【中国四国2022】現存天守の丸亀城 | サトの Web Log

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日々の記憶(忘れないために・・・!?)

倉敷を出て今度は瀬戸大橋を使い、岡山から香川県に渡りました。





瀬戸大橋です。途中のパーキングエリアからの風景です。






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さて、香川に来て最初の観光は「丸亀城」です。貴重な現存天守のお城です。



現存天守とは、江戸時代以前に建てられた天守で、現在まで建て替え、消失していない天守という事です。日本にたったの12しかありません。





この丸亀城は、石垣で有名です。その石垣は高さも日本一高いですし、箇所によって野積みや切り込みハギなど、さまざまな積み方がされています。



見事な石垣!石垣の角は石の長辺と短辺が交互に積まれていますね。石にかかる力が分散するようになっている強い積み方です。





天気も良く、道を歩いているだけで良い気分です。






こちら↓は石垣の上、天守台から見た風景です。この丸亀城は平山城という、平野の中にある丘や山に建てられたタイプの城なので、城下町をそれほど見おろすという感じではありません。ほぼ横に見るという感じです。






絵に描いたような形の山がありますね。飯野山という名前の山です。






こちら↓が天守です。現存天守ですが、建物自体はあまり大きくありません。






天守から見た風景。






昔の人は、どういう気持ちで城下町を眺めたのでしょうか?






小屋裏の木組みが見えます。



木造建築なのに築400年でも、いまだにしっかりと建っているのは、この太い柱や梁のおかげです。しかも無垢材。また隙間も多く風通しが良いので湿気が溜まりにくく、木が腐りにくい(木材腐食菌が繁殖しにくい)からです。隙間が多いというのは、断熱・気密性能とのトレードオフですね。



しかし、現在の建築ではこんなに大きな無垢の材木を集めるのは至難の業です。多くの現代建築では梁などは高さの高い(厚みの厚い)集成材が使われていますが、集成材に使われている接着剤がさすがに400年ももつとも思えません。昔の日本建築は資源に頼っていた事もあるかもしれませんが、凄いですよね。





飯野山、本当に形が独特です。目立ちますね。






天気が良くて空が青いです。気持ちいい。






こちら↓の井戸は深さ65mもあって、日本一深い井戸なんだそうです。よく掘りましたねぇ。






こちら↓は大手門です。






日本の100名城に名を連ねる丸亀城でした。






(つづく)