※【マカオ旅行記⑨】の続きになります。
中国・珠海（ズーハイ）へのショートトリップを終え、12時前には再びマカオの国境検問所「關閘（ボーダーゲート）」へ戻って来ました。このあとはマカオでの最後の観光スポットである「マカオタワー」へ向かいます。
国境検問所周辺には地下のバスターミナル以外にもたくさんのバス停があり、目的地によって乗り場が異なるようです。マカオタワー行きの「5番」の乗り場は、ここから少し離れたところにありました。
通りはちょとした繁華街になってました。駅前商店街ならぬ、日本には存在しない「国境前商店街」といったところでしょうか（笑）
こちらがバス停。ちょうど5番のバスが来たので乗車します。
マカオタワーは現地では「旅遊塔」と言うようです。マカオ半島の北の端から南の端までを移動することになりますが、バス1本で行けるのはありがたい限りです。
途中でどんどん人が降りていき、終点が近づく頃にはガラガラになりました。平日のお昼頃なので、ランチタイムだったからかも。
バスは30分ほどで マカオタワー に到着！ここから中へ入ります。
タワーの展望台への入口へは、ここからエスカレーターで下って行くようです。
時間の関係でほとんど見てませんが、中は綺麗なショッピングモールになってました。
更に下へ降りて行きます。案内の表示が大きくてわかりやすいですね（笑）
こちらがチケット売り場。ほとんど待たずにチケットを購入することができました。
展望台へのチケットは165パタカ（約2,300円）。それなりの値段ですね～
エレベーターであっという間に223mの高さにある展望台に到着！ワクワクします♪
空気は霞んでましたが、やはり展望台からのマカオ市街の眺めは最高です☆
こちらはタイパ島へと続く「西湾大橋」。この前日にバスでここを通ったんですよね～
例によってスケルトンの床もありました。絶対に大丈夫だとわかっていても、踏まないように注意して歩きました（笑）
そういえばこの前日、ペンニャ教会からの眺望が素晴らしかったので、きっとここからも見えるはずだと思って探したら、見つけることができました♪ あそこまで坂道を歩いて登ったんですよね～
グランド・リスボアとマカオ半島中心部の眺め。いろんな都市で展望タワーに昇ってますが、個人的には旅の最後に昇るのがおすすめ。あそこ歩いたなぁとか、この方向にあれがあるはずだとかが、街歩きを終えた後ならよくわかって感慨深いんですよね☆
1つ上の展望台にやって来るとこちらは上の窓が開いており、気持ちのいい風が入ってきてました。その分リアルに高さも感じますが（苦笑）
マカオタワーの高さは338mということで、東京タワーより5mだけ高いんですね。
そしてこのマカオタワーでは、空中散歩やバンジージャンプといったアトラクションを楽しむことができます。実際にバンジーの道具が揃っているところを見るとリアルです。
これから正に飛び降りようとしている欧米人観光客の方がいらっしゃいました。混んでなく待ち時間はゼロでしたが、もちろん飛びません（笑）
ここからバンジーに挑戦した有名人の写真がありました。日本からは松山ケンイチさんや錦戸亮さんの写真がありましたが、ビックリしたのはその上にあったF1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトン！やったんですね（笑）
真下に降りてきました。あの上から飛び降りるなんて、信じられないです（苦笑）
マカオタワーを後にして、バスで繁華街の方へ戻ります。帰りはマイクロバスでした。
この前日に来たドン・ペドロⅤ世劇場の坂の下でバスを降り、少し歩きます。
車道は下り坂ですが、歩道は平坦な道のあとに階段。この高低差が面白かったです。
そしてエッグタルトが美味しいと有名な マーガレット・カフェ・エ・ナタ にやって来ました！平日でも当り前のように行列になってましたが、もちろん並びます。
次から次に焼き上がるため、10分程で購入することができました。
テーブルの空席がなかったため、カテドラル広場のベンチでいただくことにします。世界遺産を見ながら有名店のエッグタルトをいただくなんて贅沢ですね♪
こちらが大人気のエッグタルト！表面に焦げ目が入っているのが、マカオのエッグタルトの特徴らしいです。
表面が輝くエッグタルト。焼きたてのアツアツをいただきましたが、卵のカスタードが超濃厚で絶品！今まで食べたエッグタルトの中で間違いなくナンバーワンでした☆
食べかけで申し訳ないのですが、あえて見てほしいこの断面。できればこれをお土産に持って帰りたかったです（苦笑）
そして マカオビール をいただきます！実はこのビールは特定のレストランとスーパーでしか売ってない希少価値があるもので、最終日にとあるスーパーでようやく見つけることができたのですが、まぁ最高でした♪
これでマカオでの予定は全て終了！とにかく歩き回って街に愛着も沸いてたのでホントに名残惜しかったですが、これでマカオの風景ともお別れです。
ホテルに預けていたキャリーバッグを受け取り、セナド広場の前のバス停からフェリーターミナル行きのバスに乗り込みます。
バスは座れませんでしたが、とりあえずキャリーバッグが邪魔になりそうな混雑ではなかったので助かりました。
10分程でマカオ・アウターハーバーに到着。2日前に初めてここへ到着した時のことを思い出します。
エスカレーターで2階の出発ロビーへ。
当初はマカオから香港へは、状況によっては港珠澳大橋を渡るというルートも選択肢にあったのですが、香港の繁華街を観光して夕食をとることを考えると、空港へ向かう港珠澳大橋よりも中環（セントラル）へ向かうターボジェットの方が便利なため、結局帰りも航路で向かうことにしたのでした。
15時15分発の便のチケットを購入。スーパークラスで335パタカ（約4,650円）ということで、香港から来た時よりも650円ほど安いのですが、このターボジェットはそういう料金体系になっているようです。
あっという間に出国審査を終えて、待合室へ向かいます。実際に来てみてわかったのは、ターボジェットはまるでJRの快速電車みたいに便数が多いため（15分に1本）、そんなに気合いを入れて予約してなくても大丈夫ということでした。（そうじゃない時もあるのかもしれませんが…）
待合室の窓からはこのあと乗る船が見えます。
スーパークラスは優先乗船ができるので、スタッフさんに先導されて船に乗り込みました。
来た時と同じく、帰りのスーパークラスもガラガラでした。面白いのは来た時は2階がスーパークラスで1階がエコノミーだったのが、帰りは1階がスーパークラスだったこと。どうやら船によって違うみたいでした。そしてこのシートもフカフカでとても気持ちよかったです♪
船が陸を離れると、さっそく軽食が出ました。しかしこのサンドイッチ（卵サンド）が何故かやたらと美味しかったです。
船内では香港の入国カードが配られます。2日前にも羽田からの飛行機の中で同じものを書いたばかりですが（笑）
…ということで、マカオから香港へは約1時間の船旅。歩き回って疲れていたので、フカフカの椅子がホントに気持ちよく、ゆっくり休息をとることができました。
この後は空港へ向かう前に少しだけ香港の街を観光し、夕食をいただいてこの旅を締めくくります。
※【マカオ旅行記⑪】に続きます。
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[マカオ旅行記]
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