No.288 60代の生き方・働き方 第二の人生を楽しむ心得帖 阿部絢子 大和書房 | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。




年代を超えて「いつまでも腰を低くし謙虚であれ!」





「前の仕事のやり方で新しい仕事をしない、肩書なしを受け入れる、経験が役立つとき、役立たないとき、新しいことだからチャレンジする、手を惜しまない、整理整頓を心がける」等々。



目次を読んでいたら、これは面白いそうだなあ!と思いました。




 





彼女の人生のなかで獲得した知恵と工夫という経験から、これから第二の人生、老年期を迎える後輩たちにとって、役に立つ先輩からの金言になるのではないかと感じました。








 


5P「60歳を過ぎてからの未知との遭遇、初体験は、山また山、谷または谷の連続であった。山や谷の体験は、考えようによっては実に面白い。揺れ動きながら、飽きるヒマなしなのだから。

いままでの人生で獲得した知恵と工夫が生きる年代なのだ。私のそんな60代の体験が少しでもお役に立てれば大変うれしい」










 


 <目次>

はじめに 動揺している自分にびっくりする

第1章 予想より早くやってきた退職勧告(もう少しこのままかな、と思っていた矢先、大変だ!定期収入の仕事がなくなる ほか)

第2章 なってみないとわからないこと(第一線の舞台の幕が下りるとき、私の収入と支出はどうなるのか? ほか)

第3章 60代で働くときの心得(最初に必要なのは気持ちの切り替え、前の仕事のやり方で新しい仕事をしない ほか)

第4章 60代の働き方にはコツがある(話し方は大切、助け合える関係を育てる ほか)

おわりに 結果よければすべてよし








◎1945年新潟県生まれ。共立薬科大学卒業。薬剤師。消費生活アドバイザー。生活研究家。著書に「60歳からの「シンプルな家事」私の方法」「覚悟の片付け」「老いの片づけ力」など









33P「退場は、会社や世間に決められる」







 


44P

第一線からの暗転、この暗転する期間こそ、第二の人生計画を練る時だと思う。こうした肝を据えるための準備期間がないと、第一線から退くとき、執着したり、怒ったり、嘆いたりすることになるのだと思う。

人生の暗転期には、心の準備というものがある。

まずは自分の定年年齢を自覚しておかなければならない。







 

 

59-61P「いま出来る(節約)5つのこと」

1 光熱費のムダをなくす

2 中途半端な外食を減らす

3 おしゃれの改革

4 金持ち友人とのつき合いを減らす

5 お酒の「たしなみ方」を変える






 

 

90-91P「過去は過去、これからは素の自分で働く」

現役であるが絶頂期を外れている。この「絶頂期現役意識」を取り去ることだ。

60歳を過ぎて働くときは、自分の立ち位置を客観的に見る荒療治が必要である。

1 すでにすべてが下り坂の立場である

2 素の自分しかいない

3 命令される側にいる

4 「長」付で呼ばれることはない

5 年下の人に、怒鳴られ、叱られることもある

6 「絶頂期現役」のときと比べない

60歳過ぎたら『素』になれ。過去は過去で戻りはしないのだから。