首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

雑誌編集者である著者が自ら首都圏の公園や自然地に足を運び、そこで出合った生きものの情報をお届けします。
都会の印象が強い東京にも、カワセミやタカ、多くの昆虫が暮らしています。「首都圏ってこんなに生きものが多いのか」と驚かされる情報が満載です。

ご挨拶が大分遅れてしまいましたが。

新年あけましておめでとうございます。

引き続き、首都圏近郊の生きもの情報をお届けしておきますので

本年も何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

まだこれは2025年末の話になりますが

芝川第一調節池にハクチョウが飛来したという

情報が入りました。そこで実家に帰る前の最終日、

12/27(土)に、近くにある見沼自然公園とセットで

現場の確認に行ってまいりました。

 

先に、大宮からバスで見沼自然公園へ。

池周辺ではヒドリガモ(写真)を中心として

オナガガモやコガモなどの冬のカモが多数見られます。

とある情報ではトモエガモも飛来しているそうなのですが

残念ながらこの日は確認できませんでした。

 

 

 

 

 

 

左はバンマガモ。右はヨシガモです。

ヨシガモについては少々遠過ぎたので写りがアレですが

一応、頭の色や羽の形などで特徴はしっかり確認できます。

 

 

 

 

 

おっと、ウソが出現しました。

ここ数年ですと平野部でほとんど見る機会がなく

2年前に早戸川林道で見たのが最後だったので

これは嬉しいアクシデントです。

 

ちなみに私が本ブログを始めた当初(2013年)は

舞岡公園などでそこそこの頻度でウソが出ており

出現頻度がシメと同程度だったこともあります。

何で減ったのかについては定かではありません。

(シメは割と毎冬安定しているので)

 

 

 

 

 

水浴びや給水をしている個体もいました。

ウソでこういう姿を見たのは初めてかも。

 

 

 

 

 

シメもそこそこの数を確認しています。

木の頂で鳴いていることが多いですが

たまに地面に降りて食事することもあります。

 

ここに限らず、今冬は他の場所でも

ウソの飛来情報がネットに上がっています。

水元公園のマヒワの件もそうですが

今冬はアトリ科の冬鳥がアトリ当たり年なのかも?

 

 

 

 

 

地面に降りて……ということなら

ヤマガラもよくやっています。

ただ、本種は地面で食事するというよりは

枝の上にとまって割って食べるのがほとんどです。

頭上からカンカン音が聞こえてきて

キツツキかと思ったら本種だったというのは

恐らく誰もが一度は通る道。

 

 

 

 

 

この日は真冬らしく大分冷え込んだこともあり

羽を膨らませている小鳥もよく見かけました。

(写真はツグミ

 

 

 

 

 

見沼自然公園から芝川第一調節池までは

見沼代用水東縁沿いを南へと歩いて向かいます。

距離は、大体4㎞くらいでしょうか?

アップダウンもあまりありませんので

ウォーキングにはちょうどいいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

用水路に目を向けると、

水面に浮く落ち葉などの残渣の上を

セグロセキレイが歩き回っていました。

(左の写真だと2羽います)

 

あくまで落ち葉であって浮島ではないので

当然人が歩くことはできませんが

そこいらの硬貨よりも軽い小鳥であれば余裕。

人に置き換えると、並んだビート板の上を

歩いているような感じでしょうか?

いや、もうちょい安定しているか?

 

なお、皇居のお濠ではお馴染みですが

この手の水に浮く落葉・落穂などは

カモを始めとした草食性の水鳥の食事になります。

(ただし、この日見た用水路には

ほとんどカモがいませんでしたが)

 

 

 

 

 

 

道中にあった「見沼ヘルシーランド」という

温浴施設に食堂がありましたので

この日はここで昼食をとりました。

トンカツ定食、結構おいしかったです。

 

 

 

 

 

上記の食堂からさらに南へ歩くこと数分

芝川第一調節池に到着しました。

面積はかなり広く、水鳥も多め。

ただ、水面までの距離が非常に遠いので

私のような機材ナシのデジカメのみでは

満足な撮影をするのは難しかったりします。

 

 

 

 

 

お目当てだったハクチョウには会えませんでしたが

遠方にミコアイサが何羽か確認できました。

ちなみに写真のの中にオスがいるのですが

その他の白い鳥はすべてカンムリカイツブリです。

 

先日紹介した小田原城のように

近くに来てくれるケースはかなり稀なようです。

ただ、全体的にレアな鳥というわけではなく

いる所であればオス・メス合わせて数十羽が

集団行動していることも少なくありません。

 

 

 

 

 

名前の通り調節池なので

隣接する芝川が氾濫した際に

水が流れ込むようになっています。

 

上の写真が、あふれた水の流入する所

いわゆる越流堤というところですね。

(写真右側が芝川で、左側が遊水池)

ここだけ周りの遊歩道よりもやや低くなっています。

こうした構造は境川遊水地公園新横浜公園など

他の遊水池でも観察できますので

足を運ぶ際にはぜひ探してみてくださいませ。

 

 

 

 

 

これはホオジロガモのメス……でしょうか?

