朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~ -130ページ目

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

男女の脳の作り自体には差がありません。

ほとんどの女性は「プロセス指向共感型」であり、だいたいの男性は「ゴール指向問題解決型」と言われています。

しかし、それぞれ人によって、脳が緊張した時とっさに使う機能の初期設定が違うのです。

「プロセス指向共感型」は、感情によって記憶を想起し、プロセスを解析することによって、深い気づきを生み出す。平時でのリスクヘッジ(危機回避力)に長けているのだ。

「ゴール指向問題解決型」は、事実を客観的に把握し、ゴールを決め、問題解決を急ぐ。有事での素早い判断と危機対応力に長けているのだ。

 

例えば、自分がどのタイプに近いのか知ることで客観的に判断や行動をすることができます。

また相手がどのタイプなのか気づくことでアプローチや対応の仕方が違ってコミュニケーションがうまくいくようになるのです。

 

男性に話しかけるときの「3秒ルール」がありました。

1 視界に入る場所に立つ

2 名前を読んで、2から3秒空ける

3 ゆっくりと本題に入る

これは納得できます。相手に気を使えるかどうか。

急に話しかけるのではなく、できればこうしてくれたならばちゃんと話を聞く態勢ができて、日頃のコミュニケーション・ストレスがすこし軽減できるのにと思います。

 

<目次>

はじめに 人生最大の謎

第1章 男女の脳は違うのか、違わないのか

第2章 感性のしくみ(プロセス指向共感型、ゴール指向問題解決型、感性の呪縛)

第3章 対話ストレス(心の文脈、事実文脈)

第4章 対話外コミュニケーション・ストレス(ストレス・イーブンの原理1 見えないタスク、ストレス・イーブンの原理2 「できない」には理由がある、ストレス・イーブンの原理3 脳には欠点だけの機能はない、ものの見方の違いから生じるストレス)

第5章 共感障害―新たなコミュニケーション・ストレスの火種

おわりに 21世紀人類の必須科目

 

(株)感性リサーチ代表取締役社長。1983年奈良女子大学理学部物理学科を卒業。コンピュータ・メーカーに就職し、人工知能(AI)エンジニアを経て、2003年より現職。大塚製薬「SoyJoy」のネーミングなど、多くの商品名の感性分析に貢献。また男女の脳の「とっさの使い方」の違いを発見、その研究成果を元にベストセラー『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』(以上、講談社+α新書)などの著作を発表。

 

No.634】コミュニケーション・ストレス 男女のミゾを科学する 黒川伊保子 PHP研究所(2020/04

はっきり言うと、今回の「半沢直樹」もほんとうに面白かった。

半沢になぜかしら自分を重ねてしまった。

出来事にワクワク、ドキドキした。

人情味あふれる半沢や部下たちの誠実な仕事ぶりによって助け助けられる場面がある。

ページをめくりながら胸躍る熱き思いが沸き立つ。

終わりには気分がスカッとした。

 

このシリーズの第5弾は、時を遡って、半沢が東京中央銀行大阪西支店の融資課長時代が描かれている。

 

大手IT企業のジャッカルが大阪営業本部を通じて業績低迷中の美術系出版社の仙波工藝社に対する買収工作を行った。

大阪営業本部の強引ともいえるやり方にまさしく強く抵抗する半沢直樹がいた。

この裏側には「アルルカンとピエロ」という絵に秘められた謎が大きく関係していた。

 

定番の半沢直樹の言葉がここにあり。

敵とのやり合いも見応えがある。

半沢が勝つのは分かっていてもやっぱり気持ちがいい。

 

254P

半沢の口調は静かだが、目は爛々と燃え、その奥底に渦巻く憤怒は手に取れるほどだ。

「こっちが大人しくしてるからって、いい気になるなよ。いまに見ていろ」

半沢は、強い雨脚が叩き付けるラウンジのガラス窓を睨み付けた。

「基本は性善説。だが―やられたら倍返しだ」

 

