人間には、五つの感覚があります。

 

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚です。


日常生活の中で私たちは、"何気なく"物を見、音を聞き、匂いを嗅ぎ、食べ物を味わい、触り心地を感じています。

 

けれど、この"何気なく普通に"五感からの情報をやり過ごしてしまうことは、実はとてももったいないことなのです。


 

五感の感度を高めると、第六感が鍛えられます。

 

いわゆる直感が鋭くなるのです。

 

直感が働くようになると、良い運を引き寄せることができます。


大人になって心豊かに幸せに暮らしている人は皆、五感のセンサーが良く働き、直感的に美しいラッキーな物を選びとっているように思います。


五感を磨くのは、難しいことではありません。


"何気なく"ではなく"意識して丁寧に"

視たり、聴いたり、味わったり、感じたりすればよいのです。


例えば「赤」でも、紫がかった赤とオレンジに近い赤では、印象がかなり違います。

 

また、和の色と洋の色もあります。

 

色だけでなく、音も味も香りも触感も、この世の中には実に繊細で豊かな感覚があふれているのです。


子供は本来、とても鋭いセンサーを持っています。

 

けれど、それに気付かせ磨いてやらねば働きません。


どうか生活の様々なシーンでほんの少し立ち止まり、子供の五感を刺激する会話をして下さい。


光の変化、響きの違い、味の深さ、香りの味わいをじっくり感じ話す時間を持つだけで、センサーは磨かれ感じる心が豊かに育つのです。