※【マカオ旅行記⑥】の続きになります。
マカオ半島の散策を終えて一旦ホテルで休憩を取り、これからいよいよタイパ島へ向かいます。マカオは路線バスが発達している街で、乗りこなせばすごく便利なのですが、路線が多くかなり複雑。それでも現地のアプリを駆使して、路線バスでの移動にチャレンジ☆
最初の目的地はタイパ島でも南部のコロアネ地区にある「石排湾郊野公園」。上の写真はホテルの最寄となるバス停ですが、目的地を通る「26番」という路線がないため、別のバス停へ向かいます。
（Yahoo! Map ⇒ こちら より）
柱に書いてあるのはお店の名前でしょうか。これだけ続いていると面白いですね。
「粵通碼頭」というバス停まで来ました。ここでバスを待ちますが、3分ほどで「26番」の路線バスが来ましたので乗り込みます！ちなみに乗る時はタクシーのように手を挙げて乗る意思表示をしないと、バスは通り過ぎてしまうそうです。
バスの中は混雑で座れず。次から次に降りたり乗って来たりが繰り返されて、常に同じくらい混んでました。
走行中は路線図とiPhoneのマップを見ながら、常に現在地の確認が必要です。中国語・ポルトガル語・英語とアナウンスがあるのですが、漢字の地名の中国語読みが難しいため、英語のアナウンスも「Next Stop, ホニャララ～」としか聞き取れません（苦笑）
そしていよいよバスは橋を渡ってタイパ島へ向かいます。マカオ半島の方は2日間歩き回ってだいぶ土地勘が付いたのですが、タイパ島は未知のエリアになるんですよね。
バスは約45分ほど走り、ようやく目的地に到着。バスを降りるとすぐに 石排湾郊野公園 の入口がありました。絵が描かれているとおり、実はここでパンダを見ることができるのです♪
こちらは1985年に開園したマカオ初の自然保護公園で、この中に 澳門大熊猫館 （マカオジャイアントパンダ館）があります。こちらには現在4頭のパンダが飼育されており、ここへ来ることを楽しみにしていたのでした☆
公園内をしばし歩くと、さっそくパンダの姿が見えてテンションが上がります！
しかしこちらはただのインフォメーションセンターでした（苦笑） パンダ館はこの先になるそうです。
公園の敷地に入るのは無料ですが、パンダ館だけは有料のチケットが必要になります。チケット売り場が見当たらなかったので近くにいたスタッフさんに聞いたところ、この建物の中とのこと。どうやらパンダグッズのショップのようですね～
中にはパンダのオブジェがありました。マカオでもパンダが愛されているのがよくわかります。
チケットはたったの10パタカ（約140円）でした。面白いことに1時間毎に時間が区切られており、入れ替え制とのこと。なので1枚のチケットで最大で1時間観れるということになりますね☆
パンダ館へ向かう途中には、またまたオブジェに遭遇。ちなみに海外でパンダを観るのは2年前の北京動物園（旅行記）以来となります。
こちらは定番の撮影スポットといったところでしょうか。
ジャイアントパンダ館が見えました！これからマカオのパンダたちに会えると思うとワクワクします♪
建物の中へ一歩入ると、またまた記念撮影スポット。
そしていよいよ中へ。外観からも想像してましたが、いつも行く上野動物園と比較するとすばらしく豪華な施設にびっくり！そしてお客さんがガラガラなのがまたテンションが上がります（笑）
最初のエリアは、2016年6月に誕生した現在2歳の双子パンダ、「健健（ジェンジェン）」と「康康（カンカン）」（共にオス）の放飼場。和歌山・アドベンチャーワールドの結浜と同じ頃に生まれたんですね☆
先に入っていた人たちの目線の先を見ると、1頭は木の上に、もう1頭は奥の隅にそれぞれ寝ているのを発見！それにしても広い放飼場です。
木の上に寝ているのは健健（ジェンジェン）でしょうか、それとも康康（カンカン）でしょうか。上野でもシャンシャンがこんな感じで寝ているのを何度も観ているので、やっぱりパンダらしい姿ですね（笑）
こちらもう１頭は石の上でお休み中。しばらく観てましたが、なかなか起きる様子がありませんでした。
こちらはその隣のエリアですが、パンダの姿は無し。
健健と康康のお父さんの名前は開開（カイカイ）。2008年８月生まれの10歳になるそうです。
お母さんは11歳の心心（シンシン）。上野動物園のシンシン（真真）と漢字は違えど同じ名前なんですね～
パンダの糞が展示されてました。パンダの腸は非常に短いため、食べたものがほとんど消化されずに排出されるのが特徴。そのため糞は全く臭くなく、むしろ笹のいい香りがするそうです。
屋外にも広い放飼場がありました。しかし上野動物園の混雑に慣れてしまうと、このガラガラぶりは天国に感じます（笑）
屋外の放飼場で1頭のパンダが寝ているのを見つけました。
寝ているので判断が難しいですが、お父さんパンダの開開（カイカイ）でしょうか？
寝返りを打ちましたが、こちらもなかなか起きてはくれず。
ところでこの日は3頭しか姿が見えず。心心（or開開？）だけ会うことができなかったのは残念でした。
再び屋内の方へ。少しだけ人も増えてきたようです。
最初のエリアに戻ってくると、あら、場所と体勢が変わってました。一瞬だけ起きていたようですね。
動いた！起きたかな？
大きなあくび！どうやら目が覚めたようです♪
まずは鉄の扉に向かって、これは飼育員さんに何かをおねだりしているのでしょうか？もしかしたらお腹が空いているのかもしれません。
扉が開かないので（苦笑）、歩き始めました。
今度は別の扉のところへ。上野のシャンシャンもよく同じような行動をするので、すごく親近感が沸いてきました☆
するとこちら、木の上で寝ていたもう1頭（健健or康康）が寝返りを打ちました！お客さんから歓声が挙がります。
起きたかな？
どうやら起きたようです。しかしホントに可愛らしい姿ですよね♪
完全に目が覚めたようで、木の上から降りてきました。いつも上野だと1-2分ほどしか観れないのが（苦笑）、この日は愛くるしいパンダたちの様子を約40分も至近距離から誰にも視界を遮られずに観ることができ、ホントにここまで来てよかったと思いました☆
ジャイアントパンダ館の外には、レッサーパンダのエリアもありました。しかしちょうどガラスに日光が反射する時間帯でいい写真が撮れず、この1枚だけがまともに撮影できた写真でした（苦笑）
公園内に珍しく自販機があったので、「vita」というミネラルウォーターを購入。3パタカ（約42円）でした。
名残惜しさもありますが（苦笑）、これで石排湾郊野公園を後にします。マカオのパンダたちの様子も、今後ネットでチェックしたいと思います！
ここからコタイ地区を目指します。来るときにバスで通った道を歩いて戻りますが、こちら新しいマンションがどんどん建設されているようです。
大通りを渡る歩道橋の上から、コタイ地区の巨大ホテル群が見えてきました。
…この時点で16時頃。体力的に疲れも出てきましたが（苦笑）、ここからコタイ地区の巨大カジノホテルを少しだけ散策し、古い街並みが残るタイパ村を目指します☆
※【マカオ旅行記⑧】に続きます。
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