英会話スクールは自宅から車で10分ほどの商業モールにあり、日曜日の午後は大抵そこに通っている。クリスマスが近いからか駐車場が混んでいて、やむを得ず屋上に車を停めた。
レッスンの前に書店に立ち寄り来年のダイアリーを購入した。2007年以降のダイアリーは全て保存しているが、その引出しを開けると古書のような少し黴びた匂いがする。
パラパラと捲れば昨今記載が随分雑になっている。これは年を経るにつれて予定がだんだん少なくなるからであり、まあ仕方ないか!と諦めるよりほかなさそうである。
レッスンを終えて屋上から見えたのは、所々が赤やオレンジ色に染められた墨絵のような雲と、雲の切れ目から降り注ぐ柔らかい日差しだった。このような現象を「天使の梯子」とも呼ぶらしい。ほんの数分間ではあったが何か得した気分になった。
30年くらい前にある資格試験のための経営学をかじったことがある。学生時代、「経営学」の単位はとったが勉強した記憶はほとんどなかった。
経営学の関連で「販売管理」という科目があり、テキストにはマーケティングや消費者行動理論、また購買行動モデルなどが展開されていた。テキストを読んでいて、自分に身近な内容で面白いと感じた分野だった。
先日のブログで、これからの一年で何冊か経済学・経営学の専門書を読む!と宣言したが、この分野の専門書を読んでみようと決めた。アマゾンの中古品で見つけたのが以下の書である。
「消費者心理学」(山田一成、池内裕美著/勁草書房)
年の瀬までには届くようだが、「年末年始の休み中に少しでも読めれば」と期待するクリスマス・イブである。























