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朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。




年代を超えて「いつまでも腰を低くし謙虚であれ!」





「前の仕事のやり方で新しい仕事をしない、肩書なしを受け入れる、経験が役立つとき、役立たないとき、新しいことだからチャレンジする、手を惜しまない、整理整頓を心がける」等々。



目次を読んでいたら、これは面白いそうだなあ!と思いました。




 





彼女の人生のなかで獲得した知恵と工夫という経験から、これから第二の人生、老年期を迎える後輩たちにとって、役に立つ先輩からの金言になるのではないかと感じました。








 


5P「60歳を過ぎてからの未知との遭遇、初体験は、山また山、谷または谷の連続であった。山や谷の体験は、考えようによっては実に面白い。揺れ動きながら、飽きるヒマなしなのだから。

いままでの人生で獲得した知恵と工夫が生きる年代なのだ。私のそんな60代の体験が少しでもお役に立てれば大変うれしい」










 


 <目次>

はじめに 動揺している自分にびっくりする

第1章 予想より早くやってきた退職勧告(もう少しこのままかな、と思っていた矢先、大変だ!定期収入の仕事がなくなる ほか)

第2章 なってみないとわからないこと(第一線の舞台の幕が下りるとき、私の収入と支出はどうなるのか? ほか)

第3章 60代で働くときの心得(最初に必要なのは気持ちの切り替え、前の仕事のやり方で新しい仕事をしない ほか)

第4章 60代の働き方にはコツがある(話し方は大切、助け合える関係を育てる ほか)

おわりに 結果よければすべてよし








◎1945年新潟県生まれ。共立薬科大学卒業。薬剤師。消費生活アドバイザー。生活研究家。著書に「60歳からの「シンプルな家事」私の方法」「覚悟の片付け」「老いの片づけ力」など









33P「退場は、会社や世間に決められる」







 


44P

第一線からの暗転、この暗転する期間こそ、第二の人生計画を練る時だと思う。こうした肝を据えるための準備期間がないと、第一線から退くとき、執着したり、怒ったり、嘆いたりすることになるのだと思う。

人生の暗転期には、心の準備というものがある。

まずは自分の定年年齢を自覚しておかなければならない。







 

 

59-61P「いま出来る(節約)5つのこと」

1 光熱費のムダをなくす

2 中途半端な外食を減らす

3 おしゃれの改革

4 金持ち友人とのつき合いを減らす

5 お酒の「たしなみ方」を変える






 

 

90-91P「過去は過去、これからは素の自分で働く」

現役であるが絶頂期を外れている。この「絶頂期現役意識」を取り去ることだ。

60歳を過ぎて働くときは、自分の立ち位置を客観的に見る荒療治が必要である。

1 すでにすべてが下り坂の立場である

2 素の自分しかいない

3 命令される側にいる

4 「長」付で呼ばれることはない

5 年下の人に、怒鳴られ、叱られることもある

6 「絶頂期現役」のときと比べない

60歳過ぎたら『素』になれ。過去は過去で戻りはしないのだから。








人気ミステリー作家の成宮彰一郎の極めて身勝手な言動を見ていると、またっくもって不愉快な気分になってきます。




「これはもうえげつないしムカつく。」




「一事不再理」



恐ろしいほど練りこまれた完全犯罪のようだけれどもそんなに現実は甘くはなかった。





おわりには不愉快ではない展開が待っています。







 <目次>

第一章 迷走

第二章 暴走

第三章 逆走

第四章 追走






◎1960年、福岡生まれ。2004年、『藁の楯』(2013年映画化)でデビュー。他著に『水の中の犬』『アウト&アウト』『キッド』『デッドボール』『神様の贈り物』『喧嘩猿』『バードドッグ』がある。






156-157P

洋の東西を問わず、妻や夫の不審死により多額保険金を手に入れた人物が、逮捕されるまで同種の犯罪を繰り返した例はいくらでも挙げられる。

なぜ繰り返すのか?

彼らを馬鹿と呼ぶのは容易い。だが繰り返しさえしなければ完全犯罪を成し得た人物を、ただの愚か者、あるいはなんらかの人格障害で片づけてしまっていいものだろうか?

