英語の迷い道(その182)-「人間万事塞翁が馬」-AIに翻訳させてみた | 流離の翻訳者 果てしなき旅路

流離の翻訳者 果てしなき旅路

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴16年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

6月は良いことばかりだった、などとブログに書いたら早速その反動がでた。7月に入った早々、家内⇒私と立て続けにコロナに感染した。

 

家内が何処からか貰って来たものだろう。濃厚接触者たる私も巻き込まれた。人間万事塞翁が馬。人生先は誰にもわからない。薬を飲みつつ、しばらくは大人しくしておく他はない。

 

コロナ発生から4年半、今まで感染しなかったのが不思議なくらいだが、医学や薬学の成果は大したものだ。人類の敵であるコロナ災禍を克服しつつある。今まで戦い続けてこられた医療従事者の方々には頭が下がる。

 

 

「人間万事塞翁が馬」、意味は一見、不幸せに思ったことが幸せに転じたり、その逆だったりすることがあるので、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないという中国の故事に由来する諺である。

 

この「人間万事塞翁が馬」を英訳するとどうなるか?AIに翻訳させてみた

 

〇Wordの翻訳機能

“All human beings are horses.”

「すべての人間は馬である」

 

〇みらい翻訳

“Every human being is a horse.”

「すべての人間は馬である」

 

いずれも話にならない。

 

〇Google翻訳

“Unpredictable events unfold before your eyes.”

「思いも寄らないことが目の前で起こる」

 

こちらは、なるほどと頷ける感じの訳文である。