人は貼られたレッテルに応える
少年野球の試合で、監督が「空振りはするなよ」と声をかけると、逆に空振りの確率がグンと高くなってしまうそうです。その理由は「空振り」という単語を聞くと、”空振りする自分の姿”をイメージしてしまうからなのです。また、「あなたは行儀の悪い子ね」と言って育てると、子供はそのイメージに応えようとして、ますます行儀の悪い子になります。人は、貼られたレッテルに応えてしまうのです。(「僕を支えた母の言葉」 野口嘉則著より抜粋) 僕を支えた母の言葉 2,480円 Amazon 7月のマミーズカレッジでは、言葉の影響力をテーマにしました。言葉には、大きなエネルギーがあること、意識しないでいると、親が子供にかける言葉の70%は、否定、命令、禁止語になっていること。マイナスの言葉はマイナスの現象を引き寄せてしまうことなどをお話しました。言葉には強い暗示力があります。子供にかける言葉は、すべてその子のレッテルになります。ならば、できるだけステキなレッテルを貼ってしまいませんか?「あなたはできる」「あなたはいい子」「あなたは優しい」そんな言葉に応えて、子どもはきっとピカピカ輝く素敵な子に育ってくれることでしょう。