本記事をアップするのに際して

他の方の撮影情報を確認したのですが

オスのエクリプスではないか?という意見がありました。

いずれにしても、都心部では珍しい存在。

上記のミコアイサよりも遥かに近距離で撮れましたので

この日の散策では一番の収穫と言えそうです。

 

なお、その確認した他の撮影情報ですと

ちょうどこの日オオハクチョウも3羽来ていたそうです。

単に私の探し方がザルなだけでした。

 

 

 

 

 

最後に、東浦和駅近くの大間木調整池へ。

小さな池ですが、名前からすると

ここもまた反乱によるダメージを

低減するために作られたものと思われます。

 

 

 

 

 

小さな池ですが、コガモの集団が。

珍しくジッとしてくれていたので

可能な限りクローズアップで撮影してみました。

 

冬のカモとしてはコモン枠ですが

こうしてちゃんと撮ると美しいものです。

美麗種として有名なヨシガモやオシドリにも

決して負けていないような気がします。

 

 

 

 

 

【12/27 見沼自然公園~芝川第一調節池で撮影した生きもの】

アオサギ、アオジ、ウソ、エナガ、オオバン、オカヨシガモ、オナガガモ、カルガモ、カワウ、カンムリカイツブリ、キジバト、キンクロハジロ、コガモ、コゲラ、コサギ、シジュウカラ、シメ、ジョウビタキ、セグロセキレイ、ダイサギ、ツグミ、ハクセキレイ、ハシビロガモ、バン、ホオジロ、ホシハジロ、マガモ、ミコアイサ、メジロ、モズ、ヤマガラ、ヨシガモ

 

 

 

 

【生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」開催中!】

(毎月、第3または第4の土曜・日曜に開催します)

 

★次回、生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」は

 2026年1月18日(日)に開催いたします。

 行先は恩田川(横浜市→町田市)でございます。

 現在お申込を受付中です。ご興味のある方はこちらよりお申込ください。

 (講座の概要につきましてはこちらをご参照ください)

 ※参加費:大人3,500円(初回参加の方は3,000円)

 

 

【小学校6年生までのお子さんのご参加につきまして】

小学校6年生までの方は、初回500円でご参加いただけます。

ただし、御父兄の同行をお願いいたします。

今年最後のブログは、毎年恒例の企画。

2025年の新顔ランキングです。

今年初めて撮影した生きものの中から

特に印象に残っているもの・撮れて嬉しかったものを

ベスト30のランキング形式にてご紹介します。

上の写真は今年のベストショット「あなたと合体したい2」です

 

今年遭遇した新顔は、鳥類、昆虫類、その他諸々含めて

全部で66種。ちなみに昨年が79種、一昨年が67種です。

さすがに記録を取り始めて11年目ともなると

数も少なくなってきたかもしれません。

また、5年目に突入した講座「首都圏生きものめぐり」

今年初めて、12ヶ月間全部で無事開催することができました。

講座にご参加いただいた皆様に

この場を借りて心より感謝申し上げます。

 

それでは例年同様、ベスト30形式でお送りいたします。

八ヶ岳などのインチキ臭漂う記録もありますがご了承ください

 

 

 

 

 

30位 メジナ

(初撮影:5月・真鶴半島

 

水中カメラで撮影。大型のタイドプールで

3~4匹が固まって泳いでいました。

荒波にもまれたためか身体の所々が傷だらけ。

ごくポピュラーな魚で、釣り人気も高いそうです。

 

 

 

 

 

 

29位 フジノハナガイ

(初撮影:6月・材木座海岸

 

材木座の砂浜の中に大量に生息している

「集合体恐怖症の敵」みたいな小さな貝。

活発に動き、砂の中に潜ったり出てきたりするので

生で見るとかなり気持ち悪いです(汗)

おかげさまで、妙に印象に残っています……。

 

 

 

 

 

28位 ヒトリガ

(初撮影:9月・八ヶ岳南麓

 

八ヶ岳南麓のとある駅構内で撮影しました。

成虫よりも、剛毛で素早く動く幼虫(ケ●シ)の方が

知っている方も多いかもしれません。

成虫の翅の模様は、どこか雷を彷彿とさせます。

 

 

 

 

 

 

27位 ツマグロキンバエ

(初撮影(?):11月・神代植物公園

 

11月から何度か洗脳レベルでしつこく紹介している

花壇ではごくありふれた小さなハエです。

クローズアップすると、独特なフォルムに加えて

名前の通り金属光沢を有していて結構きれい。

何気に今の時期(12月下旬)でも暖かい時なら

サザンカの周囲などで見かけます。探してみてください。

 

 

 

 

 

26位 エボシガイ

(初撮影:6月・材木座海岸

 

材木座の漂着物に付着していたもので

名前自体は子ども向けの図鑑などにも掲載されています。

これも生理的嫌悪感を覚える人が多いかもしれませんが

一緒に流れ着いたウミケムシよりは遥かにマシです。

(気になる方は上のリンクよりご確認ください)

 

 

 

 

 

25位 ノコギリカメムシ

(初撮影:6月・次太夫堀公園

 

かつて撮影したノコギリヒラタカメムシに

名前も外見も似ていますが、こちらの腹部の方が

よりギザギザが顕著で丸鋸っぽく見えます。

地味ですが、見た目も名前も覚えやすい種。

ただ、見つけるのは少し難しいかもしれません。

 

 

 

 

 

24位 シロスジトモエ

(初撮影:4月・四季の森公園のトイレ

 

自然公園や登山道のトイレは生きものの宝庫と

以前誰かに聞いたような気がするのですが

その中で唯一ランクインした蛾です。

模様の入り方などはなかなか綺麗ですが

だからと言ってトイレで張り込みするのは……orz

 

 

 

 

 

 

23位 アミガサハゴロモ

(初撮影:8月・国営昭和記念公園

 

新参の外来種 チュウゴクアミガサハゴロモが幅を利かせる中

在来種のアミガサハゴロモにも何度か遭遇しました。

悲しいことに、Googleで本種の名前で検索しても

ヒットするのは外来種関連の情報ばかりなのが現状。

ただ、在来種もそれなりにしぶとく生き残っていますので

ちょっとした応援も込めてランクインさせました。

なお、ハゴロモの仲間としてはそこそこ大型です。

 

 

 

 

 

