こんばんは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
今回の記事も、
先月に、
深川不動尊を参拝したときの
ことの続きです。
私は、
このときに、
旧本堂のお願い不動尊から
来年に開運するための気付きを
色々と、いただきました。
(よろしければ、
2022年の開運についての記事をどうぞ
記事は、上から順番になっています)
そして、
私が、
お願い不動尊を
何気なく見上げていると、
不動明王の
光背(オーラ)の部分に、
鳥の形をした火が、
視えて来たのですが
それが、
鳳凰なのか
火の鳥なのかが
分かりませんでした。
「鳳凰」と
「火の鳥」は、
違いが分かりにくいですが
さらに、
「朱雀(すざく)」という火の象意の鳥も
います。
この三つの鳥は、
違いが分かりにくいので、
今回の記事では、
それを
まとめてみますが、
三つの違いを
簡単に言うと、
「鳳凰」は、
中国の神話に登場する伝説の鳥で
四霊の一つです。
「朱雀」は、
中国の神話に登場する伝説の鳥で
四獣の一つです。
「火の鳥」は、
永遠の時を生きるという伝説上の不死鳥
(フエニックス)のことです。
「鳳凰」と「朱雀」は中国由来ですが
不死鳥という意味合いは無いのです。
「鳳凰」は、
麒麟、霊亀、応竜と共に
四霊として拝められた
吉祥のシンボルです。
鳳凰は卵を産むとされ、
その卵は、
不老長寿が得られる
霊薬とされていました。
鳳凰の見た目は、
中国では、
背丈が12~25尺、
頭が鶏
嘴(くちばし)がオウム、
頸が龍
胴体の前部がオシドリ、
後部が麒麟、
翼がツバメ、
尾が孔雀と、
ややこしく
日本でも、
背丈が4~5尺、
頭と嘴が鶏
頸が蛇
胴体の前部が麒麟で、
後部が鹿、
背中が亀
頷(あご)がツバメ、
尾が魚という
ややこしい
見た目ですが
分かりやすく表現すると、
孔雀(クジャク)のような
見た目をしているようです
中国でも、
日本でも、
鳳凰は、
五色絢爛な色彩に設定されています
日本で鳳凰が見られるのは、
平等院鳳凰堂と、
金閣寺の屋根の上に、
像が飾られています。
そして、
「鳳凰」と
「朱雀」の違いは、
「朱雀」は
けれども、
「鳳凰」は基づいていないことです。
(鳳凰が登場したときには、
五行思想がなかったとされています)
朱雀は四獣(=四神)の中の
南の方位は、
五行では「火」の象徴です
東が青龍=木
西が白虎=金
北が玄武=水
となっています。
それで、
朱雀は、
火をモチーフとしていますが
鳳凰は、
元来は
「火」をモチーフにした鳥では
なく、
南方位を守護する鳥でも
ないのです
それが、
後になって、
陰陽道の流行で、
鳳凰が朱雀と
混合され、
「火」の象徴のようにも
扱われるようになってのです
ただし、
見た目は
鳳凰も朱雀も
そして、
「火の鳥」は
「フェニックス」とも言いますが、
これは、
ラテン語の呼び方です。
それで、
元々は、
エジプト神話に登場する
ペンヌという
聖なる鳥が原型と
されています。
このペンヌが
毎晩炎に飛び込んで
毎朝その炎から生まれると
エジプトでは信仰されていました
(アジアに生息するキンケイが、
火の鳥の起源とする説もあります)
この話を
古代ギリシャに持ち込んだのが
歴史家のヘロドトスで、
この鳥のことを
フエニックスとして
著作に紹介したのです。
フェニックスの見た目は
鳳凰に比べると
鳥っぽく視え、
鷲に似ています。
ペンヌは
アオサギのような見た目だそうです。
羽根が
金色や赤にもなるそうです
そして、
フェニックスは、
性別がないとも、
全てが雄とも
言われています。
まとめると、
不死という象意がなく、
基づいているけれども、
「鳳凰」は基づいていない、
「鳳凰」と「朱雀」は
中国由来だけれども
「火の鳥」は、
エジプトか
アジアが起源となります
次回に
続きます。
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