時間を効率的に上手に生み出し活用する方法がここに書かれてあります。
ぼくが印象に残った箇所を引用しました。
樺沢さんが言われていることは、至極最もなことや実感しているところ、気づきがある点が多々ありました。
31P 午前中の時間価値は夜の4倍
朝やれば集中して1時間でできるのに、夜やると4時間もかかってしまう。
146P 仮眠の脳科学的根拠
30分の昼寝によって、脳と身体の疲れが猛烈に回復するのです。NASAの研究によると、26分の仮眠によって、仕事能率34%アップ、注意力が54%アップしたそうです。
182-183P 運動するほど時間が生まれる
全く運動しなかった頃に比べると、1ケ月の仕事量で2倍以上はこなしながら、自由時間も大きく増えているのです。
211P 毎日、同じ日課を繰り返す
毎日同じ時間に眠って同じ時間に起きて同じ日課をこなすことが、最も脳のパフォーマンスを上げるのです。同じことを繰り返すことで、それが強化されていきます。身体がリズムを覚えているので、決まった時間に最高のパフォーマンスを発揮できるのです。
265-266P 一流の「仕事人」は、一流の「趣味人」である
昼はバリバリ働き、夜は人生を楽しむ、リフレッシュ時間に充てる。自分の「楽しい」瞬間がわかれば、その時間を増やせるように努力すればいいのです。「楽しむ」ことこそが人生です。
<目次>
はじめに
序章 最高の人生を手に入れる「神・時間術」4つの原則
第1章 脳の機能を最大に生かす集中力の高め方
第2章 朝の時間を最大に生かす脳のゴールデンタイム術
第3章 昼の時間を最大に生かす午後のリセット術
第4章 夜の時間を最大に生かす運動&睡眠リセット術
第5章 仕事の時間を最大に生かす時間創出仕事術
第6章 自由時間を最大に生かす自己投資&リフレッシュ術
おわりに
精神科医、作家。1965年、札幌生まれ。札幌医科大学医学部卒。インターネット媒体を駆使し、累計40万人以上に、精神医学や心理学、脳科学の知識、情報をわかりやすく発信している。
著書に「読んだら忘れない読書術」「ムダにならない勉強法」「「苦しい」が「楽しい」に変わる本」など。
【No.632】神・時間術 脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 樺沢紫苑 大和書房(2017/04)