九州北部は一昨日梅雨入りした。昨年より19日も遅い。それが昨日はまるで梅雨明けのような雲一つない晴天となった。この先、天気はどうなるのだろうか?
「縁」とは不思議なものである。昨日、随分昔にアメリカに帰国した英会話講師との縁が再び繋がった。18年くらいぶりである。まだ翻訳を業とするなど考えてもいない頃だった。当時の同じクラスの仲間たちや楽しかった宴会の情景が目に浮かぶ。
写真を見ると懐かしさがこみ上げてきた。彼女も既に2児の母親となっていた。時の流れは恐ろしく速い。
懐かしいという感覚はとても心地よい。先日の日経新聞の【春秋】欄に以下の文章を見つけた。バスで海水浴場に行った思い出など、物心が着くか着かないかの遠い昔のことである。
(日本語)
バスと海岸という取り合わせには、海沿いの出身でなくてもどこか懐かしさを感じよう。バスに乗り海水浴に行った体験や、そうした場面を映画などで見た記憶が呼び覚まされるからだろうか。夏を巡るこの共通体験がだんだん危うくなりつつある。路線バスの減便と廃止、海水浴場の開設中止が各地で広がっているのだ。
(日本経済新聞【春秋】2024年6月17日刊より一部抜粋)
(拙・和文英訳)
A combination of bus and beach will make you feel somewhat nostalgic even if you are not from seaside areas. I think it is probably because such a combination reminds you of the experiences that you went sea bathing by bus, or the memories that you saw such scenes in the movies. This common experience in summer has been in danger of gradually vanishing away. Sad to say, the reduction and abolition of local bus services and the cancellation of the opening of bathing beaches have been spreading in various places in Japan.