暑い夏は、熱中症だけでなく、脳梗塞や心筋梗塞も起こしやすいので注意しましょう。汗をよくかくため、血液中の水分が減少すると、血管がつまる危険が高まるそうです。脱水状態になると、カリウムやナトリウム、マグネシウムなどの体内の電解質バランスが崩れて不整脈を起こしやすくなります。したがって、
血流が滞り、血管が詰まり、脳梗塞を起こします。
脳梗塞、こんな症状があったら?すぐに救急車を呼ぶ!
1.顔や手足の片方がしびれや運動麻痺がみられる。
2.ことばが出ない。ろれつがまわらない。相手の言葉の意味がわかない。
3.片腕に力が入らない。
心筋梗塞
急に気温が上昇して暑くなると、血圧が上がり、血管が収縮しやすなります。すると、動脈硬化から心筋梗塞を起こしやすくなるそうです。1日の気温差が8度以上あると発症しやすくなるそうです。気温差の大きくなりがちな、梅雨明けや、残暑など季節の変わり目は特に注意が必要になります。
心筋梗塞、こんな症状があったら?すぐに救急車を呼ぶ!
1.胸全体が締め付けられるように痛い
2.大量の冷や汗が出る
3.数分間、突発的な腕や脚のだるさが続くなど。
脳梗塞、心筋梗塞の予防
1.水分をこまめに摂ること。血流をよくする。
2.脂っぽい食事を控える。高血圧、脂質異常、糖尿病などは発症のリスクになる。
3.禁煙、お酒は控えめに。生活習慣を改める。
4.エアコンの使用を我慢し過ぎない。
5.寝る前にコップ1杯の水を飲む。
6.炎天下での激しいスポーツは控える。
まだまだ暑さは続きます。熱中症だけでなく、脳梗塞や心筋梗塞の危険もある夏ですが、しっかり予防して元気に過ごしましょう。
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