今日もお疲れさまですパンダ

 

7月22日から9連休となる早めの夏季休暇をいただいた私。まずは前半の4泊5日で、中華人民共和国の天津と北京へ旅行してきました。

 

7月22日(土)、まずは成田空港第2ターミナルへ。予約していた中国用のレンタルWiFiを受け取ります。

 

 

…中国国内ではFacebook,twitter,Instagram,Google,LINE etc...といった、日本でよく使われているSNSには繋がらないため、VPNという中国を経由しない接続ができるWiFiルーターが必要なんですよね。

 

 

そして円を人民元に両替。レートは現地の銀行が1番いいらしいのですが、街中で都合よく外貨両替を扱っている銀行を見つけるのも大変なので、(中国の場合は)日本の空港で用意するようにしてます。

 

 

 

そして第3ターミナルへと移動。2015年に完成してこれまでにも札幌や福岡etcへここから出発したことがありますが、国際線でここから出発するのは今回が初めて。ちなみにここからの国際線は本数が少ないせいか、保安検査も出国審査もガラガラでした(苦笑)

 

 

 

…実は元々は北京への旅行を早くから計画していたのですが、北京への直行便と比較した場合、この春秋航空の天津直行便はかなり安く、出発・到着の時間帯も便利だったため、それならば天津にも行ってみようと思い情報収集を始めたのです。

 

 

 

日本と天津・北京の位置関係はこんな感じ。調べるうちに、天津から北京は約130kmくらいしか離れてなく(東京から沼津とほぼ同じ)、片道40分弱で行ける高速鉄道の本数が多くて移動もしやすいということがわかりました。

 

 

(Google Mapより)

 

 

成田空港からは約3時間40分のフライトで、現地時間15時35分(日本時間16時35分)に、天津・浜海(ビンハイ)国際空港へ到着!

 

 

 

地方都市の国際線らしくほとんど並ばずに入国審査を終え、今年3月に行った上海以来となる中国大陸に足を踏み入れました♪

 

 

 

いつも海外へ行くと、空港で目に入ってくる日本語とは違う文字にまずは海外へ来たことを実感します。

 

 

 

ここからは地下鉄で移動しますが、現地に着いて路線図を見ると、昨年版の「地球の歩き方」に掲載されていた路線図から路線が1本増えてました。

 

 

 

まずは切符を購入。レトロチックな機械ですが、路線図から目的地をタップすると料金が表示されるようになっており、値段だけしか表示されない日本の自販機よりも旅行者は買いやすいのではないでしょうか。

 

 

…そして前回の上海旅行記でも書かせていただきましたが、中国では地下鉄に乗る時も荷物のセキュリティチェックがあります。

 

 

こちら地下鉄の浜海国際空港駅。中国語で空港は「機場」と言いますが、ここ中国では台湾や香港とは違って「簡体」という従来の漢字を崩した文字を使っているんですよね。

 

 

…さすがに2度目ということもあり、簡体文字でもだいぶ読めるものが増えました。

 

 

天津の地下鉄はまだ新しいからかすごく綺麗で清潔。始発駅のため写真ではガラガラですが、このあと出発までにはバッグを持った多くの人が乗ってきました。

 

 

 

チケットは海外でよくあるトークン。ちなみに空港から市内中心部の天津駅まで25分程なのですが、料金はわずかに3元(約55円)ということでホント安いですよね~

 

 

 

ところで天津の人の地下鉄のマナーは意外にも悪くはなく、上海とは違って乗り降りの際には降りる人をちゃんと待ってから乗る人も多かったです。

 

 

 

そしていよいよ天津駅に到着。

 

 

 

地下鉄を降りてエスカレーターで地上階まで昇ると、広い空間にビックリ!

 

 

 

この翌日に北京へ移動するための高速鉄道のチケットを事前にネットで予約していたのですが、まずはそれを受け取るためにチケット売り場を探すものの、案内図が簡素すぎて迷いました(笑)

 

 

 

ようやく見つけた高速鉄道のチケット売り場。中国では列車のチケットも飛行機と同じく実名入りになっているため、購入するときには身分証明書(外国人の場合はパスポート)が必要になります。

 

 

 

今回は「Ctrip」というサイトで事前に予約していたチケット。窓口で予約番号の控えとパスポートを提示して発券できましたが、乗車駅以外での発行には手数料が必要とのこと。今回は天津から北京までの往復でしたので、帰りの北京南駅を発車するチケットに関しては発券手数料が5元(約90円)かかりました。

 

 

…ちなみに写真の黒く消しているところには、パスポート番号とフルネームが記載されてます。

 

 

今回の旅ではこの高速鉄道のチケットがちゃんと予約されているか、ちゃんと発券できるかが唯一の不安でしたので、無事に完了して一安心。再び地下鉄でわずか1駅ですが、予約してあるホテルの最寄り駅である津湾広場駅へ向かいました。

 

 

 

こちら駅の構内。何ともお洒落ではないでしょうか。

 

 

 

街の雰囲気を意識した造りになっているのか、まだ地上に出る前にちょっとだけテンションが上がりました。

 

 

 

そして地上へ。実に趣のある洋館の地下に駅があったんですね~

 

 

 

津湾広場駅を出てすぐの「海河」に架かる解放橋。天津駅前と旧租界エリアを結ぶ橋で、昔は船が通行する際に中央が開く構造だったようです。(現在は開かない)

 

 

 

解放橋から続く通りが、その租界時代の建築を多く残す「解放北路」という通りになります。

 

 

 

