人は何より『そのとき』の精神的な満足度で決める
人は精神的な満足を常に『最優先』するものです。自分に対して『賛成』と言われることを選びます。『忖度』と言われてどこか自分らしさを失って消極的なように見えていてもその実は「自分だけ勝手なことをして目立ちたくない」という精神の満足がそうさせるものです。その選択をする自分に賛成したいのですね。一見、矛盾な行動のようでも根本にあるのは『精神的な満足』が第一なのです。それは自分でいつも自覚しているものもあれば、長い間潜在化している場合があります。見えない意識が見える世界で現象化する関係です。だから、自分は「どういうところで精神が満足するのか」損得勘定抜きに、合理非合理関係なく、選択するのはどんなところなのか、あらかじめ知っていた方が良いでしょう。さもないと外側からのチョットした刺激が『精神的衝動』をうながし爆発しかねません。前回ご紹介した、植木等さんの『書き文字のお見立て』内容は言い換えれば、植木さんの精神的満足エリアを示すものと言えます。あらかじめ知っておけば人生の『羅針盤』となります。精神的満足をつまり、心の平和、精神の鎮静を人は生涯求めて生きていきます。そしてその意味では瞬間瞬間で人は『自分らしく生きている』ことに間違いありません。ただ『新たな刺激』によって満足(興味の所在)は変わっても『氣質』は不変なのです。そのマネジメントは忘れずにしておくべきでしょう。今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。