長、速水小隊長など、多彩で異色な人材が豊富なので読んでいて面白くて飽きがこないわけだ。

 

 <目次>

目線

会食

志望

過失

雨水

成敗

夏雲

世代

当直

略奪

 

1955年、北海道生まれ。上智大学在学中の1978年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て専業作家に。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、2008年に『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。2017年、「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。2023年に日本ミステリー文学大賞を受賞

 

森永卓郎さんの遺書というインパクトが非常に強い内容であった。

特に、多くの日本人は御巣鷹山への墜落事故だと思っていた日航123便が自衛隊機による撃墜であったという衝撃的なおはなしが。裁判においても頑なにフライトレコーダーは公開されないという。

 

結果から推測されることが、鵜呑みにできるかどうかはわからない、飛行機のフライトレコーダーの開示など、客観的な証拠が現れてこないと……。隠れている事実があるのかどうか。

 

森永さんが命を懸けて訴えたのはわかった。彼の切実な思いが伝わってきたのは否めないが、あまりに衝撃的な内容だった。

 

 

10P すべては「保身」のため

1 絶対的権力者が、人権や人命や財産に関して深刻な侵害を行う

2 その事実をメディアが報道せず、被害が拡大、長期化していく

3 そうした事態について、警察も検察も見て見ぬふりをする

4 残酷な事態が社会に構造的に組み込まれていく

 

203P

2023年12月、私はすい臓がんステージ4の告知を受けた。告知の瞬間、私は、何かを食べたいとか、どこかに行きたいとか、そんなことは微塵も考えなかった。

なんとか自分の命のあるうちにこの本を完成させて世に問いたい。そのことだけを考えた。

その意味で本書は、私の40年にわたる研究者人生の集大成であると同時に、私の遺書でもあるのだ。

 

 <目次>

まえがき

第1章 ジャニーズ事務所(無視された東京高裁判決、推しを育てるというビジネスモデル ほか)

第2章 ザイム真理教(統一教会と財務省を比較してみる、アベノミクスとはなんだったのか? ほか)

第3章 日航123便はなぜ墜落したのか(踏みにじられた遺族の声、違和感だらけの日本航空123便の墜落 ほか)

第4章 日本経済墜落の真相(日本経済集団リンチ事件、2つ目の「ありえない政策決定」 ほか)

あとがき

 

1957年、東京都生まれ。経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。1980年に東京大学経済学部を卒業後、日本専売公社(現在のJT)に入社、予算を握る大蔵省(現・財務省)に「絶対服従」のオキテを強いられる。その経験を原点として、「財政均衡主義」という教義のもとカルト化する財務省に斬り込んだ『ザイム真理教』がベストセラーに。2023年12月、ステージ4のがん告知を受ける。

 

【No1565】書いてはいけない 日本経済墜落の真相 森永卓郎 三五館シンシャ フォレスト出版(2024/03)

葉真中 顕さんは初読みにして久しぶりに出逢った傑作であり力作であった。

いくつかの点が点であったものがしばらくして柔らかな糸でつながっていった、それがいつか一つの線となっていった、その線はだんだんと太くなって面になっていった。例えてみると、繭を紡いで糸になってそれが絹となっていき布が織られ反物になっていくような感じ。読み進めるにつれて物語が徐々にひとつに繋がっていった。

失われた30年、就職氷河期、引きこもり、8050問題、ホームレス、孤独死、ブラック企業等々、普段目を背けがちなこれまでの影の歴史を話題として取り上げていた。

殺人事件を追う刑事の奥貫綾乃の言動とともに、団塊世代ジュニアの草鹿秀郎の独白が交互に続いていく。

草鹿の「明日は今日よりも豊かになる」の文章で始まり「明日は今日よりも豊かになる」でこの小説は幕を閉じる。

 

右手を左胸に当てると、どくどくと手に動きが伝わってくる。鼓動が聴こえてきた。

「生きていきたい」と草鹿はそう思い引きこもりながらも生きてきたんだ。

 

大学を卒業後、正規雇用からこぼれていった。親の年金を頼りに引きこもる日々。でもいつか終わってしまうとこれからどうやって生きていける?

