【マカオ旅行記③】の続きになります。

 

ギア要塞から坂を下って街へ戻ります。こちら普通の民家と思われますが、坂の途中にあり絵になりますね。

 

 

 

結構な急勾配で、歩道は階段になりました。マカオの街を歩いていると、この階段になっている歩道には何度も出会いました。

 

 

 

そして見えてきたのがこちらの「バスコ・ダ・ガマ公園」。ポルトガルの有名な探検家であるバスコ・ダ・ガマに由来するそうです。

 

 

 

こちらが中央にあるバスコ・ダ・ガマの胸像。実はガマはマカオには来てないのですが、ポルトガル人として初めてアジアを訪れ、海洋貿易の基礎を築いた偉業からここに建設されたそうです。

 

 

 

少し北へ戻る方向へ歩くと美しいミントグリーンの塀と、その奥にはこれまたミントグリーンの教会が見えてきました。

 

 

 

こちらは「聖ミカエル墓地」と呼ばれる西洋風の墓地。

 

 

 

まるで芸術作品のような美しい墓石が並びます。こちらにはポルトガル人やマカオ人が眠っているそうです。

 

 

 

中央にそびえるのは1875年建造の 聖ミカエル教会 。この色使いはなかなか観れるものではありません。

 

 

 

中はシンプルですが、白い壁と天井そして置かれた木の椅子が美しさを醸し出してくれていました。

 

 

 

それにしてもホントに美しい色使い。昨年夏に訪れたホーチミンのタンディン教会のピンクも綺麗でしたが(旅行記)、このミントグリーンも青空にとても映えてました☆

 

 

 

そしてこの聖ミカエル墓地とその南のエリアは ラザロ地区 と呼ばれ、マカオでも最も異国情緒を感じるエリアとして人気があるそうです。

 

 

 

こちらは「瘋堂十號創意園」という建物。所々にある黒い汚れがまたいい感じになってますね~

 

 

 

建物の横は階段になっていました。いい雰囲気です♪

 

 

 

階段を少し降りると、先程の「瘋堂十號創意園」への入口がありました。入ってみたいと思います。

 

 

 

先ほど見た建物を別角度から。こちらは2008年に地元のアーティストのためのギャラリーとして生まれ変わり、作品の展示等が行われているとか。

 

 

 

階段を降りて行きます。セナド広場や聖ポール天主堂は観光客だらけですが、ここラザロ地区まで来ると観光客もずいぶん少なくなり、静かな雰囲気を楽しめるのもまたいいものです。

 

 

 

明るめの黄色が目立つこちらは「仁慈堂婆仔屋」と呼ばれているそうです。

 

 

 

中の建物もかなり目立つ黄色にペイントされていました。かつては何と老人ホームに使われていたそうですが、現在はレストランやショップが入った文化やアートの交流の場となっているようでした。

 

 

 

階段を1番下まで降りて来ました。しかしこの石畳の通りがホントに美しいですね☆

 

 

 

通りにはたくさんのオシャレな洋風建築が並びますが、できれば路駐禁止にして欲しいところです(苦笑)

 

 

 

こちらの建物の最上部には「1925」の文字が見えます。もうすぐ100周年ですね~

 

 

 

ゆったりとした坂道を下っていきます。石畳のデザインがまたいいものです♪

 

 

 

ちょっとした路地も雰囲気抜群!しかもこの辺りは個人で来ている観光客ばかりで、うるさくて邪魔なツアーの団体がいないのも嬉しい限りです(笑)

 

 

 

この素敵な白い建物は、1918年建造の「大瘋堂藝舍」。かつては貧しい子供たちの教育施設だったそうですが、現在は個人所有となり美術品等のプライベートコレクションが展示されているそうです。

 

 

 

そして通りを隔てたこちらが 聖ラザロ教会 。1886年、1967年に増改築が行われ、現在のバロック式の建物になったそうですね。

 

 

 

こちらのひときわ目立つ色使いの建物。帰国して調べてみたらなんと中で卓球が行われる施設のようですね!

