ほっこり 知恵袋

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三軒茶屋の歯医者さん 下馬デンタルクリニックのブログです。詳しくはこちら⇒http://shimouma-dentalclinic.jp/


今回は、府中市のわらしこ保育園園長の大伴美砂子先生にお話を伺いました。パネルディスカッションでは、パネリストに主任児童委員をされている、那須史子さんにもご登壇いただきました。子供を取り巻く環境を踏まえて、今地域で求められていることとは何でしょうか。皆様と共に考えてみました。

日時:2018 年9月30日(日) 14:00~16:00
場所:聖マルコ教会(JRまたは京王線分倍河原駅徒歩5分)


❰講師プロフィール❱
大伴美砂子(おおともみさこ)
社会福祉法人わらしこの会わらしこ保育園)園長地域の拠り所として2000年に設立。子育てひろば、赤ちゃん講座、園庭開放など子育てに関する地域への発信を続けている。
❰パネリストプロフィール❱
那須史子(なすふみこ)
主任児童委員、保護司、あおば学習支援など地域の子どもたちと関わり続けている。

❰プログラム❱
14:00-~14:30  講演「子どもが健やかに育つには?」わらしこ保育園園長
14:30~14:40休憩
14:40~15:40  パネルディスカッション「地域の中で子どもが育つために必要なことは?」
15:40~16:00質疑応答、終了


第1部わらしこ保育園園長、大伴先生の講演の感想
わらしこ保育園の理念は、子どもの感覚を大事にすること。
五感を使い、子どもが自分で学びながら成長していくことを大事にしているそうです。園庭は、特別な遊具はない。泥んこ遊びができるように砂場があり、木や丸太がある。他にプールがある。できるだけ手を加えない自然の環境を保っている。子どもが自ら手を触れたり、工夫して遊べるようになっている。
子どもの自主性を見事に引き出していると思いました。敢えて過保護にしないことで、子どもの能力を引き出していました。
子どもが自らの失敗などの体験を通して、工夫していく。
心身ともに頼もしく成長しているところは素晴らしいです。



第2部のパネルディスカッション
テーマ「地域の中で子どもが育つために必要なことは?」
パネリストに主任児童委員の那須さんのお話を伺いました。
子どもが今、置かれている現状は、問題が顕在化しにくいこと。
SNSの普及により、いじめの拡大があり、複雑化していること。スマホは小中学生の利用まで及んでいる。小中学生利用の仕方は、遊び感覚ということもあり、注意しなければならない。利用時間を決めることが必要になるということ。
ある中学校では、生徒会で利用時間を決めたところ、劇的に効果があったそうです。
・親の都合でスマホを持たせる場合もある
両親共働きの家庭が多くなり、連絡を取る手段として早くから子どもに携帯電話を持たせることが普及している。
・友人同士などの連絡手段がLINEになっているため、参加しないと情報が得られない。仲間外れになりたくない。
・対面での会話が少なくなる理由は何だろうか?
家族揃って食事をする機会が減少している。家族との会話がなくなり、気軽に悩みなどを相談できなくなっている。両親共働きや片親の家庭が増えているため、家族も子どもの話を聞く余裕がなくなってきている。

・子どもが安心していられる場は、どういうところだろうか?
信頼できる大人がいること、話しやすい雰囲気や場であること。子ども食堂もその中にはいる。
・塾や部活動に参加できない子どもはどうなのか?
学校の図書館、児童館などを利用する場合がある。ボランティアで学習支援をしているところもある。大学生が参加してすることで、よい相談相手になるそうです。

・医療機関などで虐待が疑われるときは、どこに通報したらよいのか?
児童相談施設、地域包括センター、保健所など。
警察に通報する前に、子どもを安全な場所へ避難することが先になる。

❰感想❱
子どもが健やかに育つことは、誰もが願うことです。
子どもが安全に育つためにには、生きていく力をつけることが重要になります。
わらしこ保育園での取り組みは、敢えて与えすぎない自然の環境で、子どもの自立を育てる保育をされています。自分の頭で考え、行動する力は人生の基礎となります。ところが、現在の子どもを取り巻く環境は著しく変化しています。
家庭環境の変化、コミュニケーションの取り方、経済格差などが背景になります。顔の見えないコミュニケーションは、顕在化しにくく、人間関係も捉えにくくなっています。子どもたちの生き辛さは、現在は益々大きくなっているとおもわれます。では、地域の中で子どもたちを手助けするために、大人たちはどのように関わればよいのでしょうか。その一つがボランティアだと思います。
募金でも、チャリティーバザーでも構いません。何かひとつでよいから、参加してみることです。そこから気づくことをまず始めてみることではないでしょうか。本日参加された方で、府中市の子ども食堂、「こどもの居場所作り@府中」に寄付をしてくださった方がいました。ご高齢の方で、「子どもたちのために少しでもお役に立てれば。」と。そのような気持ちこそ、大切にしたいです。今、自分ができることは何でしょうか。身近な小さなことでよいのです。先ずは始めてみようではありませんか。




テーマ:
未来を作るkaigo カフェでの今回のテーマは「介護ロボット、Ict 、Iot」でした。
人手不足を補うために、AI(人工知能)、ICT (情報通信技術)、IOT(インターネットが様々なものとつながること)をどう活用していくかが大きな課題となっています。実際の医療、介護分野で私達がそれらの情報技術 を使いこなすにはどうすればよいでしょうか?今回、講演頂いたご三方の内容はとても興味深ものでした。
メガネについたカメラが音声変換してくれる、「オトングラス」。


