今日もお疲れさまですパンダ

 

【天津/北京旅行記⑥】の続きになります。

 

万里の長城「八達嶺」の観光を終えて戻ってきた北京市内。2号線の積水潭駅から1つ隣の「西直門」で4号線に乗り換え、「動物園」という駅で下車します。

 

 

 

その名の通り、駅を降りると目の前にあるのがこちらの北京動物園!動物園なら日本でもどこに行ってもあるわけですが、やはり中国に来たら本場のパンダを見なければいけません(笑)

 

 

 

チケットは入場券とパンダ館がセットになっているもので19元(約350円)。ここ北京動物園の敷地は広大で、色んな動物を見て回る時間はないので、とにかくパンダだけ見ようという計画でした。

 

 

 

入場ゲートからどこへも寄らずにやってきた「大熊猫館」ことパンダ館!さっそく入ります。

 

 

 

まずはグッズコーナー。やはり中国でもパンダは大人気のようですね~

 

 

 

そしてまずは一頭のパンダを発見しますが、熟睡中。

 

 

 

こちらも仰向けで熟睡中。情報によるとパンダが活発に活動するのは午前中だけのようで、午後には疲れて寝ていることが多いそうです。

 

 

 

屋外でも熟睡中。それでもその姿がかわいらしくて癒されました♪

 

 

 

…ということで、時間の関係でパンダ館以外は全く見ずに動物園を後にし、再び地下鉄で「西苑」という駅で下車。

 

 

 

駅から徒歩10分程で世界遺産「頤和園」の東側の入口に到着。まずはチケットを購入しなければいけませんが、北京ではどこへ行っても人が多かったですね。

 

 

 

こちら頤和園は北京最大の皇族庭園で1998年にユネスコの世界遺産に登録。1750年に清の乾隆帝が母親の長寿を願って造営した庭園が前身とか。

 

 

 

ちょうど中国の地方からの団体客と被ってしまいましたが、こちらの東宮門から園内に入ります。

 

 

 

最初に見えてくるのは仁寿殿とその前に鎮座するこちらの麒麟像。東京・日本橋には翼を持つ麒麟像がありますが、こちらは翼はないようですね。

 

 

 

こちらは文昌閣。歴史を感じさせてくれるような存在感がありました。

 

 

 

蓮の葉が広がってますが、ここ頤和園は昆明湖と呼ばれる大きな湖を囲むような立地になっているのです。

 

 

 

ふと見ると、水で地面に文字を書いているおじさんがいましたが、素晴らしい達筆でしばし様子を眺めてました。

 

 

 

そして昆明湖とその奥に見える「仏香閣」!写真だとうまく伝わらないかもしれませんが(苦笑)、これが何とも素晴らしい光景でした。

 

 

 

この昆明湖に沿う形で建物が建ってますので、湖を左手に眺めながら移動します。ふと見ると故宮博物院同様にここにも満州文字が見えますね。

 

 

 

何かの石。中国の庭園ではこういう石がよく見られます。

 

 

 

そして目の前にあるこちらの門の中へ入っていきますが…

 

 

 

こちらが「長廊」という文字通り長い廊下!東から西へ何と728mも続くそうで、日陰ということもあってちょうどいい休憩の場所になっているようでした。

 

 

 

そしてこの長廊のちょうど真ん中あたりから出たところだったでしょうか。先ほど遠くから眺めた「仏香閣」がある「万寿山」へ到着。

 

 

 

こちらが頤和園のシンボル「仏香閣」!八角形の3層の建物で西太后が再建したものだとか。ちなみにここから上まで昇れるのかなと思っていたら、裏手に回らないと昇れないようでした。

 

 

 

そしてこちらが頤和園で有名な「清晏舫」と呼ばれる石の船。こちらも西太后によって現在の造りになったそうで、ここで皇族が遊覧を楽しんでいたそうです。

 

 

 

ここから北の方へ進んでいきますが、美しい石橋がありました。

 

 

 

こちらは蘇州の街並みを再現した「蘇州街」と呼ばれるエリア。ここの売店では清の時代のお金を使えるようですが、時間の関係でパス。

 

 

 