半沢と渡真利との話の掛け合いが上手だ。

二人の間合いが格別にキレてると思う。

会話からは、これからの勧善懲悪な展開が予想される。

気分がさらに盛り上がってくるのは間違いない。

 

301-302P

半沢はいった。「そんなバカげた組織に未練はない。新しい場所で、自分らしい人生を切り拓く方がよっぽどマシだ」

「馬鹿いうな。この組織にはお前が必要なんだよ」

渡真利の口調はいつになく、切迫していた。「誰もいえないことをお前がいい、誰も出来ないことをお前がやってくれる。それにオレたち同期がどれだけ励まされているかわかってるのか。お前がいてくれるからこそ、オレたちはこの組織に希望を持っていられるんだ」

「そこまで高く買ってくれてたとは驚きだ」

半沢はにこりともせずいい、まっすぐ前を見据えた。「だが、自浄作用がなくなったら、組織は終わりだ。今回試されているのはオレじゃない。この東京中央銀行という組織そのものなんだよ」

 

 <目次>

第一章 アルルカンの部屋

第二章 ファミリー・ヒストリー

第三章 芸術家の生涯と残された謎

第四章 稲荷祭り騒動記

第五章 アルルカンの秘密

第六章 パリ往復書簡

第七章 不都合な真実

第八章 道化師への鎮魂歌

第九章 懲罰人事

最終章 アルルカンになりたかった男

 

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。「果つる底なき」で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。「鉄の骨」で吉川英治文学新人賞、「下町ロケット」で直木賞を受賞。

時間を効率的に上手に生み出し活用する方法がここに書かれてあります。

ぼくが印象に残った箇所を引用しました。

樺沢さんが言われていることは、至極最もなことや実感しているところ、気づきがある点が多々ありました。

 

31P 午前中の時間価値は夜の4倍

朝やれば集中して1時間でできるのに、夜やると4時間もかかってしまう。

 

146P 仮眠の脳科学的根拠

30分の昼寝によって、脳と身体の疲れが猛烈に回復するのです。NASAの研究によると、26分の仮眠によって、仕事能率34%アップ、注意力が54%アップしたそうです。

 

182-183P 運動するほど時間が生まれる

全く運動しなかった頃に比べると、1ケ月の仕事量で2倍以上はこなしながら、自由時間も大きく増えているのです。

 

211P 毎日、同じ日課を繰り返す

毎日同じ時間に眠って同じ時間に起きて同じ日課をこなすことが、最も脳のパフォーマンスを上げるのです。同じことを繰り返すことで、それが強化されていきます。身体がリズムを覚えているので、決まった時間に最高のパフォーマンスを発揮できるのです。

 

265-266P 一流の「仕事人」は、一流の「趣味人」である

昼はバリバリ働き、夜は人生を楽しむ、リフレッシュ時間に充てる。自分の「楽しい」瞬間がわかれば、その時間を増やせるように努力すればいいのです。「楽しむ」ことこそが人生です。

 

 <目次>

はじめに 

序章 最高の人生を手に入れる「神・時間術」4つの原則

第1章 脳の機能を最大に生かす集中力の高め方

第2章 朝の時間を最大に生かす脳のゴールデンタイム術

第3章 昼の時間を最大に生かす午後のリセット術

第4章 夜の時間を最大に生かす運動&睡眠リセット術

第5章 仕事の時間を最大に生かす時間創出仕事術

第6章 自由時間を最大に生かす自己投資&リフレッシュ術

おわりに 

 

精神科医、作家。1965年、札幌生まれ。札幌医科大学医学部卒。インターネット媒体を駆使し、累計40万人以上に、精神医学や心理学、脳科学の知識、情報をわかりやすく発信している。

著書に「読んだら忘れない読書術」「ムダにならない勉強法」「「苦しい」が「楽しい」に変わる本」など。

 

No.632】神・時間術 脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 樺沢紫苑 大和書房(2017/04