50歳近くの無職で独身で引きこもりの男性。自分の子どもを愛することができずに離婚して独りで生きていく女刑事。首を絞められ命を奪われ公園で顔を燃やされたホームレスの老女。普通に考えると重なることのないはずの点が重なって一本の線になっていく。

どこにも居場所がないし誰にも必要とされていない、けれどもそれでも自分はここにいるんだ、ここで生きているんだと叫んでいる声が聞こえてくるようで悲しかった。

 

「自分らしく生きていく」ことについて、

二つの箇所が共鳴していたので引用してみたい。

 

67P

「自分らしく、生きればいいんだよ。どうせ男らしくなんてなれないんだから、割り切ってさ」

「自分らしく」

「そう。たとえばぼくの場合だったら、好きなことを突き詰めて考えるのは得意だからね。そこで勝負するんだ。たくさんマンガ読んでアニメ観て、自分なりにいろいろ考えて、それをまとめて文章にしたり、人に話したり、そういうことを一生懸命やるんだ」

S・Sは、オタクの巣窟の科学部の中でだれよりもマンガとアニメに詳しく、定期的につくっている雑誌では長文のエッセイや評論を書いていた。それらには、いつも独自のしかし説得力のある視点や解釈が含まれていて、アニメ雑誌に載っているプロの文章と同じくらい、ひょっとしたらそれ以上に読み応えがあった。

「まあ、結局、好きでやってるだけのことなんだけど、得意なことを一生懸命やるのは楽しいっていうか、やっぱり充実するじゃん。ぼくのする話や、ぼくが書いたものを面白いって思ってくれる人がいると、すごく嬉しいし。これが本当の自分なんだなって、思える。すると、もしだれかに男らしくないところを気持ち悪いって思われても、別にいいやって、気にしないでいられるんだ。ぼくはもうそのレースを降りたからね、って。ぼくの自分らしさを好きだと言ってくれる子も見つかった。まあ、これはやっぱり巡り合わせかな」

S・Sは少し照れたようにまなじりを下げた。

「そっか。男らしく、じゃなくて、自分らしく、か」

クラスで変人扱いされているS・Sの「変さ」も、突き詰めれば「自分らしさ」になるのか。

 

264P

引きこもりたくなんかなかった。恋愛をしてみたかった。セックスをしてみたかった。自分の家族を持ってみたかった。友達が欲しかった。人並みに働いて承認されたかった。あの塔の上の方でなくてもいいから、せめてみじめな思いをしないで済むくらいの高さまでは登ってみたかった。

自分らしく生きてみたかった。

ようやく気づいた。自分らしく生きるということは、自分で自分を承認することなのだ。S・Sが自分らしく生きればいいと言ったあのとき、彼は自分のことを承認したのだろう。それは強さだ。ぼくと同じくオタクで、ぼくと同じく男らしくなかったS・Sは、しかしぼくよりずっと強かった。だから塔を登れた。弱い僕は登れなかった。

 

1976年東京都生まれ。2013年『ロスト・ケア』で日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞しデビュー『絶叫』は吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞の候補、『コクーン』は吉川英治文学新人賞の候補、『Blue』は山田風太郎賞候補となる。2019年『凍てつく太陽』で大藪春彦賞、日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞。2022年『灼熱』で渡辺淳一文学賞受賞

スージー鈴木さんの明るい自由な発想が面白かった。

ぼくの頭の範疇では考えられない、参考となる箇所がありました。

スージーさんの約30年間の博報堂での会社員経験から生み出されたサブサラ(音楽など)に関する108の名言・格言集です。

彼は、「博報堂」の社員としての仕事を主にしていましたが、これまでのカルチャーの蓄積を大事にしながら、いずれの独立を視野にして行動に移していました。

このサブサラ(サブカルサラリーマン)とは、「会社員をメインとして、サブライフとしてのカルチャー生活をあきらめない、自らも表現していきたい。できれば、いずれはそれで食えたらいいなという精神を持った文化的に開かれた会社員」のことを言います。サブの人生を彩るには、これまで聞いたり見たり知ってきた音楽や映画、文学、お笑いなどのカルチャーを活かしていくのです。マイナー志向だとも書かれてあります。