この日のホテルはこの解放橋からすぐにあるこちら。解放北路に残る古い西洋建築がそのままホテルとなってましたが、部屋はリフォームされてとても綺麗でした。

 

 

 

ホテルに荷物を置いてさっそく街歩きを開始!天津の繁華街はこの「濱江道」を歩いて行ったところに広がっていきます。

 

 

 

途中には高層ビル群が。近代の中国はどの街にもこういう風景が見られるようですね。

 

 

 

こちらは「天津环球金融中心」というビルで高さは336.9m。日本一高いビルであるあべのハルカス(300m)よりも高いのですが、天津市内では4番目らしいです。

 

 

 

こちら同じ自転車がたくさん置いてあって驚きましたが、どうやら好きなところで乗って好きなところで降りれるレンタサイクルのようですね。

 

 

 

そして大通りを渡ると、天津最大の繁華街である濱江道の歩行者専用の通りにやってきました。

 

 

 

濱江道が和平路という通りと交わる交差点に立つ「天津勧業場」というデパートですが、素晴らしく美しい建物で色んな角度から写真撮りました(笑)

 

 

 

その交わるところにあるのがこちら。何かのメモリアルみたいで、1902年という文字が見えますね。

 

 

 

徐々にネオンが灯ってくる通り。いい雰囲気です。

 

 

 

そしてこの旅での最初の食事はこちら。世界的にも有名だという狗不理の本店でいただきます!

 

 

 

1858年創業のこのお店はウィキペディアにも紹介されており、それによるとあの西太后が食べて美味しいと言ったことから有名になったそうですね!

 

 

 

さすがに土曜の夜ということで混雑していた店内。メニューを見ると写真に英語付きでわかりやすかったです。

 

 

 

いただいたのはこちらの「包子(パオズ)」と呼ばれる、日本で売られているよりも一回り小さな肉まん!色んな種類がありましたが、シンプルに豚肉のやつを注文。最初の1つを食べた時はまぁ普通だなと思ったのですが、2個目3個目と食べるうちに「あれ、これ美味い!」という感想になりました(笑)

 

 

 

そしてここでしか飲めない「狗不理ビール」!ラベルが剝げかかってますが、めったに飲めないような珍しいビールを飲むこともできて、最初から大満足な食事になりました♪

 

 

 

…たぶん、お店の由来が書いてあるのだと思います。

 

 

 

食事を終えて外に出るとすっかり暗くなってました。こちら「狗不理」は調べてみると日本では池袋に店舗があるようなので、ちょっと行ってみたくなりました(本店の味をどれくらい再現できてるかはわかりませんが)

 

 

 

先ほど歩いてきた濱江道を戻ります。ネオンが灯る光景もいいですね~

 

 

 

通りの真ん中を観光用?のバスが走ってました。何となくですが、上海の南京東路を思い出します。

 

 

 

そして先ほどの和平路との交差点へ。ライトアップされた夜景もいいですよね♪

 

 

 

奥にはまたまた趣のある建物が。

 

 

 

天津に到着してまだ数時間ほどですが、ヨーロッパを思い出させてくれるような街並みに魅了されてきました。

 

 

 

そして「海河」に架かる大きな橋へと出てきました。

 

 

 

ここから海河沿いに広がる素晴らしい夜景を眺めながらのんびりと散歩。しかしこの遊歩道、柵もないのでちゃんと見て歩いてないと川に落ちちゃう人もいるかもですね。

 

 

 

すると反対側に見えてくるのが袁氏宅邸という観光名所!遠くから見てもその規模、そして立派な建築様式がよくわかりました☆

 

 

 

すぐ近くに歩行者専用の橋が架かってましたので、渡ってみます。

 

 

 

租界時代の建築だけではなく、ライトアップされた近代のビル、そして海河を行き交う遊覧船も綺麗でした。

 

 

 

何となくですが、横浜みなとみらいのインターコンチネンタルホテルっぽいですね(笑)

 

 

 

獅子の石像。とことんヨーロッパっぽいです。

 

 

 

こちらは「望海桜教堂」という教会。義和団事件で破壊されたものが1904年に再建されたとか。

 

 

 

そしてこちらは現代の天津のシンボルとでもいいましょうか、「天津之眼摩天轮」という観覧車。1つ手前の橋の上からこの風景をバックにして写真を撮ってる若い人が多かったです。

 

 

 

そして先ほどの袁氏宅邸まで戻って来ました。下から見上げても素敵ですね~

 

 

 

この前はちょっとした広場になっており、社交ダンスが行われてました。

 

 

 

そしてこちらは天津駅すぐのところに立つ天津のシンボル・世紀鐘!これが写真で見るよりも巨大で存在感があり、これまた色んな角度から写真を撮りました。

 

 

 

高速鉄道の天津駅の夜景。この翌日はここから北京行きの高速鉄道に乗ることになります。

 

 

 

そして夕方にも来た解放橋を渡ってホテルへと戻ります。これまた夜景が素晴らしかったです。

 

 

 

…ということで、到着が夕方だったため食事と夜景散策くらいしかできなかった初日ですが、天津という街の持つ独特の雰囲気に魅了され、たまたま安くていい便があったからという理由からでしたが、ここへ訪れることができてよかったと思いました。

 

この翌日の午前中は租界時代の建築が通りごと残る解放北路、そして古い街が広がる古文化街を散策しましたが、その様子は次回更新予定の【天津/北京旅行記②】で書かせていただきたいと思ってます。

 

 

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[天津/北京旅行記]

 

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