こんにちは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
月読命（ツクヨミノミコト）は
謎の多い神様です。
アマテラスの弟神なのに、
「古事記」では、
ツクヨミノミコトに関する記述は、
誕生の場面以外にはなく、
イザナギの命令で、
ツクヨミは、
夜の世界を治めるようになったと
書かれています。
ただ、
ツクヨミが、
神話の上で影が薄いのは、
とても不思議なことです。
古代は、
月の動きで暦を定める
太陰歴を使用していました。
それなので、
月の動きを読むことは
季節の巡りを知るために、
最重要だったのに、
月の神への信仰は
高まらなかったのです。
現在でも
ツクヨミを祭神とする神社は
とても少なく、
一説には、
全国で８５社とも言われています
そして、
ツクヨミは
「月読」と書かれることも、
「月夜宮」と書かれることもあり、
伊勢にも、
月読宮と、
月夜見宮があり、
どちらも
ツクヨミを祭神としているのに、
参拝してみると、
二つのお宮は、
空気が全く違います
それで、
「月読命」と
「月夜見命」はどう違うのか
と言うと、
月読命は、
新月を司る
暦の神なのです。
そして、
月夜見は、
満月を司る
夜を治める神です
ツクヨミは、
さらに
「月弓」と書かれることが
あります。
これは、
三日月を司る
力や軍事の神です
ツクヨミは、
「月読」と
「月弓」と
「月夜見」が合体した神なのです
今日は
双子座の満月なので
月夜見の日ですね
参考記事
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神社の参拝法についての記事です。
いわゆる「ニ拝・ニ拍手・一拝」のやり方と「拝」と「礼」の違い
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