…ということで、紫禁城(故宮博物院)や天壇公園と同じく広大な敷地を持つ頤和園。東から入って北から出るとすぐにあるのが地下鉄の「北宮門」という駅。つまり1駅分歩いたことになりますね~

 

 

 

北宮門駅から今度は地下鉄を2回乗り換えてやってきたのが「奥林匹克公園」という駅。そのまま「オリンピック公園」と読むことができます♪

 

 

 

駅を降りると広大な広場になっており、ここでもセキュリティチェック。そして2008年北京オリンピックのメインスタジアムとして有名になった鳥の巣が見えてきました☆

 

 

 

この日は中には入れませんでしたが、9年前にオリンピックをテレビで見ていたときは、まさか後にここへ来ることになるなんて思ってもいませんでしたね(笑)

 

 

 

面白かったのは、街灯も鳥の巣みたいでした。

 

 

 

正式には「国家体育場」と呼ばれており、今でも観光名所として人気のようです。

 

 

 

そしてその鳥の巣から広場を挟んで反対側にあるのが、こちらも同じく北京オリンピックの水泳競技の会場となった通称・水立方!

 

 

 

北京市の北側にあるこのエリアは、新しい北京の顔となっているようでした。

 

 

 

この日は駆け足で色んな所をめぐる日。最後にやってきたのは南羅鼓巷と呼ばれる若者に人気のエリア。

 

 

 

地下鉄の駅を出るとすぐに通りがありますが、入り口のところにお洒落な鳥瞰図がありました。

 

 

 

ここ南羅鼓巷は古い街並みの中にお洒落なお店が集まるストリートで、情報通りたくさんの若者で歩くのも大変なくらい賑わってました。

 

 

 

そんな中でたくさんの人が立ち止まって写真を撮っていたのがこちらのお店。映画かドラマの舞台になったお店だったのかもしれませんね~

 

 

…一応帰国して調べてみたものの、結局何だったのかよくわかりませんでした(苦笑)

 

 

こちらの「過客」というバーは、旅行好きのオーナーが各地で撮影した写真が展示されているそうで、口コミで流行に敏感な若者が中国全土から集まるようになり、この南羅鼓巷がブレイクするきっかけになったお店らしいです。

 

 

…ということで、これでこの日の観光は終了。

 

 

この日はいろんなところを歩いてきっと疲れるだろうという事前の予測から、この後はホテルから徒歩圏内の「鴨王」というまたまた北京ダックの専門店で夕食を取り、そのままホテルで休むという事前の計画だったのですが…

 

その「鴨王」に行ってみると改装か移転かはわかりませんが何と工事中。もうホテル近くまで戻ってきてましたのでさすがにまたどこかへ移動する気力もなく、翌日チェックアウトしてから行く予定だったホテル近くの「金鼎軒」という飲茶の人気店でこの日の夕食をとることにしました。

 

 

 

まずは水餃子がメインの中国では少数派となる焼餃子。好物のニラがたくさん入っていてとても美味しい餃子でしたが、日本の餃子の味に近かった気がします。

 

 

 

そしてこちら、メニューを見たら鴨(ローストダック)の丼があったので注文♪ これがめちゃめちゃ柔らかくて美味しくて、予定していた北京ダックではありませんが大満足でした☆ やっぱり北京では鴨(ダック)ですね!

 

 

…夕食後はそのまま歩いてホテルへ帰還。

 

 

これで中国滞在4日目が終了。多少欲張ってスケジュールを立ててましたので100%とはいきませんでしたが、それでもこの4日間で、予定していた行動の90%以上は消化することができました♪

 

 

 

明けて中国滞在5日目となる7月26日(水)、この旅で初めての雨が朝から降ってましたが、この日は移動だけの1日。しかもホテルから徒歩1分の地下鉄の入り口に入ってしまえば(列車・駅・空港・飛行機・列車なので)、もう自宅の最寄り駅を出るところまで屋根のないところはありません(笑)

 

 

 

地下鉄に乗り高速鉄道の北京南駅へ到着。しかし3日間の北京滞在で不思議に思ったのは、市内にコンビニがほとんど存在しないこと。上海では日本と変わらないくらいコンビニに出会いましたが、北京では3日間歩き回ってたったの2軒だけ。しかもそのうち1軒は日本系のホテルの中でした。

