※【マカオ旅行記⑦】の続きになります。
コロアネ地区から北へのんびりと歩いてやってきたコタイ地区。元々はタイパ島とコロアネ島の間の海だったところを埋め立てて生まれたエリアになり、今や高級巨大ホテルが並ぶ新しいマカオを象徴する姿となりました。
こちらは「スタジオ・シティ」。2015年に完成し、ハリウッド映画の世界を演出した総合施設で、特に中央にある8の字型の観覧車には驚かされます。
エッフェル塔と小さな凱旋門が目を引くこちらは「ザ・パリジャン・マカオ」。2016年のオープンだそうです。
ちなみに私パリへも1度訪れたことがありますので、本物のエッフェル塔も凱旋門ももちろん訪問済みですが、この1/2サイズのエッフェル塔もなかなかの迫力でした。
シェラトングランド・マカオホテル、コンラッド・マカオ・コタイセントラル等々、こちらも巨大ホテルの並び。
フォーシーズンズマカオ。中にはショッピングモールもあります。
こちらはシティ・オブ・ドリームスのホテル群。ひときわ目を引く何かが飛んで来てぶつかったようなデザインのビルは、「モルフェウス」という5つ星のホテル。昨年6月にオープンしたばかりだそうです。
こちらは「ヴェネチアン・マカオ」。フランスの2つ隣りはイタリアです（笑）
豪華なエントランス。ちなみにこのヴェネチアン・マカオにあるカジノは、世界最大規模になるそうです。
こちらはシティ・オブ・ドリームズのショッピングモール。立ち寄って少しだけ買い物をしました。
歩道橋のエスカレーターからの、先ほど歩いてきたコタイの巨大ホテル群の眺め。このあとはここから歩いて行ける、古くから漁村として栄えた「タイパ村」という旧市街を目指します。
こちらの素敵な建物は、タイパ村の入り口付近に建つ「カルモ會堂」という講堂。色使いがマカオらしいですね。
この階段を降りた先に旧市街・ タイパ村 が広がります。ちなみにホントに小さい村で、地図を見ると先ほどのヴェネチアン・マカオの中に村がすっぽりと入ってしまうくらいの大きさのようです（笑）
最初の目的地「大利來記」というお店を探していたら、ちょうどお姉さんが看板を持っていたので助かりました♪
こちらの 大利來記 は、マカオのB級グルメ「ポークチョップバーガー（豬扒包）」が美味しいと評判のお店。ご当地バーガーはぜひ食べておきたいですよね～
立ち食い用のカウンターがあるのみの狭い店内ですが、1968年創業でポークチョップバーガー発祥の店として有名なのだとか。とりあえずそのポークチョップバーガーとドリンクのセットを注文してみました。
こちらが ポークチョップバーガー！ 注文してから焼くので少しだけ待ちますが、できたてアツアツのをいただくことができます。バンズから肉がはみ出してますね♪
めくってみると、軽く焼いたバンズにガーリック味に焼いた骨付きの豚肉を挟んだだけというシンプルさ！しかしこれが肉汁があふれてホントに美味しく、人気があるのがよくわかりました☆
長い龍の彫刻がそのまま塀になった広場。このあたりの雰囲気はマカオ半島の街並みに似ている感じもします。
賑わっている通りとは逆方向へまずは行ってみます。この先にいくつかの古い建築があるようです。てか、パンダが見えますね～
「観音堂」と書かれた小さな寺院。
そのすぐ先には「醫靈廟」というこれまた小さな廟がありました。
そのすぐ脇には雰囲気のいい階段。ここを昇って行きます。
すると見えてきたのが カルモ教会 。1885年に建てられ、結婚式の記念撮影やテレビ/映画のロケにもよく使われているそうです。
その下には「タイパ・ハウス・ミュージアム」という博物館がありました。1920年代のポルトガル人政府要人の住宅を修復したものが一般公開されているそうですが、時間の関係でここから眺めただけ。
中心部に戻ってきました。オシャレな雰囲気が漂うタイパ村、もちろん通りを散策してみたいと思います♪
こちらは 官也街 と呼ばれるグルメストリート。日曜日の夕方ということでたくさんの人で賑わってました。
通りの入口のお店には行列が。こちらは「恒友」というカレーおでんの人気店のようです。
少しづつネオンが点り始め、いい雰囲気になってきた官也街。ここがあの巨大ホテルが並ぶコタイ地区から徒歩範囲というのがまたマカオらしいですね（笑）
