【マカオ旅行記⑤】の続きになります。

 

狭い入口から階段を昇ると、聖ヨセフ修道院及び聖堂 [世界遺産25] が姿を現します。1746-1758年にイエズス会によって建築された教会で、バロック様式の外観がとても美しい建物です。

 

 

 

中へ入ってみました。ひときわ目を引くドーム型の天井がホントに美しいですね~

 

 

 

こちら中央に見えるのは、日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの遺骨。ザビエルは1552年に中国で病死し、宣教師たちは遺骨を日本へ持ち帰ることを希望するも、キリスト教迫害のため実現せず。以後200年に渡って聖ポール天主堂に保管されていましたが、天主堂消失後からこちら聖ヨセフ修道院に安置されているそうです。

 

 

 

それにしてもホントに美しい内装で惚れ惚れします。

 

 

 

こちらは隣接する建物。中へ入ってみたいと思います。

 

 

 

こちらにはたくさんの資料が展示されてました。

 

 

 

坂を下って大通りに出てきました。このまままっすぐ行けば中心部へ向かうことになりますが、このあとは中心部から離れる方向を目指します。

 

 

 

こちらのオシャレな建物は、マカオ特別行政区のオフィス。可愛らしい色使いの建物ですが、年に1度だけ一般公開されるようですね。

 

 

 

ここから高台の上に見える教会を目指します!

 

 

 

結構な勾配の上り坂でしたが、何とか頂上へ到着!こちらがペーニャ…じゃなくて、ペンニャ教会 です。立派な教会に見えますが、世界遺産ではないんですね。

 

 

 

現在の建物は1837年に建てられたものとか。教会前の広場には点を仰ぐ聖母像が立っています。

 

 

 

ここからはマカオ市街が一望できます!当り前のようにグランド・リスボアの姿も見えますね~

 

 

 

空がやや霞んでますが、マカオタワーとその向こうにはタイパ島の街も見えました。

 

 

 

…まるで聖母像がマカオの街を見守っているようにも見えます。とにかくこのペンニャの丘からの眺望は最高でした☆

 

 

 

このすぐ近くに公衆トイレがありましたが、イラストが可愛らしかったです♪

 

 

 

再び坂を下って行きます。しかしこの路地にも階段がある風景は、何となく長崎の街を思い出すものです。

 

 

 

路地からの風景もまた味があっていいものですね。

 

 

 

こちらは リラウ広場 [世界遺産26] といい、ポルトガル人が最も早くから居住した場所だったそうです。ちょうどおばちゃんグループが太極拳をやっているところでした。

 

 

 

ちなみに「リラウ」というのは湧き水を意味するとか。この少女の口からも水が湧き出てくるのでしょうか。

 

 

 

このリラウ広場の前には、これまた味のある建物が並びます。自然に汚れた感じがまたいいものですね。

 

 

 

こちらから中へ入ります。

 

 

 

門をくぐったところにあるのが、鄭家大屋 [世界遺産27] というマカオで最大規模と言われる屋敷。実は500パタカ紙幣に描かれているのがこの鄭家大屋なんですよね☆

 

 

 

こちらは2階部分ですが、延々と向こうまで部屋が続いてます。全部で60部屋もあるそうです。

 

 

 

1869-1881年に建てられたそうですが、公開されるようになったのは2010年から。中国式の住居の中に西洋のデザインも取り入れられているのが特徴のようですね。

 

 

 

…円形の窓を見て、ちょうど1年前に訪れた中国・蘇州の世界遺産の庭園を思い出しました。

 

 

 

そして少し時間は早いですが、タイミングがいいためここで昼食をいただくことにしました。こちらは「中天珈琲美食」というマカオ料理の人気店で、実は今回の旅でも最も楽しみにしていたお店なのです。

 

 

 

メニューは中国語のみでしたが、料理の写真があれば問題ありません。

 

 

 

まずは青島(チンタオ)ビール。歩き疲れていたので最高です♪

 

 

 

初めていただく本場のマカオ料理。1品目は名物の「地道葡國鶏(ポルトガルチキン)」という料理を注文してみました。「ポルトガルチキンという料理はポルトガルにはない」と言われるマカオ独特の料理で、何となくホワイトシチューをカレー味にしたような感じでした。

 

 

 

中にはジャガイモ等と一緒に、柔らかく煮込まれたチキンがたくさん入っていてこれが絶品!個人的に鶏肉を使った名物料理はどこの国で食べても美味しいと思ってますが、こちらも正にその1つでした☆

