本来ならば、特捜隊の現存作品をすべて視聴・観賞したうえで、出演された女優について書いていくべきだと思います。しかし、【スペシャルセレクションシリーズ】が発売されたことで、かつて東映chで放送された特捜隊現存作品全作をリフレイン再放送される可能性は遠のきました。
そこで不充分ながらも、【第3回再放送】【第4回再放送】【スペシャルセレクションシリーズ】を観た状態で、特別機動捜査隊・女優篇を書いていくことにしました。ただし、万が一、特捜隊現存作品全作のリフレイン再放送、新たに【スペシャルセレクションシリーズ】発売がなされたときは、それら作品視聴録を優先して、特別機動捜査隊・女優篇は一時中断することにいたしますので、その点はご了承くださいませ。
なお以下では、人物敬称略で書いていきます。
かつて、
にて、ご本人様にインタビューしたことはあるものの、これはあくまでも例外であり、おそらく自分自身の主観が中心となった原稿になると思いますので、その点も、ご了承のほどお願いいたします。
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今回取り上げる女優さんは、
◎ 三田登喜子(三田桃基子)
になります。
(#455 金髪と口紅での、三田登喜子)
(#593 魔性の女での、三田桃基子)
自分が、三田登喜子を初めて観たのは、もう30年ほど前のこと。
今でも時代劇は好きなのですが、「大河内傅次郎乱闘場面集」のビデオ視聴で大河内傅次郎にハマったこともあり、仕事の帰りにさまざまなレンタルビデオ店に出かけては、大河内ものを探していたのものでした。ただ、戦前の主演作品はフィルム自体が消滅しているのがほとんどで、VHSビデオとなっている作品は、なかなか見つかりません(この当時は、「丹下左膳余話 百萬両の壺」もビデオ化されていなかった記憶があります)。しかし、あるビデオ店で、戦後版になりますが、「丹下左膳 こけ猿の壺」(1954年、脚本・衣笠貞之助、監督・三隈研次 ※wikiに、『戦前に戦前に山中貞雄により映像化された映画『丹下左膳余話 百萬両の壺』のリメイク』と有りますが誤り、正しくは、戦前の伊藤大輔監督作品「丹下左膳」「丹下左膳・第二篇」のリメイクになります)に巡り会うのですが、その助演女優が三田登喜子でありました。
おとなしめの風貌で、個性があまりなさそうだなと思っていたら、何年かして観た「新選組血風録」(NET、全26話、脚本・結束信二、主な監督・河野寿一)の#03 昏い炎(1965年7月25日本放送)では、大和屋の家内・おはまを演じ、芹沢鴨(遠藤辰雄)に蹂躙され半狂乱となる姿は、観ている側としても「驚愕」してしまうこととなりました。「こけ猿の壺」から約10年、1935年2月26日生まれですから30歳のときの作品で、この間に女優として修練を積んだものと考えられます。
そして、特捜隊での出演期間は、女優として開花した時期ともいえるわけで、この点は、本人としても、視聴者としても恵まれたのではないでしょうか。
さて、自分が観た三田登喜子(三田桃基子)の特捜隊作品群は、視聴順・観賞順に以下のとおりです。なお、三田桃基子に改名したのは #593 魔性の女からで、これは特捜隊終焉まで続きます。
なお、「※主演格」とはエンディング表記でトップ表記されていることを指します(註・トップ表記が複数列のときは、一番上のこと)。
①【第3回再放送】
東映ch=2015年4月2日~2017年2月16日
(1) #455 金髪と口紅 ※三田登喜子名義
(本放送・1970年7月22日、脚本・元持栄美、監督・龍伸之介、立石班)
(2) #463 黒い遺言状 ※三田登喜子名義
(本放送・1970年9月16日、脚本・小川記正、監督・吉川一義、藤島班)
