ネット古書店 シロクマ堂のせどり日記  -19ページ目

お札DEおりがみ & おとなのおりがみ

今旬のこんな本。


お札DEおりがみ 公式「ターバン野口」のつくりかた
いそにし まさお







おとなのおりがみ
アル中Masa







両方とも、折り紙に使うのはお札。

日本銀行では「紙幣は大切に取り扱ってください」と、このような使い方を歓迎していないのですが、面白いものは面白い。


初めて見たターバン野口はけっこう衝撃的でした。


自分で折って楽しむだけかと思いきや、ちょっとしたお礼を品物でなく「折ったお札」でという使い道があるようです。

親類の子どもにめちゃノリのいい子がいるので、その子にお小遣いあげるときにターバン野口はどうかと一瞬思ったのですが、子どもにはあまり良くないかもしれません。(うちの子にへんなこと教えないでって、親に叱られそうでもあり)


そんなところも、おとなのおりがみ


定価が安いのでせどり的にはイマイチですが、一度読んでみたい本です。まだブックオフでは見かけたことないけど、見かけたら105円になっていなくても一度は「買い」でしょう。


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ウェブ進化論

今日も、AmazonミドルセラーMemo から一冊紹介。
梅田 望夫
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

現在のAmazonランキングは402位。USED価格は280円より。

私もこの本は最近読みました。「読み終わったら出品しよう」が「もう一回読んだほうがいいかな」に変わり、居間のテーブルの上に置きっぱなしに。(そんな本がいっぱいあります)

グーグルのすごさとか、ロングテールについてなど書かれていますが、私が一番驚いたのは著者の受けてきた教育について触れられたところです。著者は私より幾分年上の方なのですが、幼稚舎から慶応育ちで、中学生のときにすでに大学の大型コンピューターにアクセスしてプログラミングなどの基礎を学んだそうなのです。

私がはじめてコンピューターに触れたのは大学のときで、その頃ですら学生がコンピューターを操作するのはなかなか先進的なことだったのですが、そのはるか以前に中学生が同じようなコンピューターにアクセスできるような教育環境にあったとは・・・

格差社会が顕在化したのは最近のように勘違いしていたのですが、実ははるか以前からそれは存在していたことに、「あーー、私ってバカ」と改めて気付いたのでした。

私のバカさ加減はさておき、いろいろ勉強になる本でした。せどりをやっている人には、Amazonのロングテールの部分の記述は参考になると思います。読もうかどうか迷っている人にはお勧めです。

佐々木 俊尚
グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)

上記とペアで紹介されることの多いこの本は、Amazonランキング7804位、USED価格は178円~。

こっちはまだ読んでいないので、どこかのBOで見つけたら買って来たいと思っています。



どちらの本も、ものすごく乱暴にまとめると

これからはGoogleに注目だよ、マイクロソフトやヤフーは過去のものなんだよ、


という話なんですが、そのGoogleを過去視点で取材しちゃったのがNHK。

1月に放送になったNHKスペシャル グーグル“革命”の衝撃―あなたの人生を“検索”が変える。

グーグルに目をつけたところまではよかったんだけど、視点がオールドスタイル。

ニュースを見る時間がめっきり減り、新聞も以前ほど読まなくなったことにいまさらながら気付く。


新聞社やテレビ局が「お勧め」してくれる記事や番組より、読みたいものや見たいものはネット上で自分で探すほうがいいと思っている自分にも気付きました。


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新訳

AmazonミドルセラーMemo のエントリー探しで、こんな本を見つけました。


ドストエフスキー, 亀山 郁夫
カラマーゾフの兄弟1
ドストエフスキー, 亀山 郁夫
カラマーゾフの兄弟2
ドストエフスキー, 亀山 郁夫
カラマーゾフの兄弟3

私の知っているのは新潮文庫版ですが、こちらは光文社文庫の新訳版です。まだ途中で、次の第4巻で完結になるようです。

それぞれAmazonランキングが3000位、5000位、7000位台です。


新しい(軽い内容の)本が続々と出版されている中で、こういう本も売れていることが少し驚きでもありましたし、Amazonのカスタマーレビューによると、訳がすごく良いとのことなので、読んでみたくなりました。