 

 

たとえば、天秤棒を担いでいる表紙のきたさんから、やさしくほがらかで彼なりにがんばっている様子が、89Pに挿入されている絵からは、きたさんをはじめみんなでいなくなった松ちゃんのことを真剣に心配している様子がこちらにいきいきと伝わってきます。

ここから描かれていく物語の内容をうまく表現していると思います。

 

「きたきた」は、北一と相棒の喜多次。二人のきたさんのひらがなの頭文字を取ったものです。

きたきたコンビと周りの仲間たちとの義理と人情の熱きドラマと色々な人の力を借りながら怪奇で不思議な謎解きが繰り広げられています。

 

北一は、三歳の夏、迷子になっていたところを千吉親分に拾われました。小柄で痩せっぽちの千吉の末の子分です。千吉の文庫を振り売り(本や小間物を入れる箱を売る商売)で生計を立てています。風采が上がらず頼りないが優しくて欲がない男です。

 

相棒の喜多次は、湯屋・長命湯の釜焚き。伸ばした髪を束ねただけで一見貧相でみすぼらしいが実は美青年です。北一がある家の縁の下から掘り起こした白骨。これといっしょに見つかった根付けと同じ意匠の刺青を喜多次がしていたことをきっかけに北一と知り合います。

 

千吉親分は、お江戸の深川の人々から信頼厚い岡っ引きで、華やかな色柄で大人気の文庫屋も商いをしています。粋で女あしらいが抜群ですが、てっぽう(ふぐ)に当たって急に亡くなってしまいます。

 

千吉の盲目の女房松葉や松葉付きの女中のおみつ、旗本・椿山家の用人の青梅新兵衛、深川の洒落者の差配人の富勘、千吉を信頼していた本所深川方同心の沢井蓮太郎、文庫屋を引き継いだ万作、万作の嫁のおたまなど色々なキャラクターが登場してきてこの捕物帖を彩って面白くしています。

周りの仲間たちがきたさんの成長に必要な栄養を与えてくれているように感じます。

宮部みゆきさんの楽しくワクワクするシリーズが誕生ですね。

 

 <目次>

第一話 ふぐと福笑い

第二話 双六神隠し

第三話 だんまり用心棒

第四話 冥土の花嫁

 

1960年、東京生まれ。87年、「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞、92年、『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年、『火車』で山本周五郎賞、97年、『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年、『理由』で直木賞、2001年、『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、02年に同書で司馬遼太郎賞、07年、『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞

古道具店主の兄、纐纈(こうけつ)太郎、

ものに触れることで秘められた記憶が見えてしまう弟、纐纈散多(サンタ)。

そして、アーティストのDAIGOこと醍醐覇南子(だいごはなこ)と彼ら兄弟との繋がりは。

 

廃ビルに現れる季節外れの麦わら帽子をかぶった白いワンピースの少女。

この都市伝説があった。

「スキマワラシ」と名づけたこの少女は一体誰なのか、

なんのために現れるのかを巡るファンタジーミステリー。

 

462ページの大作。

でも長く感じられずサクサクと最後まで読むことができました。

なにか夢を見ているような雰囲気でした。

終わりにはそれらの意味がわかって納得してふんわりした心地よい幸せな気分になりました。

 

 <目次>

第一章 兄のこと、名前のこと

第二章 壁の色のこと、茶碗の帰還のこと

第三章 ジローのこと、発見のこと

第四章 チーズケーキのこと、N町のこと

第五章 落語CDのこと、トンネルのこと

第六章 銭湯のこと、動乱のこと

第七章 坂道の先のこと、黄色いテープのこと

第八章 風景印のこと、「ゆるさ」のこと

第九章 兄が遭遇すること、その反応のこと

第十章 「ダイゴ」のこと、「ハナコ」のこと

第十一章 準備のこと、もう一匹のこと

第十二章 ドアを探すこと、消防署のこと

第十三章 ちょっとした寄り道のこと、世間での呼び名のこと

第十四章 みんなのこと、僕らのこと

 