 

82P 少しずつ「非・会社人間」にシフトとする。まずは70%感謝人間になろう。

まず目標は「3割」です。使う時間の比率、会う人の中の比率で3割を「非・会社関連」にすることです。つまり「70%会社人間」になる。

 

190P 批評で憧れの人とつながる。単なる感想にならない書き込みを

憧れの人の作品がよかったならば、その感想をあなたがSNSに書き込めばいいのです。もちろん憧れの人の名前入りで。

私自身もいい作品に接したら、できるだけ感想を書きこむように努めています。いわゆるファンの人たちと同列の書き込みにならないように気をつけています。

「最高!」「大好き!」的な感想ではなく、冷静に、文体も整えて、ちょっとウイットが入っているような批評を目指す。それの方がエゴサーチに引っかかりやすいし、何よりライターとしての訓練になる。

 

216P 「0→1力」(ゼロイチ力)を鍛える。なぜならそれは会社員の弱みだから。

「0→1力」(ゼロイチリョク)でないかと私は考えるのです。読んで字のごとく、「0を1にする力」、つまり何もないところから仕事を起案して、仕事を作って、自らぐんぐん進めていく力を指します。

会社員の仕事の多くは、上司から定期的に降ってきます。また会社員は仕事を、チームワークでシステマティックに進めていきます。だから仕事に対する責任の度合いは、いきおい低くならざるを得ない。

フリーランスは、自分で企画を考えて、企画書を書かねばならない。幸運にも仕事が発生したら、傷からがぐんぐん進めていかなければならない。頼る人がいないから。

 

 

 <目次>

まえがき

第1章 サブサラは、こう考える。

第2章 サブサラは、こう働く。

第3章 サブサラは、こう暮らす。

第4章 サブサラは、こう表現する。

第5章 そしてサブサラは、こう辞める。

スペシャル対談 スージー鈴木×ますだおかだ増田

 

音楽評論家、ラジオDJ、小説家。1966年大阪府生まれ。早稲田大学卒業後、博報堂に入社。在職中より音楽評論家として活躍し、10冊を超える著作を発表。2021年、55歳になったのを機に同社を退職。

著書に「幸福な退職」「弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる」など。

 

【No1563】サブカルサラリーマンになろう 人生をよくばる108の方法 スージー鈴木 講談社(2024/03)

有名な解剖学者であり無類の虫好きな養老孟司さんの自伝本だ。

記憶のはじまりだった父の死から、虫採りに夢中だった少年時代、医学部進学と解剖学への道、大学紛争と葛藤、同じ年にやってきたと愛猫「まる」と平成のベストセラーまで、人生は「なるようになる」し、人生は「なるべくしてなる」をエピソードがあり縷々として語っておられた。

これらの言葉をこれまでの自分の人生において置き換えて考えてみたら、実際にそうなってきたのではないかという気がする。

養老さんは無比の読書好きだ。

つまらない本であっても「なぜこの人はこんなことを考えたのだろうか?」と考えながら読むことは、参考にしたい大事な観点だと思う。

3P まえがき

なにしろ「なるようになる」のだから、はっきりした目的意識があって、それに従って物事が進むということにはならない。私自身がすっかり忘れてしまったような些事が、その後の人生を動かして来たかもしれない。似たような表現でも、「なるべくしてなる」などといったほうが、恰好いいかもしれない。「なるようになる」では多少投げやりな感じがするが、むろん本人の私にはそんな気持ちはない。

 

 <目次>

まえがき 養老孟司

1 幼年時代と戦争(人生は小さな必然の積み重ね、記憶の始まりは父の死 ほか)

2 昆虫少年、医学部へ(開校四年目の中高一貫男子校へ、欧米流の倫理に戸惑う ほか)

3 解剖学者の奮闘(初めての解剖実習、ヒトの身体には個性がある ほか)

4 『バカの壁』と“まる”との出会い(誰にでもある「馬鹿の壁」、サントリー学芸賞受賞の頃 ほか)

