有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

ようやく哲学がわかる年齢になってきたのか、哲学

に関する本に興味を持って読んでいます。

 

確かにこれは読みやすかったです。

 

特に19世紀の実存主義の出現の理由は、産業革命

により個人が埋没していったことによる説明には、

肚落ちしました。

 

産業革命による社会の巨大化は、それだけ社会に

占める「個」の比重が薄められてしまう。そうする

と「個」はどんどん希薄になり、絶対的だったはず

の自分は無残にも「相対化」されてしまうという状

況が実存主義を生み出したという説明です。

 

また時々マンガのキャラクターになぞられた部分も

若者に向けた理解の手助けになるのでしょう。

 

こんな時代だからこそ哲学なのか。こんな年齢だか

ら哲学なのか。とにかく今こそ哲学です。

 

 

クリックお願いします。


読書日記ランキング

 

 

生まれ育った実家の田んぼがソーラーパネル

の業者に売られてしまいます。

 

それを知った東京在住の著者がその土地を買

い取って、農業を営んでいこうとします。

 

「農地を買う」という実は高いハードルを飛

び越えて、農業という厳しさに対してもドタ

バタしながらも乗り越えて収穫というハッピ

ーエンドを迎える。

 

そんなストーリーを想像してしまいますが、

話は全く違う方向に進んでいきます。

 

一番怖いのは天候ではなく、やっぱり人間な

のです。

 

その土地に根付いて生きていく、ということ

はかくも残酷な結果を招くこともあるのか、

と田舎暮らしに憧れる人に対して冷や水を浴

びせる一冊です。

 

 

クリックお願いします。


読書日記ランキング

 

 

著者は魚に造詣が深く、訪れるお店の基準も

1。旨い 2。安い 3。量がある 4。趣

がある を定義にしているので、地元の人気

店の紹介が多いです。

 

車での訪問が前提ですが、最寄り駅からのア

プローチも出ていて、お酒飲みには嬉しいガ

イド本です。

 

関東近郊にも知られざる漁港食堂はたくさん

あります。

 

魚好きにはたまらない一冊です。

 

 

クリックお願いします。


読書日記ランキング

 

 

テレビドラマにもなり、作品もシリーズ化されて

いる大ヒット作品です。

 

「公正取引委員会」を主役にした本はなかったの

ですね。

 

そういえば脱税などの「マルサ」や国税の税務調

査官などはドラマや映画になっていますが、「公

取」は抜け落ちていたかもしれない盲点でした。

 

その理由は案件の内容が地味だったからでしょう

か。

 

案件の内容を一言で表すと、大の大人がコソコソ

と裏で取引を行う典型的な村社会であり、ことが

露見されてもそれは「談合」で片付けられてしま

うからと思います。

 

しかしこの作品で新しいところは、その談合が刑

事事件と繋がっている点です。

 

そこに主人公の恋愛模様も相まって、ドラマに相

応しい内容に仕上がっています。

 

池井戸潤作品のように長くシリーズ化されていく

のか、と思わせる一冊です。

 

 

クリックお願いします。


読書日記ランキング

 

 

「駅そば」関連の著作で知られる鈴木弘毅氏の

モットーは「旅のスピンオフライター」です。

 

つまり旅関連でも、ある特定のテーマに基づい

て旅することにより、旅自体の世界が広がって

いくことを目指しているのです。

 

そのテーマは何でも良いわけではなく、本書の

ように「駅カフェ」と決めたとしても、都会は

スタバだらけです。

 

そこにもう一つのテーマ「さいはて」を絡める

と、グッと味わいが増します。

 

確かに北海道の北浜駅などは駅に併設されてい

る喫茶店がつとに有名で、旅情を誘います。

 

日本全国のそんな「さいはて」の駅カフェを訪

ねる旅・・・。素晴らしいです。

 

やっぱり旅はいいなあ、と思う一冊です。

 

 

クリックお願いします。


読書日記ランキング