1964年、宮城県生まれ。92年に『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で直木賞と二度目の本屋大賞をそれぞれ受賞。

近著に『祝祭と予感』『歩道橋シネマ』『ドミノin上海』など。

自宅で襲われた中西雪実が相手の男性を殺してしまう傷害致死事件が起きた。これは結局正当防衛が認められた。その彼女には、どこからか女性の声が聞こえてくるという。いったいどうして?なぜなのか。

 

その一方、14年前の未解決殺人事件があった。

この足立美波の事件について、調査を継続している親友の寺田真由がいた。

最初は点と点だったが、段々と繋がっていくストーリー。

どのようにして互いに繋がっていくのか。

一風変わった心霊ミステリーは見ものだった。

 

1969年東京都生まれ。「妖の華」でムー伝奇ノベル大賞優秀賞、「アクセス」でホラーサスペンス大賞特別賞受賞。ほかの著書に「ストロベリーナイト」など。

参議院議員の鈴木宗男さんが受刑者生活を送っていたときに読んでいた本の一つだと聞いたことがあります。

 

「午前五時、いつものように、起床の鐘が鳴った。」で文章は始まります。

午前五時に起床して、野菜汁と粥の簡単な朝食を食べて、酷寒(マローズ)の中でブロック積みの作業をして、作業場近くの食堂で燕麦粥の昼食をとり、再び作業に戻る。

作業を終えると点呼を受けて、ラーゲル(強制収容所)に戻り、野菜汁とパンの夕食にありつき、自室に戻ってもまた外に出されて点呼を受けてようやく眠りに就きます。

 

淡々と続く一日の終わりに、イワン・デニーソヴィチ・シェーホフは

「きょう一日、彼はすごく幸運だった。営巣へもぶちこまれなかった。自分の班が<社生団>へもまわされなかった。昼飯のときはうまく粥(カーシャ)をごまかせた。班長はパーセント計算をうまくやってくれた。楽しくブロック積みができた。鋸のかけらも身体検査で見つからなかった。晩にはツェーザリに稼がせてもらった。タバコも買えた。どうやら、病気にもならずにすんだ。」と回想しながら眠りにつくのです。

 

強制収容所の厳寒で過酷な極限の下、周りにただ流されるだけではなく、そこでやれることやできることをしながら、どのようにして楽しみを見つけていくのか、いかにして生きていくのか、幸せを感じていくのかなどに関心を持ちました。

 

当たり前で何不自由なく過ごせている毎日は、比べようがないほど幸せだと思います。

現代は、物質的には満たされた生活をしていながらも、こころから豊かな幸せを感じられていない人が増えています。

幸せは、人それぞれの主観的なものであり、限られた環境の中でも必死に見つけ出そうと思えばいくらでもできるのです。

 

起床から現場作業、食事風景、点呼、就寝までの平凡な日課に沿ってラーゲルの一日を鮮明にリアルに描きながら、その間に百姓(ムジーク)、軍人、インテリ、オールド・ボルシェヴィキ、バプテスト信者、元富農、官僚など社会のあらゆる階層の人々を登場させて、彼らの行動と会話を通して、ソビエト時代当時の暗黒な歴史を浮き彫りにしています。

浦添の外人住宅街にある古びた郷土資料館で資料整理の仕事を手伝っている未名子。

この資料館の民俗学研究者の順(より)さんと彼女の娘の途(みち)さん。

東京で暮らし働いている職場の責任者で上司のカンベ主任。

仕事のお客さんである宇宙空間のヴァンダと南極の深海のポーラと戦争危険地帯のシェルター内にいるギバノ。未名子は、宇宙や海底や戦地にいる彼らに対してオンライン通話でクイズを出題する仕事もしている。

44P

「ここの解答者が選びとる解答は、その人自身の、人生の反映なんです。」

 

双子の台風が接近した晩に幻の宮古馬・ヒコーキが未名子の家の庭に迷いこんでくる。

未名子は、こっそりと外に連れ出してしまった。

ガマ(洞窟)にこの馬を放したが、未名子が飼うこととなる。

この馬が意味するものは何だろう。

孤独の象徴?

