こんばんは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
箱根は
温泉などを楽しむ
観光地として有名ですが、
箱根山は
古くから
山岳信仰の霊山としても
崇められて来ました
箱根神社の
社伝によると、
約2400年前に、
仙人の聖占(しょうぜん)が、
始まりとされ、
平安時代初期には、
修験道の霊山になったようです。
その箱根山の近辺に、
「ししどの窟(いわや)」という
怖い()聖地があります
ししどの窟は、平安時代末期の
源平の戦いの頃に
開かれたと伝わる
岩穴です。
源頼朝は
治承(じしょう)4年(1180)の
石橋山の戦いで惨敗し、
わずかな生き残りと共に、
ししどの洞窟に
身を隠していました
そして、
平家の追手が、
すぐ側まで迫って来たときに、
急に、
「シトド(ホオジロ)」という鳥が、
洞窟の奥から
飛び出したのです
それで、
この鳥を見た追手は、
洞窟の中に人はいないだろうと
立ち去り、
頼朝は命拾いをしたのです
頼朝はその後、
勢力を盛り返して、
平家を打倒したのですが
その伝承から、
この洞窟は、
ししどの窟と呼ばれるように
なったのだそうです。
ししどの窟は、
神奈川県の真鶴海岸にある洞窟と、
足柄下郡湯川町にある洞窟の
二カ所あります
昭和の時代には、
どちらが本物なのかの
論争もあったそうですが、
現在は、
頼朝は逃亡中に、
潜伏先を何回も変えたとして、
どちらも、
本物とされています
真鶴海岸の洞窟は、
入ることが出来ませんが、
湯河原の洞窟は、
自由に見物出来ます
天然の洞窟で、
湧き水が流れる音や
苔むした岩石などの
自然を楽しむことが出来、
洞窟内には、
「土肥椙山観音像群」と呼ばれる
石仏が二十体以上並んでいます
箱根山の山麓には、
古くから観音信仰が根付いていて
鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」にも、
逃亡中の頼朝が、
洞窟に観音像を描いた話しが
記述されています。
洞窟内の石仏は、
かっての信仰の面影を残していますが、
その中に
死を呼ぶ呪いの像が
あるかもしれないので、
洞窟を訪れたときには、
石仏を
興味本位で見ない方が
良いとされています
地蔵の中に、
首のない地蔵が何体かあり、
その地蔵を3体見付けると、
死んでしまう
あるいは、
見付けた者は
死期が近く
遠からず、
病気や事故で
命を落としてしまうと、
伝えられています
ここを訪れて、
2体の首なし地蔵を見付けた人は、
帰りに事故に遭い、
死にかけたそうです。
霊感の強い人は、
ここを訪れると、
気分が悪くなるとも
言われています。
ししどの窟は、
パワースポットの一面を持ちますが、
夜になると、
心霊スポットに
変貌するようです。
ただ、
この地は、
頼朝の潜伏以前から、
信仰の霊場で
人が入らない聖域だったことから、
「何かがあるのでは」と
思われやすくて
心霊話が
後を絶たない可能性があるとも
されています。
首のない地蔵も
自然に朽ちて
首がなくなったので、
見た者に
呪いをかける理由はないのです
ここには、
「怒りの表情の
地蔵を見付けたら、
不幸になる」との
噂もありますが、
不動明王像が、
見間違えられたようです。
参考記事
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神社の参拝法についての記事です。
いわゆる「ニ拝・ニ拍手・一拝」のやり方と「拝」と「礼」の違い
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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