22位 ギンツバメ

(初撮影:4月・四季の森公園

 

翅を横切る白色のラインと幾何学模様が

何とも言えない存在感を発揮する蛾です。

この手の蛾は類似種が多く、識別には図鑑が命綱。

また、覚えた傍から忘れてしまうことも少なくありません。

とは言え、本種は美しいし名前もシンプルなので

この先も覚えていられそう……半年くらいは(爆)

 

 

 

 

 

21位 バイ

(初撮影:6月・材木座海岸

 

いわゆるバイ貝。食用としても有名です。

生きた状態の個体は初めて見ましたが

意外と岩礁地帯などにもいるみたいですね。

「フタ」の形がちょっと独特です。

 

 

 

 

 

20位 チャイロチョッキリ

(初撮影:5月・横浜自然観察の森

 

5月に開催した講座「首都圏生きものめぐり」

飛んできて参加者様の衣服に掴まったものを撮りました。

オトシブミの仲間は他にも色々いるようですが

まだリストが充実しているとは言えませんので

これを機に2026年は積極的に探したいところです。

 

 

 

 

 

 

19位 アリモウミウシ

(初撮影:2月・江の島

 

最近まで誤解していたのですが、タイドプール等でウミウシを探すなら

夏よりもむしろ「冬」が熱いのだとか……。

このウミウシを始め、2月くらいに成体の見られるものが

実は結構存在するらしいので、仕事との兼ね合いもありますが

2月は積極的に海の捜索に取り組みたいところです。

ただ、冷たい海に無装備で入るのは自殺行為なので

最低限、手袋と胴長くらいはAmazonで買った方がよさそうです。(;^_^A

 

 

 

 

 

 

18位 クスサン

(初撮影:9月・八ヶ岳南麓

 

撮影した時点ではヤママユだと思い込んでいて

真剣に撮らなかったのが悔やまれます。

シンプルな名前ですし、よく図鑑にも載っているので

知っている方も多いかもしれません。

正面から見た時の顔がかわいくて秀逸ですが

口がなく、成虫になると何も食べたり飲んだりしないのだとか。

それ故か、成虫になってからの寿命も約1週間と短いようです。

 

 

 

 

 

17位 オオケマイマイ

(初撮影:7月・神奈川県東部の某林道

 

3月にトウキョウサンショウウオの撮影に行った

神奈川県内のとある林道で撮影しました。

外周を囲うようにして殻に毛が生えているのが特徴。

残念ながら中身は出てきてくれませんでしたが

他では見たことのないカタツムリとして印象に残りました。

ただ、この日はどちらかというと

ミヤマクワガタのオスを初撮影したことの方が

色濃く思い出として残っていたりするのですが……。

 

 

 

 

 

16位 キヌハダモドキ

(初撮影:5月・真鶴半島

 

以前に材木座で撮影したキヌハダウミウシの近似種で

真鶴半島のタイドプールで見かけました。

透明感のある黄色でなかなか綺麗な上

はっきり「ウミウシ」とわかる造形も魅力的です。

 

 

 

 

 

 

15位 クズチビノタマムシ

(初撮影:4月・熊谷市内某所

 

見ての通り、指先より一回り以上小さいですが

これでもれっきとしたタマムシです。

右写真をクローズアップするとわかりやすいですが

しっかりタマムシの顔をしていました。

色自体は地味ですが、タマムシならではの金属光沢もあり

よく見ると結構美しい甲虫だったりします。

 

 

 

 

 

14位 カメノコフシエラガイ

(初撮影:5月・真鶴半島

 

16位のキヌハダモドキと同日に撮影しました。

共にウミウシでありながら名前に「ウミウシ」と付かず

こちらは名前自体も長ったらしいので

ちょっと覚えるのが面倒くさいかなぁ……。

2、3ヶ月で名前を忘れてしまいそうですが

一応、外見の特徴はしっかりと記憶しております。

 

 

 

 

 

13位 クロダイ

(初撮影:8月・横浜みなとみらい

 

通称チヌ。釣り好きの間では名の知れた

都会の海でもかなりメジャーな魚です。

たまたま8月某日にみなとみらいに行ったら

汽車道近くの海に大量に押し寄せていました。

実は過去にも久里浜の港湾部などで

それらしき魚影をみたことはあったのですが

クリーンに撮影できたのはこれが初めてです。

都会に暮らす個体は水質の関係で不味いと言われることもありますが

今のみなとみらいの海ならイケないこともないかも?

 

 

 

 

 

12位 インドハッカ

(初撮影:3月・銚子漁港

 

毎年恒例の銚子漁港遠征で撮影した

ハッカチョウの近似種です。ムクドリの集団に混じっていました。

どういう経緯で銚子に現れたのかは不明ですし

篭脱け説もちらほらと耳にしましたが

見た時はとりあえずムクドリと一緒に

気ままに町中をぶらぶらしていました。

 

 

 

 

 

11位 ハチクマ

(初撮影:9月・萌木の村上空

 

この写りではこの順位も致し方ないといいますか

これ以上の写りは追求するだけムダといいますか……。

スズメバチの巣を襲うことで有名な猛禽類です。

元々の個体数が多くないこともあって

都心部では目にする機会がほとんどないのですが

たまに秋の渡りのシーズンに、サシバ辺りと一緒に

上空を舞っていることがあります。

 

 

 

 

ーここからはベスト10ですー

 

10位 カリガネ

(初撮影:11月・彩湖道満グリーンパーク)

 

