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有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

『駅酒場』探訪

 

 

 

私、テツとしては旅のお供とお酒は非常に相性がいいと強く主張します。

車の旅ではそうはいかない。

 

乗り継ぎのちょっと空いた時間に一杯ひっかけることができる店が、様々な駅で

増えているそうです。

 

そこは当然小洒落たバーのような店ではありません。いわゆる立ち飲みカウンター

のような店であって、それこそ旅情を誘います。

 

そこで飲む酒は当然ご当地のお酒です。

 

旅にはグルメは付きものですが、ご当地のお酒も欠かせません。それを「駅ナカ」

で体験できる案内が本書です。

 

著者の鈴木氏は単なる目的地の観光名所を巡るのが旅の楽しさではなく、

「今度の旅はこれがテーマ」と決めて、インバウンドが来ないような場所にも

巡るのが旅の醍醐味と説いています。

 

国内旅行の楽しさが増す一冊です。

 

 

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「ワードセンス」とは語彙力ではありません。もちろん語彙が豊富であることが

前提ではありますが、その言葉を選択するセンスを表します。

 

その一言で「そうそう、それ!」「確かに」と皆が納得し、腹にストンを落ちる。

そういう言葉選びです。

 

ネット上のコメントや芸人の「返し」など、思わず「うまい!」と唸らされる言葉

が多く溢れています。

 

単に笑いを取るだけではありません。その場にいる人たちと場を共有できる喜びが

良い「ワードセンス」には備わっていると言えます。

 

周りを幸福にする力、それが「ワードセンス」です。それを磨くことができる一冊

です。

 

 

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10月27日に金沢マラソンに出場しました。

雨が降ったり止んだりのあいにくの天候のため、写真が撮れませんでした。

 

なのでこちらは9月に出場した田沢湖マラソンの写真です。

今シーズンは始まったばかりなので、タイムは・・・・ですね。

 

次は12月の宮崎です。

 

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ふざけたペンネームですが、防衛大卒の立派な元自衛官です。

 

最近はパワハラ、セクハラの巣窟だの、防衛費が膨大だのと色々とマスコミ

から目の敵にされている自衛隊の内情に迫ります。

 

私たちも組織としては理解していてもい、その中で働いている人、つまり

隊員の生活について想像を巡らせることはほとんど無いと思います。

 

でも自衛隊だって人の織りなす一つの組織なのです。

 

この本で語られる自衛隊という組織で働く人たちは、普通の会社員のように

人間臭いのです。当たり前か。

 

ただ普通の会社員の目的は「利益の追求」ですが、自衛隊は「日本国民の

生活を守る」ことが最終目的なのです。

 

たとえ「右寄り」でなくても自衛隊がちょっぴり好きになる一冊です。

 

 

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「パンチライン」とは名セリフのことです。

 

誰もが知っている主に漫画作品を主に、その作品の名セリフを日本語の言語学

観点から考察するのが本書の内容です。

 

しかし本書の面白さはそれだけではありません。

 

その作品のキモとなる部分の解説には、思わずクスりとさせられるツッコミが

あり、「そういえばそんな場面があったなあ」と思い出に浸ることもできます。

 

あの「タッチ」の朝倉みなみによる「めざせ、カッちゃん、甲子園」はなぜ、

「カッちゃん、目指せ、甲子園」ではないのか。意味としては後者の方が通じ

るのになぜ?

 

ガンダムの終盤に登場するジオングの整備士はジオングの脚がないことについ

て、「偉い人にはそれが分からんのですよ」というセリフがありますが、実は

映画版では最後の「よ」が消えているのです。

 

この「よ」があるのとないのとでは、観る側にどのような印象を与えるのか。

 

などなど無意識に使っている日本語の奥深さを学ことができる一冊です。

 

 

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