有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

ワイドショーなどで毒舌ぶりを発揮していたりするキャラなので、とっつきにくそうな

イメージがあります。

 

そして何となく友人も少なそうで、「独り」であることが好きそうなイメージもあります。

 

そのイメージは単にテレビで演じている訳でないようですが、実際は友人も多く社交的で

もあるらしいです。

 

ただ、その社交性は本人も陰に日に努力しているようです。

 

その努力をまとめたのが本書です。

 

すでに社交的な人であっても「こんな方法があったのか」と納得させられる一冊です。

 

 

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「孤独のグルメ」の原作者であり、人生の達人でもある、と私が崇める久住氏の著書です。

 

今回は佐賀県だけに特化した旅のエッセイです。

 

なぜ佐賀かと言いますと、焼き物の絵付けを趣味として始めたので佐賀県に通う回数が増え

たとのことです。

 

そうです。有田焼などが有名ではありますが、佐賀県は観光地としてはちょっと地味な感が

あります。

 

しかし達人久住にかかれば非常に魅力的な場所が満載に映るのです。

 

おもしろい街はない、おもしろがる心が大事なのだ。と言ったのは誰でしたっけ。

 

まさにそれを体験できる一冊です。

 

 

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相場氏の小説は可視化されていない社会問題を暴いています。

 

食品偽造問題の「震える牛」、格差社会の有り様を浮き彫りにした「ガラパゴス」

そして本作は移民者家族との教育格差を白日のもとに晒します。

 

中国人は中間層も含めて本国での加熱する教育問題を避けるために、海外の大学

に進学し、その国の企業に就職する層が増加しています。

 

いわゆる富裕層であれば米国や欧州を目指し、中間層であれば近い日本を目指す

と言われています。

 

当然学費はそれなりにかかりますが今の日本は安いです。たとえ最近法改正され

た準備金3,000万円であっても払えない額らしいです。

 

そういう留学生は日本語はもちろんのこと、他の国へ短期留学までして多言語を

卒業するまでに身につけてしまいます。

 

日本の普通の学生は、そんな彼ら彼女らと就職活動で争うことになります。その

時に圧倒的な力の差を見せられた時に人はどう行動するのでしょうか。

 

社会派ミステリー作家による「今のニッポン」を知る一冊です。

 

 

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お互いにしっかりとした大人同士であっても、言葉の解釈の違いから誤解を招くことは多いです。

 

例えば「私には双子の妹がいます」と聞いて、私と妹が双子なのか、私の妹同士が双子なのか、

二つの意味にとることができます。

 

わかりやすい最近の例では「ヤバイ」には良い意味も悪い意味もあるし、「辛い料理は食べられ

ますか?」という問いに対し「大丈夫です」という答えでは、食べることができるのか、いらな

いのか分からないと思います。

 

このようなお笑いコントのネタにも使えそうな言葉の解釈を言語学の視点から読み解きます。

 

ちなみに「頭が赤い魚を食べる猫」という一文は「頭が赤い魚」を食べる「猫」や、「頭が赤くて

魚を食べる猫」など、なんと五つの異なる解釈を持つそうです。分かりますでしょうか。

 

 

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もはやLGBTQの「Q」の部類は、人類の数だけ存在していると理解した方がいいのかも

しれないです。

 

主人公はアセクシャルという男性と性的な関係を築くことができない女性です。

 

そのアセクシャルに対する周囲の人々の理解は様々で、軋轢を生んでばかりいます。

 

風俗店の電話番としてアルバイトする主人公は、ひょんなことで風俗嬢の一人と打ち解

けることに出来そうになりますが、その風俗嬢は突然姿をくらましてしまいます。

 

主人公は姿をくらました風俗嬢の身辺を調べることにより、明らかになる彼女の秘密と、

自身のアクセシャルという性癖に対する葛藤が相まって、自身の進むべき道を見出す

ことになります。

 

現代の青春小説とはこういうものなのかも、大変な時代になったものだと痛感する一冊

です。

 

 

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