朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~ -135ページ目

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

日本最大規模の読書会「猫町倶楽部」の読書会には一つの重要なルールがあります。

「他人の意見を決して否定しないこと」

本の読み方は十人十色です。

育った環境、生活習慣、思考などが違うから感想がそれぞれあるのは当たり前です。

このルールは他の読書会にも活かされるべきものです。

 

読書会参加にあたって課題本があるのならば、気づくことができなかった箇所やほかの人の意見が聞けます。自分が紹介する本ならば、話しやすいようにアウトプットすればよいのです。読書会への垣根が低くなってきて参加したくなるのではないかと思いました。

 

「猫町倶楽部」の主宰者、山本多津也さんが書かれた本です。

初めての読書会への参加の仕方、会の開き方から運営の方法、読書会というコミュニティがもたらす効果などについて丁寧にわかりやすく書かれていました。

読書会の開き方や運営に関しては、読書会のみならず他のコミュニティにも活用できるものでした。

 

読書の目的がわかるので、以下の箇所に共感するとともにとてもよい印象が残りました。

150P

そもそも私達がなぜ本を読むのかといえば、自分では生きられない人生を生き、視野を広げるためです。私達がなぜ読書会に参加するのかといえば、一冊の本の感想を複数の人と持ち寄り、より多面的な視座を得るためです。

では、これら一連の学びは何のためにあるのでしょうか。それはもとを正せば、生きるためにほかなりません。生活の中で実践してこそ、学びはようやく血の通ったものとなるのです。

 

 

 <目次>

はじめに 

第1章 読書会が人生を変えた

第2章 読書会とは何か?

第3章 読書会の効果

第4章 読書は遊べる

第5章 読書会は居場所になる

最終章 「みんなで語る」ことの可能性

 

 

日本最大規模の読書会コミュニティ「猫町倶楽部」主宰。1965年名古屋市生まれ。住宅リフォーム会社を経営する傍ら、2006年から読書会をスタート。名古屋他東京や大阪などで年200回ほど開催し、のべ約9千人が参加している。

 

絵という「本物」を見に行こう。心に滋養となるように!

本物だからこそ伝わってくる気迫とその物語がある。

 

表紙は、山内マリコさんが美術館で絵画を鑑賞しているひとコマ。

マリコさんの髪型や雰囲気はこんな感じだな。

まるで絵画のように普通の写真のサイズで綺麗に描かれている。

愛猫のチチモも一緒に。

 

岡本太郎記念館、国立科学博物館、東京国立近代美術館、富山県美術館、ニューヨーク近代美術館、長谷川町子美術館、森美術館等々行きたいところばかりの美術館、博物館、文学館、資料館。

作家の山内マリコさんが7年間にわたって書き続けた鑑賞記エッセイ集。

行ったことがない美術館もまるで行ってきたかのような気分になれるアート的で素敵な本だ。

 

「イベントに客が来ないのが悩み」というマリコさん。

ぼくは、ぜひ一人のお客として、馳せ参じてぜひともこの本にサインをいただきたい。

よろしければツーショットも()

 

 <目次>

ごあいさつ FOREWORD

第1章 セレブ画家 CELEBRITY PAINTER

第2章 ニューヨーク悲喜こもごも NEW YORK BITTERSWEET

第3章 金がうだるほどある SO MUCH MONEY

第4章 ハイライフ HIGH LIFE

第5章 文化が爛熟するとき A TIME GONE BY

第6章 時代の空気 ATMOSPHERE

第7章 時代を絵に閉じ込める UKIYO-E,ILLUSTRATION,AND MORE

第8章 時代をハコモノに閉じ込める HAKOMONO

第9章 サブカルチャー SUBCULTURE

10章 裏日本・とやま・地元 SIDE-B,JAPAN

11章 女が生きて、結婚するということ MARRIAGE STORY

12章 フェミニストの先輩 WE ARE FEMINIST!

13章 現代アートを面白がる LET'S CONTEMPORARY ART

14章 ザ・平成 HEISEI,GOOD BYE

15章 キュレーターになりたい! BEING CURATOR

16章 忠雄と隆と実花 THIS IS JAPAN

17章 インスタ映えという革命 INSTAGENIC!

