首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

雑誌編集者である著者が自ら首都圏の公園や自然地に足を運び、そこで出合った生きものの情報をお届けします。
都会の印象が強い東京にも、カワセミやタカ、多くの昆虫が暮らしています。「首都圏ってこんなに生きものが多いのか」と驚かされる情報が満載です。

1月下旬、近所をぶらぶらする中でふと感じた

「人が野生生物に興味を持つのはどんな瞬間か?」

撮影写真と共に綴る、ちょっと変わった記事をアップします。

あくまで個人的な考察ではありますが

もしかしたら生きもの以外にも当てはまる部分が

多少あるかもしれませんので、一つの意見として

ご一読いただけますと幸いです。

 

 

 

 

 

何てことのない、戸田市内の住宅街の運河。

真っ直ぐな人工護岸で植物もあまり生えない

如何にもな「街中の水路」という印象です。

ただ、近くに戸田ボートがある上に

そのすぐ向こう側には荒川本流が流れていることもあってか

住宅街の割には結構よく水鳥が訪れます。

 

写真は、水路の中に浮くたくさんのヒドリガモ

道行く人が足を止めて観察しているシーンです。

左上の方には水浴びをしてバタついている個体もいます。

ヒドリガモ自体は比較的ポピュラーな冬鳥で

自然公園等ではバードウォッチャーから無視されることもしばしば。

しかし、これはあくまで目の肥えた人の話であり

普段鳥を観察しない方であれば「ヒドリガモ」という

鳥の名前すら知らないのが当たり前です。

そうした一般の戸田市民の目から見れば

カルガモとはどこか違うカモが集団でバタついているのは

純粋に珍しい光景として映ります。

 

この「珍しい」というのが、人が興味を持つ第1のポイント。

すなわち「意外性」です。

都会の川という、生きものとかけ離れたイメージの強い場所に

何羽もの水鳥が集まっている様は、確かに意外に映るもの。

天然記念物や絶滅危惧種、あるいは迷鳥などの

珍しい生きものが現れると、Web上で情報が共有され

カメラマンが集まるのもこれに起因すると言えます。

(例:熊谷市のオオキアシシギなど)

 

 

 

 

 

ヒドリガモをクローズアップ。

この鳥単体だけでも、全く鳥を知らない人からすれば

頭にリーゼント模様のあるきれいなカモと映るかもしれません。

すなわち、見た人にどこまで知識があるかによって

「意外性」の度合いも変わってくると言えます。

 

また、トップ写真で鳥をまじまじと観察している方は

この近くにお住まいの方のようでしたので

冬場の散歩中・外出中にヒドリガモを見かける機会は多く

もしかしたらそんなに珍しい存在には映っていなかったかも?

 

 

 

 

 

では、これはどうでしょうか?

上記の通り、この日のヒドリガモは水路で

バタついて水浴びをしていたのですが

こういうシーンはいつでも見られるものではありません。

集団だったこともあって水音も結構激しく

これが道行く方の興味を惹いたとも受け取れます。

 

つまりこれが第2のポイント

「躍動感」です。

珍しくない鳥であっても、例えば食事シーンだったり

縄張りを争って喧嘩をしたり、そういうハッキリとした

「動き」のある場面に出くわすと、一般の方はもちろん

生きものへのコアな知識を持つ方も興味を持ちます。

カワセミはその最たるもので、決して珍しい鳥でなくなった昨今でも

高い機材を持つカメラマンが狩りの瞬間を狙って

恩田川やいたち川に駆け付けることは多々あります。

 

 

 

 

 

 

上記の第2のポイント「躍動感」は

集団になることでますます見栄えを増します。

 

 

 

 

 

 

そして、上記のカワセミにつきまして。

この日(1月末)は戸田ボートのわかりにくい位置に

1羽だけ姿を現しましたが、もちろん上記の運河など

わかりやすい位置に出現することもあります。

その場合はヒドリガモ以上の「意外性」を発揮し

魚を獲る瞬間を見せれば「躍動感」も満たします。

 

まあ、見つからなければ元も子もないのですが……。

 

 

 

 

 

 

