さてさて、骨粗鬆症(Osteoporosis)を、食事の工夫で、予防する方法(案)です。
★★★尚、これは、文献等の調査結果を、私が考察したもの。私は妥当と考えますが、絶対的に正しいとは、言えないかもしれないことを、最初にお断りしておきますね。★★★
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まず、「バランスの良い」食事をすること、これが基本。
マリリン・グレンヴィル女史(こちらをクリック )は、骨粗鬆症予防、という観点に限らず、一般的に、以下のような目安を提示しています。
積極的に摂取するのを奨励されている食品類
・全粒穀物 :毎食
・野菜類 :出来るだけ毎食
・フルーツ :一日2~3回
・ナッツ類、豆類、種類 :一日1~3回
・魚、卵 :一日2回
奨励されてはいない食品類
・オーガニックの乳製品 :一日1回まで
・白米、精白パスタ、じゃが芋 :控えめに
・鳥、砂糖、精白パン、ソフトドリンク&炭酸飲料:ゼロが好ましい
・レッド・ミート :ゼロ
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これらの中で、特に、骨粗鬆症予防に大きく関わる、主な理由に絞って、以下に挙げてみます。
奨励食品では、
・全粒穀物 :消化を促進する働きが、効率的な栄養分の吸収につながる。
・野菜とフルーツ :ファイバーが、エストロジェンの循環をコントロールしてくれる。
・豆類 :ファイト・エストロジェン(特にイソフラヴォン)が、ホルモンバランス、中でも、骨粗鬆症に直結する、エストロジェンのバランスを取るのを助ける。
非奨励食品では、
・肉の蛋白、精白糖や精白穀物、乳製品、ソフトドリンク&炭酸飲料:何れも酸性食品。でも、人間の生存の為には、体液は、弱アルカリ性の必要がある。だから、酸性から弱アルカリ性に調整する為、一番手っ取り早い方法として、骨のカルシウムが奪われる。
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まだまだ普遍的な、旧来の考え方は、
乳製品=カルシウム源、だから、たっぷり摂るべし、
ですけれど、
・体液酸性化(↑)以外にも、
・乳製品を多く摂る国ほど、骨粗鬆症率が高い、というWHO発行のデータあり。
・発展途上国が、乳製品を摂りいれるに連れて、骨粗鬆症率が急速に高まる、と言う調査結果もあり。
更に、乳癌との密接な関係も考えると、乳製品は、要注意、と、私は確信を持っています。
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あとは、
・アルコール :利尿作用により、カルシウム排泄を促進する。
・煙草 :骨密度を減少させる。
ということで、これらもNG・・・。
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じゃあ、どうする?!
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食は、人生の大きな楽しみの元なので、食べたい、飲みたい、という気持ちを、抑えに抑えて、禁欲的食生活を日々、遂行する。
っていうのは、本末転倒な部分もある!
欲求不満が堪って、かえって不健康になる危険性有り!?!
結局、妥協ポイントは、
・基本線は、認識しておく。
・体調と相談しながら、羽目を外す時は、楽しく外す。
っていう辺りでは、無いんでしょうか。
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因みに、ご参考までに、私自身の食生活ですが、8割以上は、上記の目安をクリアしている感じ。
(つまり、2割弱は、踏み出しています・・・。)
「非奨励食品」摂取実態ですが、
・煙草は、100%、吸いません。・・・美味しいって、実は、思えないし。
大学一年の頃、不良少女と呼ばれたくて(!?)、吸っていたのと、以降も、お酒を飲む時は、吸っていたこともありましたが、いつの間にか、全く吸わなくなりました。好きで吸っていた訳では無いし。
キスの味が悪くなるから、やめてくれ、と現夫に言われたのが、大きいか。。
・ソフト・ドリンクも、飲まない!・・・何より、後味、悪いし。
・乳製品は、積極的に自分が買って飲食、ということは、99%しません。・・・粘液が溜まる感覚、するし。
でも、たまには、美味しそうなケーキ等は、積極的に食べてしまうし、スティルトン(イギリスのブルー・チーズ)などのチーズも・・・。でも、一定以上は、体が欲しがらないのが判るので、そこそこでストップです。
・精白砂糖も、乳製品に準じる感じ。
・肉と卵は、殆ど食べない。・・・優れた栄養源ではあっても、汚染や脂肪が溜まる心配の方が強い。
食べる時は、オーガニック/フリー・レンジものを、「毒消し(←マクロビオティック的言い回し)」になるものと一緒に。
・魚は、オイリー・フィッシュ(鮭、鯖、鰊、鰯など)や白身魚は、そこそこ食べます。・・・必須脂肪酸、重要なので。
もちろん、肉や卵同様、「毒消し」に心がけて、ですが。
・アルコールは、欲しい時に、美味しい、と思う範囲で、飲みます。
いつも「賢い」訳では決して無くて、実は、昨夜、つい、ワインを飲み過ぎてしまって、今朝から気分悪し。。
今後も、私の食べ方、大きくは変わらないように思います。禁欲的に見えるでしょうか?本人は、いたって、ハッピーに、豊かな食生活を楽しんでいるつもりなんですが。