そこには、やった者にしかわからないなにかが、当初の目的である大金を手に入れ罪を免れただけでは満たされない、なにか、が存在するのではないのか・

そしてそれは、完全犯罪という難事業を成し遂げたにも拘わらず、誰にもそれを評価されないことによる、狂おしいほどの渇きなのではないか。私にはそう思えてならなかった。(中略)

つまり、私が定義するところの完全犯罪とは、完全犯罪を達成した事実を世の中に知らしめることができてこそ、完全なる犯罪だということなのだ。

逮捕され、起訴され、裁判となり、無罪判決を受け、それが確定判決となって、一事不再理を得る。そうなればもう、どれほど微に入り細を穿って世間に公表しようとも、絶対に罪に問われることはない。これほどまでに完全なる犯罪があるだろうか。




百田さんものを読む機会が多いが、読む人によって好き嫌いがあるかもしれない。





物事をある方向性を持ってはっきり主張するから。





じつはそれを狙っているのかな。





この本は、現状を露骨に風刺したお話だからこそ、今に置きかえて読むことになりました。




たっぷりと皮肉を込めて現在を憂いたお話なので最後まで読んでいてとても辛かったな。








例えば、登場する言葉がどういう意味なのかと自分なりに想像しながら読み進めていくと彼が言いたい意味が理解しやすいのかもしれない。





三戒=憲法第9条や非核三原則


スチームボート=アメリカ 


エンエンの国=韓国 など




憂うべき日本の現状を、皮肉とブラックユーモアたっぷりに仕上げられたファンタジー風の風刺小説。





 <目次>

第一章 3

第二章 86

第三章 165






◎1956年大阪市生まれ。同志社大学中退。放送作家として「探偵!ナイトスクープ」等の番組構成を手掛ける。「永遠の0」で作家デビュー。「海賊とよばれた男」で第10回本屋大賞受賞。







169P

カエルたちはデイブレイクに合わせて「三戒」の教えを口にしました。

一、 カエルを信じろ

二、 カエルと争うな

三、 争うための力を持つな








190P

「君は最高の法である三戒を破棄しようとしているのだぞ」

「たしかにナパージュでは三戒は他の何よりも優先される法です。しかし―それ以上に大切なものがあります。それはナパージュのカエルたちの命です。もし三戒がナパージュのカエルたちの命を危うくする時には、三戒を破るのもやむなしと思います」











ずっと小田和正さんの登場を待っていました。

あのとき武者震いをしながら。




小田さんの生の声は最高に幸せでした!

聴いていて胸が躍りました。




小田さんといっしょになって曲を歌っていました。(喉が痛くなり声がかれましたよ)


会場と小田さんが一体となった熱気に満ちた昂揚感がありました。





小田さんのピアノの音色は圧倒的に美しかった。


鳥肌が立ちました。


トーク内容を聞いていても心が躍っていました。





ほのかに酔っているようなしあわせな心地のまま、コンサートをあとにして。






小田さんをCDで聴くのもいいけれど、その迫力は本物には決して勝らない。





自分の目で本物を見て臨場感を楽しむこと!



本物を聞かないと味わえない醍醐味があります。





「本物に触れる奇跡」


ぼくは、小田和正という音楽家・本物に触れた幸せを強く感じました。





「あの時を忘れない」


またいつか小田さんがいる空間で、幸福と感動を彼といっしょに共有したい。






セットリストです。だいたいこんな曲が演奏された模様



1 wonderful life

2 こころ

3 眠れぬ夜

4 秋の気配

5 さよなら

6 僕の贈りもの

7 愛を止めないで

8 時に愛は

9 心はなれて

10 言葉にできない

11 I LOVE YOU

12 Yes-No

13 伝えたいことがあるんだ

14 そんなことより 幸せになろう

15 恋は大騒ぎ

16 キラキラ

17 ラブ・ストーリーは突然に

18 風と君を待つだけ

19 たしかなこと

20 my home town

21 さよならは言わない

22 今日も どこかで

23 風は止んだ

24 君住む街へ



アンコール1

25 愛になる

26 ダイジョウブ



アンコール2

27 YES-YES-YES

28 やさしい夜



アンコール3

29 生まれ来る子供たちのために

30 また会える日まで






小田さんは、曲と曲の繋ぎ方や会場の盛り上げ方などが上手!


さすが百戦錬磨のつわものだね!







☆小田和正さんのコンサート

Kazumasa Oda Tour2016「君住む街へ」に行ってきました。

平成28529日(日)午後5時から8時過ぎ 富山市総合体育館









表紙の弁当がおいしそうです!


これって数時間で軽く読めますよ。


NHKのBSプレミアムでドラマ化された!?らしい。



このアッコさんのような人がいると刺激的で面白い毎日が過ごせそうだね。






働く女達の憂さや迷いを晴らすような楽しいお話の展開があるから。



あまりに深く考え過ぎて疲れ果てて、



すっきりと前向きな気持ちになりたい時など、




このアッコちゃんに出会うと、まさに元気が出てきますね!






