欧米では新学期は夏休みが終わってからというのは、知られていることですが、
国や州によって始まりが2、3週間前後するので、新学期始まりも前後します。
チューリッヒ州は、昨日から新学期が始まりました。
入園式、入学式、始業式などはありません。卒業式などもないです。
サクッと始まって、
さらっと終わりになります。
幼稚園最初の日から、ふつうに始まります。初日は先生に子供を直接渡して、挨拶しますが、それも一瞬。
最初の2、3週は保護者が連れていき、お迎えに行きますが、そのうちすぐに、一人で行って帰ってきます。
幼稚園最後の日も、普通に行って帰ってきました。
先生との謝恩会みたいなのは、夏休みの2、3週前に行われることが多いので、持ち寄りパーティー形式で、金曜日夕方行われました。
小学校も同様です。いきなり、教室へ行って始まります。
車の通りの多い横断歩道を渡る場合などは、1、2週間ほど、保護者が送り迎えをします。が、たいてい新学期には警察官が横断歩道に立ってくれています。
学校により内容が違いますが、夏休み前の金曜日に学校のお祭り「サマーフェスティバル」があり、これがいわゆる、学年末の締めの行事です。たいてい、保護者の持ち寄ったフードコーナーがあり、ゲームをしたり、フリーマーケットをしたりします。保護者や近所の人も自由に参加できます。
(小学1年生から3年生まで同クラス、同担任制で、小学4年生のときにクラス替えがあります。それからまた6年生まで同クラス、同担任)
中学校では、入学式みたいな、ウエルカム集会みたいなのはありました。日本のように堅い式典ではなく、上級生が中心で、歌をうたったり、踊ったりするのをみて、楽しくやろうねーっていう感じ。普段着の保護者と子供が一緒に座って(特に座席指定はない)それをみて、子供は教室へ、保護者は帰る…でした。
私はこのサクッと、さらーっが好きです。