明日の午後から明後日の未明にかけて黄砂が飛来する可能性が高いとのニュースを聞いた。マスクの着用が必要なほどだという。コロナでマスク着用は当たり前になったが、12月の黄砂は随分久しぶりのことらしい。
Yellow dust is a meteorological phenomenon that affects much of East Asia year-round and especially during the spring months. The dust originates in China, the deserts of Mongolia, and Kazakhstan where high-speed surface winds and intense dust storms kick up dense clouds of fine, dry soil particles. These clouds are then carried eastward by prevailing winds and pass over China, North and South Korea, and Japan, as well as parts of the Russian Far East.
「黄砂とは東アジアの大部分に、年間を通して特に春季の数か月間影響を与える気象現象をいう。その粉塵は中国、モンゴルの砂漠地帯およびカザフスタンで発生する。これらの地域では高速の地表風と激しい砂塵嵐が微細で乾燥した土壌粒子の高濃度で含まれた雲を舞い上げる。その後、これらの雲は卓越風により東方に運ばれ中国、南北朝鮮および日本のほかロシア極東の一部を通り過ぎる。」
古書の旅も4冊目に入った。当時の友人たちが所属したゼミの教官の著書を読んでいると、彼らの就職先とゼミの内容との間にある程度の相関関係が見られる。
政府系特殊法人、大手総合商社、大手電機メーカー、信託銀行など就職先はそれぞれだが、彼らが面接でどんな話をしたのかが何となく想像できる。まあ40年以上も昔の話ではあるが ……。
ゼミの内容と就職先の間に脈絡が無いのは私くらいだ。マクロ経済学と損害保険。何の脈絡もない。なんで損害保険など選んだのか。
学生時代これらの書籍を読んでいたら、あんな難解なマクロ経済学のゼミには進まなかっただろう。経営学などもっと実務的な内容の方がよほど面白い。別のゼミに進んでいたらどんなところに就職していただろうか ……?
まあ今となっては「取らぬ狸 ……」だがそんな空想も面白い。古書の旅を始めてからものの見方が少しずつ変わってきている。全部を読み終えたらどうなっているだろう。