今回ランクインした生きものたちの中では

最も新しい記録となる、ガンの仲間です。

彩湖に飛来したのは完全なイレギュラーであり

何らかの理由で群れからはぐれたのだと思いますが

本人(?)は12月になっても湖畔に定着しており

このまま1羽で冬を越しそうな勢いです。

最初に確認した際にはオオバンと行動を共にしていましたが

異種であることがばれてハブられたのか

12月下旬時点では単独行動していました。

近くを人が通っても知らん顔で、警戒心はほぼ皆無。

そのせいなのか、単に皆さん撮り終えてしまったのか

カメラマンも最近はあまり集まらないようです。

 

 

 

 

 

9位 ミズカマキリ

(初撮影:9月・八ヶ岳南麓

 

水生昆虫の記録が非常に少ない本ブログでは

かなり貴重な存在と言えます。ただ、生息環境の変化により

都心部では現在まず見ることができません。

今回は八ヶ岳への出張時に空いた時間で撮れたものですが

そちらの池では複数個体を普通に見つけられました。

見た目はカマキリですがカメムシの仲間です。

 

なお、会ったのはこれが初めてというわけではなく

まだ小学生の頃、家族で出かけたとあるロッジにて

敷地内の池で観察したことがありました。

 

 

 

 

 

8位 コオリガモ

(初撮影:2024年12月末・埼玉県内某所

 

イレギュラーですが、唯一の2024年末の撮影組です。

残念ながらまだ若い個体だったため

コオリガモ本来の独特の色合いは見られませんでしたが

関東平野部では観察できること自体が稀なカモ。

(一応、東京湾にも飛来することがあると聞きます)

大きさはマガモより一回り以上小さく

キンクロハジロなどと同様に潜水が上手です。

それ故に、撮影に苦労したのをよく覚えています。

 

 

 

 

 

 

7位 カナダカモメ

(初撮影:3月・銚子漁港

 

今年の銚子遠征で撮影した新顔のカモメ。

同定に苦労し、詳しい方に質問したのを覚えています。

パッと見ではセグロカモメとの差がほとんどわかりませんし

次回会ったとしてもわからないかもしれません(汗)

識別には相当の「慣れ」と図鑑が命綱です。

 

 

 

 

 

6位 アカハライモリ

(初撮影:9月・八ヶ岳南麓

 

9位のミズカマキリと同じ池で登録。

あまりにも有名な両生類です。

捕獲はできなかったので、名前の由来である

お腹の赤色は押さえられなかったのが残念なところ。

なお、ミズカマキリやゲンゴロウと比べると

まだ都心部で生き残っている場所があるとの噂です。

 

 

 

 

 

 

5位 トウキョウサンショウウオ

(初撮影:3月・神奈川県東部の某林道

 

とあるブログ読者の方に居場所を教えてもらい

2回目の訪問で成体(左)を、3回目の訪問で卵塊(右)を

それぞれ撮影できました。本ブログにおいては

カエル以外で初めて撮影できた両生類です。

夏~秋にもいるにはいるらしいのですが

繁殖活動のために池(水たまり?)に集まる

3月上旬が一番観察しやすいとのこと。

もし他のサンショウウオもそうなのだとすれば

ぜひ新規開拓してみたいところです。

 

 

 

 

 

4位 アビ

(初撮影:3月・飯岡漁港

 

冷たい雨の降る中で撮影した、カモでもウでもない水鳥

以前撮影したオオハムもアビの仲間になります。

この系統の水鳥は他にも何種類か存在しますが

いずれも関東平野部ではかなり稀な存在とのこと。

ただ、そこそこの頻度で撮影記録が挙がりますので

2026年はよくチェックしておきたいところです。

 

 

 

 

 

 

3位 ゲンゴロウ

(初撮影:9月・長野県佐久平

 

佐久平はどう考えても首都圏ではないのですが

まあ細かいことは流してください(爆)

極めて俊敏に泳ぎ回る、日本の水生昆虫の勇です。

人気も知名度も高いですが、生息環境がかなり限定されるため

都心部で会うことはほぼ絶望的と思われます。

 

ハンターのイメージが強い肉食水生昆虫ですが

この時は水に落ちたトンボに群がっており

少々ゴキ●リを彷彿とさせましたが

これもまた生き残るための戦略なので許容しましょう。

 

 

 

 

 

2位 ニホンアナグマ

(初撮影:4月・石砂山

 

もし、昨年のキツネと同じくらいに鮮明に撮れていたら

間違いなく1位を獲得していたと断言できます。

今回のランキングでは唯一の哺乳類です。

ギフチョウ目当てで登った石砂山の山頂で

チョウの飛来を待っている時に出現しました。

 

噂では鎌倉などにも生息しているらしいのですが

狙って会うのはなかなか困難と思われます。

確率が高いのは早戸川林道らしいのですが

クマと遭遇する可能性があるのが何とも……。

 

 

 

 

 

 

1位 コクガン

(初撮影:1月・三浦半島東部

 

写真の鮮明さやレア度なども考慮しまして

やはり1位はコクガンとなりました。

三浦半島飯岡漁港の2回、撮影に成功しています。

関東平野部ではかなりの珍鳥ですが

東北では集団越冬地もいくつか存在します。

なお、ゲンゴロウほどの危機的状況ではないのですが

本種も絶滅危惧種に指定されています。

ただ、減少の理由は乱獲や生息地の軍事利用に由来するらしく

いずれも繁殖場所であるロシアでの話になりますので

日本として個体数保全にどこまで関われるのかは不明です。

 

なお、いずれも寒空の下、海風に吹かれながら

港で撮影したものとなります。目標種が撮れたので

寒くても心は温まった……などと言えるほど

冬の海は甘くないことを申し添えておきます(爆)

それでも2026年は初冬からにウミウシ捜索に行きます

 

 

 

 