養老先生への五〇の質問

あとがきにかえて 鵜飼哲夫

 

養老孟司さん

1937年鎌倉市生まれ。東京大学医学部を卒業後、解剖学教室に入る。東京大学大学院医学系研究科基礎医学専攻博士課程を修了。助手・助教授を経て81年より東京大学医学部教授、95年退官。96年から2003年まで北里大学教授。東京大学名誉教授。1989年『からだの見方』でサントリー学芸賞、2003年『バカの壁』で毎日出版文化賞特別賞を受賞

鵜飼哲夫さん

1959年名古屋市生まれ。読売新聞編集委員

 

【No1562】なるようになる。僕はこんなふうに生きてきた 養老孟司 中央公論新社(2023/11)

我々一人ひとりが戦争について考えながらページを次々と捲ることができる良本。

血で血を洗う過ちをなぜ繰り返すのか?

世界で戦争がなぜ無くならないのか?

歴史から学ぶことの大切さを再認識しました。

102P 戦争が戦争を生む「負」の連鎖をいかに断ち切るか

戦争の成功体験が次の戦争を招くだけでなく、「もう戦争は懲り懲りだ」と反省しても、それがまた次の戦争の引き金になる。それが、この79年間の世界でした。

過ちを繰返すという過ちをしているのです。

では、戦争が戦争を生んでしまう悪循環を断ち切るには、まずは自分たちの過去としっかり向き合うことが大事でしょう。戦争の教訓を将来に活かすには、歴史に学ぶしかありません。戦争の理由を知ることで、私たちは未来を変えていけるのです。

 

戦争の終わり方とは?

これも歴史から学ぶ方法のひとつです。

ロシア・ウクライナ戦争やイスラエルとハマスの戦闘です。

池上さんは、世界を巻き込むような第三次世界大戦にはならないし局地的な戦いになるだろうとの諸情勢を根拠にした説明がありました。

対岸の火事ではないと思われますが、この件を歴史から学ぶとすれば、現在、西欧の方面で行われているこの二つの戦いは、お互いの消耗後にやっと終わるであろうかと推測されます。

85P 戦争の終わり方

戦争はどのようなときに泊まり、終わるのか。

歴史を振り返れば、朝鮮戦争のようにどちらの国もへとへとになり、「もうこれ以上どうしようもない」状態になって、戦争の停止・終わりを告げることが少なくありません。日本も日露戦争において、国家も国民も疲弊していました。

当事国が消耗し切らなければ戦争は終わらない。悲しいかな、これが現実です。

 

 <目次>

新まえがき――やはり戦争が起きてしまった

新章 世界で戦争が起こった理由

 1ロシア・ウクライナ戦争

 2イスラエルとハマスの戦い

 3第三次世界大戦の可能性

第1章 なぜ世界から戦争はなくならないのか

第2章 日本は本当に「平和」なのか?―「平和国家」の光と影

第3章 アメリカは同じ過ちを繰り返す―「戦勝国」の失敗の歴史

第4章 東西冷戦―実は今まで続いていた

第5章 戦争のプロパガンダ―報道は真実を伝えているのか

第6章 ヨーロッパに潜む「新冷戦」

第7章 終わることのない「中東」宗教対立

第8章 日本人が知らないアフリカ、アジアでの「代理戦争」

第9章 バックミラーに見える歴史から学ぶこと

あとがき――戦争の教訓から学ぶために

 

1950年長野県生まれ。ジャーナリスト。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年NHKに入局。報道記者として、松江放送局、呉通信部を経て東京の報道局社会部へ。警視庁、気象庁、文部省、宮内庁などを担当。94年より11年間、NHK「週刊こどもニュース」でお父さん役を務め、わかりやすい解説が話題に。2005年にNHKを退社し、フリージャーナリストとして多方面で活躍。現在、名城大学(教授)や東京工業大学(特命教授)など6つの大学で教えている。

