このごろ電車に乗って、以前とはちょっと違うなーと感じること。
 

 

―それは子供達の様子です。

 

 

最近の子供達は、ゲームをしていることがとても多い。

 

 

複数の子がいても、それぞれが一台ずつゲーム機を無言で指だけ動かしています。

 

 

隣にいる親ももちろん無言でスマホ。

 

 

確かに静かで迷惑はかからないのですが・・・

 

 

少し前までは、窓の外を見て通過電車や駅名を話題に親子で会話を楽しむ姿がありました。

 

 

することがないから、人間ウォッチングをしたり、あと何駅かなと考えたり、

 

子供達は外の情報をとろうと、自らの眼や頭を働かせていたように思います。

 

 

ゲームに夢中な子の視野は手元30cmのみです。

 

せっかく外に出て、たくさんのことを発見できるチャンスがあるのに、

 

狭い部分しか見ないのはとてももったいない気がします。

 

 

先日は、一才位の赤ちゃんがバギーの中でi-padを抱え手馴れた様子で、

ゲーム操作をする姿を見て、ショックを受けました。(その赤ちゃんの眼がすでに異様で恐かった…)


 

この子はちゃんと人の目を見て会話ができるのようになるのか心配です。

 

 

子供達には広く社会を見せてやりたい。

 

 

電車の中でも街を歩いていても、周りを見れば学べること感じることがたくさんあります。

 

 

視線を上にあげ、遠くに向けることでゲームよりももっと楽しい世界を見ることができるよと教えたいのです。