ここにもポークチョップバーガーのお店がありました。マカオでは人気のB級グルメで、お店によって色んな特徴があるのだそうです。
更に奥へ進むと、またまた先ほどの「大利來記」の看板を持った人を発見！このタイパ村の中にも何店舗があるみたいですね～
官也街を突き当たると車が通れる通りに出ました。このこじんまりとした街の規模がまたいいものです。
こちらのパブでは欧米人の方がたくさん集まり、歓談しながらいい雰囲気で飲んでました。
こちらは「北帝廟」という寺院。1841年に建立されたそうです。
雰囲気のいい路地がありました。マカオに来てからミントグリーンの建物をよく見ますが、ホントに綺麗な色ですよね～
路地を抜けるとこちら「タイパ歴史館」に出ました。素敵な外観です。
こちら「天后宮」はちょうど閉める時間（苦笑）
一通りタイパ村の散策を終えたので、バスでマカオ半島のホテルの方へ戻ろうと思います。マカオのバス停には路線図が貼られているのでありがたいのですが、A地点とB地点を直線で結んでいるのではなく、やたらとうねうね回るルートが多いため難解なんですよね（苦笑）
マカオのバスはどこからどこまで乗っても6パタカ（約80円）で、前から乗って料金を支払い（またはICカード）、降りるときは後ろから。前日にマカオのICカード「マカオパス」を購入していましたので、Suicaのように使えて便利でした。
タイパ村から乗った路線バスは、小型のマイクロバスでした。細い曲線道路が多いマカオならではといったところでしょうか。
バスをグランド・リスボア近くのバス停で降り、ホテル前への通りを歩きます。旅も2日目になるとホテル周辺の地理がすっかり頭に入って、地図無しで歩けるようになるのが面白いですよね～
「フェイマス名店」、わかりやすいです（笑）
本来なら夕食の時間ですが、夕方に食べたポークチョップバーガーのおかげでお腹が空かず（苦笑）。部屋でしばらくくつろいで、20時を過ぎてから軽く何か食べようと思ってホテルを出ました。「十月初五日街」という通りに来ると、何やら夜市が出ているようです。
観光客といった雰囲気ではなく、恐らく地元の人であふれていた十月初五日街。とりあえず一通り散策してみようと思います。
こちらはマカオ名物「カレーおでん」の具材でしょうか。何かわからないのもありますね～
たくさんのメニューの張り紙（笑）
規模や雰囲気はやはり台湾の夜市にはかないませんが、マカオならではの屋台を見て回るのは面白かったです。
こちらは「康真君廟」と書かれた寺院。夜市の明かりに照らされていい感じでした。
夜市はここまで。飲食の屋台だけではなく、後半は衣料や装飾品のお店まで出ているようでした。
そしてこちら、「牛記咖喱美食」というローカルな食堂に来てみました。
メニューは中国語のみ。しかし店名に「咖喱」と入っているからカレーがおすすめなんだろうと思い、カレー牛肉麺を注文。
まずは定番の青島（チンタオ）ビール☆
そしてカレー牛肉麺が運ばれてきました。美味しそうなビジュアルですが、まずは一口スープを飲むと手加減を知らないのかというような強烈な辛さ！牛肉は柔らかく煮込まれており、麺は腰のある細麺で美味しかったのですが、スープが尋常じゃない辛さで21時前の食事としては刺激的すぎました（苦笑）
セナド広場を通ってホテルへ戻ります。初日には気付きませんでしたが、この奥を右に曲がるとホテル前の通りへの近道ということを、2日目に発見したのでした（笑）
前日に何度も通っていた、上って下るという面倒な坂道を通らずにショートカットしてホテル前の通りへ。こういう発見ができるのも、旅の面白さですね♪
これでマカオ滞在2日目が終了。この日も順調に予定を消化することができ、残した観光スポットはマカオタワーだけとなりました。
この翌日がこの旅の最終日となりますが、帰りの飛行機は23時台に香港を発つ便。たっぷり時間がある3日目、あまり日本人観光客が行かないようなところへ行ってみようと思います☆
※【マカオ旅行記⑨】に続きます。
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