奥さまは、あの森三中の大島美幸さん。

自分がソフト老害があるから、仕事を辞めて後輩に繋げる。

「手放す」がこころに響いた。

手放さないと大事なものが入ってこないという。これを体感して理解するのが簡単ではない。それをマスコミの世界で実感された人の言葉だから重く響くのだ。

諺や名言はなかなかよくできている。たくさんの人の経験や時間を経て、みんながそうだその通りだと実感してきたからこそ、そうでないものは既になくなっていくなか、勝ち抜いてこの世に引き継がれて残ってきた言葉。素晴らしい経験値が詰まった言葉だと思う。

170P 手放すということ

以前、知人から教わった言葉でずっと心に残っている言葉があります。

道元禅師の「放てば手に満てり」という言葉。「坐禅修業をして、執着を捨て、心を空にすれば、自然と真理の境地に至れる」のが本来の意味だそうですが、つまりは、「今は持っていない何かを手に入れたい時に、まずは、握りしめているものを手放さなければ、それを手に入れることは出来ない。大事に何かを握っている。怖いから何かに掴まっている、そのぎゅっと閉じた手を思い切って開いて、手の中が空っぽになった時、その空いた手の中に、本当に大切なものが自然と満たされていく」ということなんですね。

禅の言葉こそ、長年語り継がれてきたからこそその歴史とデータがあります。

 

こんな人がいたら仕事を辞めよう

苦手な人

ミスを押し付ける人

追い詰める人

悪口が好きな人

 

 <目次>

はじめに 

第1章 なぜ仕事を辞めるのか

第2章 あなたにも代わりはいる

第3章 ワクワクしなくなったら仕事を辞める

第4章 なぜ40代はしんどいか―世代別の仕事論

第5章 どのように仕事を辞めるか

第6章 辞める前にしておくこと

第7章 手放すからこそ入ってくる

おわりに 

 

放送作家。1972年生まれ。多数の人気番組の企画・構成・演出を手がける。そのほか、エッセイ・小説の執筆や漫画原作、映画・ドラマの脚本の執筆、映画監督、ドラマ演出、ラジオパーソナリティ、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。

人生は100年時代です。100歳の壁を超えられるか!

高齢期はひとくくりでなく、年代別に「生き方を変える」のが長寿のカギです。

「70代は老いと闘う時期」、「75歳は人生の節目」、「80代は老いを受け入れる時期」です。

人生には、上り下りがあります。

幸せなのかどうかは、その人の考え方次第だ。

人生では、楽しんでこそ輝くのではないかと思います。

そもそも、健康が一番大事だ。

脳やからだや心が健康でないと楽しめない。

老化や加齢とともに減っていくものを、栄養、運動、性ホルモン、サプリメント、補聴器、紙パンツなどで足していくという「足し算の考え方」で生きていければよいという。

誰もが無理をせずに取り組める、足し算健康法いろいろが書かれてありました。

 

112P

病院にかかるときは医師の言うことを鵜吞みにせず、まず「自分で考える」「体の声を聴く」という習慣をつけて、ご自身の体を守ることが大切です。

 

 <目次>

序章 100歳の壁を超えよう!

第1章 100歳の景色を見よう

第2章 100歳を迎える「足し算」習慣

第3章 長寿を損なう「引き算医療」

第4章 70代80代がもっと元気になる「足し算」健康術

第5章 長寿のための病気別「足し算」健康術

あとがき

 

1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院を経て、現在は精神科医。国際医療福祉大学教授、ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表、一橋大学経済学部非常勤講師、川崎幸病院精神科顧問。著書に「80歳の壁」など多数。

傷は浅いうちに自身で直すべきだ。

神奈川県警の巡査部長の水沼加穂留は、民事裁判の対応を行う訟務課へ異動して弁護士資格を持つ新崎大也とともに。強盗犯グループへの違法捜査を問われた裁判を担当することになった。

129P

横浜地裁508号法廷での判決公判。加穂留は緊張して、言い渡しを待った。

「主文。一、原告の訴えを認め、被告は賠償金2百万円を支払うものとする。二、訴訟費用は被告の負担とする」

強引な取り調べ・違法捜査が録音によって証明されて、神奈川県警は敗訴してしまった。

これまでのゆっくりした裁判への動きから、その後、転がるようにして加速度的に前に話が進んでいった。

検挙率上げを図るための県警内での黒い噂が現れ出て来た。

加穂留はそれを明らかにするために、関係者の間を東奔西走する。

彼女は身の危険を感じ危ない目に遭遇するのだ。

もう面白くて読む手が止まらなくなってしまい、もうもう一気読みだった。

 