 

 

 

こちらは「葡式乾免治牛肉」といい、マカオでは単純に「ミンチー」と呼ばれるようですが、ひき肉と玉ねぎ・ジャガイモ等を炒めた料理。たぶん醤油っぽい味付けだと思うのですが、これがまたホントに美味しかったです!マカオ料理最高☆

 

 

 

最高の昼食に気分を良くして(笑)、散策を続けます。何やら市場がありましたので入ってみたいと思います。

 

 

 

中はよくある市場で、地元の人が買い物を楽しんでいる様子でした。

 

 

 

こちらは魚屋さん。魚と言えばこの前日にいただいた、バカリャウ(干し鱈)のコロッケの味が忘れられません(笑)

 

 

 

ローカルな通りを歩いて行きます。このあたりまで来ると観光客の姿はほぼゼロ。

 

 

 

こちらは「下環街」という通りで、たくさんのローカルな食材のお店が並んでました。

 

 

 

地元のスーパーのビールコーナー。どこの国へ行っても必ずチェックします(笑)

 

 

 

そして高い石垣の上にそびえる黄色い洋館が見えてきました。

 

 

 

こちらは1874年に建てられた 港務局大楼 [世界遺産28] ですが、残念ながら工事中で正面からの全景を収めることはできず。

 

 

 

そしてこちら、バラ広場 [世界遺産29] へやって来ました。ただ広いだけの敷地なのですが、こちらがポルトガル人が最初に上陸した地と言われているそうです。

 

 

 

そのバラ広場に面して、媽閣廟 [世界遺産30] があります。こちらは1488年に建てられたマカオ最古の中国寺院で「マーミッコウ」と発音しますが、「マカオ」の地名の由来になったと言われているそうです。

 

 

 

たくさんの人が中国式の線香を持って歩いてました。昨年12月に訪れた台南の寺院を思い出します。

 

 

 

こちらは日本の絵馬みたいなものでしょうか。色んな国の言葉で願い事が書かれているようでした。

 

 

 

立派な門構え。少し変色しているのがまたいいですね~

 

 

 

階段を上へと昇っていきます。円窓は絵になりますね。

 

 

 

最上部から見下ろします。中国式の屋根が連なる様子が素晴らしかったです。

 

 

…これで マカオの30の世界遺産を完全制覇! 出発前の目標を予定通りに達成することができ、満足感で一杯になったことは言うまでもありません♪

 

しかもマカオの世界遺産は30ヶ所全てが「無料」でした!全くお金を使うことなくこれだけ素晴らしい経験ができたなんて、マカオの街にはホントに心から拍手を贈りたいですね☆

 

 

こちらはバラ広場に隣接した船着場。現在も使われているのかは不明です。

 

 

 

古い建物に巨大なアート。遠くからでも目立ってました♪

 

 

 

…ということで、マカオ滞在2日目のお昼過ぎには世界遺産をはじめ、マカオ半島にあるチェックしていた観光スポットはほぼ足を運ぶことができました。

 

この後は一旦ホテルへ戻って少しだけ休憩を取り、いよいよタイパ島を目指します☆

 

 

【マカオ旅行記⑦】に続きます。

 

 

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[マカオ旅行記]

 

2019.01.12 【香港で飲茶の朝食をいただき、ターボジェットでマカオへ初上陸☆】

2019.01.12 【パステルカラーのヨーロッパ建築が美しいセナド広場を散策する☆】

2019.01.12 【他を圧倒する存在感の聖ポール天主堂跡から、可愛いギア要塞へ☆】

2019.01.12 【石畳と洋館のラザロ地区からの、絶品ポルトガル料理と夜景散策☆】

2019.01.13 【マカオの朝の風景と、聖オーガスチン教会周辺の世界遺産を歩く☆】

2019.01.13 【聖ヨセフ修道院から媽閣廟へ。マカオの世界遺産を完全制覇!☆】 ⇒ この記事

2019.01.13 【路線バスでタイパ島へ。石排湾郊野公園でパンダたちに癒される☆】

2019.01.13 【巨大ホテルが並ぶコタイ地区から、タイパの旧市街・タイパ村へ☆】

2019.01.14 【陸路で国境を越えて中国・珠海へ。蓮花路を散策する☆-珠海編-】

2019.01.14 【マカオタワーからの眺望と、絶品エッグタルトでマカオにお別れ☆】

2019.01.14 【旅の締めはスターフェリーからの香港の美しい夜景で☆-香港編-】