【No1757】読書は鼻歌くらいでちょうどいい 大島梢絵 辰巳出版(2024/05) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書は、例えば著者、主人公、偉人、歴史、自分等との、非日常の中での対話だ。

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読書の楽しさ、面白さ、大切さを伝えたい!

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本は仲良くして気軽に読んでもいいんです。

本の読み方や見つけ方などに迷っている方がおられたら、肩の荷が少し下りるのでは?という内容となっています。

この著者さんから読書好き仲間たちから発せられるような「読書愛」がありました。

いわゆる一種の本に対するオーラのようなものでしょうか。それを読みながら感じ取っていました。

大島さんは、図書館も利用されますが。どちらかというと書店でほぼ本を手に入れられるところで、ぼくはたまに本屋さんで買いますが主に図書館で借りる違いはあります。けれども、社会人になってから読書好きに至ったところなどは同じ共通点があり親近感が持てました。

 

「本はもっと気軽によんでいい」 

無理に1冊読みきらなくていい、読みたい時に読みたいところで読めばいい、1ページでも1行でも本を読んだら読書、同時に何冊か読み進めたっていい、絵本や児童書を大人が読んだっていい、好きな場所から読めばいい……。

日ごろ僕が考えていることや思っている気持ちが書かれてありうれしく思いました。

 

「読みたい本の見つけ方」

おすすめの本を買ってみる、SNSで気になる本を集めてみる、(芥川賞など)受賞作品をチェックしてみる、何かひとつでも気になったら買ってみる、映像化作品の原作を読んでみる、昔読んだ本を再読してみる、本好きな人と友達になってみる……。

など、これも常日頃思っていることが代弁されていました。これらの本の見つけ方については、ぼくなりに知り合いにはアドバイスしていました。

 

「読書に対する愛情」

似ている者同士が読書会などでお友達になったら互いに共感できることが多いのでそれらの確認作業は尽きないのです。

楽しく有意義で素敵な時間が過ごせるものだと思いますね。

 

 

 <目次>

はじめに 

1 本はもっと気軽に読んでいい(無理に1冊読みきらなくていい、読みたい時に読みたいところで読めばいい ほか)

2 読みたい本の見つけ方(悩んでいることに目を向けてみる、おすすめの本を買ってみる ほか)

3 わたしの本棚(人間関係に悩んだ時に読みたい本、恋愛に悩んだ時に読みたい本 ほか)

4 読書記録(読書記録の目的、読書記録の方法、本に残した足跡、読み終わった本の行方)

おわりに 

この本のなかで紹介した本

コラム 本にまつわる○○派/本好きの会/我が家の本棚

 

大島梢絵さん

1993年埼玉県生まれ。学習院大学文学部卒業。広告会社やテレビ局(NHK宇都宮放送局・UX新潟テレビ21)でのアナウンサー職を経て、現在は新潟県で「カレーとごまどうふの店 石本商店」を夫婦で営む。2022年よりInstagramで読書記録を開始。年間150冊読む本好きであり、「本好きの会」も主催する