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札幌の作曲家・木村雅信氏が
2週間ほど前に胃がんで亡くなられたことを
昨日知りました。
私が30代後半の頃、
木村氏が校訂されて出版された
グリンカ・ピアノ曲集 2 ー演奏会用ー の
出版記念演奏会に、
木村氏からのご依頼で出演させて頂きました。
(氏に師事していたわけではありません。30代後半当時、
私は札幌で少々活躍?していたと言いますか・・)
グリンカのスコットランド民謡によるバリエーションを弾きました。
本邦初演とのことで、
どう表現するかを考え抜いて演奏しました。
打ち上げで、木村氏から、
「あの曲は凄く難しいのに、
本当によく弾いてくれて・・・」と
他の出演者や関係者の皆様の前でお褒め頂き、
恐縮しつつ嬉しかったことを
覚えています。
楽譜は、シンプルな表紙の楽譜です。
上の写真のⅡは現在注文できないようで、
同じく木村雅信氏が校訂された
グリンカピアノ曲集Ⅰも一時的に在庫切れとなっていますが
一応リンクします。
氏の作曲された作品は全音ピアノピースで
入手頂けます。それもリンクします。
実は、、木村雅信氏は、
私の20代初め頃の初舞台の演奏も、
お聴きくださっていました。
(ご記憶はされていなかっただろうと思います。)
その時、地元の音楽誌に掲載された
木村氏の私の演奏への批評は、
「演奏は奏者ほど腺病質にはなりえなかった。
表現というものが欠けている。」という2行。。
表現が足りない、とかではなく、、
「表現がない」、と書かれた初舞台でした。。
でも、全然、全く、恨んでも怒ってもいません。
本当にそうだったのだろうと思うからです。
こちらの記事にあります。
その後、札幌市のオーディションを
受けては落ち、、を繰り返して、
5年かかって合格したり、
ハンガリー人のお三方の恩師に
働きながら学ばせて頂いて激変した
延べ8年の学びがあったり、
楽曲分析を根拠とした表現法を
日本人の(東京在住の)先生にご指導頂いたり、
オール・リスト・プロを含むソロリサイタルも何度もし、
無茶なレベルの受験生も音大に合格させ、
既にピアノの先生方が習いに来られるようにもなっていた
30代の終わり頃、、のグリンカ初演でした。。
「表現がない」、と書かれてから、
16年の月日が経っていました。
16年の月日を超えて、
大切な出版記念演奏会での演奏のご依頼を頂き、
さらに、皆様の前でお褒め頂けたことは、
私が、努力し続けた16年の歳月を、
認めて頂けたような深い安堵と、
感謝と共に、
忘れられない記憶です。
木村先生、ありがとうございました。
心から、ご冥福をお祈り申し上げます。。
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