以上で、今年の更新を全て終了いたします。

読者の皆様には本年もお付き合いいただきまして

この場を借りて厚く御礼申し上げます。

引き続き首都圏の生きもの関連情報をお届けしつつ

講座でもご案内できればと考えておりますので

2026年も「首都圏生きものめぐり」を

何卒よろしくお願いいたします。

 

 

【生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」開催中!】

(毎月、第3または第4の土曜・日曜に開催します)

 

★次回、生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」は

 2026年1月18日(土)に開催いたします。

 行先は恩田川(横浜市→町田市)でございます。

 現在お申込を受付中です。ご興味のある方はこちらよりお申込ください。

 (講座の概要につきましてはこちらをご参照ください)

 ※参加費:大人3,500円(初回参加の方は3,000円)

 

今年の講座の様子については

やはり今年の内にお送りしておきたいもの。

そういうわけで、いつもと比べるとかなり前倒しに

12月の散策講座「首都圏生きものめぐり」の様子を

お届けしたいと思います。(いつもが遅過ぎるともいう)

 

12月の行き先は、小田原市の酒匂川河口域

ここからバスで小田原城に向かい

城のお濠でも水鳥を探しました。

ただ、開催日(21日)は珍しく雨の予報で

直前まで開催できるかわからない状態でした。

結果的には予報が外れて雨もほぼ降りませんでしたが

何人かの方は残念ながら参加できなくなってしまい

いつもに比べると参加人数はやや少なめとなりました。

それでも3名の方にご参加いただき

結果、今年も12ヶ月全てで講座を開催することができました。

この場を借りて、参加者の皆様に厚く御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

まずは酒匂川河口へ。

鴨宮駅から徒歩で向かいました。

お目当ては、この時期の主役であるカワアイサ

ありがたいことに到着直後に出現しました。

 

 

 

 

 

こちらはオスです。上のメスと一緒にいました。

 

この日見たのは上記の2羽と別のオス1羽で、計3羽。

もちろんこれで全部というわけではないらしく

もっと集団で飛来しているという情報が入っています。

時間に余裕があったら確認しに行きたいですね。

 

 

 

 

 

当初の天気予報から打って変わって

陽が出ていただけでなく、気温も高かったので

12月下旬なのにチョウまで動いてしまいました。

 

キタテハのように成虫越冬するわけでなく

どう見てもヤマトシジミですので

一時的に暖かくなったことで

うっかり羽化してしまったのか

それとも執念でここまで成虫で粘ったのか……。

 

 

 

 

 

少し上流に行きました。

俯瞰なのでさっぱり分からないと思いますが

オオバンオカヨシガモなどが浮かんでいます。

この近くで上記のオスのカワアイサ(2羽目)を見たのですが

近くにメスの姿はありませんでした。

 

 

 

 

 

川の本流からやや離れた所に

(恐らく)一切流れのない小さな池があるのですが

そこに数羽のヨシガモが飛来していました。

2週間前の視察の際にもいましたので

恐らく相当のお気に入りスポットなのでしょう。

 

 

 

 

 

この日は、猛禽類も結構出現しました。

最初にチョウゲンボウが遠方に現れ

続いてミサゴが何羽か。そして写真の鳥ですが

あまりに写りが残念過ぎて識別ができません(汗)

一応、オオタカかハイタカだとは思いますが……。

 

サイズ的に、自分はオオタカだと思っています。

なお、この鳥が出現した瞬間に

水面のカモたちが慌てて一気に飛び立っていきました。

 

 

 

 

 

これは中洲に下りていたミサゴです。

足下が隠れているのでちょっとわかりませんが

どうやら朝の食事中だったようです。

 

なお、前にも書いたかもしれませんが

ミサゴは基本的に魚食性であるため

襲われる恐れのないカモたちは

上空をコイツが飛んでもまるで気にしません。

というか、魚を狙ってダイブしたとしても

全く逃げるそぶりを見せないのでちょっと笑えます。

 

 

 

 

 

 

バスに乗り、まず小田原駅へ。

駅前の商業施設内の食事処で昼食をとりました。

かなり混雑していたものの、

ギリギリ正午前に入ることができたので

あまり待つことがなかったのは幸運だったかも。

 

私はアジフライ定食をいただきました。

2500円以上とやや値は張りましたが

漁港が近いだけあり、鮮度もよくて大変美味。

安い店にありがちな独特の魚臭さのようなものも一切なかったので

アジフライが苦手な方にこそ一度食べていただきたい逸品です。

 

 

 

 

 

小田原城へ移動。この辺りでやや天気が悪くなり

たまに雨がパラつきましたが、それでも傘はほぼ必要ないレベル。

お濠の水鳥たちについてもほぼ影響はありません。

(あまり本降りになると蹲ってしまうことがある)

手前に浮いている白い鳥はすべてユリカモメ

ただ、これとは別の白い鳥も確認できました。(後述)

 

 

 

 

 

 

距離はありましたが、何度かカワセミにも遭遇しました。

右写真の石垣の上にも、小さいながらちゃんと写っています。

 

ハッキリとは言い切れませんが、

石垣の隙間に営巣しているのかもしれません。

だとすれば毎年確認できるのも合点がいきます。

 

 

 

 

 

おっと、これはミコアイサ♂ですね。

上記のユリカモメの中に1羽だけ紛れていました。

 

昨冬飛来した時にはちょっとしたニュースになりましたが

まさか今冬も来ているとは思わなんだ……。

同じ個体かどうかはちょっとわかりません。

まだ完全にエクリプスが抜けていないということか

羽がまだ完全に生え変わっていないように見えます。

 

 

 

 

 

別角度から見ても、完全なパンダガモ状態ではなく

ちょっと物足りなさを感じたことは否めません。

ただ、これはあくまで一時的なものであって

年明けからは普通にきれいな白黒ツートーンで

魅了してくれるのではないかと予想しています。

 

 

 

 

 

アオサギがいっぱい写っています。(赤〇の中)

これですら氷山の一角だったりします。

上記のミコアイサが浮いていたような場所では

さすがにアオサギと言えども足がつかないため

こうして浅い所に固まりやすい傾向があるようです。

 

 

 

 

 

松の木のてっぺんでケンカ中のアオサギ

 

サイズが大きいので、全く鳥のことを知らない人には

花札の絵よろしく「ツル」に見えてしまうかも?