続いて、第3のポイントに話を移す前に

まずこちらをご覧ください。

冬の戸田ボートには多くのオオバンが暮らしており

浮いていることもあれば、写真のように陸に上がって

植物の種などを食べていることもあります。

 

オオバンは戸田市ではありふれた水鳥ですが

一番よく見るのは水に浮いているシーンなので

左のように陸地に上がって集団で食事したり

右のように立ったままジッとして脚を見せたりする時は

いずれも通常時より「意外性」が強く、関心を惹きます。

 

 

 

 

 

 

そして、同じような行動をする鳥として

戸田ボートにはヨシガモがいます。

もしカメラマンが同時にオオバンとヨシガモの

陸上での食事シーンに遭遇した場合

果たしてどちらにカメラを向けるか?

もちろん例外的なケースもあるのでしょうが

大抵の方はヨシガモの方を優先的に撮るでしょう。

 

遭遇率はヨシガモの方が低い(つまり「意外性」が高い)から

注目するという方も多いと思われますが

それ以上にしっくりくる理由は、偏に「美しい」から。

この「美しさ」こそが、人が惹かれる第3のポイントです。

 

 

 

 

 

このヨシガモの場合ですと

メタリックグリーンの頭部を始めとする「美しさ」

街中の公園に集団で現われて陸に上がるという「意外性」

草地に上がって必死に食事をするという「躍動感」

これまでに挙げた3つを満たしていると言えます。

 

そのため、公園を通りかかる人が

よく写真を撮っているのを見かけます。

距離によってはスマホでも撮影は可能です。

ただ、戸田ボートで練習をしている大学生の皆さんは

練習に集中しているからか、はたまたお馴染みの存在だからか

ヨシガモを見ても特段関心を示すことはありません。

 

 

 

 

 

 

戸田ボートを離れ、上戸田川へ移動。

こちらにはコサギ(左)やアオサギ(右)など

そこそこ大型の水鳥がよく姿を現します。

 

もちろん、水鳥としてはメジャーな存在ですし

バーダー系のSNSではなかなか注目されませんし

(映画のポスターに使われた際にちょっとアオサギが注目された程度)

これを目的に機材を担いで出かけるバーダーは

ほとんどいないのではないかと思われます。

しかし、川沿いをただ歩いている人たちは

結構こうしたサギにも関心を持ち、足を止めます。

もちろんこれには上記の「意外性」も理由にあるのでしょうが

もう一つ目を惹く点として、彼らの大きさがあります。

今更感があるかもしれませんが、サギはカモよりも大きく

近距離にいるとかなり印象に残ります。

この「存在感」が第4のポイントです。

以前、向島百花園に現れたカワウ

来園者に注目されている写真をアップしましたが

あれと同じで、大きい生きものほど注目されやすいものです。

やや「美しさ」とカブる部分もありますが

こちらは美的な魅力よりサイズ感や距離感からくるもので

近い位置で、かつ大きい生きものほど興味関心を惹きやすくなります。

トビ辺りは、珍しくもなく普段は高い位置を飛んでいるので

バーダーにも一般観光客等にも注目されることはありませんが

もし地上に降りて、なおかつ目の前でジッとしていたら

写真を撮りたくなる人も多いのではないでしょうか。

(実際、そういうトビを真剣に撮っていた方を見ています)

 

 

 

 

 

 

上記の「存在感」には、距離も大事。

鳥との距離が遠ければ注目されにくくなります。

写真は、同じく上戸田川にいたコガモの集団ですが

日陰な上に、ただでさえ小型のカモということもあって

頭部の美しいラインなどもイマイチ目立ちませんでした。

これでは、通りすがりの方には注目されにくいというか

気づかずにスルーされてしまうケースも多いでしょう。

 

本来であれば、街中のコガモというのは

「美しさ」と「意外性」を両立させているのですが

「存在感」に欠けるゆえに気づかれにくいようです。

 

 

 

 

 

 

これが、季節を問わずどこでも観察できる

カルガモムクドリ辺りになってくると

「意外性」に欠け、ムクドリに至っては「美しさ」にも難があり

より注目度は下がってしまいます。

 

 

 

 

 

一方でこちらのドバト軍団(50羽以上いた)は

大集団で歩き回る故の「存在感」「躍動感」が秀でており

どこにでもいる外来種の鳥という立ち位置ながら

意外と道行く人に注目されやすかったかもしれません。

 