(3) #483 俺は 三船刑事だ【スペシャルセレクション】 ※三田登喜子名義、主演格
(本放送・1971年2月3日、脚本・吉岡昭三、監督・伊賀山正光、三船班)
(4) #501 勝負【スペシャルセレクション】 ※三田登喜子名義
(本放送・1971年6月9日、脚本・西沢治、監督・伊賀山正光、三船班)
(5) #525 ポルノイン東京 女人百景【スペシャルセレクション】 ※三田登喜子名義、主演格 (本放送・1971年11月24日、脚本・小川記正、監督・吉川一義、三船班)
(6) #550 ある異常人間 ※三田登喜子名義
(本放送・1972年5月17日、脚本・小川記正、監督・吉川一義、三船班)
(7) #593 魔性の女 ※三田桃基子名義
(本放送・1973年3月14日、脚本・村田武雄、監督・伊賀山正光、高倉班)
(8) #627 十七才心中 ※三田桃基子名義
(本放送・1973年11月7日、脚本・元持栄美、監督・中村経美、三船班)
②【第4回再放送】
東映ch=2019年3月14日~2020年8月20日
(9) #651 姿なき脅迫者 ※三田桃基子名義
(本放送・1974年4月24日、脚本・横山保朗、監督・伊賀山正光、三船班)
(10) #679 渇いた道 ※三田桃基子名義
(本放送・1974年11月6日、脚本・佐々木武観、監督・北村秀敏、矢崎班)
(11) #728 女と祭 ※三田桃基子名義、主演格
(本放送・1975年10月22日、脚本・西沢治、監督・天野利彦、三船班)
(12) #729 真空地帯 ※三田桃基子名義
(本放送・1975年10月29日、脚本・西沢治、監督・龍伸之介、矢崎班)
(13) #754 ドキュメント・暴行 ※三田桃基子名義
(本放送・1976年4月28日、脚本・横山保朗、監督・天野利彦、三船班)
(14) #779 むらさき小唄 雪之丞 ※三田桃基子名義
(本放送・1976年10月27日、脚本・西沢治、監督・天野利彦、日高班)
③【スペシャルセレクションシリーズ】(すべて、三田登喜子名義)
DVD観賞=2020年12月13日~2025年7月27日のブログ更新年月日
(15) #407 雨の中の女【スペシャルセレクション】 【第2回再放送】※主演格
(本放送・1969年8月20日、脚本・村田武雄、監督・龍伸之介、藤島班)
(16) #357 情炎譜【スペシャルセレクション】 【第2回再放送】
(本放送・1968年8月28日、脚本・五条勢都子、樋口静生、監督・天野利彦、立石班)
④ 未収録回・欠番回のため未見(すべて、三田登喜子名義)
(17) (第232回)大噴煙 ※欠番回
(本放送・1966年4月6日、脚本・大和久守正、監督・wiki不明、立石班)
(18) (第233回)続・大噴煙 ※欠番回
(本放送・1966年4月13日、脚本・大和久守正、監督・wiki不明、立石班)
(19) (第258回)ダイヤと秋刀魚と女たち【第2回再放送、DVD未収録回】※主演格
(本放送・1966年10月5日、脚本・西沢裕子、監督・龍伸之介、立石班)
(20) (第388回)空から来た男 【第2回再放送、DVD未収録回】
(本放送・1969年4月2日、脚本・小川記正、監督・天野利彦、藤島班+立石主任)
(21) (第417回)美しい町の天使たち【第2回再放送、DVD未収録回】※主演格
(本放送・1969年10月29日、脚本・駒田博之、監督・仲木繁夫、藤島班)
(22) (第431回)馬鹿な女【第2回再放送、DVD未収録回】
(本放送・1970年2月4日、脚本・元持栄美、監督・天野利彦、立石班)
(23) (第445回)ある終局【第2回再放送、DVD未収録回】※主演格