本好きな少女だった私ですが、トルストイまではなんとか辿り着けても、ドストエフスキーともなると内容の重さや訳文の難しさに挫折し、そのまま何十年・・・。


こういう内容の本は若いうちに読むべきなのでしょうが、本好きを自称するのであればタイミングは逃してもやはり読んでおきたいと思うのです。


それと、もう少し軽い内容の一冊。


ロング・グッドバイ
レイモンド・チャンドラー, 村上 春樹


こちらも新訳版。旧訳が悪くて新訳が良いというわけではないのですが、この本も以前読んだときには、文体が(昭和30年代生まれの私にすら)古びた感じがして、物語の内容より読みにくさの印象が強い作品だったので、読んでみたいと思っていたところ、今日某古書店の買取棚に並んでいるのを発見して、店員さんに頼んでその場で捕獲してきました。


読み終わったら出品する予定ですが、最近は購入したものの出品しがたくなって蔵書にしてしまった本が増えてきました。

これもそうなるかな??


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売れ筋

今日も、AmazonミドルセラーMemo の記事エントリーのために、小一時間ほど本の検索作業。今日は表示プログラムに少し修正を加えて、ランキング下位の商品も検索できるようにしていたのですが、やはりランキングが低い本はUSEDプライスも低いものが多く、高額本を見つけるのは手間がかかりすぎることがわかりました。私は本好きなので、そういうリストを見るのは苦にならないのですが、ブログのエントリーとしてアップするにはやっぱり適していないように思いました。


ブログのエントリーとするのに、適していない(と思う)ポイントがもう一つありました。


それは、アダルトカテゴリーです。


サムネイル画像でみて「!」と思うものがあるとクリックしてチェックし、アダルト商品の警告が出てくる本を含むリストは没にするか、その部分だけ削除して公開するようにしています。

昔のアダルト小説は、劇画調のタッチの表紙で題名も一目でそれっぽいもの(=たとえばフランス書院文庫)がほとんどだったと記憶しているのですが、今はコミック調の表紙で題名も普通の本と変わらないものが多いようです。


かなり高いランキングのものもありますよーー

たとえば、

思春期クレイジーズ  (現在のランキング185位) とか 

花粉少女注意報!  (現在のランキング113位)。


トップセラーリストに出るほど高いランキングにはならないし、新聞の書評で取り上げられることもないけれど、そのすぐ下の層で手堅く売れている本なのでしょう。

私は女なので、こういう本を買う心境はよくわからないのですが、普通の本屋で買うよりネット書店で買いたい本なのかなあなどと想像しています。


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造顔マッサージ

AmazonミドルセラーMemo の更新のために、毎日100~200冊程度の高ランキング本リストを見ています。AmazonWebサービスからランキング順に20冊の本をピックアップするプログラムがあるのですが、同じ部分をピックアップしていると短期的にはかわり映えしないリストになってしまうし、ピックアップする場所によってはコミックばっかりになってしまったりするので、何通りか選びその中で他の日のエントリーとあまり重ならず、コミックばかりにならないような20冊を選んでブログにアップしています。

非常に手前味噌ではありますが、毎日いろいろなリストを見ているといろいろ発見があります。


昨日のエントリーで、目に留まったのがこの1冊。


Sales Rank:132
ASIN:406213795X
NEW Price:2100
USED Price:1579~


美容関係の本やDVDはまあまあの売れ筋なのですが、田中 宥久子さんという名前は不勉強にして初耳。
Amazonのレビューを読んでみると、非常に好意的で、効果もばっちりであるというものがほとんど。
女優やモデルみたいになれるというのでなく、「10年前の顔になれる」というコピーも秀逸。
女優の○○みたいにって言われても大部分の人は「うそばっか!」と思うけれども、「10年前のあなた」ならなれるのでは、とつい手にとってしまいますよねえ。
(たぶん買うと思います、私)


他にもこんな本がありました。
お肌の衰えが気になる人にも、せどり的にも、お勧めです。

7年前の顔になる田中宥久子の「肌整形」メイク [DVD付]
田中宥久子の体整形マッサージ
田中宥久子 美の法則


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3月の結果

Amazon売上:68冊

Amazon出品:84冊

Amazon在庫:+16冊(およそ330冊)