……とまあ色々と私見を述べましたが

野生の鳥や昆虫を公園や庭に呼び込みたいと考えた時

ターゲットとなる生きものを決める際には

この4つの比較ポイントをより多く満たす種を選ぶと

より充実したものになる……かもしんない(弱気)

 

 

 

 

 

【生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」開催中!】

(毎月、第3または第4の土曜・日曜に開催します)

 

★次回、生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」は

 2026年3月22日(日)に開催いたします。

 行先は湘南平(神奈川県平塚市)でございます。

 現在お申込を受付中です。ご興味のある方はこちらよりお申込ください。

 (講座の概要につきましてはこちらをご参照ください)

 ※参加費:大人3,500円(初回参加の方は3,000円)

 

 

【小学校6年生までのお子さんのご参加につきまして】

小学校6年生までの方は、初回500円でご参加いただけます。

ただし、御父兄の同行をお願いいたします。

 

美しさ

躍動感

意外性

距離感

大分長いこと日が空いてしまいましたが

ようやく雑誌の仕事が落ち着きそうなので

とりあえずの生存報告です。

 

2月は毎年やることが非常に多いため

どうしてもブログはなかなか手を付けられなくなります。

ただ、ずっと部屋にこもって仕事漬けというわけではなく

合間に外に出かけることはそれなりにあります。

(毎月のツアーについてもちゃんと開催できました)

特に、歩いても行ける浮間公園は心強い味方です。

 

相変わらずサンクチュアリ周辺は

ゴイサギの溜まり場になっています。

 

 

 

 

 

基本、夜行性なので眠いようです。

ついでに私も眠いです。

 

 

 

 

 

今年はカモの数が少ないという情報もありますが

近年はブルーギルなどの外来魚を駆除していることや

上記のゴイサギやユリカモメなどの

魚を狙うライバルが多いことなどが

影響しているのかもしれません。

 

ちなみに、コンスタントに群れで飛来し

ここで越冬するカモはキンクロハジロとホシハジロで

いずれも魚介類を主食としています。

 

 

 

 

 

クリスマスローズが咲いていました。

満開期は3月に入った頃からでしょうか?

先日まで高温だったので開花が早まるかもと思いつつ

寒の戻りがあると逆に開花が遅れたりしますので

まだちょっと読めないところがあります。

 

 

 

 

 

暖かい時期だと、例のニホンミツバチも活発に飛び回ります。

ただ、やはり腐っても2月なので、ちょっとでも冷たい風が吹くと

全員巣に引きこもってしまいます。

 

上の写真は2月上旬に撮影したものですが

数日前に見た時も元気そうでした。

さて、今年はどのくらいまで観察できるでしょうか?

 

 

 

 

 

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ただし、御父兄の同行をお願いいたします。

 

雑誌の仕事の関係で、更新が大分遅れてしまい恐縮です。

1月下旬に久々に多々良沼に行ってきましたのでご報告します。

館林駅からいつも通りに徒歩で向かいましたが

駅前のオリーブ並木(左)が前回訪問した時よりも

やや成長していたりと、時間の流れを実感します。

 

道中は住宅街なので特に芽ぼしい鳥は出現しませんが

今年は割と早い時期からツグミ(右)との遭遇率が高い気がします。

 

 

 

 

 

 

多々良沼に到着。写真だと分からないでしょうが

この日はやたらと風が強く、冷える日でした。

ほんの少し前にサンダルで海に入れたとは思えないレベル)

恐らく気温自体はそんなに低くないのでしょうが

常に扇風機の強風レベルの風が全身に吹き付けてくる状態で

立っているだけでみるみる体温が奪われていきます。

マガモオナガガモなど、カモの数は多かったのですが

この冷たい嵐のなかでは泳ぐのも厳しいらしく

岸辺に固まっている個体がほとんどでした。(左)

もちろん、釣り堀に人なんているはずもありません。(右)

 

 

 

 

 

1羽だけ、アメリカヒドリが混じっていました。

顔を起こすまで待つことも考えましたが

とてもあの強風の下で十数分~数十分待つ気にはなれず

証拠写真だけ撮ってそのまま先を急ぎました。

 