 

 

…その代わり、日本のキヨスクのような小さなお店が街中ではよくありましたね~

 

 

中国での最後の食事はこの北京南駅の構内にあるこちら、北京地区では有名な牛肉麺のチェーン店「李先生」でいただくことにしました。チェーン店ながら美味しくて人気が高いお店ということで、日本の牛丼の吉野家みたいな感じでしょうかね~

 

 

 

まずは燕京ビール。北京に来てからビールを注文すると必ずこのビールが出てきましたが、そういう意味では3日間お世話になりました(笑)

 

 

 

そしてこの旅では2度目となる牛肉麺!こちらのお店でも牛肉がすごく柔らかくてスープもコクがあって、とても美味しい牛肉麺でしたよ♪

 

 

…余談ですが高級店以外ではほとんど英語が通じない北京。このお店もそうでしたが、注文の時に身振り手振りで一生懸命対応してくれた店長さんが、マリーンズ本部長補佐兼編成部長の松本さんに似ていて親しみが湧きました(笑)

 

 

北京南駅のチケット売り場は平日にも関わらず混雑。やはり中国に到着した際に、天津駅で往復分のチケットを発券しておいて正解だったと思います。

 

 

 

チケットとパスポートのチェック、そして保安検査を終えて構内へ。さすが中国の首都らしく、北京南駅は空港並みに巨大できれいな駅でした。

 

 

 

こちらもまるで空港のようなゲートですが、ここで天津行きの列車を待ちます。北京へ来るときに利用しましたので、高速鉄道の乗り方はすっかりマスターしました(笑)

 

 

 

フルネームとパスポート番号(黒く塗りつぶしているところ)が入る高速鉄道のチケット。このあともチェックされるのでパスポートと一緒に準備。

 

 

 

そしてこちらの「和諧号」と書かれた列車に乗り込みます。

 

 

 

帰りも来た時と同じく、新幹線のグリーン車に当たる「一等座」を利用。ご覧のように足元はかなり広くて快適でした(キャリーバッグを置くスペースは別にあります)

 

 

 

…ということで高速鉄道で天津駅へ。さらには地下鉄に乗り換え、この旅で最初に到着した天津・浜海(ビンハイ)国際空港へ戻ってきました。

 

 

 

前回の上海・浦東(プウドン)国際空港では手続きに1時間20分もかかりましたが、ここ浜海空港では国際線の規模がさほど大きくないせいか、搭乗手続き・出国審査・保安検査がわずか15分で終了♪

 

 

 

天津からの出発予定時刻は16時35分。16時過ぎには機内への案内が始まり、定刻には全ての乗客が乗り込んで離陸を待つだけとなりましたが…

 

 

何と管制塔からの指示で離陸待ち。これまで出発遅れには何度も遭遇しロビーで待ったことはありましたが、機内に乗り込んでからそのまま待ったのはこれが初めて。その後、機内で2時間以上も待たされることになりましたが、出発を知らせるアナウンスが流れた時はみんな拍手(笑)

 

結局、定刻の2時間20分遅れで23時過ぎに成田空港に到着。本来であれば成田空港でのんびり食事してからでも余裕で乗れたはずの終電にも間に合わず、1万数千円も使ってタクシーで自宅まで帰ることになりました(^_^;)

 

翌日が何も予定がなければ、そのまま空港に泊まって朝から帰ってもよかったのですが、実はこの翌日(7/27)から台湾・高雄への旅行を控えていたため、自宅へ帰って荷物を入れ替える必要があったのです(苦笑)

 

…ということで、この翌日は台湾・高雄へと向かいましたが、旅の模様は【高雄/台北旅行記①】から更新を始めたいと思ってます。

 

 

最後の最後にハプニングがありましたが、個人的には中国4000年の歴史と文化に触れることができ、有意義な旅となったことにとても満足しています(´∀`)

 

【天津/北京旅行記】を最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆

 

 

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[天津/北京旅行記]

 

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2017.07.23 【解放北路から溥儀が過ごした静園、そして天津名物の水餃子を堪能☆】

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※当ブログは千葉ロッテマリーンズ応援ブログ【しろ☆くろ】より旅行記を抜粋したものです。