 <目次>

ランチのアッコちゃん

夜食のアッコちゃん 59

夜の大捜査先生 111

ゆとりのビアガーデン 155





◎1981年東京都生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒業。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞を受賞。受賞作を含む連作短編集『終点のあの子』でデビューした。『伊藤くんA to E』『本屋さんのダイアナ』は直木賞候補に。『ランチのアッコちゃん』は2014年の本屋大賞にノミネートされた。







110P

「あの、あの、次はいつ会えるんですか?」

返事の代わりに、アッコさんはドアを乱暴に閉め、アクセルを踏みしめた。

公園を飛び出し、去っていくワゴンに向かって、夢中で手を振った。振り向くと、吹き付ける北風をものともせず、今日も東京タワーは青空を貫いている。

まるでどんな嵐の中でも煌々と輝く灯台みたいに、頼もしい佇まいで三智子を見下ろしていた。きっと、また会える。だって私たちは-。

車道の砂ぼこりが舞い上がり、ワゴンはいつの間にか完全に見えなくなっていた。




154P

この時間でも開いている本屋といえば、渋谷駅前の「山下書店」しかない。

この街のことなら、野百合はなにからなにまで知りつくしている。野百合が今までの人生で身につけたことで確かなものがあるとすれば、この街への誰にも負けない愛と知識だった。今手にしている世界が狭いのなら、この渋谷から少しずつ領域を広げていけばいいだけの話だ。

道玄坂を足早に下っていくと、懐かしい早朝の風景が広がっていた。

ひとずじの朝日がスクランブル交差点の中心に差し込み、町の歯車がゆっくりと回転し始めている。




199p

提灯が一斉にぱちりぱちりと点り、まるで花火が咲くように薄闇に赤や青が滲んだ。玲実が鼻歌を歌いながら、椅子を並べ替え始めている。

青くさくやわらかな夜風が頬を撫でた。



この「海の見える街」や「図書館・児童館」「インコ」などの題材は、畑野智美さんが育った環境がモデルなのかな。




海の近くでずっと潮の香りの風が吹いていることに読みながら気がつきました。





それぞれ四章の主人公たちが飼っているいる、「インコ、亀、金魚、うさぎ」という生き物たちの存在がこの物語に貴重なアクセントをつけています。





登場人物それぞれの視点が各章ごとに変わっていくため、彼らの目から物語を客観視することができます。それで彼らの心情にうまく歩み寄り添い物語を堪能することができました。






育ってきた環境・家庭のなかから人格がそれぞれ形成されてきたことがわかり、二十代や三十代などの若者の心理がこんなふうに変化していくのかと少しずつ理解することができました。







最後のハッピーな終わりかたからも、つつましくもほんわかな幸福感が得られましたよ。





 <目次>

マメルリハ 

ハナビ 95

金魚すくい 179

肉食うさぎ 263





◎1979年東京都生まれ。2010年、『国道沿いのファミレス』で第23回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。『海の見える街』は吉川英治文学新人賞の候補







290P

愛されて大切にされてきた人だけが持つオーラのようなものが和泉さんを包んでいる。視線の一つ一つ。柔らかい笑い声が人を惹きつける。それでいて、恋人以外はある線より中へ入れない。彼女に触れられるのは恋人だけだ。その線の中に入りたくて、みんな必死になる。








292P

相手を殺したくなるような激しい感情を持つことが恋愛だ思っていた。

欲と欲をぶつけ合い、他の女と話すな、他の男に触るなと騒ぎ、携帯電話でほんの数分でも連絡が取れなくなったら、何をしていたか問い詰め、お互いを束縛し合う。毎日のように刺されるくらいの覚悟をもってけんかして、暴力の延長のようなセックスをする。それが愛されている証拠だと思っていた。










世の中にはこういった事例があるんじゃないかな。


不妊治療と特別養子縁組という重く難しい課題について考えされられます。


事情があって子供を産んでも育てられない母親「ひかり」


不妊治療が難しく特別養子縁組でようやく子供を授かった母親「佐都子」。


ふたりで物語が綴られていきます。




それぞれの話の展開がもつれるにつれてこの中に引きこまれます。





ラストの光が射すような希望を持たせる終わり方には、次に踏み込んで書かれた話があれば、その続きも読んでみたい衝動に駆られます。



ひかりも含めて佐都子や子どもの朝斗らみんなが救われる未来があってほしいな。






 <目次>

第一章 平穏と不穏

第二章 長いトンネル

第三章 発表会の帰り道

第四章 朝が来る





◎1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』でメフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で直木賞を受賞