お腹にセンサーをつけて膀胱の膨張から排泄予測をする、排泄自立支援サービス。

多職種、家族とケアの連絡取れるツールなど。
他に喉に嚥下する音声を認識させた嚥下センサーなどもありました。
情報技術がものとつながることで、情報処理が効率化できるようになりました。
しかし、一方で人が自分で考えることをしなくなる可能性があります。
IOT は客観的にデータをみるという点では優れていますが、それに頼りきっていては見逃してしまう症状もあります。医療、介護は人を看る、診る、観察することが最も大事な分野です。便利なものを活用しながら、上手に関わっていきたいものです。




2020年、東京オリンピックに向けて、IOT の活用は多いに期待されます。
障害者や高齢者、子どもなど多くのユーザーが活用できる施設の整備は進められます。ものと情報の結び付きとともに、人の心もオープンにならなければならないと思いました。介護や医療は外国人受け入れはまだ少ないです。言語や文化の違いなどあったとしても、分かり合えるような情報技術ができると嬉しいです。
情報技術、もの、人これらが多くの場面でつながるといいですね。
私達は常に考える習慣を持ちましょう。



本日のテーマは「うつとメンタルケア」でした。
心療内科医の松村雅代先生をゲストにお迎えして、日常陥りやすいうつ状態や専門家の助けが必要な場合など分かりやすくお話頂きました。後半は、体験者のお話をお聞きして、質問などをざっくばらんに参加者と共有しました。
「つらさ」の度合いは人それぞれです。自分の「つらさ」との向き合い方を今回学びました。自分が陥りやすい思考パターンなど、なんとなく気づきました。



【プログラム】14:00~14:30講演「うつとメンタルケア」(心療内科医師松村雅代先生)
14:35~15:15パネルディスカッション「当事者の経験から思うこと。」(芦沢壮一さん)
【パネラープロフィール】
芦沢壮一(あしざわそういち)
スキルノート主宰・ファシリテーター。1974年生まれ。金融機関に入社後、人事異動等がきっかけでうつ病を発症し、約3ヶ月間の休職の後リハビリ勤務、治療期間2年。働き方や価値観の見直しが必要と考え2013年に複業による起業として研修講師としてのキャリアをスタート。府中市在住、2児の父
【講師プロフィール】
松村雅代(まつむらまさよ)
日本内科学会認定医、日本心療内科学会登録医、㈱BiPSEE代表取締役、
㈱リクルートを経て米国へMBA留学(医療経営学専攻)。日米のベンチャーを経て、岡山大学医学部に学士編入。臨床に加え、㈱NTTデータ等で産業医を歴任。H29年、「VR×医療」の㈱BiPSEEを設立し、「歯科VR」を提供中。現在も1回/週、心療内科外来を担当している。

私がうつ状態に陥りやすいときはこんなときだと思いました。
・栄養が足りないとき
特にタンパク質、ビタミンB群
やや貧血気味でヘモグロビンが足りないので、疲労しやすいのです。
・睡眠不足

女性に多いといわれる甲状腺機能低下症もうつ状態になりやすいそうです。
主な症状は、気うつ、眠い、むくみなど。



自分が陥りやすい考え方のくせ
以下の6項目のうち、私は「思い込み」がやや強く出る傾向にありました。

❰考え方のくせ❱
①「先読み」:悲観的な予測をしてしまい、予想通り失敗してしまう傾向。→可能性と解決策を具体的に考える
②「べき思考」:過去のことを思い出し、必要以上に悩み自分にプレッシャーをかけてしまう傾向。→具体的な結果に目を向け、解決策を考える
③「思い込み、レッテル」:根拠が不十分なのに、自分の考え正しいと決めつけてしまう傾向。→反対の事実はないか?具体的に考える
④「深読み」:相手の気持ちを一方的に予測し、そうであると決めつけてしまう傾向。→根拠と反証を見直す
⑤「自己批判」:良くないことが起きると、何でも自分のせいだと考え、自分を責める傾向。→誰にどのような責任があるのか相対的に考える

⑥「白黒思考」:曖昧な状態に耐えられず、物事を白黒はっきりと極端な考え方で割りきろうとする傾向。→点数をつけるなど、段階的に考える

❰心のくせ切り替え❱
バランスのよい考え方を導き出すコツ
「根拠」と「反証」をつなぎあわせて、ひとつの文章をつくってみる。
例)「根拠」しかし「反証」という事実もある

ひとつの事象は二つの見方があること。
裏と表、どちらの面も客観的にみてみる。
文字にし、書き留めてみてもよい。
自分の考え方のくせがわかってくると思います。

日々の診療で、認知症なのかうつ状態なのか分からない方に出会うことがあります。ご高齢の方の場合、配偶者の死に直面された方に時々「あれ?」と思うことがあります。大きな喪失感がストレスとなり、身体が反応していたのかも知れません。

もし、「つらそうな」方にであったら、「気にかけている」「心配だ」ということは伝えてもよいそうです。家族の場合も同じそうです。「あなたの存在が私は必要で、大切だから心配だ。」という意味。

❰まとめ❱
・身体的な症状がある場合は、心療内科を受診する
・他の病気が原因の場合もある(甲状腺機能低下症、鉄欠乏性貧血、薬の副作用など)
・うつ状態に陥りやすい自分の思考パターンを見直す
・栄養不足はないか見直す(タンパク質、ビタミンB など。)
・もし、身の回りにつらそうな方がいたら、声かけしてもよい。