18章 アイ・ラブ・雛 DOLL'S FESTIVAL

19章 剥製愛 MY GUILTY PLEASURE

20章 どうぶつかわいい ANIMAL PARADISE

21章 創作のよろこびと悲しみと DEAR,ARTIST

あとがき AFTERWORD

索引 

 

1980年生まれ、富山県出身。小学校時代、近所のお絵かき教室に通う。絵より映画が好きになり、大阪芸術大学映像学科を卒業。いろいろあって2012年、小説『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎)で作家デビュー。同作が映画化された際、プールに突き落とされる先生役でエキストラ出演を果たす。アート好きが高じて本の装丁に口うるさいため、デザイナーからは嫌われている。役職は、高志の国文学館(富山県)の新企画アドバイザー

 

山内マリコの美術館は一人で行く派展 ART COLUMN EXHIBITION 2013‐2019 山内マリコ 講談社(2020/02

ビジネスパーソンとして修羅場を乗り越えていくうえでの参考となる書物だと思います。

貞観政要は、正しく意思決定するためのヒントと心構えが集約されています。

例えば、上司として部下をどのように動かせばいいのか、という上司側の視点と、部下としてどのように上司に直言すればいいのか、という部下の視点の双方が書かれています。

 

以下の3点、特に印象に残り参考となった箇所です

座右の書としてときどき読み返したい。

 

・上司は「人間として偉い」わけではない。部下と「機能が違う」だけ。

チームで仕事を回すために、上司はたまたま上司の機能を割り当てられただけです。

 

・リーダーは、「3つの鏡」を持ちなさい。(「銅の鏡」「歴史の鏡」「人の鏡」)

銅を鏡にすれば、自分の顔や姿を映して、元気で、明るく、楽しそうかどうかを確認することができる。

歴史を鏡にすれば、世の中の興亡盛衰を知ることができる。

人を鏡にすれば、その人を手本として、自分の行いを正すことができる。

 

・あらゆる「大事」は、「小事」から起こる。

小さな失敗を見逃すと、大きな失敗につながります。

些細なことや小さなことを見逃さず、おろそかにせず、徹底することが、大事(大変なこと)を起こさないための抑止力になります。

 

 <目次>

はじめに 

序章 「世界最高のリーダー論」はどうして生まれたか―ものごとの「背景」を押さえる

第1章 リーダーは「器」を大きくしようとせずに、中身を捨てなさい―「権限の感覚」と「秩序の感覚」

第2章 「部下の小言を聞き続ける」という能力―「諌言」の重要性を知る

第3章 「いい決断」ができる人は、頭の中に「時間軸」がある―「謙虚に思考」し、「正しく行動」する

第4章 「思いつきの指示」は部下に必ず見抜かれる―「信」と「誠」がある人が人を動かす

第5章 伝家の宝刀は「抜かない」ほうが怖い―「チームの仕事」の重要なルール

第6章 有終の美は「自分」にかかっている―ビジネスを「継続」していくために第一章

おわりに 本書を「座右の書」に

編集後記

補遺 本書刊行の経緯

 

1948年三重県生まれ。京都大学法学部卒業。立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。著書に「本の「使い方」」「哲学と宗教全史」など。

北野武さんが描く歴史小説。

信長、秀吉、光秀、家康、利休などの戦国時代に生きた名だたる武将等が出現してくる。

秀吉に仕えた曽呂利新左衛門の視点で、荒木村重の謀反から本能寺の変までが描かれていた。

間者を置いての各々の情報戦。誰が誰を凋落するかというところも見どころだった。

本能寺の変で信長を討った光秀。

彼を唆した黒幕は誰なのか!

例えば、歴史家の磯田道史さんが書かれた本を積み重ねるように読んでいけば、そのヒントにたどり着くだろう。

○○説、光秀単独犯説など歴史好き人はたまらないロマンだな。

 

 

 <目次>

プロローグ

1 ある謀反

2 茂助、秀吉軍へ入る

3 因幡の秀吉、相撲を取る

4 甲賀の里で怪文書

5 秀吉の密謀

6 秀吉上洛

7 家康暗殺計画

8 高松城水攻め

9 本能寺

10 速度の勝負

エピローグ

 

1947年、東京都足立区生まれ。72年、「ツービート」結成。漫才ブームとともに絶大な人気を誇る。89年、『その男、凶暴につき』で映画監督デビュー。97年、『HANA‐BI』でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。2010年、フランスの芸術文化勲章の最高章「コマンドール」を受章。18年、旭日小綬章受章

デビューから3年、人気絶頂期にあった女性シンガー藤本香織。

17年前の夏、ライブのステージからまさに奈落の底へと落ちた。

24P

歓声と悲鳴の中で、まるで私だけが地中に落ち込んでしまったような感覚になる。

視界のかぎり世界は白い。まるで天井が白い海のように見えた。

 

全身不随の身体で視覚と鮮明な意識があるなかリハビリをする香織。

体は動かないし意思疎通ができないのに思考だけははっきりしている。

些細なことでも意思表示ができれば……。

このような現実を体験しないとわからないものだが、

言葉にならないくらいに残酷だと思う。

できないことがどれほどに辛いことかと戦慄してしまった。

自分の体が自由に動くことに感謝したい。

 

香織の家の鏡が見えなくしてあったり、姿見にポスターを貼ってあった理由とは?

