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瞑想、はやってますね!
けど、謎ですよね!?
瞑想とは何か?
実に回答が難しいですね。
瞑想って何やってるの?
瞑想って何の意味があるの?
よくわからない!
という人は多いです。
マインドフルネス瞑想が注目されているから少しやってみたけど、意味がよくわからなくて続かなかった、
なんて人もいますね。
今日は、瞑想とは何をやっていて、どんな意味があるのかを、図を使ってわかりやすく解説します!
※世の中には様々な瞑想がありますが、私のやっているマインドフルネス瞑想をベースに説明します。
①まずは思考のループから抜け、意識を一か所に定める
まず、現代人の意識は、頭の中の思考に向いていることが多いです。
アレをやらなきゃ、コレをやらなきゃ、アレをああするとこうなって……
様々な思考が次から次へと頭に浮かび、意識はその思考の間を行ったり来たりしています。
思考には、ネガティブなモノがたくさんあります。
だから、この思考のループにずっとハマっていると、だんだんストレスがたまってきます。
メンタルを病んでしまう人は、思考ループにハマって抜け出せていない、という人が多いです。
一方で、現代人は、感覚に意識があまり向いていません。
目で見ているモノや、耳で聞いている音、体の感覚などには、あまり意識が向けられていません。
例えば、駅から家までの帰り道、何か考え事をしていて、気づいたらいつの間にか家の前まで来ていた、という経験は皆さんよくあると思います。
帰り道を歩いている間、目で見ているモノや聞こえる音にほとんど意識が向いていないと、そうなります。
まあ、大きな音がしたり、特に珍しいものが見えれば、意識はそちらに向くのですが、
そうでもなければ、ほとんど意識は思考に向いていて、外の世界を十分に見ていないのです。
瞑想では、その思考のループから、呼吸の感覚に意識を向けて、ひとまず思考のループから抜け出すということをやります。
様々な思考の間をあちこち飛び回っていた意識を、呼吸という一つのモノに定めます。
意識が一か所にとどまっていられるように訓練します。
又、呼吸に意識を置くということは、現実の自分の体に意識を置く、ということでもあります。
思考はいわば、頭の中で作られた架空のモノです。
実在するモノではありません。
思考に意識が向いている、ということは、架空の世界に意識が向いている、ということです。
一方で、呼吸は架空のモノではなく、実際に自分が行っていることです。
息を吸う時に鼻を空気が通る感覚や、胸やお腹が膨らむ感覚など、実際に体で感じることができます。
そこに意識が向いているとういうことは、現実の自分の体に意識が向いている、ということです。
その状態は、心と体が一致している状態といえます。
そうならなければ、瞑想の次の段階に進むことはできません。
②気づきの拡大
呼吸に意識を向けて、呼吸を感じていると、心が落ち着いてきます。
頭の中にたくさんあった雑念が減ってきて、意識がクリアになってきます。
そうなると、今まで気づかなかったイロイロなモノが見えてきます。
意識の範囲が広がっていくのです。
呼吸以外の感覚、体の感覚や、目で見ているもの、聞こえている音など、今まで気づいていなかった、いろいろな感覚を感じられるようになります。
思考に対しても、最初の段階のように、思考のループにどっぷりハマっているのではなく、俯瞰(ふかん)して見ることができるようになります。
そうすると、
あれ、自分ってこんなこと考えていたんだ!
自分ってこういうときは、いつもこう考えるクセがあるな~
など、今まで自覚していなかった、自分の思考に気づくようになってきます。
感覚や思考に対する気づきが広がっていくのです。
例えるなら、濁った池の水が澄んできて、池の中がよく見えてきたようなものです。
今まで自分が何を考え、何を感じていたのか、ほとんど自覚していなかったことに驚かされます。
③平静さを身につける
人間は、何か考えたことや、見たものに対して、何かしらの反応をしています。
ものすごく大雑把に分類すると、
・嫌い!
・好き!
・見たくない!(見て見ぬふりをして目をそらす)
の三種類です。強い弱いはありますが、この内のどれかをやっている、と言われています。
瞑想では、瞑想中に頭に浮かぶ思考や感情、体の感覚を、ただありのままを眺める、ただそのまま受け入れる、という練習をします。
嫌い! 好き! 見たくない!
のどの反応もしないようにするのです。
そうすると、対象がクリアに見えるようになってきます。
大嫌いだと思っていたものが、実はありのままを眺めていると、それほど嫌いに見えなくなったり。
大好きで執着していたものが、それほどでもない気がしてきたり。
今まで必ず通していた「好き嫌いのフィルター」が外れ、対象がよく見えるようになります。
そうすると、物事に対する平静さが育っていきます。
心が穏やかに安定し、ちょっとしたことで振り回されなくなってきます。
今までは、無自覚に反射的に、好き嫌いで物事を見て、それに振り回されていたんだな とわかってきます。
ここで間違えやすいのが、思考や感覚を否定したり、無理に打ち消そうとしてしまうことです。
否定も反応です。打ち消そうとすることも反応です。
思考や感覚はあっていいのです。
どうも瞑想って「無になる」というイメージがあるので、無になろうとして、思考や感覚をすべてなくそうとしてしまう人がいますが、それは間違いです。
それをやると逆にメンタルが悪化することがあります。
ただありのままを受け入れるんです。
なかなか難しいですが…
瞑想(マインドフルネス)とは何か?
さて、①②③と見てきましたが、「②気づきの拡大」と「③平静さを身につける」はセットで育てていく必要があります。
②だけが育つと、いろいろ見えすぎて、下手すると過去のトラウマや、見たくない自分の嫌な部分が見えて、ダメージを受けることがあります。
③で、見えたものに対しての平静さが育っていれば、ダメージを受けずに対応していくことができます。
③で平静さを育てながら、②の気づきを育てていく、その両方が必要です。
メンタルの調子が悪い人が、いきなりハードに瞑想をやりすぎると、平静さが育つのが間に合わず、心の中のトラウマにまともにぶち当たり、かえって調子を崩してしまうこともあります。
そこは気をつけたほうがいいでしょう。
その辺りの危険性については、こちらの記事にも書いているので、よかったら読んでみてください。
【注意!】瞑想の危険性
https://ameblo.jp/shiko-kankaku/entry-12578357272.html
さて、気づきと平静さが究極に育っていくと、自分の体の感覚や思考や感情がとてもよく見えるようになります。
周りの世界のこともよく見えるようになります。
そうなると、過去のトラウマやマインドブロックなど、自分を苦しめているものもよく見えるようになります。
平静さを保ったまま、それらをありのまま見て、ありのまま受け止めることができれば、徐々にその苦しみは解消されていきます。
そうなると、ますます自分のことも他人のことも、平静によく見えるようになり、さらにイロイロとわかるようになっていきます。
とても明晰で、とてもクリアな意識になります。
仏教用語で言う、知恵より一段上のレベルの智慧(ちえ)が育っていくのです。
瞑想とはそういうモノなのです。
かなり長くなってきたので、今日はこの辺にしておきます。
瞑想については、まだまだ説明しきれていないので、次回続きを書きますね。
つづき↓
https://ameblo.jp/shiko-kankaku/entry-12571157771.html
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他にも瞑想に関する記事書いてます。よかったらどうぞ!