 

 

 

 

ハクチョウの観察ポイントへ。

いつも観察小屋などが設置される場所ですね。

シーズンということで、冷たい風に曝される中でも

結構な数の人が集まっていました。

 

オナガガモはもっとたくさん集まっていましたが。

(なぜかここに来るカモは毎年本種ばかりです)

 

 

 

 

 

ハクチョウの飛来数は、比較的安定している様子。

コハクチョウの方が多いと聞いていますが

所感としてはオオハクチョウの方が多かった気もします。

 

 

 

 

 

 

ちょうど「白鳥まつり」の期間だったので

有志の方々がテントを設置し、案内されていました。

嬉しいことに、豚汁(右)の無料配布などという

極寒の日には非常にありがたいサービスも。

これ1杯だけでもかなり身体が温まります。

 

 

 

 

 

野菜を食うな

こういう葉モノを食べる害鳥は

ヒヨドリだけではないようです。

 

 

 

 

 

カワセミも出現しましたが

強風でヨシの葉が上下に激しく揺れ

非常に撮影が難しかったです。

 

 

 

 

 

 

これは弁天島から撮ったもの。

せっかく近距離に白鳥たちが来てくれたのに

蹲ってしまい、なかなか顔を上げてくれません。

 

まあ、見方を変えるのであれば

冷たい強風で水に浮いていたくないから

岸辺(島)近くまで来てくれた……とも言えそうですが。

 

 

 

 

 

その後、少し風が収まりましたら

水上に出ていく個体もいくつか見られました。

 

 

 

 

 

くちばしの色からして、4羽ともオオハクチョウ

そこそこ近距離まで寄ってきてくれました。

この日の白鳥の写真としては、これが一番良い写りでした。

 

あまりの強風ゆえか、上空に猛禽類が出ることもなく

白鳥以外の撮れ高についてはイマイチでしたが(汗)

当の白鳥の出は悪くなかったので及第点です。

 

 

 

 

 

看板が風で飛ばないようにする

シンプルながら最適の手法。

 

 

 

 

 

もう10年以上前の話ですが、

無謀にも真夏に多々良沼を訪問して

熱中症をおこした私が身体を休めた東屋。

そう簡単に撤去するようなものではないですが

まだちゃんと残っているのを見ると

感慨深いものがありますね。

 

 

 

 

 

男子便所にて。

微妙に男性の心を抉ってくる

素敵な注意書きです。

 

 

 

 

 

ある意味、この日一番驚いたシーン。

生きているアカミミガメを引っ張り出して

食しているハシボソガラスです。

くちばしで掴み、激しく振り回したり叩き付けたり

なかなか結構な荒業(?)を見せてくれました。

 

カラスといえば非常に幅広いものを食べる雑食性の鳥ですが

亀を狩るとは思いもしませんでした。

冬眠中に捕食された亀には気の毒ですが(汗)

貴重なシーンを押さえることができた気がします。

 

 

 

 

 

 

その後、午後に時間が余りましたので

つつじが丘公園にも行ってまいりました。

相変わらず風が強く、おまけに陽が傾きつつあったので

ますます体温が奪われていく苛酷な環境。

こちらでもカモたちは岸辺に集中していました。

(やはりここでもオナガガモがやたら多い)

 

 

 

 

 

例外的なものとして、潜水をするミコアイサ

あまり冷たい風の影響を受けないからか

水上に出て浮かんでいる個体が多かったです。

 

 

 

 

 

ちなみにミコアイサの個体数ですが

これまでの中でも一番多く、しかも珍しいことに

オスの方が高頻度で姿を現しました。

(写真内の赤い〇の鳥が全部オスのミコアイサ)

新横浜公園や小田原城のように

近距離まで来てくれることはありませんでしたし

風のせいで水面が波立っていたこともあって

クリーンな写真を撮ることはできませんでしたが

ここまで多いとやはり感動します。

 

恐らく、今でも行けばすぐに見つかります。

どうしてもミコアイサを撮影したいという方は

ぜひ一度足を運んでみてください。

 

 

 

 

 