(ちなみにツルはツル目で、アオサギはペリカン目です)

 

 

 

 

 

 

 

この日講座に参加された方の中には、

造園業に携わる方がいらっしゃいました。

働かれている現場はもちろんここではありませんが

マツの木の維持管理の考え方など

現場で作業されている方ならではの視点で

色々と参考になるお話をしてくださいました。

 

 

 

 

 

頭上に現れたアカハラ(オオアカハラ?)

ちなみにシロハラの「声」も聴いたのですが

そちらは見つける前に逃げられてしまいました。

 

城の敷地には結構大きな森もあるので

この手の野鳥が冬越しするには最適と思われます。

(もちろん猛禽に狙われるリスクもありますが)

 

 

 

 

 

最後に、天守閣を見て散策を終了しました。

師走の候、お忙しい中にも拘らず

ご参加くださいました皆様、誠にありがとうございました。

2026年も何卒よろしくお願いいたします。

 

 

……と書くと今年最後の更新のようですが

例年通り、大晦日に新顔ランキングを掲載いたしますので

あともう1回お付き合いいただけますと幸いです。

年末番組に飽きたらぜひ暇つぶしにご覧ください

 

 

 

 

 

【12/21 酒匂川河口域~小田原城で撮影した生きもの】

鳥類・・・アオサギ、アカハラ、イソシギ、イソヒヨドリ、ウミネコ、オオバン、オオタカ(?)、オカヨシガモ、カルガモ、カワアイサ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キジバト、キンクロハジロ、コガモ、コサギ、シジュウカラ、セグロカモメ、ダイサギ、タヒバリ、チョウゲンボウ、トビ、ヒドリガモ、ヒヨドリ、マガモ、ミコアイサ、ミサゴ、ムクドリ、メジロ、ユリカモメ、ヨシガモ

昆虫類・・・ツマグロオオヨコバイ、ヤマトシジミ

 

 

 

 

 

【生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」開催中!】

(毎月、第3または第4の土曜・日曜に開催します)

 

★次回、生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」は

 2026年1月18日(土)に開催いたします。

 行先は恩田川(横浜市→町田市)でございます。

 現在お申込を受付中です。ご興味のある方はこちらよりお申込ください。

 (講座の概要につきましてはこちらをご参照ください)

 ※参加費:大人3,500円(初回参加の方は3,000円)

 

 

【小学校6年生までのお子さんのご参加につきまして】

小学校6年生までの方は、初回500円でご参加いただけます。

ただし、御父兄の同行をお願いいたします。

 

今日は番外編です。先週前半に名古屋に出張したのですが

深夜バスで到着したので午後の仕事までに時間がありました。

そこで、陽が登ったタイミングで、にも行った藤前干潟へ。

さすがに秋のシギ・チドリシーズンは外してしまいましたが

そこはやはりラムサール条約の登録湿地。

何かしら美味しい出合いがあるんじゃないかと期待が膨らみます。

 

この干潟は、ゴミの埋立地となる予定だったのが

地元民の反対で保全されることになった自然地です。

それゆえに地元の皆さんの思い入れも強いのか

近くのマンション(右写真)にも

干潟を訪れる野鳥のレリーフが飾られています。

 

 

 

 

 

 

干潟に到着した時点で7時30分くらいでした。

天候は良好だったものの、まだ少々薄暗いですね。

おまけに目の前が海ということもあり

結構冷たい風が吹いてきます。

風を遮るようなものもありませんので

もし真冬に行くなら、最低限の防寒対策は必須です。

 

到着直後は薄暗さもあってか鳥もまばらでしたが

オナガガモは非常に多く確認できました。

 

 

 

 

 

寒いので、羽を膨らませています。

 

 

 

 

 

少し上流(北)の方へ向かいました。

潮位の関係もあって下流にはほとんど足場がありませんでしたが

こちらは結構広い干潟が広がっています。

 

左奥に小さな白い「点」がたくさん見えますが

これはハマシギダイゼンです。

いずれも関東では谷津干潟などで冬越ししますが

どうやら名古屋でも健在だったようです。

 

 

 

 

 

 

ダイゼンをクローズアップ。

現地の案内板にもイラストのモチーフとして

使われていますが、これは夏羽の方です。

今の時期はどうしても地味な羽色になってしまいます。

白黒はっきりした状態は春の渡りの時期までお預けです。

 

 

 

 

 

距離はありましたが、結構な数が観察できました。

干潟そのものが谷津干潟より広いこともありますが

冬越しする個体数はこちらの方が多そうです。

 

 

 

 

 

奥の方に山々が見えますが

あれはどこの山なのでしょうか?

方角的には鈴鹿山脈のような気もしますが

土地勘がないのでちょっとわかりません。

 

 

 

 

 

一斉に飛び立つハマシギの集団。

一体何羽いるのでしょうか?

 

なお、三番瀬のように干潟(砂浜)に

下りることはできないため、

ハマシギにしてもダイゼンにしても

接写をすることは難しいと思われます。

とは言え、ある程度ズームできるカメラなら

それなりに鮮明な撮影もできるはずです。

 

 

 

 

 

アオアシシギは、1羽だけ確認できました。

 

……いや、コアオアシシギのように見える……か?

