最近は‟ 身のこなしの美しい人 ”を
見かけることが、すご~く少なくなりました。
街中に出ると、地面に直接座り込む若者、
猫背、ズリ足で歩く人達が目立ちます。
電車でも座っている人は、
男性も女性も大股広げて、
携帯電話をいじっています。
車内化粧中の女性も、今や当たり前。
立ったまま缶コーヒーを飲んでいる人、
ハンバーガーを食べる人、
この間は着替えをする女子高生にまで
出会ってしまいました。
こうとなったら、私にとってはもはや宇宙人
-まさに、未知との遭遇に近い体験でした。
はっきり言って、そういう人達みんな、
美しくなーい!!
教室の大切な子供達、お願いです!
絶対に、そんな醜い大人にならないでね!
すれ違っただけでも、
美しさにハッとしてしまう程の
‟ 特別オーラ ”を発散する人がいたら、
感動すると思いませんか?
ぜひ、我子をそんな大人に育てましょう、お母様!
では、そのために、今我々ができることは?
まず、第一に美しい姿勢作り
-背すじをピンと伸ばして
座っていられる筋肉(静筋)や
長時間でも立って動ける筋肉など
基本的な筋力、体力が必要です。
それには、幼児期からしっかり歩かせましょうね。
胸をはって、歩き方を整えるだけでも、
とてもスマートに見えるものです。
そして、次に何が美しく、何が見苦しいのか、
子供にはっきり伝えましょう。
TPOをわきまえた行動、
周りの人への気配り配慮などが
美しいしぐさの基本であることを
しっかりと教えましょう。
美しさにはまた、
それを美しいと感じられる感性が
必要です。
どうぞ、美しさの見本も見せてあげて下さい。
躾という字は、身が美しいと書くのです。
子供達に本当の躾をしてみませんか?