それは終わりに近づいてやっとその意味がわかった。

 

1985年東京都生まれ。社会学者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。日本学術振興会「育志賞」受賞。

2018年、初の小説単行本『平成くん、さようなら』(文藝春秋)を刊行。

翌年の『百の夜は跳ねて』(新潮社)とともに二作連続芥川賞候補作となり話題を呼ぶ。

Iターン。南はかま市の飯子市長の肝入り。

無人となった南はかま市の蓑石に人を呼んで、集落を再生させるという大プロジェクト。

それを任された甦り課の三人。

姿勢が正しく人当たりがよいさばけた新人の観山遊香。

出世が望みの公務員らしい真面目な公務員の万願寺邦和。

とにかく定時に退社する一見やる気が薄く昼行燈のような課長、西野秀嗣

住民からの相談やクレームなどでしょっちゅう呼び出される三人。

蓑石に移住してきた住民たちの間に次々とトラブルが発生する。

この村を離れる家族が後を絶たない状況となる。

「そして誰もいなくなった」

終章「Iの喜劇」でその意味や真実がわかる。

とにかくすらすらと読みやすくて、終わりまで楽しく読むことができるのだが。

 

人が住んでいる以上、火事や病気などの緊急時対応がある。

道路や上下水道などのインフラの整備も必要となってくる。

人や物、税金は無尽蔵ではない。

過疎地に対する地方自治体のかかわり方はどうすべきなのか。

費用対効果を考慮して税金の使い道はどうすべきか。

限界集落も含めて全ての場所を等しく再生すべきなのか……等々。

少子高齢化状況も含めて、これからの我々のほろ苦い生末を考えさせられる後味が悪い話だった。

 

 <目次>

序章 Iの悲劇   

第一章 軽い雨   

第二章 浅い池   

第三章 重い本   

第四章 黒い網   

第五章 深い沼   

第六章 白い仏   

終章 Iの喜劇  

 

 

 

1978年岐阜県生まれ。2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞しデビュー。2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞、14年には『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞

控えめの女性の性体験から、母の宗教上の教えに逆らいつつも自分の性を糧にする、夫がいながら恋人との逢瀬を楽しむ、精神科医でありながら自分の性に疑問を持つ女性まで、心が傷ついた四人の女性たちが愛を求める物語。

それぞれの心の中に深く埋め込まれたトラウマが、水面に広がる一滴の墨のようにして毒の花を悲しく咲かせています。

その毒の花の香りを身にまとった彼女たちが告解に訪れる金井神父。

彼にもまた大きな秘密を背負っていたのでした。

 

180P

「愛する方法は、肉体を繋ぐだけではありませんよ」

194P

肉体が触れ合わない人生に、愛はないのだろうか。

精神的だけで繋がる愛もあるのでしょう。

島本さんならではの愛の解釈ではないかと思います。

 

例えば、LGBTや近親相姦などを取り上げながら、深い洞察力で人の深層心理を暴き出しています

喜怒哀楽がほかの何かに形を変え、彼女たちを抑圧しある時には暴走させてしまう力を持っているものだと感じました。

 

 

 <目次>

夜のまっただなか

サテライトの女たち

雪ト逃ゲル

静寂

 

1983年東京都生まれ。2001年「シルエット」で第44回群像新人文学賞優秀作を受賞。2003年『リトル・バイ・リトル』で第25回野間文芸新人賞を受賞。2015年『Red』で第21回島清恋愛文学賞を受賞。2018年『ファーストラヴ』で第159回直木三十五賞受賞

昭和の時代のように「お前」ではなく、

令和の時代には「あなた」へ。

 

「~しておいてくれ」ではなく「~しておいてくれる?」

ネガティブではなくポジティブな言葉をあえて使うなど、ちょっとした大人の言葉遣いをしたらどうかと。

相手に対して気づかいが必要だということ。

 

平成以降の人間関係は、さらに洗練されてソフトになったと思う。

価値観や行動の変化があり言葉もそのように変わってきたようだ。

 

例えば、指示して教えるよりもアドバイスをして相手から引き出す。「煮詰まった話」と「行き詰まった話」を区別する。「相手の話題+といえば」で無限の質問力を身につけるなど、

人間関係がうまくいくために大人の言葉の技術を身につけること。

職場などいろいろな場面を想定した事例がありわかりやすく身につけやすいものに。

 

