ほっこり 知恵袋

三軒茶屋の歯医者さん 下馬デンタルクリニックのブログです。詳しくはこちら⇒http://shimouma-dentalclinic.jp/


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第158回芥川賞受賞作品、「おらおらでひとりいぐも」(著)若竹千佐子を読みました。老いに向き合う、高齢者の心情が繊細に描かれています。誰しも訪れる「老い」。愛する家族との別れ、悲しみ…。喪って初めて知る大切な人への想い。
主人公の桃子さんのこれまでの生き方とこれからの決意。
夫の死をきっかけに自らの生き方を回想し、これからの生き方を考える主人公。
見守るというこれまでの生き方を、自由に自分のしたいことを生きるという主体的な生き方へ変えていくまでのお話。ほとんど、東北弁での文章も新鮮でした。

気付くということで、今までの価値観を別の角度から見つめてみる。
日常生活に追われていると、ついつい見落としてしまう事。「一体自分はどうしたいのか?」「時間がないと自分に決めつけていないか?」そんな問いを自分自身に問う必要があると思いました。行動変容は、あることをきっかけとして気付き、行動を変えていくことが重要になります。
年齢で区切ることはなく、個人として自分の人生をどうしたいか。
「何をしたいか?」「何をしているときが一番幸福なのか?」
最期は誰でもひとりで逝くのです。自分自身に誓いをたてる、「おら」と「おめ」の関係。「おめ」は見守ってくれているご先祖様や神様というところでしょうか。(東北弁で「おめ」は「あなた」を指す。)

自分自身に軸を持つことはとても重要だと思いました。
ぶれずに真っ直ぐと、自分を磨き続ける人がいると素晴らしいと思います。
何が自分に足りないのか考えてみました。計画性ではないかと…。
年単位、月単位、一週間単位の計画性を立てること。
少なくともこの1年で何をやりとげたいか考えてみようと思いました。






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新入学、制服応援プロジェクト、チャリティーランチを昨年に引き続き、今年も行いました。主催は、こどもの居場所@ 府中です。毎月こども食堂を定期開催しています。新入学を控えたこの時期、応援プロジェクトとして昨年から始めました。多くの方から反響がありました。実態について、直接関わっている方のお話しを聴き、身近にいる貧困について考えさせられました。
今年はゲストに、「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人・かもがわ出版編集部、三輪ほう子さんをお招きしました。
子どもの貧困と私たちの社会/本を作りながら学び考えてきたことについてお話頂きました。


実際の若者たちの言葉というのが印象的でした。
以下はお話の内容の抜粋です。
「定時制高校は働く生徒のための学校だと言ってほしくない。それより、僕たちはなぜ働かなければならないんだと思うこと。」
その後ランチ会では、定時制の普及はどうなのかという議論になりました。
定時制高校の数は圧倒的に少ないことが実態のようです。
放課後、アルバイトをしている生徒も多数いるようです。
府中市市議会議員の西埜さんからは東京都の子どもの生活実態調査結果について、ご説明頂きました。

相対的貧困は、地域社会でお付き合いができる水準を指します。
生活困窮周辺層は、年齢が高くなるにつれ、増加しています。
最も深刻なのは、自己肯定感が低くなることです。友人に数や自分の居場所の欠如が挙げられます。貧困によって、子どもの成長に必要な学びや経験が損なわれます。もはや、個人ではどうにもできない状況であり、地域社会で支援する状態です。支援の形は、自治体で異なっています。例えば、制服応援プロジェクトなどの支援が沖縄では活発になっているそうです。地域住民にも広く知ってもらい、支援を募っているそうです。子どもの生きる権利を地域で守るという姿勢、素晴らしいです。
草の根運動、地域ボランティアの活動は、身近に手を差しのべて欲しい人の命綱になるかもしれません。三輪さんがお話下さった内容の動画は、地域ボランティアが学習支援により、子どもの自己肯定感をサポートできたという内容でした。
子どもの居場所、学習支援、地域ボランティア、学生、子ども食堂など輪になって繋がると大きな力になると感じました。

こどもの居場所づくり@ 府中でも、このチラシをみて連絡してきた方が多くいるそうです。正に、藁をもすがる想いなのです。そうした気持ちを大切に、救えるかもしれない人たちを支えていく活動をしていきたいです。
こどもの居場所作り@ 府中、代表の南澤かおりさんは熱く語っていました。
行政を動かす活動を周りから行っていきたいと。


市民の皆様からは多くの応援のお言葉を頂きました。
会場の外でも、このプロジェクトを応援し、バザーの品々を購入頂きました。
「買うことで支援になるなら是非に。」と足を止めて頂いた市民の皆様、厚く御礼申し上げます❤😄
関心があるけど、支援の仕方がわからない方は大勢いることに気付きました。
嬉しいことです🎵
本日、会場にお越し頂いた方も、遠くから応援してくださる方も本当にありがとうございました。


三輪さんにご紹介頂きました著書も多数あります。
どれも内容に興味があります。


チャリティーランチは会の模様はこちらにまとめました。
ご参照ください。



24回市民と介護を考えるカフェ「オリーブの木」感想

テーマ「がんと共に生きる~あなたにとって一番大切なこととは?~」

ゲスト:樋野興夫先生(順天堂大学教授、がん哲学外来理事長、恵泉女学園理事長)

共催:府中がんケアを考える会

パネラー:樋野先生、市民当事者、府中がんケアを考える会

第1部 基調講演 樋野興夫先生

第2部   パネルディスカッション「当事者として、活動と通して思うこと」

第3部 グループディスカッション「あなたにとって一番大切なこととは?」




第1部樋野興夫先生のご講演は、ユーモアを交えた愛あふれるお言葉が数多くありました。その中で印象に残った言葉は以下です。「存在が周囲を暗くしてはならない。」「病気になっても病人にならない。」「人生はギフトである。」「マイナス×マイナス=プラスである。」自分はどう生きたいか、周囲にどう思われたいか。いずれ自分が死を迎えたときに、何を残していきたいか。自分の存在が何かしらの形で誰かを幸せにできたらいいと思いました。

自分のマイナス部分は、もっと困っている人を助けることで救われます。必要とされることで感謝され、それが生きる希望になります。

第2部での当事者のお話は、正にご自身のマイナスの体験を更に苦しんでいるかたの為にアドバイスされている方々のお話でした。「病気になっても病人にならない。」ことを実践されていました。生きる希望に変える力をもっていらっしゃる。苦しさ辛さを感じたときは、我慢せず思いきり泣き、吐き出すことも大事だということ。ありのままの自分を受け止めること。人に頼ることも大事であること。自分に何ができて、目的のためにどういう支援が必要かを考えること。「今」という時間を大切にし、人生の質を高めていらっしゃる。当事者のお二方は正に実践されていて、素晴らしいと思いました。樋野先生は、品性のあることが大事ともおっしゃっていました。



第3部グループディスカッションでは、前半部での講演、パネルディスカッションの内容を受けて、ご自身で大切にしたいことを話し合って頂きました。話すことで認識し、より鮮明に記憶に残るからです。対話するということは、目的をもって意見を言い合うこと。

異なる意見でも、否定しないこと。多様性を受け入れ、自分を客観的に見つめるということ。短時間ではありましたが、多くの意見が出ていました。持ち帰る言葉はそれぞれあると思います。

充実した時間を過ごさせて頂きました。

樋野先生を始め、府中がんケアを考える会の皆様、大勢の市民の皆様に厚く御礼申し上げます。