未名子とこの馬との関係はよくて依存関係もない。

知識は孤独を解消するのだろうか。

ギバノの知識で、未名子がヒコーキにうまく乗れるようになった。

沖縄の文化や歴史に想いを馳せるシーンがあった。

ヒコーキの登場からは、さらに一種のファンタジーか幻を見ているような感じだった。

 

1975年富山県生まれ。「太陽の側の島」で林芙美子文学賞、「首里の馬」で芥川賞を受賞。

性が原因とする破局へ。

卒業した高校のラグビー部で後輩たちの指導をしながら公務員試験に臨んでいる慶応大4年生の陽介と議員志望の彼女、麻衣子との破局、麻衣子とある政治家との破局、陽介と友人の膝の最後のネタライブで偶然知り合った大学1年生の灯との破局、そして陽介の暴力による人間的な破局……。

 

ストイックなくらい陽介の鍛え上げた体、友人の膝の独白、高校ラグビー部の恩師佐々木との関係、麻衣子の幼少時代の告白などは印象に残るエピソードだった。

 

当たり前にしていると気づかなかった素晴らしい空を見ることができたのは、陽介のさいごの救いになるのか。

139P

「私は仰向けに倒れた。警官の方の向こう、雲ひとつないよく晴れた空が、私の上にあった。」

 

芥川賞163回受賞作

 

1991年神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。2019年、「改良」で第56回文藝賞を受賞。

読書は習慣です。本を読む習慣を身につけたらしめたものです。

 

文化庁の調査(2013年)によると、1カ月に何冊(雑誌や漫画除く)読むのか?という質問に対して、本をまったく1冊も読まないと答えた人が、全体の47.5%でありました。

自分は読書好きなので日本人の約半数が本を読む習慣がないということに驚きました。

(「1,2冊」が34.5%、「3,4冊」が10.9%、「5,6冊」が3.4%、「7冊以上」が3.6%。日本人の年間の読書量の平均が12.3冊。1か月にしたら約1冊で、月10冊以上読む人は、約2%)

 

精神科医の樺沢さんは、毎月30冊の読書をこなして、インターネットでも毎日40万人に情報発信しているすごく突き抜けている方です。

ものごとを継続する力と文章力のある物凄い読書作家さんです。

 

彼の著書であるアウトプット大全やインプット大全にも書かれていました。

読む、書く、話す、そして行動するために目的を持って読まないともったいないこと。

1週間に3回アウトプットすると記憶されること。

議論できる水準になるまで深く読むこと。

本には線を引いたり書いたりして汚くして記憶に残るように読むこと。

自己成長のために本当によいホームラン本に出会うためには真剣に本を選ぶこと等々……。

 

彼が実践して成果があった読書術をわかりやすく丁寧に事例付きで書かれてありました。

読書に興味がある方は、簡単にできることから少しずつやってみたら、自己成長に役立つのではないかと思います。

 

 <目次>

はじめに 

第1章 なぜ、読書は必要なのか?読書によって得られる8つのこと

第2章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術3つの基本

第3章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術2つのキーワード

第4章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術超実践編

第5章 「読んだら忘れない」精神科医の本の選択術

第6章 早く、安く、たくさん読める究極の電子書籍読書術

第7章 「読んだら忘れない」精神科医の本の買い方

第8章 精神科医がお勧めする珠玉の31冊

おわりに 

 

精神科医、作家。1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。メールマガジン「精神科医・樺沢紫苑公式メルマガ」など15万部以上を配信している。インターネット・メディアを駆使して、精神医学、心理学の知識や情報をわかりやすく発信している。