 

 

 

先ほど歩いてきた通りを振り返ります。手前の建物は音楽学校だそうで、その奥が先ほどの大瘋堂藝舍ですね。

 

 

 

ラザロ地区の風景はかなり気に入ってしまい、時間を使ってたくさんの写真を撮りました。ここから狭い路地の向こうの階段を昇って行きます。

 

 

 

結構な登り坂が続いてかなり疲労しましたが(苦笑)、ようやく モンテの砦 [世界遺産18] の入口まで辿り着きました!

 

 

 

こちらは1617-1622年にイエズス会の修道士によって、外部の攻撃から街を守るために造られました。

 

 

 

砦には22門の大砲があるそうですが、その全てが海の方向を向いているそうです。中国本土に大砲を向けないことで、中国とは戦う意思がないことを表していたそうですね。

 

 

 

グランド・リスボアを目掛けて発射(笑) ここへ来た観光客のほとんどがこの角度からの写真を撮るという、マカオあるあるだそうです(笑)

 

 

 

…ということで、16時過ぎに一旦ホテルへ戻ってチェックイン。今回は世界遺産と古い街巡り、そしてマカオグルメが目的の旅ですので、タイパ島の巨大な高級ホテルではなくマカオ半島中心部の普通のホテルに宿泊。しかしマカオは普通のホテルでも結構高いという印象でした(苦笑)

 

 

 

ホテルのコンセントはマカオで主流のBFタイプでした。国内だとコンセントはどこへ行っても同じ(Aタイプ)ですが、海外だと同じ国でもホテルによって異なるというパターンが多々あります。今回のホテルは事前にネット情報でBFタイプと分かっていたので助かりました。

 

 

 

部屋で1時間ほど休憩してから、夕食に出掛けます。

 

 

 

マカオにもペッパーランチがありました。海外でも日本の外食チェーン店を見かけることは多いですが、日本にはない現地独自のメニューがあるのが面白いんですよね~

 

 

 

マカオ初日の夕食はこちら、坤記餐室(A Vencedora) という1918年創業のポルトガル料理の老舗でいただきます!何を食べても美味しいと評判のレストランなので楽しみです♪

 

 

 

メニューはポルトガル語と中国語、そして英語のもありましたが、写真がないとさすがに苦戦(苦笑) それでも何品かの美味しい料理の名前をメモに控えてきてましたので、その中から注文してみました。

 

 

 

まずはビール。特に銘柄を指定せずに注文したら、こちらの「SUPER BOCK」というポルトガルのビールが運ばれてきました。初めて飲みましたが割と濃厚でコクがあり、とても美味しいビールでした☆

 

 

 

こちらは「燴牛胸」という牛カルビのワイン煮込み!大きな牛肉・キャベツ・大根・人参etc...がワインで煮込まれており、何となくボルシチのような味にも感じましたがこれがとても美味しかったです☆

 

 

 

カルビとはいっても、ナイフでするりと切れるヒレ肉のような柔らかさと食感でした。これが3切れほど入っていて大満足♪

 

 

 

軽く焼いたパン。しかし何故この普通のパンが、こういう料理に合わせて食べるとめちゃめちゃ美味しいんでしょうか(笑)

 

 

 

こちらはポルトガル名物の「炸馬介休球」。バカリャウという干し鱈を使ったコロッケで、濃厚でこれもホントに絶品!思い出すだけでもニヤニヤしてしまいます(笑)

 

 

 

こちらはお店の人のおススメということで注文した「焼魷魚」というイカをオリーブオイルで炒めた料理。ガーリックと酸味のある味付けで、これまた美味!ビールも進みました♪

 

 

 

噂通りホントにどれも美味しくて大満足の夕食になりました!セナド広場からも徒歩範囲なので、これからマカオに行かれる方にはぜひおススメしたいお店です☆

 

 

 

食事を終えて店を出ると、すっかり暗くなってました。路地からはグランド・リスボアのネオンが見えますが、ここから少しだけ夜景散策を楽しみたいと思います。

 

 

 

こちらはマカオで最初の庭園と言われる「南湾花園」。この円柱形のレンガ作りの建物が公園のシンボルになっているようですね。

 

 

 

街のネオンもきらびやか☆

 

 

 

ホテル・リスボアとグランド・リスボアの夜景。写真だとうまく伝わらないのですが(苦笑)、実際に見るともっと明るくて豪華でした。

 

