【No.584】読書会入門 人が本で交わる場所 山本多津也 幻冬舎(2019/09) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

日本最大規模の読書会「猫町倶楽部」の読書会には一つの重要なルールがあります。

「他人の意見を決して否定しないこと」

本の読み方は十人十色です。

育った環境、生活習慣、思考などが違うから感想がそれぞれあるのは当たり前です。

このルールは他の読書会にも活かされるべきものです。

 

読書会参加にあたって課題本があるのならば、気づくことができなかった箇所やほかの人の意見が聞けます。自分が紹介する本ならば、話しやすいようにアウトプットすればよいのです。読書会への垣根が低くなってきて参加したくなるのではないかと思いました。

 

「猫町倶楽部」の主宰者、山本多津也さんが書かれた本です。

初めての読書会への参加の仕方、会の開き方から運営の方法、読書会というコミュニティがもたらす効果などについて丁寧にわかりやすく書かれていました。

読書会の開き方や運営に関しては、読書会のみならず他のコミュニティにも活用できるものでした。

 

読書の目的がわかるので、以下の箇所に共感するとともにとてもよい印象が残りました。

150P

そもそも私達がなぜ本を読むのかといえば、自分では生きられない人生を生き、視野を広げるためです。私達がなぜ読書会に参加するのかといえば、一冊の本の感想を複数の人と持ち寄り、より多面的な視座を得るためです。

では、これら一連の学びは何のためにあるのでしょうか。それはもとを正せば、生きるためにほかなりません。生活の中で実践してこそ、学びはようやく血の通ったものとなるのです。

 

 

 <目次>

はじめに 

第1章 読書会が人生を変えた

第2章 読書会とは何か?

第3章 読書会の効果

第4章 読書は遊べる

第5章 読書会は居場所になる

最終章 「みんなで語る」ことの可能性

 

 

日本最大規模の読書会コミュニティ「猫町倶楽部」主宰。1965年名古屋市生まれ。住宅リフォーム会社を経営する傍ら、2006年から読書会をスタート。名古屋他東京や大阪などで年200回ほど開催し、のべ約9千人が参加している。