他に、ヤフオクで20冊落札。


すごーくレベルの低い話ですが、毎月「今月は100冊売りたい」と思うのですが、好調な月でももう少しというところで目標に達しません。3月もあと12冊でした。


一日平均3冊売れればよいわけで、大体は目標どおりの数字が出ているし3月は1日10冊(これは新記録)という日もあったのですが、月に何度か売れない時期というのがやってきて、3日で2冊とかひどい停滞が起こりそれが全体の足を引っ張ります



恐ろしく低い目標ですが、まずは月100冊という数を(利益を無視せずに)達成したいと決意した、新年度はじまりの日でした。


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のだめカンタービレ

のだめカンタービレ(コミック版) 17巻全てが、Amazonランキング200位~400位にどかっとランクインしています。

BOの105円コーナーに落ちていれば仕入れてもいいですが、可能性は低そう。

適当な値段で全巻まとめてゲットできればヤフオク出品で小銭稼ぎくらいにはなります。実は、1月に250円で全巻拾ったのでヤフオクに出したのですが、収益のわりに梱包が大変で、あまり美味しくない結果となりました。

せどり的にはイマイチなタイトルでしょう。。。



アミューズソフトエンタテインメント
のだめカンタービレ DVD-BOX
これ、売れると思います。

私は昨年末に放送されたドラマ版でハマったクチなのですが、現在放映中のアニメ版より、ドラマ版が好きです。

特に、玉木宏がよかった~~。


ドラマに疎い私は、彼のことは、NHKの朝ドラ「こころ」に出ていた花火屋のお兄ちゃんとしか記憶になく、いい印象も悪い印象もなかったのですが、いやあ格好いいではありませんか。

明らかなイケメンでありながら、自分の容姿に酔うことなく時に白目をむいて叫ぶ姿が潔い。

他に、このドラマで初めて知ったのが瑛太。この人もキュートでカッコイイ。役柄を良く消化していたと思います。

主演の上野樹里は、のだめの他にスウィングガールズ でも元気な演技を見せていて、ハジけた女優さんというイメージもありますが、チルソクの夏 では内向的な演技もできる本格的な女優さんです。



せどりの話に戻りますが、のだめ関連でせどり的オススメ本は、これ1冊だけかな。

ドラマ 「のだめカンタービレ」 ミュージックガイドブック 2006年 12月号 [雑誌]

昨年、この本の新品せどりで利益をあげた人がたくさんいたようでした。

まだイケるので、定価の半額程度でBOの棚にあったら「買い」でしょう。

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華麗なる一族

AmazonミドルセラーMemo  の 今日のエントリー に、華麗なる一族(新潮文庫版)が上・中・下で入っています。

それぞれの本日のランキングは400位、291位、373位。

現在の文庫版になったのが1970年で、現在まで絶版にならずにきている超ロングセラー。

ランキングが上がったのは、1月から放送されたキムタク版のテレビドラマの影響でしょう。


山崎 豊子
華麗なる一族〈上〉
山崎 豊子
華麗なる一族〈中〉
山崎 豊子
華麗なる一族〈下〉


ドラマはあまり見ない私ですが、これはついつい見てしまいました。
ありきたりな意見ですが、「とても良かったです」。
木村拓哉の演技が一部で評判悪かったようですが、私としては「なかなか良かったじゃないか」という感想です。
周囲が俳優女優専門の達者な人ばかりで、比較すれば若干落ちるとはいえ、あのメンバーの中で異常に浮いてしまわなかったのは評価できるんじゃないかと。「キムタク」は批判しておけば間違いない、と思われちゃう気の毒な俳優さんというイメージです。そりゃあ、ものすごく上手いとはいえないのですが、それなりの良さはあるのは認めざるを得ないでしょう。本当にどうしようもないのならば、11回連続ドラマの最終回で40%超の視聴率はとれないです。

それよりも何よりも、このドラマの圧巻は原作の重厚さにありました。お手軽なストーリーに慣れ切ってしまった21世紀の視聴者をも惹き付けた原作はさすがと感じました。
お恥ずかしいことに、山崎豊子の著作で読んだことがあるのは沈まぬ太陽だけなのですが、他もあらためて読んでみたくなります。


