新入学、制服応援プロジェクト「チャリティーランチ 2018」こどもの居場所@府中 | ほっこり 知恵袋

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新入学、制服応援プロジェクト、チャリティーランチを昨年に引き続き、今年も行いました。主催は、こどもの居場所@ 府中です。毎月こども食堂を定期開催しています。新入学を控えたこの時期、応援プロジェクトとして昨年から始めました。多くの方から反響がありました。実態について、直接関わっている方のお話しを聴き、身近にいる貧困について考えさせられました。
今年はゲストに、「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人・かもがわ出版編集部、三輪ほう子さんをお招きしました。
子どもの貧困と私たちの社会/本を作りながら学び考えてきたことについてお話頂きました。


実際の若者たちの言葉というのが印象的でした。
以下はお話の内容の抜粋です。
「定時制高校は働く生徒のための学校だと言ってほしくない。それより、僕たちはなぜ働かなければならないんだと思うこと。」
その後ランチ会では、定時制の普及はどうなのかという議論になりました。
定時制高校の数は圧倒的に少ないことが実態のようです。
放課後、アルバイトをしている生徒も多数いるようです。
府中市市議会議員の西埜さんからは東京都の子どもの生活実態調査結果について、ご説明頂きました。

相対的貧困は、地域社会でお付き合いができる水準を指します。
生活困窮周辺層は、年齢が高くなるにつれ、増加しています。
最も深刻なのは、自己肯定感が低くなることです。友人に数や自分の居場所の欠如が挙げられます。貧困によって、子どもの成長に必要な学びや経験が損なわれます。もはや、個人ではどうにもできない状況であり、地域社会で支援する状態です。支援の形は、自治体で異なっています。例えば、制服応援プロジェクトなどの支援が沖縄では活発になっているそうです。地域住民にも広く知ってもらい、支援を募っているそうです。子どもの生きる権利を地域で守るという姿勢、素晴らしいです。
草の根運動、地域ボランティアの活動は、身近に手を差しのべて欲しい人の命綱になるかもしれません。三輪さんがお話下さった内容の動画は、地域ボランティアが学習支援により、子どもの自己肯定感をサポートできたという内容でした。
子どもの居場所、学習支援、地域ボランティア、学生、子ども食堂など輪になって繋がると大きな力になると感じました。

こどもの居場所づくり@ 府中でも、このチラシをみて連絡してきた方が多くいるそうです。正に、藁をもすがる想いなのです。そうした気持ちを大切に、救えるかもしれない人たちを支えていく活動をしていきたいです。
こどもの居場所作り@ 府中、代表の南澤かおりさんは熱く語っていました。
行政を動かす活動を周りから行っていきたいと。


市民の皆様からは多くの応援のお言葉を頂きました。
会場の外でも、このプロジェクトを応援し、バザーの品々を購入頂きました。
「買うことで支援になるなら是非に。」と足を止めて頂いた市民の皆様、厚く御礼申し上げます❤😄
関心があるけど、支援の仕方がわからない方は大勢いることに気付きました。
嬉しいことです🎵
本日、会場にお越し頂いた方も、遠くから応援してくださる方も本当にありがとうございました。


三輪さんにご紹介頂きました著書も多数あります。
どれも内容に興味があります。


チャリティーランチは会の模様はこちらにまとめました。
ご参照ください。