日頃の言葉づかいが変われば行動も変わる。

考え方や人との接し方が自然と軽やかになってくる。

運命も変わってくる。

だからやるしかないような気になってくるよ。

 

 <目次>

まえがき

第1章 大人は「いや」「しかし」を使わずに話せる―「いつもポジティブだ」と印象づける

第2章 大人はノーのうまい言い換えを知っている―「上質な気づかい」で感銘を残す

第3章 大人は叱らずに「長所をコーチする」―「イマドキの上司だ」と感服させる

第4章 大人は負担を感じさせない頼み方がうまい―「仕事の軽やかさ」で心をつかむ

第5章 大人は議論よりも「アイデア出し」がすごい―「話が生産的だ」と引き込む

第6章 大人は空気をつくる「影の主役」にも回れる―「この人さえいれば」と存在感を増す

 

 

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に『声に出して読みたい日本語』、『身体感覚を取り戻す』など

164P

「東京に来て、人と交われたか?」

「そんなに多くはないけど、何人かとは」

「そうか、それはよかった。でな」

「うん」

「瞬一は、頼る側じゃなく、頼られる側でいろ、いつも頼ってたおれみたいな人間じゃなく、おれに頼られてた摂司みたいな人間になれ。お前を頼った人は、お前をたすけてもくれるから。たすけてはくれなくても、お前を貶めはしないから」

「わかった」

「人は大事にな」

「うん」

じいちゃんはあまりそういうことを言わない。だからこそ、言われると響く。

 

言葉は宝もの。

じいちゃんと瞬一との会話は力強くストレートに心に響いてくる。

目からはテンポよく涙があふれ出てくるように。

心に沁みる。ほっこりとするじいちゃんの言葉。

 

主人公の瞬一は、縁がある人、周りの人に恵まれている。

バイト先の人たち。大家さんやアパートの隣のシングルマザーの住人などの関わった人たち。

優しくて温かくて、こんな人たちと一緒に過ごしていけたら幸せだ。

家に蛾が飛んできたりゴキブリが出たりしたら、自分が退治にしていくようなお節介気味の繋がりやふれ合いが大事。

ウォーキングやランニングなどで体を動かすことが好きな何気ない瞬一の日常。

人とのふれあいがただひたすらテンポよく紡がれていく心地良さがあった。

 

人として生きていく上で大切なことのひとつ、誠実さ。

それを素直にすくい取って生き方に繋げている青年から、さりげない当たり前の毎日が幸せだなと気づかせてくれた。

 

 

千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」でオール讀物新人賞、08年「ROCKER」でポプラ社小説大賞優秀賞を受賞し、単行本デビュー。『ひと』(祥伝社刊)が2019年本屋大賞第2位となりベストセラーになる。

読書会の課題本であり、2月に映画にもなるだろうと聞いたので手に取ってみた。

LGBTや東日本大震災など現代に影響を与えている鏡のような話があった。

日記文学的に淡々と文字が綴られてく。

風景描写や釣り場の情景などは絵画のような美しい筆致で描かれていた。

今野が語り手であり、日浅典博がその友人。

副嶋和哉は今野の昔の彼女。

西山さんは、今野の会社のパート職員だった。

 

「影裏」という題名が気になった。

理解するために大事な要素だと思った。

 

今野は連絡を取りたくて、行方不明の日浅の実家を訪問する。

70P 電光影裏に春風を斬る。不意にさげすむような冷たい白目をこちらに向ける端正な楷書の七文字が、何か非常に狭量な、生臭いものに感じられた。

今野はその家の南側の壁に「電光影裏斬春風」と滴るような墨痕で書かれた模造紙が四隅を画鋲で留めてあるのが奇妙に目を引いた。

 

「電光影裏斬春風」とは、中国の宋の僧、祖元禅師が能仁寺で元の兵に襲われたときに唱えたとされる「電光影裏、春風を切る」という経文の一句。

人生は束の間であるが、人生を悟った者は永久に滅びることがなく、存在するというたとえ(三省堂 新明解四字熟語辞典より)

「この世のすべては空である。剣で斬るならそうしなさい。しかし斬るといっても空を斬るのだから、電光が光るうちに春風を斬るようなもので手ごたえはないだろう」

見事な禅師の見識と度量に元の兵が逃げ去ったという逸話。

 

二度目でようやくこの一句との話のつながりがつかめるのではないかと思った。

再び読んでしまったが、実はよく意味がわからなかった。

 

1978年北海道生まれ。西南学院大学卒業後、福岡市で塾講師を務める。

 現在、岩手県盛岡市在住。本作で第122回文學界新人賞受賞しデビュー。157回芥川賞受賞作品