133P

神が、ふわふわしている。眉が薄い。色のない唇が何かを追いかけるように微かに動いた。おっぱいを探しているのかもしれない。清和の手が、その頬に触れる。

「かわいいなあ」と彼が言った。

その瞬間、思った。

恋に落ちるように、と聞いた、あの表現とは少し違う。けれど、佐都子ははっきりと思った。

朝が来た、と。

終わりがない、長い暗い夜の底を歩いているような、光のないトンネルを抜けて。永遠に明けないと思っていた夜が、今、明けた。





346P

すぐ横に朝斗がいた。ひかりのことを朝斗が見ている。好奇心に駆られたように、近づきたくて、また近づけないように。

夏の雨が、だんだんと和らぎ、視界を覆う雨の膜が薄くなっていく。止まない雨を降らせながらも、雨雲と雨雲の間に細く隙間ができる。まばゆいほどのオレンジ色の夕陽が、雨粒を一筋一筋、光を当てて透明にしていく。

金色に輝く、その雨の中で。

朝斗の澄んだ目が、二人の母親をじっと見つめていた。 



ミュージック界の大御所、小田和正さんの独白。



よくここまでの彼のことが書けれたのかとまったくもって感心してます。



こだわりのある彼の本音を暴き出せれたのかと考えるとすごいことだなと!



話ずらく嫌われるようなことまでしゃべらせることができたわけは?





「小田」と呼び捨てにできる人は、音楽界にも世の中にもなかなかいません。



それほど親交が深く仲がいい。



そうであることが文章の中で随所に表れていてよくわかります。




信頼感、信用度がある小貫さんからインタビューを受けている小田さんの笑顔が簡単に想像できます!






生まれ育った横浜の街への思いを語ったり、


オフコースというバンドに関わる当時の彼の思いの回想だったり、


背景事情に興味のある方なら一読の価値が有る本だと思います。




 <目次>

プロローグ

第1章 放任主義の次男坊

第2章 グラウンドと風の音

第3章 仙台―赤い鳥との出会い

第4章 建築への訣別

第5章 スリー・アンド・ツー―五人のオフコース

第6章 ザ・ベスト・イヤー・オブ・マイ・ライフ―四人のオフコース

第7章 ファー・イースト・カフェからの挨拶

第8章 映画は人生最大の「企画」

エピローグ





〈小田和正〉1947年横浜市出身。早稲田大学理工学部建築科修士課程卒業。73年にオフコースとしてデビュー。89年の解散後もソロとして活躍。




〈小貫信昭〉1957年東京都生まれ。音楽評論家。日本のポピュラー・ミュージックを中心に執筆活動を行う。






8P

もちろん、結果は痛快なYESだけはない。後に後悔を残す、つまり、NOも存在した。この本の中では、そのNOに関しても、積極的に語っている。しかし、後ろ向きな響きはない。YESとは、結果を生んだ。満足も生んだ。つまり、それはすでに消費されてしまった時間を意味する。しかし、NOはこれから蓋を開け、どのようにでも使える時間でもある。本の中で、小田和正は。ややもすると屈辱を伴うとも限らないNOに対しても、積極的に口を開いている。つまりすべては、この本の、その最後のページのさらに先に続く、彼のこれからの人生にかかっているのだ。







127P

小田は曲作りに関して、不思議な感覚を得る。それは、「自分じゃやらないだろうということを、無理やり自分に引き寄せてみた時」に起こる、そんな“現象”なのだと言う。下世話にいうなら、、「ヒットの法則」のようなもの。








