人生は100年時代です。100歳の壁を超えられるか!
高齢期はひとくくりでなく、年代別に「生き方を変える」のが長寿のカギです。
「70代は老いと闘う時期」、「75歳は人生の節目」、「80代は老いを受け入れる時期」です。
人生には、上り下りがあります。
幸せなのかどうかは、その人の考え方次第だ。
人生では、楽しんでこそ輝くのではないかと思います。
そもそも、健康が一番大事だ。
脳やからだや心が健康でないと楽しめない。
老化や加齢とともに減っていくものを、栄養、運動、性ホルモン、サプリメント、補聴器、紙パンツなどで足していくという「足し算の考え方」で生きていければよいという。
誰もが無理をせずに取り組める、足し算健康法いろいろが書かれてありました。
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病院にかかるときは医師の言うことを鵜吞みにせず、まず「自分で考える」「体の声を聴く」という習慣をつけて、ご自身の体を守ることが大切です。
<目次>
序章 100歳の壁を超えよう!
第1章 100歳の景色を見よう
第2章 100歳を迎える「足し算」習慣
第3章 長寿を損なう「引き算医療」
第4章 70代80代がもっと元気になる「足し算」健康術
第5章 長寿のための病気別「足し算」健康術
あとがき
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院を経て、現在は精神科医。国際医療福祉大学教授、ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表、一橋大学経済学部非常勤講師、川崎幸病院精神科顧問。著書に「80歳の壁」など多数。