 

 

そしてカジノ・リスボア。何ともギラギラでバブリー(笑) 実際はもっと明るいです。

 

 

 

そしてグランド・リスボア。まるでUFOみたいですね~

 

 

 

この周辺はたくさんの観光客で賑わってました。夜のマカオらしい風景を楽しめるエリアだと思います。

 

 

 

ふと見ると映画「ダークナイト」でヒース・レジャーが演じたバージョンのジョーカーが立ってました。しばらく見てましたが、もしかしたらよくドッキリであるように大道芸人が化けていて、突然動き出すのではと思ったのですが(笑)、実際は蝋人形でした。しかし近くでも見ても本物っぽかったです。

 

 

 

そして再び セナド広場 へやって来ました。さすがにこちらの夜景も素晴らしい!

 

 

 

この日のお昼ごろに青空の下で観た 仁慈堂大楼 ですが、ライトアップされた姿もまた美しい建物です。

 

 

 

こちらも昼間に観た 聖ドミニコ教会 。夜でもライトアップされたパステルイエローが美しいですね~

 

 

 

マカオ名物のエッグタルトのお店がありましたのでいただきました。焼きたてでとても美味しかったのですが、この2日後にもっと美味しいエッグタルトをいただくことになります♪

 

 

 

この昼間にも通った「大三巴街」を歩いて、再び聖ポール天主堂跡を目指します。夜でもたくさんの人で賑わってますね~

 

 

 

そして 聖ポール天主堂跡 に到着。ちょうどこの日のイベントのプロジェクションマッピングのショーが始まったところでした☆

 

 

 

世界遺産のファサードに、次々に映し出される映像。見ていてとても面白いです♪

 

 

 

階段の下の広場からも、たくさんの人がこのショーを眺めてます。

 

 

 

昼と夜の2つの顔を持つマカオの楽しみを味わうことができました!面白かった♪

 

 

 

ホテルへ戻る途中で、盧家大屋 [世界遺産19] に立ち寄りました。普通に商店街みたいな通りにあるので、知らないと通り過ぎてしまいそうです(苦笑)

 

 

 

この日の予定を全て消化し、ホテルへ戻って来ました。マカオへ到着した時に持っていたのは500パタカ紙幣のみでしたが、1日動いて色んな紙幣が集まりました。ギア要塞・セナド広場・聖ポール天主堂跡と、この日実際に訪れた世界遺産が描かれているのも嬉しい限りです。

 

 

 

…ということで、香港からマカオへと渡って動き回った1日目が終了。出発前に組んでいた行動予定をしっかりと消化することができ、幸先のいいスタートが切れました♪

 

前日が機内泊だったこともあり、この日は疲れを取るために早めに就寝。翌日も朝から、残り11となったマカオの世界遺産巡りが始まります☆

 

 

【マカオ旅行記⑤】に続きます。

 

 

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[マカオ旅行記]

 

2019.01.12 【香港で飲茶の朝食をいただき、ターボジェットでマカオへ初上陸☆】

2019.01.12 【パステルカラーのヨーロッパ建築が美しいセナド広場を散策する☆】

2019.01.12 【他を圧倒する存在感の聖ポール天主堂跡から、可愛いギア要塞へ☆】

2019.01.12 【石畳と洋館のラザロ地区からの、絶品ポルトガル料理と夜景散策☆】 ⇒ この記事

2019.01.13 【マカオの朝の風景と、聖オーガスチン教会周辺の世界遺産を歩く☆】

2019.01.13 【聖ヨセフ修道院から媽閣廟へ。マカオの世界遺産を完全制覇!☆】

2019.01.13 【路線バスでタイパ島へ。石排湾郊野公園でパンダたちに癒される☆】

2019.01.13 【巨大ホテルが並ぶコタイ地区から、タイパの旧市街・タイパ村へ☆】

2019.01.14 【陸路で国境を越えて中国・珠海へ。蓮花路を散策する☆-珠海編-】

2019.01.14 【マカオタワーからの眺望と、絶品エッグタルトでマカオにお別れ☆】

2019.01.14 【旅の締めはスターフェリーからの香港の美しい夜景で☆-香港編-】