ちらりとチェックしたところ、山崎豊子作品は軒並みランキングが高くなっている(前から高い?)ので、BOの105円棚にあれば、せどり的にもお勧めのようです。


テレビドラマの サウンドトラック も売上好調のようです。が、こちら私的にはその前の時間帯のNHK大河ドラマ「風林火山」のテーマ音楽とダブってしまい、区別が付かないのです・・・・


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鴨ちゃん


Sales Rank:172
ASIN:488381047X
NEW Price:1365
USED Price:1280~

現在発送まで3~5週間。増刷中の模様です。


なぜ、私が「鴨ちゃん」などと馴れ馴れしく呼ぶのかというと、それは、うちのオットと鴨ちゃんが友達だったから、なのです。


鴨ちゃんこと故鴨志田穣さんとうちのオットは小学校・中学校が同じで、家も近くで、かなり仲がよかったようです。オットによると鴨ちゃんは、将来戦場カメラマンになり、有名作家(西原理恵子さん)と結婚し、本も沢山出版するような有名人になるような予感を「まったく感じさせない」ふつーのおバカな男の子だったそうです。(もちろんその友人のオットも・・・)


オットは中学生のときに親の転勤で転校し、それきりになっていたのですが、2年ほど前、購読していた毎日新聞に連載されていた「毎日かあさん」にときどき登場するアル中の元夫が「オレの友人と違うだろうか?」という話になり、少し調べたところ「間違いない。あれはオレのダチだよ」ということが判明したのでした。


以来、ブックオフの105円棚で鴨ちゃんの著作を見つけると「はい、これ105円だったよ~」とオットに手渡し、オットは「バカな話ばっかだなあ」と読んでいたのでした。

鴨ちゃんの波乱に富んだ人生は、普通のサラリーマンになったオットにはうかがい知れないものでしたが、

リリーフランキーさんに似顔絵描いてもらったって、本がいっぱい売れたからといって、


死んじゃったら何にもならないじゃないのよぉぉ、鴨ちゃん。


鴨志田穣さんのご冥福をお祈りいたします。


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再開

3ヶ月ほどブログ更新を休止していましたが、今日から復活です。


なんとなく、更新がおっくうになって「まあいいや…」という気分で自然にフェードアウトしようかなとも考えていたのですが、近頃またブログを更新してみたい気分になってきました。

ということで、気まぐれで休み、思いつきで再開といういい加減さで、ふたたびよろしくお願いします。



この3ヶ月、せどりは続けていました。ここ数ヶ月のデータをとってみると、ほぼ仕入れ冊数と売上冊数が同数。したがって在庫はブログ休止前とほとんど変わらず300冊ほど。50冊仕入れた月は50冊売れ、80冊仕入れた月は80冊売れるといった具合。その月に仕入れた本だけが売れるわけではなく、古い在庫からもぽつぽつと売れるので、仕入れ数と売上数がほぼ一致するのは不思議といえば不思議です。


じゃあ、もっと売れるようにするためには仕入れを増やしたらいいじゃんというのは理論的には簡単なのですが、なかなか目利き力が向上しないところが問題。目利き力の向上のために何をすべきか・・・・

と考えた末、新たなブログを立ち上げることにしました。


AmazonミドルセラーMemo


Amazon Webサービスなるものを利用して、Amazonのランキング100位くらいから1000位程度の「大ベストセラーではないが、そこそこ売れている(=需要のある)本」をピックアップしています。


最初はもっと上の順位の商品をピックアップしていたのですが、

・コミックが多い(私はコミックせどりやっていません)

・売れ筋すぎて古書店に並ぶときには価格が下落しすぎている

という理由であまりせどりに役立つデータがとれませんでした。


そこで、少し方針を変更してトップセラーより少し下のランクの本を探してみることにしました。

再開したこのブログでは、以前のように売れた本を紹介するだけでなく、新たに売れそうな本の紹介、読んだ本の感想なども交えてすすめていきたいと考えています。

AmazonミドルセラーMemo は毎日更新の予定ですが、こちらのブログは以前のように好きな日だけ更新となる予定です。

それでは、復活後の「せどりん日記」、よろしくお願いします。


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