ちゃんとメスもいました。

ショッピングモールの近くに数羽と

珍しくオスより大分少なかったです。

まあ、もしかしたらどこかに隠れていて

私が見つけられなかっただけかもしれませんが……。

(正直、寒過ぎて念入りに探す余裕がなかった)

 

 

 

 

 

別のメスです。珍しく水から上がっていました。

ミコアイサも潜水して魚介類を捕食するタイプの鴨なので

脚は身体のやや後についています。そのため、

陸地を歩くのは苦手で(少なくとも私は見たことない)

陸に上がった時には写真のように胸を張った姿勢になります。

 

 

 

 

 

 

最期になりましたが、このつつじが丘公園には

沼の中にいくつかの小島がありますが

どうやらこれらはすべて人工的なものらしく

いわゆる「ビオトープ浮島」となっているようです。

注水植物を植え込んでプランクトンの発生を促し

そこから昆虫や小魚、それを狙う鳥などを呼び込む……という

近年都心部でもよく見られる手法ですね。

 

岸辺から遠い位置にあったので効果はわかりませんでしたが

少なくとも「足場」としてはしっかり機能しており

鴨やサギの仲間が結構よく羽を休めていました。

 

なお、左の写真では島の右側に鴨が集中していますが

これは左から強風が吹いているためです。要するに風よけ。

この手の見晴らしのよい水場では、吹き曝しになるか

外敵に襲われるリスクを冒して岸に上がるかの

2択を迫られることが多いので、そういう意味でも

浮島があると助かっているのかもしれません。

 

今週末などはかなり暖かくなるようですが

昨年の例もあり、まだ気温が乱高下しそうなので

皆さんくれぐれも風(風邪)にご注意ください……。<(_ _)>

 

 

 

 

 

【1/25 多々良沼&つつじが丘公園で撮影した生きもの】

アオサギ、アメリカヒドリ、イカルチドリ、オオハクチョウ、オオバン、オナガガモ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カンムリカイツブリ、キジバト、キンクロハジロ、コガモ、コサギ、コハクチョウ、シジュウカラ、シメ、ツグミ、トビ、ハクセキレイ、ハシビロガモ、ハシボソガラス、ヒドリガモ、ヒヨドリ、ホオジロ、マガモ、ミコアイサ、ムクドリ、ユリカモメ

 

 

 

 

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(毎月、第3または第4の土曜・日曜に開催します)

 

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【小学校6年生までのお子さんのご参加につきまして】

小学校6年生までの方は、初回500円でご参加いただけます。

ただし、御父兄の同行をお願いいたします。

この日はホシムクドリの出現情報をキャッチし

久しぶりに稲敷(茨城県)に出かけました。

非常に遠いので、朝は5時起き。

今回は日暮里から京成線とバスを乗り継ぎ

まずJR佐原駅に向かいました。

(左にあるのは伊能忠敬の像)

駅に到着したのが大体8時50分くらい。

ここからは再度別のバスに乗り

探鳥地として名高い妙岐ノ鼻を目指します。

 

なお、この佐原駅から成田線一本で

あの銚子に行くことができます。

もっとも、時間がかかり過ぎる上に疲れるので

多少高くついても東京から高速バスで向かう方がおススメです。

(銚子へは、今年も雑誌が校了した3月初旬に行く予定)

 

 

 

 

 

バスに乗っても、直接妙岐ノ鼻に行けるわけではありません。

一番近い停留所で降り、そこからは鳥を探しながら徒歩で向かいます。

結構長い道のりではありますが、道中は色々出合いもあり

決して苦痛なだけではありません。

 

写真は、タゲリ(左)とアオサギ(右)

この後もタゲリには結構な頻度で遭遇しています。

アオサギはもっと多いですが割愛

 

 

 

 

 

さて、目的はホシムクドリなので

この日は必死にムクドリの群れを探しました。

事前情報によれば、ムクドリの集団の中に

紛れ込んでいることが多い……とのことでしたので。

 

題字の通り、こんな血眼になって

ムクドリを探したのは今回が初めてです(汗)

なお、ホシムクドリは鈍い光沢を持つ美しい鳥ですが

遠目だとやや地味で目立ちにくいため

似たような立ち位置のコムクドリより見つけにくかったりします。

(そもそもコムクドリは首都圏にもたまに来ますし)

