10才までは、子どもの人間としての基本的な設計図が出来る大切な時期です。

 

それまでに、絶対に植え付けておいて頂きたい重要な感性の種が3つあります。

 

 

第1は「自分は愛されている」「大切にされている」という実感の種です。

 

自分という存在そのものが誰かに受け入れられているという安心感は、一生その子の心を安定させます。

 

逆にその実感を得られない子は、様々な問題を起こして愛を試そうとするのです。

 

 

第2は「自分はできる(はずだ)」「頭がいい(はずだ)」という自信の種です。

 

ほんの小さなことでもいい。

 

上手にできたことや、頑張ったことを周りが認め、ほめることで、

 

子どもの心の自信の種が少しずつ成長し、やがてゆるぎない大木となるのです。

 

また、「お前は頭がいいから必ずできるよ」と言い続ければ、

 

脳は勝手に頭のいい人の行動をとり始めるようになります。
 

 

第3は「自分は絶対運がいい」「ツイてる人間だ」という思い込みの種です。

 

どんな時も、何が起きても「やっぱりあなたは運がいいね。」と言い続けましょう。

 

例え怪我をしたような時でも

 

「指先だけで済むなんて、すごく運がいいよ。」

 

「ツイてる人はケガも軽いね。」

 

というような言い方をします。

 

運のいい人と悪い人の違いは、考え方の差だけです。

 

けれど、この考え方はクセになり、人間の人生を大きく左右する要因となるのです。

 

10才までに、この3要素が確実に根付いているお子さんは、

 

間違いなく自分の才能を自分で開花させられる素敵な人に育つのです。