(何かくちばしが全く反り返っていないので)

コアオryは前に新顔登録していますし

まあ、どちらでも構わないのですが……。

こういう時の識別眼にはまだ自信がありません。

 

 

 

 

 

これもイマイチ自信がありません。

タシギ……のように見えてチュウジシギとかの

別のジシギのようにも見えてしまいます。

 

 

 

 

 

これはさすがにズグロカモメでしょう。

近くにユリカモメが何羽か来ていましたが

頭部やくちばし、脚の色などが明確に違います。

 

このカモメ、過去に谷津干潟に飛来した際には

バーダーの間でそこそこ話題になりました。

ただ、カモメの聖地である銚子漁港周辺では

出てもあまり注目されることはありません。

(もっとレア度の高いカモメが飛来するので)

 

 

 

 

 

堤防の上から。ちなみに下を歩くこともできます。

上から鳥を撮ることも可能ですが

歩道が狭いので、三脚などの使用は少々躊躇われます。

 

 

 

 

 

一瞬、ヨシ原のすぐ近くにとまった猛禽。

オオタカハイタカだとは思いますが

自分の中ではもう面倒なのでオオタカということで処理しています。

まあ、いずれにせよ猛禽類も飛来するような

質の高い自然地であることは間違いないようです。

 

 

 

 

 

あ、ミサゴも出てきました。

 

 

 

 

 

上空に来たのでクローズアップ。

光の関係であまり良い写りではありませんが

やはり海岸線で本種に会えると嬉しいものです。

 

 

 

 

 

野鳥観察館に入ってみると

ミサゴに関する展示がいくつか見られました。

こういう貼り出しがあることから察するに

この時期の主要種みたいな扱いとなっているようです。

さすがに稲敷のように群れる(?)ことはないようですが

この日は少なくとも3羽同時に確認できています。

 

なお、ここには「流木や杭の上を見ろ」とありますが

実際のところ藤前干潟にはそうした場所は多くなく

今回撮ったミサゴはすべて上空を飛び回っている個体でした。

(まあ、朝食を探していただけかもしれませんが)

 

 

 

 

 

最後に、これはなかなか嬉しい出合い。

ホオジロガモのオスが1羽だけ現れました。

遠距離ながら、私にしては結構良い写りかも?

 

本来の飛来地はほぼ東北などに集中しており

関東より、むしろ名古屋で見られる方が

イレギュラー性が高いと言えるカモです。

東北の方では、スズガモなんかと同じように

集団で観察できるところも結構多いと聞きます。

決して絶滅危惧種というわけではなく、

あくまで関東以南では会いにくい水鳥という立ち位置です。

 

以上、わずか2時間半程度の滞在ではありましたが

ハマシギ・ダイゼンの集団、複数のミサゴ、

そしてホオジロガモなど、結構色々なものが撮れました。

さすがはラムサール条約登録湿地といったところ。

もし秋の渡りのシーズンだったらどんなものが撮れたのか

興味が尽きませんが、あいにくこれは出張のついでに

ちょっと時間があったから立ち寄っただけに過ぎませんので

計画的に秋に撮影に行くのはちょっと難しいかも?

でも、機会があったらまた足を運びたいものです。

 

 

 

 

 

【12/16 藤前干潟で撮影した生きもの】

アオアシシギ(?)、アオサギ、イソシギ、オオタカ(?)、オカヨシガモ、オナガガモ、カルガモ、カワウ、カンムリカイツブリ、キジバト、ジョウビタキ、ズグロカモメ、スズガモ、ダイゼン、タシギ(?)、ツグミ、ハクセキレイ、ハマシギ、ヒドリガモ、ヒヨドリ、ホオジロガモ、マガモ、ミサゴ、ユリカモメ

 

 

 

 

【生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」開催中!】

(毎月、第3または第4の土曜・日曜に開催します)

 

★次回、生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」は

 2026年1月18日(土)に開催いたします。

 行先は恩田川(横浜市→町田市)でございます。

 現在お申込を受付中です。ご興味のある方はこちらよりお申込ください。

 (講座の概要につきましてはこちらをご参照ください)

 ※参加費:大人3,500円(初回参加の方は3,000円)

 

 

【小学校6年生までのお子さんのご参加につきまして】

小学校6年生までの方は、初回500円でご参加いただけます。

ただし、御父兄の同行をお願いいたします。

 

数年前トモエガモの撮影のために訪問して以来

大分ご無沙汰だった八王子市の長池公園

またトモエガモが来ているという情報があったため

久々に足を運んでまいりました。

 

スタート地点は南大沢駅

アウトレットが駅のすぐ近くにあるためか

駅前はかなり栄えており、集合住宅もたくさん。

自動配送ロボットらしきもの(右)も動いていたりと

色々近未来チックな駅前です。食事処も豊富。

なお、長池公園はアウトレット側から見ると

線路を挟んで反対側に位置しており

公園周辺は飲食店の類があまりないので

足を運ぶ際にはくれぐれもご注意ください。

 

 

 

 

 

駅から長池公園までの道中には

緑地の豊かな集合住宅があります。

写真は、緑道で撮影したメジロです。

 

「生きものめぐり」とまではいきませんが

このエリアには集合住宅を中心として

飲食店・スーパーマーケット・学校などがあり

能見台辺りと同じで一つのコンパクトシティとして

成立しているように見えて、歩いていて面白いです。

自然も豊富なので、住み心地は良さそうです。

 

 

 

 

 

 

駅から長池公園までの間にある

大平公園という小さな公園です。

ちょうど紅葉がきれいでした。

高台にはテニスコートもあります。

 

小さな池があり、マガモが何羽か来ていたほか

ウラナミシジミも複数見かけました。

 

 

 

 

 

 