(本放送・1970年7月22日、脚本・大南勝彦、監督・龍伸之介、立石班)
さて、自分が視聴・観賞した特捜隊作品では、三田登喜子としての主演ものは、
(15) #407 雨の中の女【スペシャルセレクション】、
(5) #525 ポルノイン東京 女人百景【スペシャルセレクション】
が代表作と感じます。特に後者は、脚本・小川記正、監督・吉川一義のゴールデンコンビというのもありますが、
原型作= #121 けだもの【スペシャルセレクション】(収録回)
(本放送・1964年2月19日、脚本・守田二郎、監督・仲木睦、立石班)
↓
準リメ作=#525 ポルノイン東京 女人百景【スペシャルセレクション】(収録回)
(本放送・1971年11月24日、脚本・小川記正、監督・吉川一義、三船班)
↓
リメ作=#792 情念の女(未収録回)
(本放送・1977年1月26日、脚本・小川記正、監督・伊賀山正光、日高班)
のリメイクものの中で、原型作がありながらもオリジナルに昇華した作品の主人公としての存在感は忘れられません。この作品は、幸運にも【スペシャルセレクションシリーズ】に収録、#121 けだもの【スペシャルセレクション】との比較も出来るので、ご覧になられた方々も多いと思われます。
そして、三田桃基子としては、
助演としては、(7) #593 魔性の女
主演としては、(11) #728 女と祭
が代表作ではないか、というのが自分の考えです。
助演となる作品、#593 魔性の女(画像①)で簡略ながらも網羅しておりますので、今回はそれを補完する形になります。また、当作を遡る約7年前にも(第223回)魔性の女という作品がありましたが、脚本、監督の違い、検証本・リスト特捜隊のあらすじから別モノであります。
なお主要登場人物は、以下の通りです(高倉班の配役名は、#593 魔性の女を参照)。
○ 樋口正之・・・・・・・・・・・・・峰村銀(画像②)
○ 正之の妻・ゆみ子・・・・・・・・・下川清子(画像②)
○ 正之の母・・・・・・・・・・・・・花岡菊子(画像③)
○ 正之の妹・礼子(写真芸術家) ・・・酒井正子(画像④)
○ 礼子の同僚カメラマン・栗林・・ ・・永田博文(画像④)
○ 写真の男性モデル・相良・・・・・・仲野裕(画像⑤)
(画像①=オープニングの題名表記)
(画像②=左から峰村銀、下川清子)
(画像③=花岡菊子)
(画像④=左から酒井正子、永田博文)
(画像⑤=仲野裕)
○ ゆみ子の父・高松・・・・・・・・田島義文(画像⑥)
○ 高松の後妻・ハルミ・・・・・・・三田桃基子(画像⑦)
○ ハルミの弟・稲村てつじ・・・・・佐野貞男(画像⑧)
○ BARエニシダ・マダム・雪江・・・生田くみ子(画像⑨)
○ 同・常連の画家・里見・・・・・・倉田地三(画像⑨)
○ 同・ホステス・冴子・・・・・・・美山ゆり(画像⑩)
○ 同・ホステス・八重・・・・・・・小貫瑞恵(画像⑩)
○ 同・ホステス・昌代・・・・・・・杉浦悦子(画像⑪)
○ 昌代の情夫・岡野・・・・・・・・岡部正純(画像⑫)
○ BARアストム・マスター・・・・・関戸純方(画像⑬)
○ 弁護士・浅川・・・・・・・・・・清水一郎(画像⑭)
○ 山梨県警・田沼刑事・・・・・・・田村元治(画像⑮)
(画像⑥=左から三田桃基子、田島義文、生田くみ子)
(画像⑦=三田桃基子)
(画像⑧=佐野貞男)
(画像⑨=左から生田くみ子、倉田地三)
(画像⑩=左から小貫瑞恵、美山ゆり)
(画像⑪=左から杉浦悦子、生田くみ子)
(画像⑫=左から岡部正純、笠達也)
(画像⑬=左から岩上瑛、関戸純方)
(画像⑭=清水一郎)
(画像⑮=田村元治)
当作は、決して秀作とはいえない作品で、粗については過去の本篇で述べた通りです。…が、「魔性の女」というテーマで見ると、なかなか興味深い点がうかがえます。