 

 <目次>

第一部 敗訴

第二部 R

 

1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞

ほかの著書に「天国の罠」「黒い紙」など。

適度に受け流すスキル、気にしない生き方について、例をあげながらひろゆきさんがそつなく伝えてくれています。

13P

他人の目や他人の意見をいちいち気にするよりも、余計なことは軽く聞き流す生き方、「気にしない生き方」をしたほうが、幸せの階段を上ることができると僕は考えています。

 

 

空が落ちてこないかくよくよ悩むなどまったくの論外で杞憂そのものです。

悩んでいても問題はまったく進みませんし解決しません。

悩むくらいならば、自分でみずから行動してその結果を得てそのときに対処策を考えるのです。

159P 自分がどうにかできること以外はこだわらない

自分にはどうにもできないこと、どうでもいいことより、自分の人生にとって有意義なことを考えたほうがずっとお得です。言いたいには、これです。

・すごく好きなもの

・強く興味があること

・やると楽しくなれること

 

ヨガでツボに入ったときです。マインドフルネス瞑想でしょう。

ヨガをすることの他なにも考えずに目の前のことのみに集中するのです。できるだけその没頭する時間が持てるかどうかが、雑多なストレスに打ち克てることにつながってくるものだと思います。

187P 何か一つのことに集中する

過去や未来のことを考えるなと言われてもかえって不安になってしまいますが、何か一つのことに集中できれば他のことを考えなくなる。そういう無心な状態を能動的に作ることはストレスのある人にはすごく重要です。今目の前にあることに没頭していろいろと考えを巡らせると、不安な気持ちに意識が向かなくなる。

 

ぼくは、「ハレとケ」の状態がぱっと頭に浮かびました。いつも祭のような明るく楽しい状態のままではありません、日々はつつましく生きていてけっして面白くない時間も多くあります。明暗を対比していつも騒ぐとか発散するばかりではなく、当たり前の普通に毎日が実は幸せだったと気づくのです。静かなときを過ごし楽しむメリハリが大事だと思うのです。

219P 舌を肥やさない

「舌を肥やすな、飯がまずくなる」があります。おいしいものをずっと食べていると美味しいと感じなくなるという経験がある人は多いでしょう。普通にしていれば幸せだと感じたことを、そう感じられなくなるという一種の人間の能力の欠落だと思う。

 

 <目次>

はじめに

プロローグ 「幸せ」を感じるための考え方

第1章 他人に振り回されない(職場の人に振り回されないために、他人をコントロールするコツ、ずるい人間になる、日本企業の同調圧力、転職する前に考えること)

第2章 今いる場所にこだわらない(賢いスキルアップの方法、営業スキルの価値、相手をうまく説得する、やる気を持続させるテクニック、心配事が消える考え方)

第3章 周りの目を気にしない(なぜ人と比べてしまうのか、誰からも嫌われない人はいない、メンタルを整える思考法、イヤなことを引きずらないコツ、SNSとの向き合い方)

第4章 お金にとらわれない(お金以上の価値を知る、ぜいたくな生活はいらない、「欲望」をコントロールする、焦りが自然と消える思考法、人間の幸せのメカニズム)

第5章 社会に期待しない(日本社会でこれから生き残るには、「幸せ」とは何か)

エピローグ 気にしないための「7つの習慣」

 

西村博之。1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカのアーカンソー州に留学。1999年にインターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。東京プラス株式会社代表取締役、有限会社未来検索ブラジル取締役など、多くの企業に携わり、企画立案やサービス運営、プログラマーとしても活躍する。2005年に株式会社ニワンゴ取締役管理人に就任。2006年、「ニコニコ動画」を開始し、大反響を呼ぶ。2009年「2ちゃんねる」の譲渡を発表。自身のYouTubeチャンネルの登録者数は160万人超、X(旧Twitter)のフォロワー数は240万人超。