有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

「読めなくなった人」であって、「読まなくなった人」ではありません。どう言うことでしょうか。

 

「読み、書き、そろばん」という人として身につけるべき最低限のスキルを並べた言葉があります。

日本の義務教育を受けた人であれば、誰もが身につけているスキルです。

 

しかし、大人になるにつれてこのスキルが怪しくなります。

 

まずは、そろばん。つまり計算は電卓に取って代わり、書き=漢字変換は「読めるけど書けない」

状態になります。

 

そして「読み」です。

 

これも危険水域に入っているのが多いというのが本書の主題です。

 

「え、でも現代ほどネットで記事を読んだり、メールなどの文章に触れる機会が多い時代はないの

では?」と思われるかもしれません。

 

しかしそれはちょっと前の話であって、今は動画や140字以内のSNSなど、短いメディアに人々は

集まっているのです。

 

そしてそこに要約する能力を持ったAIがトドメを刺しにきています。

 

もはや長文を「読めなくなっているのです」。

 

ただこの本では「本を読む」という行為は昔から一握りに人が好んで行っていた行為であって、

「読まない」「読めない」人が出てくるのは仕方ないとしています。

 

むしろそれにより出版という産業が衰退してしまうことに危機感を抱いています。

 

その潮流を理解することができるだけでも、「読める人」である意義を感じる一冊です。

 

 

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ある程度の年代の方は覚えているかと思いますが、「味の素」は化学調味料と言われていて、

何にでも振りかけていた時代がありました。

 

しかし「化学」とついた名称から、なんとなく体に良くないのでは、という意識も生まれ、

どちらかと言うと敬遠される風潮も生まれました。

 

そして今や呼び名も「うまみ調味料」と言われ、それを使わない方が「無化調」と言う自然で

高級な印象を与える状況になっています。

 

しかし「うま味」とは、割と最近になって発見、定義された味覚です。それがどうしてそんな

昔からその味を引き出す調味料が出回っていたのでしょうか。

 

そんな「味」に関する歴史を紐解きます。

 

他にも「激辛」ブームです。

 

辛さは味覚ではなく、「痛覚」であるとよく言われます。その「痛み」を求めて徐々に辛さの

度合いは増している気がしますが、そもそも始まりはいつなのか。

 

などなど「味覚」にまつわる歴史を学べる一冊です。

 

 

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5章からなる短編連作集です。

 

舞台は福岡で、私立探偵を営む女性小石とその助手の蓮杖(れんじょう)が主人公です。

 

探偵と言いましても、手がけるのは難事件のはずもなく、ほとんどが浮気の調査です。

 

3章まではその浮気調査の中にも小さなどんでん返しが仕掛けられえているのと、過去の名作ミステリー作品が

登場したりなどで、それはそれでミステリー好きには楽しめます。

 

4章からは雰囲気が変わって「本題」に入るのですが、最近のミステリー作品の傾向にあるように、前半の3章

に共通する仕掛けが潜んでいるのです。

 

では、それが明らかになった時に全てが明らかになり解決か、と思いきやそうでもなく、さらに別の仕掛けが

あることに気付かされます。

 

どんでん返しは何度あってもいい、と思わずにはいられない一冊です。

 

 

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毎回似たような写真になってしまいますが、ご容赦ください。

 

4月19日に宮城県登米市の東北風土マラソンに参加しました。

 

全都道府県&県庁所在地がコースの一部に、こだわっているのですが宮城県仙台市は復興マラソンが終わってしまい

仙台市内を走るレースはハーフ距離だけになってしまったのですよね。

 

そんなわけで参加した東北風土マラソン2026ですが、思ったよりも暑かった・・・

 

この日は全国的に好天だったようで、4月にしてはかなり高温でした。なので最後の方の給水所では紙コップが

足りなくなって、給食用のミニトレーを使って給水するというような事態になっていました。

 

コースは1周が丁度ハーフの距離になっていて、それを2周です。

 

これで東北は残すところ山形県だけです。

 

 

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最近の学校の先生は忙しすぎる、という声はよく聞きます。

 

確かに一昔前と比べて、保護者への対応や授業以外にこなすべき案件は増えているのでしょう。

 

しかし本当の原因は給与体系にあると、この本は主張します。

 

「教員給与特措法」、いわゆる「給特法」というものがあり、残業代を支払う必要がない規定なのです。

 

つまり先生は「働かせ放題」なのです。

 

コレでは仕事が減るわけありません。

 

民間企業は残業代という人件費が減るからこそ、業務効率化や無駄な仕事の削減に一生懸命です。

 

しかし、先生の自担や効率化なんて聞くと保護者側は「それってサービスの低下を招くのでは?」という

懸念を抱く人もいるらしいです。

 

でも教育は「サービス業」ではありません。

 

今まで当たり前のように先生に対応してもらっていた部活や、問題児対応などは「サービス」だったのかも

しれないです。

 

しかしこのような件は外部に委ねることにより、本質である「教育」に力を入れてもらうのが本筋かとこの

本では主張されています。

 

「サービス」の質は下がるが、「教育」の質は上がる。

 

これが本来目指すべき姿なのでしょう。

 

国の根幹は教育にあります。国民全体が関心を示し、理解を進めるべき一冊です。

 

 

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