これは、登場する主な女性に
(1) 礼子(画像⑯=酒井正子)
(2) ハルミ(画像⑰=三田桃基子)
(3) 雪江(画像⑱=生田くみ子)
がいるのですが、この中で誰が「魔性の女」にふさわしいのかという点です。ゆみ子(画像⑲)、昌代(画像⑳)は序盤で死亡、冴子・八重は雪江の下で働く一ホステスという点から省きます。
まあ、雪江も絞殺死体で発見されるので(画像㉑)被害者には違いありません。しかし、新しい店探しという目的の元、高松、里見に引っ付いている姿を観るにつけ、一筋縄ではいかない狡猾さを感じさせます。そして、その素振りは、上昇欲を感じさせ、礼子との対峙場面(画像㉒)でもうかがえます。演じた生田くみ子という女優さん、もともと生田三津子の芸名で特捜隊にもゲスト出演、#546 四匹の牝猫から現芸名に変更、特捜隊では終焉期の#780 ある女のみちまでゲスト出演していました。
また、礼子も、被害者・正之の妹という立場、山梨県警から重過失(?)を疑われている立場から、真相を追及するというのはわかります。しかし、正之の遺産相続という点で、同時死亡の有無は関係ない立場(いわゆる、直系ではない傍系)であるのに、里見に直談判したり(画像㉓)、高松と正之母との話に同席したり(画像㉔)するなど、したたかさを感じます。もちろん、老いた母のためということも考えられますが、母娘の情愛描写が目立ちにくい面もあり、礼子の本心に興味を惹かれます。演じた酒井正子という女優さん、本篇でも自分は好評価したのですが、調べても経歴がまったくわからない人物であり、この点は残念であります。
そして、ハルミを演じる三田桃基子は、当作に至るまでの【第3回再放送】特に上記作品群の(1)(2)(5)では、腹に一物ある女性を演じることが多かったため、当作では果たして・・・という雰囲気を漂わせます。高倉班からの聴取のあと(画像㉕)、すばやく情報を高松に提供、これが画像㉔の場面へとつながるわけですから、「やはり・・・」と感じさせます。とにかく、笑顔の奥底に潜む雰囲気は、他の女優さんに出せるのかと思うほどの存在感であるというのが自分の見立てであり、そう考えると(6) #550 ある異常人間での役柄はもったいない・・・。
そして終盤になり、本当の「魔性の女」は誰だったのか、驚き、あっけなさ、やっぱり・・・など、どのように感じるのか、非常に興味を抱かせるのですが、残念ながら【スペシャルセレクションシリーズ】には収録されていない作品のため、アマゾンプライム、再度の東映chでの再放送、を待つしかありません・・・。
(画像⑲=上から峰村銀、下川清子)
(画像⑳=杉浦悦子)
(画像㉑=生田くみ子)
(画像㉒=左から生田くみ子、酒井正子)
(画像㉓=左から酒井正子、倉田地三)
(画像㉔=左から花岡菊子、酒井正子、田島義文)
(画像㉕=左から笠達也、岩上瑛、三田桃基子)
さて、主演となる作品、#728 女と祭(画像㉖)は本稿でも触れていますが、予告篇が本篇に影響を与えるほどの出来であり、別の作品#599 女房貸しますと同様に、秀作を佳作に急降下させてしまっています。ただ、それでも三田桃基子の存在感は大きなものであり、天野利彦監督の後継番組(特捜最前線)での手法を思い出すほどの技巧のすばらしさを感じるところでもあります。
主要登場人物は、以下の通りです(三船班の配役名は、#728 女と祭を参照)。西城貴之は前芸名・穴井侃二(高校教師さんから「基本的には穴井寬二」と教示)で#524 ドルショック【スペシャルセレクション】にも出演、森田めぐみは後年の五十嵐めぐみであります。
○ 村田加奈子・・・・・・・・・三田桃基子(画像㉗)