マンションの近くに、刈られていない藪が。

セイタカアワダチソウが多数咲いていたほか

まだハギの花(右)が残っていました。

 

 

 

 

 

そういう環境であるが故か

上記の団地周辺には12月にも拘らず

かなり多くのウラナミシジミが飛び回っていました。

写真のように翅を開いて日光浴する個体も。

 

これだけ南方から旅してきても

結局ほとんどは冬越しできずに死んでしまうわけですが

それでも彼らは毎年「北上」を試みます。

そういえば、公共スペースだとハギは開花期が過ぎたら

根元からバッサリ刈る(剪定する)ことが多いのですが

伐った株をどこか暖かいところで保管すれば

冬越しできなくもない……のかもしんない。

(やる必要があるのかと問われたらNoですが)

 

 

 

 

 

 

さて、長池公園です。南北に細長く伸びる

丘陵状の公園ですが、公園内にも谷間(谷戸)があったりと

とにかく起伏に富んでいるのが特徴です。

とは言え、長い階段を上り下りしたりするほどではないので

非常に散策しやすく、ウォーキングに適した公園と言えます。

 

間にマンションなどが入ってやや見にくいですが

スタート地点である南大沢駅も見えます。

 

 

 

 

 

前述した「谷戸」の部分です。

耕作体験用の畑が設けられていました。

決して大きい公園というわけではないのですが

自然体験教室や関連イベントも通年で行われており

地元の方々に使われる空間として機能しているようです。

 

 

 

 

 

どうやらカタクリも咲くらしい。

この公園は今のところ、今回も含めて

まだ真冬の2回しか訪問していないので

他に季節にどんな状態なのかが気になります。

Web検索をかければすぐに色々とわかるのですが

やはりここは季節を変えて再訪したいところです。

 

 

 

 

 

今回の狙いであるトモエガモですが

公園北部に位置する池に飛来しています。

ただ、この池の形は複雑に入り組んでおり

園路から水面までの距離もかなりあるため

見つけるのはやや難しいかもしれません。

 

また、後述しますがトモエガモの好む場所は

昼になると逆光で撮影が難しくなります。

クリーンな写真を撮りたいのであれば

曇天時を狙うか、あるいは朝早くがおすすめです。

 

 

 

 

 

数としてはマガモが多め。

ほか、留鳥ですがカルガモも複数見られます。

 

 

 

 

 

やや苦労しましたし写りもイマイチですが

無事トモエガモも見つかりました。

写真はオス。もちろんメスも飛来しています。

この日確認できたのは2カップルのみでしたが

実際はもうちょい来ているという専らの噂です。

(手前で蹲っているのはわかりにくいですがマガモのオスです)

 

前回の訪問時にも、池の中のほぼ同じ位置にいましたので

どうやら相当のお気に入りの場所みたいです。

 

 

 

 

 

 

奥のメスに焦点を合わせて。手前がブレただけとも言える

ちなみにトモエガモは比較的小型のカモで

マガモと比べると二回りほど小型です。

他のカモ同様にメスは地味なフォルムですが

顔周りの模様などで比較的容易に識別できます。

 

 

 

 

 

今冬の初アオジ

この手の里山系の公園では常連さんです。

ただ、起伏が激しく木の生い茂る環境ゆえに

見通しがあまり良くないため、冬の小鳥を探すには

ややテクニックがいるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

お目当てのトモエガモは撮れましたので

公園北側から出て、早めに帰路につきました。

ここからは多摩ニュータウンの緑道を経由し

道なりに進めば京王堀之内駅に到着します。

 

ここの緑道もそこそこ緑量は多く

メジロやヒヨドリなどのコモン枠の小鳥は

そこそこコンスタントに出現します。

ガチで生きものを探すのにはやはり向きませんが

何となく自然を感じながら散策するには

ちょうどよい遊歩道と言えそうです。

 

 

 

 

 

しつこいですが、ツマグロキンバエです。

さすがに12月下旬に入った今は

あまり姿を見かけなくなりましたが

初夏から晩秋まで方々の花壇で出くわすので

ぜひコバエ扱いせず、皆さんも覚えましょう(洗脳)

 

 

 

 

 

上記のツマグロキンバエと同様に

クロスズメバチもサザンカで観察できました。

このハチは初冬まで見られる種ではあるものの

越冬できるのは次世代の女王になる個体のみ。

働きバチはほぼ年内中に姿を消してしまいます。

 

冬なので、この日見られた昆虫は

4種類のみと少なかったのですが

公園およびその周辺の自然度を考えると

昆虫のピークである夏~秋には

もっと色々なものが観察できるはず。

前述の通り、やはり季節を変えて訪問しなくてはいけませんね。

 

 

 

 

【12/7 長池公園周辺で撮影した生きもの】

鳥類・・・アオジ、カルガモ、キジバト、シジュウカラ、トビ、トモエガモ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、マガモ、メジロ、ヤマガラ

昆虫類・・・ウラナミシジミ、クロスズメバチ、ツマグロキンバエ、ホソヒラタアブ

その他・・・アカミミガメ

 

 

 

 

【生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」開催中!】

(毎月、第3または第4の土曜・日曜に開催します)

 

★次回、生きもの探索ツアー「首都圏生きものめぐり」は

 2026年1月18日(土)に開催いたします。

 行先は恩田川(横浜市→町田市)でございます。

 現在お申込を受付中です。ご興味のある方はこちらよりお申込ください。

 (講座の概要につきましてはこちらをご参照ください)

 ※参加費:大人3,500円(初回参加の方は3,000円)

 

 

【小学校6年生までのお子さんのご参加につきまして】

小学校6年生までの方は、初回500円でご参加いただけます。

ただし、御父兄の同行をお願いいたします。