 

 

 

 

 

かなり距離がありましたが、ハマシギの集団。

海岸域というわけではありませんが

ハス田周辺には結構な頻度でシギ・チドリが現れます。

 

 

 

 

 

妙岐ノ鼻が近づいてきた辺りで

ミサゴが早速お出迎え。

 

八景島などの都心部では目標種にすることも多い

人気の猛禽類ですが、ここ稲敷では至って普通種。

特に妙岐ノ鼻周辺では、トビよりもよく見かけます。

 

 

 

 

 

3羽のミサゴが羽を休めていますが

これすら氷山の一角です。もっとたくさんいます。

現地に行けば、恐らく誰でも真っ先に見つけられるレベル。

直近で足を運んだ際にも多数見られましたが

どうやらここでの越冬個体数は安定しているようです。

 

なお、到着時点で大体10時30分くらいでしたが

ちょうど朝食の時間だったのか、多くのミサゴが

デカい魚を啄んでいました。(写真は食事後のもの)

 

 

 

 

 

 

さて、妙岐ノ鼻へ行きましょう。

ちなみにこの後帰りはブルーバスに乗って

江戸崎に向かい、そこからバスを乗り継いで

土浦へ向かうというめんどくさいルートを採りました。

一応、バスの本数はちゃんとそれなりにあるようです。

(最近、運転手の減少等で減便になることも珍しくないので)

 

 

 

 

 

チュウヒです。妙岐ノ鼻のメジャーな猛禽その2。

遠距離ですが、それなりに良い写りかも。

 

 

 

 

 

越冬するチュウヒは、ヨシ原の住人。

「チュウヒはどういう所に出るのか?」

パッと見ですぐにわかる1枚をどうぞ。

 

なお、残念ながらあまり時間がなく

上記の通りホシムクドリ探しに躍起になっていたので

ハイイロチュウヒやコミミズクなどは探さず

そのままハス田の方に向かいました。

 

 

 

 

 

ここからはハス田周辺の記録が続きます。

まず、妙にシンクロしている

セイタカシギ(左)とタゲリ(右)です。

 

 

 

 

 

ギニュー隊長の名乗りみたいな体制。

脚が曲がっているのが減点

 

 

 

 

 

 

タシギもたくさんいます。多分セイタカシギより多いはず。

ただ、写真のように藪に隠れると見つけにくく

仮に見つけても警戒心が強くてすぐ逃げてしまうため

個体数の割に撮影難易度の高い鳥となっています。

 

基本的にここの鳥はビビり警戒心が強めで

アオサギですら撮るのが難しかったりします。

あまり人が来ないからかもしれません。

 

 

 

 

 

ムナグロも何羽か見かけました。

大抵、集団行動しています。

 

 

 

 

 

距離はありましたが、ケリも確認。

ただしタゲリと違い、見かけたのはこの1羽だけです。

 

 

 

 

 

タカブシギも健在でした。

右奥にいるセグロセキレイと比べても

あまり大きくないことがわかります。

 

……とまあ、ここまでタゲリに始まり

ミサゴ軍団、チュウヒ、セイタカシギ、

タシギ、タカブシギ、ついでにクサシギなど、

「会えたら嬉しい鳥」には軒並み会えたわけですが……↓

 

 

 

 

 

結局、ムクドリの集団をどれだけ探しても

お目当てのホシムクドリは最後まで現れませんでした。

上記の通り他は色々撮れていますので

「坊主」「地雷を踏んだ」とまでは言いませんが

やはり少々物足りなさを感じてしまいました。orz

 

相手は小型で、なおかつ移動しやすい鳥。

そう簡単には見つけられないようです。

見つけても逃げられて撮れないという更なる悲劇の可能性もある

 

 

 

 

 

結局、15時少し前くらいに

近くの停留所からブルーバスに乗車し、江戸崎へ。

この近くにオオヒシクイの集団越冬地がありますが

そこまで行っていると土浦行きのバスに乗り遅れるため

越冬地手前の池(?)をちょっと歩くだけに留めました。

 

広々としていて居心地がいいからか

カモの数・種類はなかなかのものでした。

中でもマガモが一番多かったようです。

 

 

 

 

 

近くの鉄塔の上にはハヤブサが。

以前、オオヒシクイを撮りに来た時にも

全く同じ場所にいたと記憶しております。

やはり同一個体なのでしょうか?