○ 加奈子の息子・正明・・・・・西条貴之(画像㉘)
○ 加奈子の娘・奈美・・・・・・森田めぐみ(画像㉙)
○ 加奈子の兄・順一郎・・・・・細川俊夫(画像㉚)
○ その妻・・・・・・・・・・・三谷幸子(画像㉛)
○ BARたまき・マダム・・・・・白石奈緒美(画像㉜)
○ 同・ホステス・品子・・・・・小貫瑞恵(画像㉝)
○ 作詞家・本堂りゅうま・・・・中田博久(画像㉞)
(画像㉖=オープニングの題名表記)
(画像㉗=三田桃基子)
(画像㉘=西城貴之)
(画像㉙=森田めぐみ)
(画像㉚=細川俊夫)
(画像㉛=三谷幸子)
(画像㉜=白石奈緒美)
(画像㉝=小貫瑞恵)
(画像㉞=左から中田博久、伊沢一郎)
○ 熊谷のクラブ・女性歌手・・・藤正子(画像㉟)
○ 同・ホステス・・・・・・・・小山柳子(画像㊱)
○ 同・客・女性記者・・・・・・保坂博美(画像㊲)
○ 同・客・男性・・・・・・・・山根久幸(画像㊱)
○ 熊谷署刑事(上司) ・・・・・加藤忠(画像㊳)
○ 熊谷署刑事(部下) ・・・・・弘松三郎(画像㊴)
(画像㉟=藤正子)
(画像㊱=左から山根久幸、吉田豊明、伊沢一郎、小山柳子)
(画像㊲=左から保坂博美、不詳)
(画像㊳=加藤忠)
(画像㊴=弘松三郎)
当作の粗については、すでに#728 女と祭本篇で触れているので、ここでは省きます。しかし、三田桃基子の子を想う姿、特にうちわ祭を話すときの団らん(画像㊵)、殺人犯として逃亡の日々を送りながらも熊谷へ向かう姿(画像㊶)、その熊谷には、三田桃基子の兄夫婦に引き取られた実の子2人がいることで、現地へと向かう三船班との対比も良く描かれています。
そして、熊谷に着いた三田桃基子の疲労困憊の姿は、覗き込んだ鏡にも表われています(画像㊷)。その後、喫茶店に落ち着いた三田桃基子は電話をかけますが(画像㊸)、その直後に、娘の奈美が電話をとる場面(画像㊹)。さらに、時間を置いて無念そうに受話器を置く姿(画像㊺)の直後、息子の正明の憂いに満ちた表情の場面(画像㊻)。ここの対比も、天野利彦監督の後継番組・特捜最前線の秀作パターンを思い出す感じで、天野利彦演出技法は特捜隊で鍛えられ開花したといえる内容です。
(画像㊵=左から森田めぐみ、三田桃基子、西条貴之)
(画像㊶=三田桃基子)
(画像㊷=三田桃基子)
(画像㊸=三田桃基子)
(画像㊹=森田めぐみ)
(画像㊺=三田桃基子)
(画像㊻=西条貴之)
と、ここまでが当作のほぼ前半で、後半は三田桃基子の「静から動へ」「動から静へ」の演技が奏功する流れとなり、天野利彦監督の演出と嚙み合った面白い展開となります。天野利彦監督と三田桃基子(登喜子)との組合せは多くはないのですが、当作では本当にマッチした印象です。当作が【スペシャルセレクションシリーズ】に収録されなかったことは、返す返すも残念の一言に尽きます。このシリーズものでしたら、本篇と予告篇は別カテゴリーに分かれているため、自分が指摘した「粗」をスルーで
きるので、やはり収録してほしかったと考えます。
あと、当作は熊谷が舞台なのですが(画像㊼)、クライマックスのホテル・ニュー湖月(画像㊽)をはじめ、現在果たして現存しているのかという風景も見受けられます。約50年前の風景とはいえ、ノスタルジーを感じさせるカメラワークというのも、当作の個性であります。好き嫌いのある作品かもしれませんが、是非とも観ていただき、三田登喜子(三田桃基子)の個性もみてほしい作品です。
(画像㊼=1975年当時の熊谷駅)
(画像㊽=クライマックスのニュー湖月)


















































