「第29回山本周五郎賞」受賞おめでとうございます。


海辺の町で出会った3人の女性を中心に、それぞれの「善意」から派生する関係のもつれを描いた。


「善意から生まれる擦れ違いや摩擦の方が解決の糸口がつかみにくいのではと思った」と湊かなえさんの受賞の言葉。





「善意は、悪意より恐ろしい。」



湊かなえさんらしい後味の悪い終わり方。



人間の善意と悪意、そして純粋さと醜い心が行き違いを起こしつつも複雑に重なり合い絡みながら展開していくドロドロとしたミステリー。



湊さんは、誰にでも起こりうる人の心の間の不協和音を描くのがうまい。





車いすの少女に向けられた疑惑。本当は歩けるのではないかということ。


さらに、5年前の殺人やママ友、いじめ、誘拐、火事等々があり。


湊さんは、この「ユートピア」と呼ばれるような場所を描きたかったのだろうか。





ぼくにとって盛り込まれる内容が多すぎ感があり。



もっとすっきり、はっきりとわかりやすい内容と筋書きにした方がよかったのではないかなと。


でも、こんなふうに読者を悩ませるのが湊かなえさんらしくって、いやらしい手法なのではないのかと思ったり。



イヤミス女王の文章には、、ドキドキ、ハラハラしながらも次を読ませる能力があります。





 <目次>

第一章 花咲く町

第二章 花咲き祭り

第三章 心に花を

第四章 誰がための翼

第五章 飛べない翼

第六章 折れた翼

第七章 岬に吹く風

第八章 岬の果てに





◎1973年広島県生まれ。「告白」で本屋大賞を受賞。ほかの著書に「Nのために」「白ゆき姫殺人事件」など。





27P

ここの良さに一番に気付いたのが外国人というのが日本人として情けなくはあるが、納得できないことではない。日本人は何か特別なもの、プラスアルファに価値を求め、外国人は元ある姿、ゼロに価値を見出す。それだけだ。






30P

町の人たちは、わたしたちがただ自分が作りたいものを作っている、描いていると思っているのだ。どこで作っても、どこで発表しても、同じ作品を。そうではない。わたしたちは自分の追い求める世界とこの町の魅力を融合させた作品を作っているのだ。この町に住んでいるからこそ生まれた作品、この町の良さが凝縮された作品を生み出しているというのに。一度、目にすれば、手に取れば、必ず気付きがあるはずで、その思いを共有したいだけなのに。





キャッチコピーひとつで売れなかった商品がバカ売れするという、言葉の持つ可能性を実感できます。



言葉の持つ力は強いな!



広告や宣伝時のキャッチコピーについて書かれてあります。




キャッチコピー系の基本がちゃんと押さえられていますね。



こういう関係の本を読んだことがなかったから内容が衝撃的で印象がとても深い!




この一冊はやっぱり押さえとくべきかな。





251P


言葉だけで「バカ売れ」してしまったものは、やはり長く続かない場合が多いのです。

きちんと売れつづける「物語」を組み立てる必要があります。

「言葉」と「物語」は物を売ることのクルマの両輪なのです。





ワードだけじゃなくストーリーが大事だということがよくわかりました!



この箇所にぼくはすごく共感しますね。




それとともにこころを動かすような感動も必要でしょうか。





 <目次>

はじめに 

序章 バカ売れ1行のための大前提―「自分に関係ある」と思ってもらう

第1章 なぜ人は新しい情報が好きなのか?―ニュースを知らせる

第2章 あの掃除機が売っているモノ―得することを提示する

第3章 いくつになってもモテたいのは、なぜ?―欲望を刺激する

第4章 悩みやコンプレックスの経済効果―恐怖と不安でやさしく脅す

第5章 なぜデメリットを言われると買いたくなるのか?―信用を売りにつなげる

第6章 思わず反応してしまうキャッチコピー10の型

おわりに





◎大阪大学卒業。コピーライター。湘南ストーリーブランディング研究所代表。東京コピーライターズクラブ(TCC)新人賞、広告電通賞など受賞歴は15回以上。著書に「物を売るバカ」など。






◎7-8P

相手の心に火をつける1行を書いたり話したりできる能力のことを、「キャッチコピー力」

と呼ぶことにします。キャッチコピー力は、コピーライターの専売特許ではなく、むしろ普通のビジネスパーソンにこそ必要な能力です。

キャッチコピー力があれば、商品を売ることもできるし、企画を通すこともできるからです。

「人」と「お金」を集める最大の武器が「キャッチコピー力」なのです。

キャッチコピー力を身につけることができれば、あなたの人生は変わります。










114P「売りにつながる10の欲望」(D10)

 健康・長生きしたい

 セックス欲

 食べたい飲みたい

 安全安心安泰でいたい

 気持ちいい刺激がほしい

 美しくありたい(カッコよくありたい)

 愛されたい愛したい

 お金持ちになり豊かな暮らしがしたい

 社会的に認められたい

 自己達成したい



196-197P「5W10Hをマスターせよ」

1行バカ売れのための10H

 ターゲットを限定

 問いかける

 圧縮して言い切る

 対比&本歌取り

 誇張をエンタメ化

 重要な情報を隠す

 数字やランキングを使う

 比喩でひきつける

 常識の逆を言う

 本気でお願いする