 

メインターゲットではなかったとは言え

やはり猛禽類との遭遇は嬉しいものですね。

 

 

 

 

 

でも未練たらしく、近くにムクドリがいると

ホシryが混じっていないか探してしまう(爆)

何ともムクドリに囚われた1日でした。<(_ _)>

 

 

 

 

 

【1/24 茨城県稲敷市で撮影した生きもの】

アオサギ、アオジ、アカハラ、オナガガモ、カルガモ、カワセミ、クサシギ、ケリ、コガモ、コサギ、ジョウビタキ、セイタカシギ、セグロカモメ、セグロセキレイ、ダイサギ、タカブシギ、タゲリ、タシギ、タヒバリ、チュウヒ、ツグミ、トビ、ノスリ、ハクセキレイ、ハシビロガモ、ハマシギ、ハヤブサ、バン、ヒヨドリ、マガモ、ミサゴ、ムクドリ、ムナグロ、メジロ、モズ、ヨシガモ

 

 

 

 

【生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」開催中!】

(毎月、第3または第4の土曜・日曜に開催します)

 

★次回、生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」は

 2026年2月22日(日)に開催いたします。

 行先は上野恩賜公園・不忍池~谷中霊園でございます。

 現在お申込を受付中です。ご興味のある方はこちらよりお申込ください。

 (講座の概要につきましてはこちらをご参照ください)

 ※参加費:大人3,500円(初回参加の方は3,000円)

 

 

【小学校6年生までのお子さんのご参加につきまして】

小学校6年生までの方は、初回500円でご参加いただけます。

ただし、御父兄の同行をお願いいたします。

2026年最初の散策講座「首都圏生きものめぐり」では

横浜~町田間を流れる恩田川(おんだがわ)へ。

最初にここを訪問したのは、本ブログでフォローしている方が

近くにお住まいでよく訪れていると聞いたのがきっかけでした。

あれから数年経ちましたが、今回改めて有料講座で

カワセミの観察スポットとして皆さまをご案内するに至りました。

 

昨年の正月同様に、かなり多くの方にご参加いただき

この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

長津田駅から恩田川まで歩き、

そこから町田駅方面へと川沿いを遡っていくコース。

昨年、アカハジロを撮影したポイントも経由しました。

 

なお、カワセミはこの川のシンボル的な存在で

個体数も多く、観察できないということはまずありえない鳥。

とは言っても相手は野生生物なので

こちらの想定通りに出てきてくれるか不安はありましたが

何のこっちゃない、到着直後に出てきてくれました。

 

 

 

 

 

写真の赤いの中にいます。

拡大したらギリギリ「点」で見えるかも?

 

神奈川県内のカワセミの聖地ということでは

例のいたち川に通じるものがあります。

実際、出現頻度も同じくらい高めです。

違いがあるとすると、出現する位置でしょうか。

いたち川の場合、遊歩道沿いに川までせり出した

足場(木の枝など)が少ないため

どうしても見下ろすような形になりがちですが

恩田川はそうした街路樹(後述)が非常に多く、

目線の高さにカワセミがとまることもしばしばあります。

そのため、高倍率のレンズなど高価な機材がなくても

近距離で横からのアングルの撮影ができます。

これは、他の川ではあまりないメリットかもしれません。

 

 

 

 

 

川面に立つオオバン

水量があまり多くなかったからか

脚の「ヒレ」までしっかりと見えました。

 

 

 

 

 

 

冬のカモについては、ほとんどコガモばかり。

(一応、ヒドリガモも何羽か飛来していました)

いたち川でもそうですが、コガモは池などの止水域より

こういう流水域の方が好きなのかもしれません。

 

 

 

 

 

川面近くまで降りられる道もあります。

もちろん、ごく一部だけですが。

 

高い人工護岸に囲まれている分

人と川との間に距離が生じてしまいますが

その分、川に依存する水鳥たちが安心できるので

メリットも大きいのではないかと思います。

コンクリートの護岸の割には結構凸凹しているので

注水植物が生えたり、魚が暮らすようになったりと

結果的にプラスの効果をもたらしているように感じます。

 

