有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

なんと地に足がついた「旅」なのであろうか。

 

訪れる場所は、道後温泉や竹富島など観光客が多い土地です。

 

しかし、そこに住む人達の話に耳を傾け、歴史を学び、地元の人目線でその街を俯瞰します。

 

するとガイドブックに載っている内容とは別の観光地の姿が見えてきます。

 

旅とはこうありたい、と本当に思います。

 

すでに多くの人たちに知られている観光地を「確認」するのではなく、自分自身の目線で

「発見」する内容にしたい。

 

真の旅を教えてくれる一冊です。

 

 

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2025年江戸川乱歩賞受賞作品「殺し屋の営業術」の続編です。

 

前作では暴力団組織の「別班」的殺人請負会社のリーダーに収まることができましたが、

今回はその地位を狙う同じ暴力団組織内の権力抗争に巻き込まれ、またまた勝ち目のない

「無理ゲー」に挑むことになります。

 

絶体絶命のピンチを切り抜ける絶妙の営業トークと、上位下達しか存在しなかった闇組織

に「個人の成長」や「やりがい」を持ち込み、覇権を広げていく主人公の悪魔的な人心

掌握術に魅了されます。

 

コンゲーム的要素を孕んだノンストップリーディングの一冊です。

 

 

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著者は「カラオケ評論家」だそうです。

 

「そんな人いるの?」と思った人こそ読むべき一冊です。

 

どんなモノゴトでも「好き」が高じてその道の専門家になれば、多くを語ることができます。

つまり評論家です。

 

ならば○○評論家として名乗ってしまえ、というのが本書の要旨です。

 

当然、そこに需要があるのは分かりません。しかし副業程度で行う分には生活に影響はない

はずです。

 

某テレビ番組でも「知らない世界」を語る人に光が当たる瞬間があります。

 

そんな時が訪れなくても、好きなことにのめり込むことができるのは幸せなことなのかも

しれないです。

 

あなたの「沼」を極めなさい。と背中を押してくれる一冊です。

 

 

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ある小さな街で、25年前に誘拐殺人事件とひき逃げ殺人事件が同時に起こっていました。

 

街の住人は「ここだけの話」と言いつつ、様々な憶測や噂を広めていました。その内容

は「誘拐の被害者の家族が怪しい」「いや被害者自身が実はひき逃げ犯人らしい」などの

根も葉もない「デマ」です。

 

これが上官の前半に書かれています。

 

執筆は2019年頃です。

 

そうです。あの京都の事件よりもはるか前に書かれているのです。

 

いや、人が事件事故を噂するのは何も京都の事件が最初ではないです。常に人は「面白

い話」を求めています。

 

上巻はその面白さに群がる人の醜さを描き、下巻はそれでも真実を求めて前を向いて

生きようとする人を中心に、謎が解き明かされるミステリー仕立てとなっています。

 

そして、もう一つ印象的な下りがあります。

 

この街には人の生死に関わるほどではない、別の「噂の芽」がありました。

 

しかしその噂は、それを口にした瞬間に「当事者」として扱われてしまう恐れもあり

ました。ゆえに関係者は「こんな小さな街で噂になったら生活できない」と口をつぐん

でしいました。

 

当事者ではない殺人事件は面白半分に噂を広げる一方で、関わりがあると全くダンマリ

を決め込んでしまう・・・。

 

この対比が実にうまく表されています。

 

やっぱり本当に恐ろしいのは安全な場所から無責任な言葉を発している大衆なのだ、と

思わされる一冊です。

 

 

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現代で言うソースに絡めた「ヤキソバ」は、元々は中華料理のあんかけ焼きそばを

パロディとしてアレンジしたものです。

 

つまり日本独自の料理ということですね。

 

では、そのあんかけ焼きそばは、どのように考案されたのかの起源に迫るのが本書

です。

 

一言で「あんかけ」というとカタ焼きそばの上にあんをかけた、いわゆる「皿うどん」

を思い浮かべる人が多いと思います。

 

実はこれは場所によって異なり、「カタ焼きそば」と呼ばれている地方もあるのです。

 

こちらはどうやらアメリカから入ってきた料理らしいです。もちろん起源に遡ると

中国に行き着くと思われますが、日本へは米国経由というイギリス系経由で入って

きたカレーライスのようなものでしょうか。

 

「焼きそば」と言っても中身は色々と異なるのです。

 

そんなあんかけ焼きそばのバリエーションの種類とルーツを学べる一冊です。

 

 

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