 

 

 

 

キセキレイも多かったですね。

もちろん、セグロセキレイもいました。

2種合わせたら、この日はハクセキレイよりも

多く姿を見せてくれたのではないかと。

(正確なカウントはしていないので所感です)

 

 

 

 

 

水浴びをした後、飛び立つイソシギ

こちらも各種セキレイと同様に

恩田川ではごくありふれた存在です。

 

 

 

 

 

 

出てくる水鳥は上記のカワセミ等も含め

比較的ありふれた種ばかりだったりします。

もちろん、昨年撮影したアカハジロ(雑種?)や

タシギ、クイナなどのレア度高めの鳥も出ますし

実際、すれ違ったバーダーの方の話では

この日もクイナは出ていたとのことでした。

 

時間をかけてもっと念入りに探せば

そうしたレア種に会うのも難しくないのかもしれません。

実際、昨年の舞岡公園の講座では

珍しく定点観察スタイルを採用して

ヒクイナの観察・撮影にも成功しましたし。

(ついでにタシギも撮れています)

ただ、講座名が「首都圏生きものめぐり」なので

やはり歩き回って探すのが基本ということは

何卒ご了承ください。<(_ _)>

 

 

 

 

 

先程お話したように、目の前の街路樹の枝などに

カワセミが来ることもしばしばあります。

 

 

 

 

 

後ろから、例のコバルトブルーのラインを接写。

 

 

 

 

 

こういう高い位置に来てくれると

望遠レンズなどがなくても撮影しやすいです。

何ならスマホでも十分きれいに撮れるはず!

 

 

 

 

 

自転車が走る、すぐ目の前にも。

人馴れしているカワセミが多いので

このくらいではあまり逃げようとしません。

ただ、彼らにとっては近いか否かよりも

注目されているか否かが重要らしく

カメラを構えたバーダーが意図的に接近すると

結構高確率で逃げられてしまいます。

 

写真の自転車を走らせている方も

もちろんカワセミの存在には気づかなかったはず。

気づかなかったからこそ、カワセミも気にしなかったのでしょう。

意外なくらい人との距離が近い恩田川のカワセミですが

やはり接写するには多少コツがいるみたいです。

 

 

 

 

 

毛づくろい中。

 

 

 

 

 

 

恩田川には、途中の交差点で別れを告げ

そこからは十数分歩いて芹ヶ谷公園に向かいました。

最後にまた川沿いのサクラの木にカワセミが現れたので

皆で撮影を試みます。この日、恩田川に現れたカワセミは

全部で11羽。さすがにこれだけ何度も遭遇すれば

参加者の皆さんも撮り方や適切な距離感などが

自ずと身についてくるものです。

 

初参加いただいた方には

「こんなにカワセミを見られたのは初めて」

非常にありがたい言葉を頂戴しました。<(_ _)>

 

 

 

 

 

 

その後は芹ヶ谷公園の中を移動し

町田駅方面に向かいました。

公園内では目ぼしい出合いは特にありませんでしたが

ノシランの青い実がまだ残っていて、目を惹きました。

 

 

 

 

 

【1/18 恩田川~芹ヶ谷公園で撮影した生きもの】

アオジ、イソシギ、オオバン、オナガ、カワウ、カワセミ、キジバト、キセキレイ、コガモ、コサギ、シジュウカラ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ヒドリガモ、ヒヨドリ、ムクドリ、メジロ

 

カワセミ遭遇回数・・・11回

 

 

 

【生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」開催中!】

(毎月、第3または第4の土曜・日曜に開催します)

 

★次回、生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」は

 2026年2月22日(日)に開催いたします。

 行先は上野恩賜公園・不忍池~谷中霊園でございます。

 現在お申込を受付中です。ご興味のある方はこちらよりお申込ください。

 (講座の概要につきましてはこちらをご参照ください)

 ※参加費:大人3,500円(初回参加の方は3,000円)

 

 

【小学校6年生までのお子さんのご参加につきまして】

小学校6年生までの方は、初回500円でご参加いただけます。

ただし、御父兄の同行をお願いいたします。